初めて人を撃ってからしばらく後、俺は新たな壁にぶつかっていた。
夢の第一歩を踏み出してから結構な時間が過ぎたはずなのに、現在俺はその続きが歩めずにいる。
初めて作った散弾銃をベースに同じモノを数本制作。
火薬の作り方は案外簡単で、材料は三つだけで分量さえ守れば誰でも簡単に作れる。料理と同じだ。
『木炭』『硫黄』『硝酸カリ』これらを混ぜれば前世で古くから使われる黒色火薬の完成である。木炭なんてのは木を燃やせば簡単に手に入るし、硫黄も温泉のあるところに行けばすぐ手に入る。硫黄はワインとかドライフルーツを作る際にも使われるので、温泉まで行かなくても大きな町に行けば普通に買える。問題は最後の硝酸カリだが、これを入手するのに2年も要した。
床板を剥がした家屋に
あの日から俺は毎晩のように盗賊狩りを行っている。村と言うのは探せば結構あり、襲われている場面や襲い終わって廃村と化した村を拠点とする輩もいる。おかげで実戦経験には困らず、初めての夜みたいな拙い動きではなく効率的且つスタイリッシュな動きと言うものが確立された。銃のみでの戦闘経験だけでなく、ナイフでの戦闘、足技を主体とした徒手空拳、更には自作のではなくこの世界の銃のみを使った戦闘など、今や盗賊など鎧袖一触だ。初めの頃にあった人を撃つことへの躊躇など面影も残っておらず、引き金は随分と軽くなってしまった。
だからなのかは分からないが、今自分は次の段階への進み方、成長するためには何をすればいいかが分からなくなってしまったのだ。
新しい銃を作っても、弾の製造技術が上がっても、何をしても、成長を実感できなくなってしまい、絶賛人生の迷子状態だ。
夢を叶えると言うのは存外、叶う前より後のことの方が重要らしい。賢い奴ならそこまでちゃんと考えた上で夢を叶えるための努力をするのかもしれないが、手先以外は不器用な俺にはそれは出来なかった。
言葉にするとおかしな話だが、レイト・バーガンは齢8歳にして人殺しを学び、10歳で人生の路頭に迷っていた。しかし更におかしなことに、悩みに悩んでいたタイミングで再び、俺の人生を左右する夜がやってきた。
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正確な時間は分からないが、草木も寝静まる夜の下で月明かりだけが世界を照らしている。
日課になりつつある盗賊狩りを終えて一息ついている時、廃村のど真ん中で大木に背を預けて銃のメンテナンスを行っていた。銃をパーツから自作するメリットとして、何処を外せばいいかなど構造を全て把握できることにある。それ故に戦闘後のメンテナンス作業がスムーズに行えるので、黒色火薬に含まれる硫黄による酸化、銃が錆びるのを防げる。最も、完全に防げるワケではないので単なる時間の先延ばしに過ぎないのかもしれないが。魔力でコーティングなどすれば酸化を物理的に防げたりしないだろうか?魔力なんてファンタジーな要素に物理的も何も無いかもだが。
散弾銃の全てのパーツの拭きあげを終えて、油を注入して組み立てる。それを羽織っているコートの中に吊るすようにしてしまうと続いて今日試し撃ちで少しだけ使用した新たな銃、これもおそらくこの世界で唯一であろう大型自動拳銃を取り出し、分解しようとする。
「───へぇ、キミ、面白いモノを持ってるね」
突如、背にしていた大木の上から声が聞こえた。変声期を迎える前の幼い男の声、つまり子供の声だ。
「ッ!?誰だ?」
声が聞こえた瞬間に反射的に距離を取り、ちょうど手に持っていた黒鉄の自動拳銃を右手で構え、木の上で俺に声をかけた子供に銃口を合わせる。
「まぁそんな警戒しないでって。まだ僕キミに声掛けただけだよ?」
「こんな夜中に、ましてや死骸が晒された廃村に平常心保ったガキが気配も無く近寄ったら誰だって警戒するさ」
「ガキって…多分僕キミと同じくらいだと思うんだけどなぁ」
顔まで覆われた漆黒のローブのせいで外見が一切分からないが、コイツの言葉を鵜呑みにしていいなら同じくらいのガキはケラケラと笑いながら木から降りた。
「僕もキミと同じように普段盗賊を狩ってるんだけど、ちょっと前から争った形跡こそあるのに、遺体が何処にも見当たらないと来たもんだから不思議に思ってたんだ」
「…なるほど、同業者ってワケだな。つまりあれか?俺は知らないうちにお前の縄張りまで出っ張って狩りをしてるから注意をしに来たと」
「違う違う。人の話は最後まで聞いた方がいいよ?」
イラッとした。もう撃とうかなコイツ。
「形跡があった場所を調べるとどこも同じ特徴が二つあった。一つは火薬の臭いがすること。あとは……」
懐から何かを取り出して俺に見せる。手に持っていたのは数本の髪だった。特徴的な灰色のあれは……俺の髪の毛か?
