なんかバッドエンド世界線ぽかったので死ぬ気でコンティニューさせてみた   作:予備肉食

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続きを催促されてる読書がいらっしゃるのでしゃーなし続き書くか〜と思い立ったはいいものの、過程の物語書こうにもあんまりまともにストーリー読めてないから書くのキツゥイ…。
てことで完全オリジナル編です。
時系列的には百花繚乱編も終わってマジで一段落したタイミングかな〜って感じで。


メインストーリー間章:『眠り姫が贈るララバイ』編
死んだ(死んだとは言ってない)


「………ん……こ、こは…?」

 

目を覚ますと全く知らない場所。

いや、それどころか今まで何をやっていたのか、私はなんなのかも思い出せない。

身体は椅子に座った状態で固定されている。

状況がさっぱりわからない、私はここで一体何を?

 

「おお…!起きましたか!」

 

どこか興奮気味な男の声が正面から聞こえた。

顔を上げると黒いスーツを着た顔がちょっと燃えてる長身の男がいた。

 

「えっ、と、顔燃えてますけど大丈夫ですか?」

 

「クックックッ、その状況で開口一番に出る言葉がそれですか。ええ、大丈夫ですよ。元々こういう顔ですから何も問題ありません」

 

なぜだろう、初対面なのにこの男を見ていると不思議と嫌悪感が込み上げてくる。

私はこの男に何かされたのだろうか?

 

「時にあなた、ご自身の名前は覚えていますか?」

 

「……わかりません」

 

「ではこれまで自身が何をやっていたのかは?」

 

「…それも覚えていません」

 

「なるほど…どうやらあなたは記憶はきれいさっぱり消えしまっているようですね」

 

やはりそうか、と思った。

しかしこの男は何を考えているんだろう。

先程から顎に手を当て、考え込んでいる。

 

「そうですね…まず自己紹介といきましょうか。私の名前は黒服、ゲマトリアという組織に名を連ねていた者です。まあ、今は解散してしまいましたが。そしてあなたの名前は夢野カナエです」

 

「夢野、カナエ…。それが私の名前…」

 

「自分の名前を噛みしめるのはよろしいですが、話を進めましょう。単刀直入に言うとあなたは先程まで死んでいました。いえ、正確には死亡した状態に近い廃人と言うべきでしょうか。そして先程、私はあなたの蘇生に奇跡的に成功した、という状況です」

 

「…は?」

 

頭をガツンと殴られた気分だ。

あらゆる疑問が頭の中を巡る。

何故死んだ?逆に何故今私は生きている?この男は私を生き返らせて何をさせたい?

どれも考えても答えは出てこない。

 

「いきなりの情報で混乱させてしまって申し訳ない。軽く説明するのであれば、あなたがそうなったのは事件や事故に巻き込まれた、などではありません。あなたは色んな選択をしました。その結果、あなたは死んだ。そしてあなたは沢山の選択をする中で一度私と契約を交わしたのですよ」

 

「契約?」

 

「ええ。とある人物に今後手を出さない代わりに半年後自身を好きに使ってよい、という契約を。こちらが当時の契約書です」

 

「…薄々そんな気はしてましたけど、あなた悪い大人ですね?」

 

本性が露になり始めた男を睨めつける。

どうやら私は誰かの身代わりにここに居るようだ。

 

「クックックッ、その顔を見るのは久々ですね。当時のあなたが戻ってきたようだ」

 

「ふん…。まぁいいです。契約は契約、お好きにどうぞ。で、何をすれば?」

 

「話が早くて助かります。簡単な話、実験をさせて欲しいのですよ。あなたの中に眠る神秘には価値がある、でなければあの暁のホルスとの等価交換になりませんからね」

 

「御託はいいから実験でもなんでも始めてください。ああ、別に何のために実験してるのかの説明も要らないです。あなたの顔はあまり見たくないのでさっさとどっか行ってくだい」

 

「そうですか、ではお言葉に甘えて存分に実験させていただきますね。クックックックックッ」

 

 

そこからは壮絶な日々の始まりだった。

 

(バチバチバチッ)

 

「おグッ!ぐ、ガああああああああ!!!!!!」

 

 

「グゥぅぅぅぅ…!!やめ…!ぅっ、続けろ!」

 

「あ、あ、やだ、やだやだやだやだ!やd、、、ああああああああ──」

 

 

いったいどれくらいの日がたったのだろうか、まだ1ヶ月も経っていない気がするし、無限の時間を過ごした気もする。

私の精神は、ゴリゴリと削れていった。

 

「おはようございます、カナエさん。今日は実験の」

 

「ゴチャゴチャ…うるさい……はやく始めて」

 

「…そうですか、では」

 

(キュゥゥゥゥゥゥン)

 

何かのパワーが上がる音がする。

それだけでもう、震えが止まらない。

私の頭はもう恐怖に染まりきっていた。

ああ、また今日も私は

 

(ブゥゥゥゥゥゥン…バチバチバチバチッ!!)

 

「ぅ、ああああああああああ!!!!!」

 

なんでこんなことになったんだろう

 

「ぐぅ!ふぅ、ふぅ、うっ、ぎ、こ、の」

 

助けなんて来ない

 

「はぁ、、はぁ、、ヒッ、もうやめっ───」

 

希望なんてない

 

「たすけっ──────あ」

 

もう、どうでもいいや

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こ、これはっ…!クックックックックッ!一瞬反転したようにも見えましたが、それを神秘が無理矢理上書きしてきましたか!実に、実に面白いですよ夢野カナエ!」

 

既に拘束具から解放されているカナエをそっちのけで黒服は歓喜の声を上げる。

 

「本来の目的こそ達成されませんでしたが、いいものを見せて頂きましたよ、夢野カナエ。しかしこの空間…ふむ…どうやら私は一旦ここまでのようですね。契約書と伝言をマエストロに託しておきましょう。実験はここまでです、ご協力ありがとうございました、夢野カナエ。では、またどこかで」

 

そう言い残し、黒服は後ろに現れた黒い空間に消えていった。

 

 

残されたのは、夢野カナエの形をしたナニか。

 

それはしばらく何かを凝視するように虚空を見つめていたかと思うと、両足を抱えて静かに目を瞑り、眠った。

 

to be continued…




主人公は死んだと言ったな。
あれは嘘だ。
てことでメインストーリー間章:『眠り姫が贈るララバイ』編開幕〜。(ブルアカライブ並感)
プロローグみたいなもんなんで内容があんまないのは、しょうがないね。なんならいつもこれくらいの内容量かもしれないけどしょうがないよね。
だから続きは書けねぇって言っただるぉ?(残念ながら言ってない)
設定はガバいかもだけどいけるとこまでいきます。

そういえば主人公の簡単なプロフィール書いてなかったんで書いときます。

名前:夢野カナエ
学園:ミレニアムサイエンススクール(仮)
部活:シャーレ
年齢:不明
身長:150cm
誕生日:2月28日(仮)
趣味:わがままを言うこと、乞食
武器:HG

誤字あったらすんません
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