【2巻発売中!】スレ主がダンジョンアタックする話   作:ゲスト047562

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第29話 続・【済】魔猪の塔屋上

“何だこのスキル群!?”

“は?エクストラ多くねえ?”

“初見なんだけど、こいつホントに新人か?ってぐらいヤバいスキルあるんだが”

“魔猪を統べる者てwww”

“【悲報】スイッチ、オークキング”

“草”

“どっちかというとゴリラや”

“初見民とスレ民の反応の違い分かりやすくて笑う”

 

「誰がゴリラですか誰が」

 

“あ、やっと米見た”

“三鶴城礼司:素晴らしい戦いだった。是非、私のパーティに入ってもらえないだろうか。一度、話だけでも聞いてもらいたい”

“タイミングを覚えた三鶴城・BOT・礼司”

“BOTはやめろww”

“winner:諦めろ”

“先輩辛辣で草”

“後輩取られたくないんやなぁ……”

“可愛い嫉妬やね”

 

ん?BOTがいる?しかも三鶴城礼司って確か、この国最強のパーティ『至強』のリーダーだよな?

………まあBOTって言われてるし、偽物だよな。それに、パーティリーダーって忙しそうだし、こんな配信観ないでしょ。

自分の名を騙った人が荒らしに現れるなんて、日本最強のパーティのリーダーも大変なんだなあ。

 

「それより、何ですかねこれ。確か、オークキングを最初に倒したのって、伽藍堂さんって人ですよね?その人も持ってるんじゃないですか?」

 

“winner:オークキングの初討伐は、伽藍堂叶だね。でも、このスキルはゲットしてなかったよ”

“サンキュー先輩”

“サンキュー先輩。じゃあこれもエクストラか?”

“三鶴城礼司:伽藍堂叶君とスイッチ君の相違は、魔晶を取り込んだかどうかの違いではないだろうか。オークキングを倒した君が、オークキングから取れた魔晶を摂取した事で、レベルアップしたと考えた方が良いだろう”

“BOTが喋った!?”

“BOTじゃねえんだわww”

“BOTだと思ってたから、いきなり真面目なコメント出されてびびったわ”

“まあ、魔晶は普通食わねえからなww”

 

「なるほど。参考になります、ありがとうございます。エクストラっぽいけど、多分コモンですかねこれ」

 

あれ?この人BOTの割に、俺より頭良さそう……い、いや。別に負けてるって思った訳じゃないけど?まだ育ち盛りなだけだし?

 

“winner:超耐性はあらゆる外的な攻撃に耐性が出来る。嵐の様なパウンドとラッシュをくらっていたからレベルアップ出来たみたいだね”

“サンキュー先輩!”

“解説の立場が危うくなりそうで話題転換したのかな?ww”

“winner:あ?”

“すいませんでした”

“こわいこわいww”

“コントすなw”

 

「あ、ありがとうございます先輩。最初から最後まで解説してくれて助かりました」

 

思えば、先輩もスレ民じゃなかったのに、最後までいてくれたんだよなあ。ノリに応じてくれる良い人でホントに良かった。

 

“winner:君の先輩として当然の事をしたまでだよ”

“サンキュー先輩!”

“サンキュー先輩!助かったぜ!”

“先輩マウント継続は草”

 

先輩が話題を変えたから流れたけど、結局魔猪を統べる者って一体、どういう効果なんだ?後でDAGで検証かな。

 

「………で。このきょっきょ…極光せい……?」

 

“きょっこうせいがい”

“噛んだの可愛い”

“winner:きょっこうせいがい。先程のオレンジのオーラだろうね。纏魔気鱗のマナと気を操るスキルの上位互換かな?”

“三鶴城礼司:二つ共初耳のスキルだ。マナを操る技術がスキルへと昇華されたのか。興味深い”

“マナだけじゃないぞ”

“スイッチの話を聞く感じ、マナと気を同時に操ってたんだよな?”