「この髪が落ちてた廃村とその周辺を漁ってたら、今日こうしてようやくキミを見つけたってワケ」
「………お前、何者だ?わざわざ俺を探し出して、知らないだけでいつの間にか俺は賞金首にでもされてたか?」
「ううん。キミを探してた理由は他でもない」
髪を投げ捨て、ゆっくりと俺のそばに近づいてくる。拳銃は変わらず向けたままだが、それを気にもせずマイペースに、俺の眼前まで近づいて───
「キミ、僕の右腕になってくれない?」
───ゆっくりと右手を差し出してきた。
「は?」
色々思ったことはあるが、無意識に口から漏れた感想は一文字で集約されてしまった。
突然ワケの分からないことを言い出した目の前のガキに、最早警戒も何も考えられない。思わず構えていた銃を下ろして意思疎通を図るために会話をするという選択肢を選んでしまう。
「腕なんて増やしてどうするつもりだよ。バランス崩して転びやすくなるだけだぞ」
「キミ僕のこと阿修羅かなんかだと思ってる?」
「魑魅魍魎とか悪鬼羅刹の類かなとは思ってる」
気配も無ければさっき接近してきた時も足音が全くしなかった。触れてないから分からないが、ワンチャンゴーストとかそっち系の可能性のがある。それか疲労による幻覚説も。あるいはまっくろくろすけか。
「右腕を欲しがる理由なんて一つしかないだろう?実力者の隣には絶対の信頼を持つ最強の右腕がそばにいるって相場が決まってるんだ!だってカッコイイから!!」
そう言うとまっくろくろすけは羽織っているローブを靡かせながら妙にキレのある動きでポーズをとる。なんだコイツ。なんなんだ。
「………この世界にも厨二病の概念があったのか?」
「ふふっ、この世界にもって言い方をするってことは、やっぱりキミも前世の記憶があるんだね?」
「ッ!まさか、それを探るためによく分からん言動を…?」
「いや?右腕が欲しいのはほんとだよ」
「マジでなんなんだこのまっくろくろすけ…」
コイツのことは見なかったことにしてもう帰ろうかな。寝たら今日の記憶無くなったりしてくれないだろうか。いや、目を付けられてる以上しつこく絡まれる可能性がある。魑魅魍魎の類ではないのかもしれないが、きっとコイツはタチの悪い呪いの一種だろう。
「ああそうだ。今更だけど自己紹介をしとこうか。僕はシド。シド・カゲノーだ」
「陰のシャドウ?頭痛が痛いみたいな名前だな」
「この世界のネーミングってみんなこんな感じだよ。それで、キミは?」
「……レイト・バーガン」
「レイト・バーガン…バーガン・レイト……バレイトガン…
「やかましい人の名前をそっち側に巻き込むな」
「まぁそんなことはいいんだよ。いいかい、僕には前世の頃からどうしても叶えたい夢があるんだ」
まっくろくろすけの口から出た『夢』と言う単語を聞いて、一瞬体がぴくんと反応を示した。
前世含めて夢に縛られ続けたと言っても過言ではない自分としては、それを叶えるために他者との交流と言うのが全くなかったので他の人がどのような夢を抱くのか興味がある。
「きっかけは何かは覚えてないんだけど、僕はどうしてもなりたい。主人公でもなく、ラスボスでもなく、物語に陰ながら介入し実力を見せつけて征く存在、『陰の実力者』にね!」
陰の実力者、それが何を示すのかは正直はっきりとしたモノは分からない。まっくろくろすけはキラキラとした目で夢を語る。それは、子供が将来を語るように、作文を読み上げるようにスラスラと綴られた。しかし夢を語るその様子は子供のようでありながら、堂々とした声色で、恥じることなく夢を語った。
……なるほど、こういう夢もあるのか。
「不思議そうな顔。だけど、僕の夢を聞いても笑わないんだね」
「?どっか笑う要素あったか?」
