ナカヤマの情報でヤマオカの派閥争いによる副産物でワルキューレが誕生し、それがナカヤマが来てから2ヶ月後に動き出した
最初に狙われたのは農業が盛んなコロニーで自衛能力も外敵用しか無かったこと、スパイにより内部情報が抜かれていた事も合わさり侵攻開始から僅か4時間で陥落
反発する人員を容赦なく銃殺にし、その様子はジャーナリストが命からがら録画し、ニューアースの情報サイトに投稿した
ワルキューレ周辺のコロニーは反ワルキューレを掲げて団結し、今双方睨み合いが続いている
AJ社は旗色を表明していない
ワルキューレに組すれば何をされるかわかったものでもないが、反ワルキューレの団体も物資調達と称して物資や資源の強制調達をしているとの噂が広まっている
ヤマオカは反ワルキューレの団体にも支援を表明したことで双方の勢力に支援した事になる
もしかしたらヤマオカにとって各小規模なコロニーの間引きが目的では無いかとすら思える
人的戦力を双方が失えば失うほどヤマオカの支援無しには立ち行かなくなり、最終的には債務超過状態に陥るだろう
防衛協定を結んでいるRA社も反ワルキューレの団体に組する気は無いらしく、独自路線を貫くらしい
というよりはRA社とAJ社は双方が生きている限り必要物資の枯渇は心配ない
資金繰りは悪化するが、直ぐに破産に向かうかというわけでもない
つまり共依存の関係である
まぁモノポール計画が完了した暁にはAJ社は完全に自給自足体制を確立することができるのだが···
そういった世界の情勢はコロニーの中の学生達も嫌でも話題となる
【金持ちに成り隊】
メンバー
サクラ
アル
イブキ
NaN:アル
世界情勢が混沌とする! →武器や資源、物資が高く売れる! →金が儲かる→豊かになる!
NaN:サクラ
人類が宇宙に出る前から世界はそうだったらしいね
NaN:イブキ
あとあと、中立の国か戦場から遠い国が儲かるんだよね!
で、多分一番儲かるのは資本力や工業力のあるヤマオカかな?
NaN:アル
レナさんがスパイの方に聞いた情報だとヤマオカもワルキューレに支援しているらしいよ
NaN:サクラ
マッチポンプじゃん
NaN:イブキ
そうそう。マッチポンプ
NaN:アル
私達も何かできることをやったほうがいいんじゃないかしら!
NaN:サクラ
やるって?
NaN:アル
それはほら、勉強するとか?
···あ、武器を作ってみるとか!
NaN:イブキ
アルちゃん、学生が作ったガラクタを兵隊さんが使ってはくれないと思うけど···
NaN:サクラ
でも努力することは大切だと思うな
勉強も運動も基礎の力が無いと駄目だし
NaN:イブキ
うーんうーん、教育1年目の私達が何かできるかって言われたらまだ何もできないよね
NaN:アル
そんな事は無いわよ! 簡単な梱包作業とか商品の陳列や仕分けなんかはできるし、実銃の整備や組み立てももうできるじゃない!
NaN:サクラ
寮でもできることは無いかなぁ
NaN:イブキ
···あ、ナナ先生に聞いてみない?
あの先生ちょっと前まで指揮官の直属の部下だったらしいし、色々と知っているかもよ
NaN:アル
おお! それはナイスアイデアよイブキ!
NaN:サクラ
自分の子供を溺愛してる先生?