 

まあ……昇華されたスキルだよね、やっぱり。

 

「きょっこうせいがい、ありがとうございます。マナと気を、完全に一つに出来たからですかね?今まで、マナと気を同時に操ってたんですけど、それだと完全に混ざらなかったんですよ。それで………えーっと……マナと気の認識を一つにしたら出来ました、多分。極光星鎧」

 

オレンジ色のオーラが、俺に張り付く。

纏魔気鱗と違って、こっちは身体が軽くなる感じがあるんだよね。これまたDAGでスキル検証案件ですかね……。

 

“おお!”

“かっけえなぁ”

“マナと気の動かし方が分かるのスイッチしかいないからわかりゃん”

“マナと気って、それぞれ青と黄色だったんだよな?”

“一つにしたら緑じゃないんか”

“マナは気、気はマナって言ってたなそういえば”

“winner:纏魔気鱗とは別枠という事は、ベクトルの違う使い方もありそうだね”

“確かに”

“スイッチどうなん?”

“言われてみれば、上位互換なら纏魔気鱗のスキル名称が変わる筈だもんな”

“三鶴城礼司:素晴らしい戦いだった。是非、私のパーティに入ってもらえないだろうか。一度、話だけでも聞いてもらいたい”

“まだ諦めない三鶴城・BOT・礼司”

“もうギャグだよこんなん”

 

「このスキルは、この後DAGに行って確かめる事にします。いやぁ……魔眼も調べないといけないのに、メンドいなぁ」

 

“BOTさん無視してやんなやww”

“リーダー可哀想…”

“しゃーない。義務や”

“エクストラスキル3つと最後のはやばいってww”

“お前ソロでダンジョンアタック成功したんだから二度と新人名乗るな”

“辛辣で草”

“でもそれはそうww”

“かつて、こんな新人詐欺がいただろうか…”

 

「いやいや、俺はまだダンジョンアタッカーになって2日目の新人ですよ?」

 

“は?2日?”

“ウッソだろお前www”

“マジやでww初見は後で最初から見直してこい”

“同接増えたなぁ……8万もおるやん”

 

「え」

 

あ。

 

「ど、どどどう同接8万!?」

 

“今気付いたんかい!!ww”

“気付くの遅すぎで草”

“イケメンやんけ”

“初見。8万おめー”

“こんな凄い配信見逃せないってww”

“初配信でこんなの見せられたら気になっちゃうだろ!”

“化け物がいるって聞いて来たらイケメンがドアップなんだが?”

“そのイケメンが化け物やぞ”

 

え?えー、あれ?こういう時って何て言えば良いんだ?普通に挨拶?あれ?でも俺、ダンジョンアタック成功したよな?もう今日の予定終わってるよな?もう結構時間経ってるし……。

 

“スイッチ固まってるww”

“混乱してるなぁww”

“可愛い”

“大丈夫かー?”

 

………初めての連続で疲れたし、最後に挨拶して終わろうかな。

 

「…………皆さん。今日は俺の馬鹿なダンジョンアタックに付き合ってくれてありがとうございました」

 

“お?”

“動いた!”

“三鶴城礼司:素晴らしい戦いだった。是非、私のパーティに入ってもらえないだろうか。一度、話だけでも聞いてもらいたい”

“もう無理だよリーダー…w”

 

「ホントは、今日が最初で最期のつもりでした。でも、皆さんがいてくれたから、俺はまだ頑張れました」

 

“スイッチ……”

“良かったなぁ…”

“急に泣かすな”

“winner:君は、私の自慢の後輩だよ”

 

「スレ民の皆さん、先輩も。改めてありがとうございました!これからも頑張りますので、どうか応援よろしくお願いします!!」

 

“おう”

“ええでー”

“同じdちゃん民として応援したるわww”

“イカれてるのに礼儀正しい……変だな?”

“変だぞ”

“こちらこそありがとう!”

“頑張れー”

 

「今日はこれで終わります。皆さん、ありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。おやすみなさーい」

 

“winner:分かった。会いに行くよ”

“ヒエ”

“先輩の愛が重いwww”

“お休みー”

“良く寝ろよ!”

“結局三鶴城・BOT・礼司には触れずかww”

“この先輩ならまじでやりそうやww”

 

ーーーこの配信は終了しましたーーー

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