そう言ってやると、まっくろくろすけはあっけらかんとした顔を見せた。さっきから色々なポーズをとっていたのに、それを急に止めて直立不動でこちらを見ている。
「………ふふっ、キミやっぱいいね。ますます僕の右腕に欲しくなってきたよ」
「夢の方は応援してやるが、それとこれとは話は別だ。断る」
「えー?ここまでしてもダメ…?」
「そういうのはせめて一度でも頭を下げてから言うんだよ」
けどどうするか。数本の髪の毛のみで俺を見つけ出すような探索術を持っている輩である以上、走って逃げても追いかけてくるかおはようと同時に目の前にいるパターンも考えられる。やっぱ魑魅魍魎かもしれない。
……もし、もしコイツが今後夢を叶えたら、その後はどうするのだろうか。今の俺みたいに、夢迷子状態に陥るのだろうか。コイツに情が沸いたワケではない。夢を叶える真っ最中の奴が、どのような道を歩み、どのように足を止めるのか、それがすごく気になった。
だから俺は、柄にもなくこんな提案を持ちかける。
「……なぁ、シドって言ったか?」
「うん。自己紹介をやり直す?」
「いやいい。んで、俺を右腕にしたいんだよな?」
「うん。実力者の隣に最強の相棒、やっぱり必須だと思うんだよ」
「じゃあ、そんな最強を隣に置きたいってならよ───当然俺より強いんだよな?」
銃を再び構え、有無を言わさず撃鉄を打ち鳴らして先制攻撃を仕掛ける。火薬の臭いを撒き散らしながら轟音が廃村に響く。刹那、それが開戦の豪砲となりそれを合図にお互いその場から同時に動き出した。
撃ち出された弾丸をシドは一切の動揺を見せることなく弾道の下へ潜り込むように回避し、そのまま距離を詰めてくる。
急接近して来たシドは右手の指をピンと張り、簡易的でありながら鋭利な武器へと変貌を遂げた右の貫手で、微塵の躊躇いを見せることなく俺の心臓を狙って攻撃を仕掛けてきた。
「もちろん!!じゃあキミを倒したら右腕になってくれるってことでいい?」
身体を左に捻る回避運動をとるのと同時に右腕を背に回して三発追加の銃撃を行う。
「抜かせ。三分生き残ったら考えてやるよッ!」
弾丸を難なく避けて再度接近するシドの次の動作に注目した。先程同様に貫手を仕掛けるかと思いきや、シドの右手がじゅくじゅくと音を立てて形を変えた。すると右手の疼きが収まると同時に先程までは無かったはずの剣が手に握られていた。
どこからともなく現れた剣を動作を視認できない速度で何度も振るい、猛攻を仕掛けながら話しかけてきた。
「ルールを決めるのが一方的過ぎるんじゃない?お互い一撃でも当てられたら決着ってのも追加ねッ!」
「上等だ!乗ったァッ!!」
シドの剣術は素人目に見てもハイレベルだ。全て回避することはできているが、どの一撃も俺の正中線に沿うように振られているので正直避けるのが難しい。それが視認できない速度で何度も何度も振るわれるのでこれを凌ぐのに精一杯だ。
後ろに下がりながら反撃の隙を伺う。気がついたら先程まで背にしていた大木まで下げられていた。大木に剣が当たる距離まで追いやられると、シドの横一線の攻撃をブリッジ回避、同時に両手を地面に付いて全力で大木の方へ飛ぶ。俺の頭部が大木に当たるよりも先にシドの攻撃で大木が斬られて俺とシドの方へと倒れる。頭部の向かう先は大木の切り口の部分だったため俺の頭部に衝撃が走ることはなく、シドと大きく距離を離すことに成功した。
ただ避けただけでは終わらない。倒れる途中の大木の切り口部分を両足で蹴り飛ばし、カウンター攻撃へと転じた。
「ダンスは嫌いだった?」
「まさか。相手が野郎じゃなきゃ一晩中付き合う所存だ」
互いに軽口を飛ばしながら、次の攻撃へと移る。
コートの中に吊るされている散弾銃を空いている左手で取り出し、両手は塞がってしまうが攻撃手段を無理矢理増やす。