NaN:イブキ
ちょっと自分の子供に愛情表現が激しいけど、授業や採点は公平らしいし、色々知ってるからそのクラスでの人気も高いらしいよ
NaN:アル
いいなぁ···いや、私達の先生も悪くは無いけど、どこか事務的なのよね
NaN:サクラ
熱が無いよね。どこか冷めてる
NaN:イブキ
わかるわかる
NaN:アル
じゃあ明日学校で聞いてみよう
NaN:サクラ
おー
NaN:イブキ
おー
「あら? アルさん、サクラさん、イブキさんじゃない。私に何か用?」
「こんにちはナナ先生、ナナ先生、私達もコロニーに役立てる事とか無い?」
「色んなコロニーが戦争してるって聞いて、私達も何かできないかって話したんです」
「で、指揮官の近くで働いていたナナ先生なら何かアイデアが無いかなぁって」
「うーん、教師としては学校で勉強して、放課後はいっぱい遊んで、よく食べて寝るってことをして欲しいけど···そういうわけじゃないのよね」
「「「うん!」」」
「···そうだ。育てるってのはどうかしら?」
「育てる?」
「鶏は知っているかしら」
「昔は安く出回っていた家畜の1つでしょ? 今は高級食材だけど」
「実はね、その鶏を復元することに成功したから鶏の飼育の手伝いをしてくれる人を募集していたわ、私の子も応募するから一緒にどうかしら。賃金も出るはずよ」
「「「やる!」」」
「あくまでアルバイトだから将来の職業には影響は無いけど、きっと良い経験になると思うわ」
ナナ先生に言われて学校から自転車で15分の所に建てられた養鶏場にナナ先生の娘のノノちゃんも連れて一緒に行くと平飼いと呼ばれる方法で鶏が育てられていた
「「「「よろしくお願いします」」」」
「はい、よろしくね」
養鶏場の管理者は珍しく男性でグレスさんという
今1000羽の鶏を1人で管理しているらしい
「と言っても自動化されているから凄い難しいことはないんだ。鶏の入るゲージ2階建てになっているでしょ。糞尿は下に落ちて、コンベアーや傾いた溝に落ちて一定箇所に集められて、トラックが満タンになったらボタンを押して出発させる」
「そしたら糞尿は堆肥置き場に集められて後々肥料になるんだ」
「で、君達にやってもらいたいことは餌やりと卵の回収だね」
「ゲージの上のアームが卵を感知して回収してくれるんだけどたまに漏れが出てくるから、その時の回収と、餌を自動給餌機が落としてくれるから、それを餌のゲージにこの小さなトンボで均して欲しい」
「鶏の足に巻かれている輪っかはなんですか?」
アルが質問する
「あれは鶏の個体識別と健康状態を確認している機械なんだ。あれが赤く光ると体調が悪いと教えてくれるんだよ」
「なるほど」
「1人だと大変じゃないですか?」
「最初は慣れなくて大変だったけど、やることと言えば機械のメンテナンスと餌やりの均し、治療も軽度ならケージに移して薬を与えるけど、重度なら屠殺機で屠殺されるから···掃除くらいかな大変なのは」
「私達は掃除も手伝えば?」
「いや、餌の均しと卵の回収だけで良いよ。凶暴では無い品種だけど突っつかれたら怪我するからね。あと作業中は必ず手袋をすること···良いね」
「「「「はーい!」」」」
「よろしい。学校が始まるのが8時だから7時15分の給餌と放課後の17時の給餌の時間に来てほしい。体調不良や休む時は必ず連絡を入れること。お給料は毎週卵1パックと鶏肉、あとは賃金をこれくらいかな」
とグレスさんが提示した額は子供にとっては大金だった
「こんなにいいんですか?」
「これくらいだったら問題ないし、今は1000羽だけど後々5000羽くらいまで増えるからね。あと友達も誘ってほしい。10人くらいまでなら募集しているから」
「わかりました」
「はーい!」
ちなみに鶏の卵や肉はコロニー内で消費される分以外の輸出用は急速冷凍され、日持ちできるようにしてから販売されていた
謎肉こと外敵の肉が一般に流通しているが、味にムラつきがあるため味が一定の鶏肉は瞬く間にコロニーの人達の胃袋を掴んだ
ちなみに産卵用の施設がアル達が働く施設だが、食肉用の施設は子供を生育する機械を鶏用にカスタマイズされた物が使われている
卵から羽化して半日程度で食べられる大きさまで急成長するのだ
お陰で300人のコロニーの人員が毎日1食は鶏肉を食べる事ができるようになったし、卵も手頃な価格で手に入る様になっていた
まぁ急成長させるのでヒヨコが存在しない事になってしまっているが···
「じゃあ今日は餌の均し方を教えるから実際にやりながら覚えようね」
「「「「はーい!」」」」
コロニーの人口の増加に合わせて養鶏場も多数建てられ、アル達ではないが、アルバイトで入った子がそのまま養鶏場に就職するケースもあるのだった
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