IS 烈火の戦士   作:ダレ狐

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短めですがよろしくお願いいたします


烈火の胎動 前編

??? 謎の空間

 

『ワタシの声を聞いてくれてありがとう』

 

「ん?ここは」

 

 

見渡すと綺麗な野原で上には綺麗な青空、何処か懐かしい感じがするが何処で…思い出せないけど、この声は知ってる

 

「良いよ、こっちもおかげ助かったぜ『烈火』」

 

『…コレから、色んな事が貴方に降り掛かるけど…でも貴方なら必ず乗り越えられる』

 

「随分と信頼されてるな、まぁ期待されてるなら、男なら応えないとな」

 

 

『…はい、 期待してますよ』

 

 

すると視界が真っ白に変わりだした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

某所 監獄? 2月某日

「ん? ここは」

 

目を覚ますとベッドに寝かされていて見渡すと鉄格子に入れられていた。

「はぁ?ココは可愛いナースとか女医さん的な人が看病してくれるんと、ちゃうの? なんで起きて牢屋ねん」

 

起きようとしたら妙に身体がだるくて動けなかった。

そもそも、俺はどこから記憶が…

 

 

あの時の事を思い出そうとしていた。

 

 

数時間前 倉持技研ラボ

 

 

「行けぇぇぇー!!」

 

俺はクソジジイを担ぎながら空いてる手で打鉄弐式を掴んで火災現場から飛び出し、丸山さんが居る辺りに着地をした。

 

「何とか助かった…」

 

「てっちゃん!! 社長って…てっちゃんその姿はまさか!?」

 

「悪いけど、クソジジイを病院に搬送してくれ! 後はトラックに打鉄弐式を載せるから、会社まで運んで」

 

俺はクソジジイを丸山さんに預け、打鉄弐式をトラックの荷台に載せた。 ジジイは俺が飛んでる間に気を失っていた。疲労から気を失ったのか高所恐怖症で気を失ったかは解らんけど、今は…

 

「丸山さん早く避難してくれ…」

 

「何を言うんですか? てっちゃんも」

 

「このラボの上空でIS同士の戦いが起きとるねん」

 

「ISが!?」

 

正直、烈火に搭載しているハイパーセンサーが無ければ存在にすら気づかないほどにはるか高い上空で戦っていた。 流石にこの距離では識別は出来ないけど、恐らくここを襲撃した奴とそれを退治してる奴だと思う。

 

「少なくとも、あの爆発はあの高さからの攻撃なら、俺達の視界確認出来なかったのも納得や」

 

しかも火災の規模からしてもかなり高威力な武装している。何のためにわざわざ攻撃を…

 

ドォォォーン!!

 

考え事してたら敷地内に1機のISが撃墜されて、すぐ様にもう一機を探そうとしていたら

 

「あら? 貴方はいったい…自己紹介したい所だけど今は大人しくしてね」

 

現れたのは水色の髪をした美人のIS操縦者だが………

そこから急に目の前が暗くなって記憶が無い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

監獄? 現在

 

 

「そうか、あの美人見てからの記憶が無い」

 

「あら〜美人って言って貰えてお姉さん嬉しいわ」

 

「え? いつの間に!?」

 

先までの出来事を思い出そうとしていたらいつの間にかすぐ側に水色の髪の女性が立っていた。

 

「ごめんね、急にこんな所に閉じ込めて、貴方のことを調べる為には仕方なかったのよ」

 

「えっと、お姉さんは誰?」

 

「そうね、自己紹介がまだでしたね、私の名前は更識 楯無よ喜多山 哲也君」

 

「とりあえず、俺の疑惑は晴れたんか?」

 

「あら、どうして?」

 

「状況から見て、謎の男性操縦者とあの倉持技研ラボの襲撃が重なれば疑うのは普通やろうし、ましてやあの時、更識さんから見たら俺がISを強奪犯って怪しまれても不思議では無いからな」

 

悔しいけど、俺も同じ状況なら疑うからな

 

「へぇ〜てっきり文句の1つや2つ言うと思ったのに」

 

