「そうか、やはり彼はアリバイがあったのか。」
と、高杉は言った。
「ええ、裏を取りました。」
「やはり、新幹線に乗って仙台へ行っていたのは確かでした。」
「班長、実は仙台駅で怪しい人物を目撃していました。」
「おう、それは本当か。」
「はい、コートとサングラスをかけた怪しい男が目撃されていました。」
「ほう、それで何歳ぐらいかわかるか。」
と、高杉は言った。
「40代ぐらいの男で、コートを着た男だそうです。」
「ほう、すると今回の寝台特急「北斗星」の殺人と定山渓の殺人も同一人物って事か。」
「ええ、その可能性があります。」
と、高山は言った。
「という事は、犯人は仙台駅で寝台特急「北斗星1号」に乗った可能性があるって事だな。」
「ええ。」
そして、連続して起きた殺人事件は、意外な展開になってきた。
「えっ、4年前の10億円強奪事件。」
「ああ、使用された拳銃は4年前に起きた10億円強奪事件に使用された拳銃と分かった。」
「そうか、やはり犯人は4年前の強奪事件と関係しているんじゃないかな。」
「ああ、恐らくな。」
と、高杉は言った。
「それって、どんな事件なんですか。」
「ああ、4年前の事だ、東京の有楽町にある四菱銀行有楽町支店で現金輸送車が襲撃され、現金10億円強奪され、警備員を銃で射殺される事件が起きたんだ。」
「それで、犯人は捕まったんですか。」
「いや、それが犯人は分からぬまま未解決になったんだ。」
「そうか、犯人はまだ捕まっていないのか。」
「ええ。」
「恐らく、今回の事件は4年前の強奪事件と関係しているかもしれないな。」
と、桜井は言った。
「という事は、犯人はこの強奪事件の犯人って事だな。」
「ああ、それも考えられるな。」
と、菅原は言った。
「今回の事件は、定山渓の殺人と寝台特急「北斗星1号」のツインDXでで起きた殺人は犯人は4年前の強奪事件の犯人の可能性が高くなりますね。」
「ええ、つまり犯人は何処へ逃げたんでしょうかね。」
「恐らく、犯人は北海道へ逃げたんじゃないでしょうか?。」
「ああ、その可能性が高いな。」
「つまり、犯人は奪った金と共に持ち去って逃亡した。」
「ほう、なるほどね。」
「犯人は、恐らく列車に乗って釧路へ行くんですかね。」
と、小海は言った。
「やはり、この事件の犯人は4年前の強奪犯の犯人とみて考えても間違いないですね。」
「ええ、この男が犯人とみていいわね。」
「見えてきたぞ、この事件の犯人はあの人だ。」
「ほう、わかったの。」
「ああ。」
次回は、犯人はどんな列車トリックを使ったのだろうか?