殺意の青函トンネル   作:新庄雄太郎

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そして、事件は北海道で起きた。


第2章 小樽

そして、朝。

 

高山は、ロイヤルで1眠りして朝食を済ませて、降りる準備をした。

 

8時53分、高山が乗った寝台特急「北斗星1号」は定刻通り、札幌駅に到着した。

 

「やっと、札幌か。」

 

と、高山は言った。

 

「えーと、小樽へ行くには、函館本線に乗り換えないといけないからな。」

 

高山は、電光掲示版を見ていた。

 

「小樽行きか、これに乗ればいいのか。」

 

高山は、9時03分発の小樽行の列車に乗って、小樽へ向かった。

 

9時53分、高山が乗った列車は小樽へ到着した。

 

「うわー、海が見える町だよ。」

 

と、凄く興奮した。

 

そして、高山は運河を観光することにした。そして、運河を観光した後は小樽名物の寿司を食べた。

 

「うわーっ、運河は美しいなぁ。」

 

と、そこへ2人の男が何かを探していたようだ。

 

「あいつ、何処へ行っちゃったんだよ。」

 

「うん、本当何処へ行ったんだよ、あいつ。」

 

そこへ、高山は二人に声をかけた。

 

「どうかしたんですか。」

 

「ああ、実は友達を探していましてね。」

 

「友達ですか、小樽で行方不明になったんですね。」

 

「ええ、そうなんですよ。」

 

「あのー、あなたは一体。」

 

「僕は、鉄道公安隊の高山直人です。」

 

と、高山は手帳を見せた。

 

「ああ、そうでしたか。」

 

「それで、いなくなった友人の事なんだけど詳しく話していただけますか。」

 

「ええ、俺たちが函館駅で特急に乗って札幌から小樽へ行ったんだけど、そしたら札幌へ先に行ってると言ってその場で離れちゃったんだよ。」

 

「ほう、なるほど、すると君たちは小樽へ行った後に友人がいなくなったことに気づいたんだね。」

 

と、高山は言った。

 

「うん、でもいなくなったのは事実だから。」

 

「行方不明の友達の名前は分かりますか。」

 

「ああ、名前はな藤岡 拓海って言うんだけど、俺の高校の同級生だよ。」

 

「そして、俺は同じ中学と高校の友人なんだ。」

 

「ほう、なるほどね。えーと名前が池谷雄一郎さんと武村 樹さんですね。」

 

「はい、久しぶりの同窓旅行で北海道へ行っていたんです。」

 

その後の調べで、藤岡は小樽から札幌へ車で向かっていったことが分かった。

 

そして、午後13時ごろに事件が起きた。

 

定山渓

 

「ん、何だあれは。」

 

「おい、どうしたんだ。」

 

「はっ。」

 

何と、藤岡が定山渓で射殺死体で発見されたのだった。

 

「こ、この人、死んでるよ。」

 

「何だって。」

 

「警察を呼んで。」

 

定山渓で、殺人事件が発生した。

 

そして、池谷と武村は高山と一緒に札幌の鉄道公安室へ向かった。

 

「きっと犯人は、藤岡を車に乗せてどこかへ行ったって事も考えられるな。」

 

「ええ、小樽から定山渓へ行くには車で1時間かかるな。」

 

「あのー、池谷と武村は藤岡が札幌で友人か親戚はいたのか聞いていますか。」

 

「そうだな。」

 

「知らんな。」

 

「そうですか、まぁ調べてみればわかるかな。」

 

そこへ、公安隊に1本の電話が入った。

 

「えっ、何、男性の射殺死体、場所は何処ですか、定山渓。」

 

そして、高山は北海道警のパトカーに乗って定山渓へ向かった。

 

「拓海、拓海。」

 

「友人の藤岡に間違いないですね。」

 

「ええ、間違いありません。」

 

「藤岡 拓海さんに間違いないありませんね。」

 

「ええ、やはり銃殺ですか。」

 

「ええ、使用された拳銃は38口径のリボルバーと判明しました。」

 

「38口径か。」

 

「警察と鉄道公安隊でも、使用できるけん銃ですね。」

 

と、高山は言った。

 

定山渓で起きた殺人事件は、特捜班にも伝えられた。

 

「何、定山渓で射殺死体。」

 

「えっ。」

 

「名前は、藤岡 拓海、分かったさっそくこちらで調査いたします。」

 

と、高杉は電話を切った。

 

「おい、北海道警察から捜査協力の要請だ。」

 

高杉は、南と小海にメモを渡した。

 

「早速、当たってみます。」

 

南と小海は、藤岡の自宅へ向かった。

 

「えっ、友人と一緒に北海道へ行ってたのですね。」

 

「はい、明日に7時半か8時の東北新幹線に乗って盛岡から特急「はつかり」に乗って函館へ行って、次の日に小樽へ行くと言って言っていたけど、まさか定山渓で殺されるなんて。」

 

「それで、藤岡さんは北海道で友人とかいましたか。」

 

「そうね、そこまでは聞いていなかったわ。」

 

早速、南と小海は高杉に報告した。

 

「そうか、友人と旅行へ行って小樽へか。」

 

「ええ、友人の話では運河を観光した後に、そこから車に乗って札幌方面へ向かったと考えられます。」

 

「つまり、犯人は藤岡を呼び寄せて車に乗せて定山渓へ向かったと考えられますね。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

と、高杉は言った。

 

 

 

 




そして、小樽へ行った高山は次の日は釧路へ行くことにした。

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