「よう言うわ、乗ってたISは取られてるし、先から身体動かすにも妙な気だるさ、痺れみたいな感じからして麻酔の類で動き鈍らせて、明らかに抵抗させんようにして、しかも、俺を気絶させた動作、ISの何かの特殊武装か、更識さん自身の力までかは解らんけど、何にしても俺が勝てる要素が無いからな、ゴネて文句言うたら後が怖いからな〜」

 

「ふーん、結構、冷静に分析してるのね、驚いたわ」

 

「それで、まさかこんな所に閉じ込めて、態々談笑しに来たんとちゃうんやろ? 要件は? 出来ることなら穏便であることは祈りたいけど」

 

「あら残念、こんな綺麗なお姉さんとゆっくり話が出来るのに」

 

「……」

 

「ごめん、その哀れな者を見る様な目で無言で黙らないで」

 

「んで、要件は?」

 

「そうね、まず哲也君の今の置かれた状況から言うと、既に世間では2人目の男性操縦者として貴方の名前が世間を騒がせてる」

 

「ちなみに今はあの時からどのくらいの時間が過ぎた後なんですか?」

 

「だいたい3時間ぐらいよ、あの時の火事でマスコミが来ていてねその時に貴方が火事場から現れたのがバッチリ映されてね」

 

「まさか、俺が襲撃犯って事に…」

 

「それは大丈夫、既にこちらから真犯人の情報を流してるから少なくとも貴方にその件での疑惑は掛けられないわ」

 

「その件は…まるで他にある含みやな」

 

「そう、哲也君は本当にISを動けたのか? アレは何かのトリックではとか? とにかく今は君に疑惑を掛けて調査をしたいのよ」

 

「それは俺が身の安全が保証…されんのかな? そうじゃなきゃこんな所に居らんよね」

 

「ご明察、彼らの中には君をモルモットとして実験して男性操縦者としてサンプルが欲しいからね、私がすぐ側に居たのが不幸中の幸いね」

 

「ちなみにその彼らの中に、あの襲撃犯の関係者が居るのか?」

 

「どうして、そう思うの?」

 

「勘やけど、IS所持出来る人間は限られる、正規で管理されてるなら直ぐに身元が割れる、そんなリスクして態々襲撃せんやろ、それなら時限爆弾とかの方が余程楽に始末出来る、それでもISで襲撃するって事は狙いはIS…打鉄弐式も烈火も未完成やから、その線は低い、コア狙いなら寧ろ潜入する…可能性があるのは男性操縦者の専用機のIS 違うかな?」

 

「あはは、君はかなり頭が切れるはね、実は名探偵?」

 

「漫画の愛読者だけのただの中学生や ……反応からして俺の予測はドンピシャか、更識さんが、あの場に来たのは襲撃犯が来たからではなく大方、来るのがわかって事前に来てたのかな?」

 

「何故事前にって思ったの?」

 

「簡単や、もし、更識さんが事前じゃなくて駆けつけたなら、そのISを探すのが優先やろ?ハイパーセンサーで見た時、あの戦闘の時には更識さんと襲撃犯の2人しか映ってないから、あの犯人が所持はしてない、仮に別の仲間が運送したなら こんな所で喋らんと今頃襲撃犯を拷問でもして吐かせるか、追跡してるからな〜焦ってない所から、多分、男性操縦者専用機は既に別の所か或いは偽情報流して網を張っていた。 そうなると事前におる方が自然やろ?」

 

「凄い推理力ね」

 

「つまり、そんな事までする奴は相当な金と権力ないと出来んよな」

 

「えぇ、恐らく女性権利団体が手を回したのは確かよ」

 

「なるほどね、今や世界の国家権力すら持つ、女性権利団体かい、俺が捕まればタダではスマンよな」

 

「そう、貴方を保護する為に明日から哲也君はIS学園に身を隠して貰うことになるわ」

 

「はぁ?」

 

 

まさかのIS学園の名前に俺は宝くじを引いたのか、悪魔でも引いたのか驚きで言葉も出なかった

 




さて、楯無さんの登場です。
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