一方シドも空いてる左手を先の手順と同じく動かし、五本の指を鋭く尖らせ、俺の弾丸よろしくリーチを伸ばして攻撃をしてくる。
五方向からの攻撃を避けるのではなく、左手の散弾銃で乱暴に薙いであしらう。その勢いを殺さずしゃがみながら腕を首に回すようにして照準を定めることもしないで散弾を発射。間髪入れずに前転で接近しながら拳銃を発砲。今度は逆に俺の方から距離を詰めて近接射撃を畳み掛けた。
「その剣と言い左手と言いなんなんだそれ?やっぱり妖の類だったか?」
「便利なモンでしょ。スライムに魔力を通して作ったお手製スライムソード。好きに長さも変えられるししなやかに曲がるんだ。ちなみに今着てるローブもスライム製だから……こういうこともできるッ!」
ローブが形を変えて10本以上のロングソードに変化して俺の首を狙う。大きく後ろに下がりながら散弾を飛ばしてそれをやり過ごしたが、せっかく詰めた距離を再び開けられてしまった。
「ったくッ、その装備もそうだがお前のそのちっさい身体のどこにそんな魔力量積んでんだ…?ヨガ教室何年生だよ」
「魔力量ならちょっと身体を弄ればどうにかできるよ。僕からするとキミの身体の方が不思議だけどね!魔力量も使い方も平均的なのになんでそんな動けるんだ…?」
「しっかり筋トレしながらヨガもやってるだけで何も特別なことはしてねーよッ!」
散弾銃の中心を折り曲げると中から空になった薬莢が二つ飛び出す。それを二つとも蹴り飛ばし、その一つを狙い撃つことで弾道をズラして回避方向を制限する。その間に二発散弾実包を詰めて曲げた部分を戻して即座に二発撃つ。右手の拳銃のマガジンに残ってる弾を全てばら撒くように撃ちながら変形するスライムスーツとスライムソードの攻撃を避けながら接近し、右手を雑に振るって空になったマガジンも飛ばして新しいマガジンをすぐに入れてスライドを引く。
散弾銃を槍のように突き立てながら突撃。シドの身体目掛けて刺突をするが愚直な攻撃は容易に避けられた。
刺突を回避されてもすぐに拳銃を向けるが、向ける動作をする最中、銃に違和感を感じた。突然銃が軽くなった。
先程の刺突の回避のために小さく移動していたシドの方へと視線を向けると、その右手には先程入れたはずのマガジンが握られていた。軽くなったのはこのせいか。
「マガジンは抜かせてもらった。専門的な知識はないけど、さすがに抜き方くらいは僕でも分かるよ」
「なんだよ。余裕ぶってる場合か?」
「だってもうとっくに三分経ったよ。今キミの持ってるショットガンも弾が装填されてないし、キミのハンドガンもリロードが必要。そんな中でのタイムアップだし僕の勝ちで良くない?」
表情から余裕が零れている。確かに散弾銃には空薬莢しか入っていないし拳銃のマガジンは抜かれている。オマケにシドのローブが伸びて俺の後頭部に剣先が向けられている。
仮にこの場に審判がいれば、この光景を見れば試合終了と共にシドの手を握って高らかに掲げることだろう。
だが、このような事態を想定していない俺ではない。
───ズダァンッ!!
「ッ!?」
一瞬の閃光の後に大きな音が轟く。
「教えてやるよ。マガジン抜かれても薬室には弾は入ってんだよ」
そう言いながら俺は何食わぬ顔をしながら散弾銃と拳銃をそれぞれリロードし、ゆっくり歩いてシドに近づいた。
「……今のは完全に油断してたね。久々に楽しく暴れられたからハイになっちゃってたかな?」
「さてな。ま、こっちもそう簡単には終わらせるつもりもないんでな」
銃をそれぞれ懐にしまい、何も装備していない状態でシドと対面する。それに合わせてシドもローブを外し、月明かりの下に素顔を晒した。ローブで隠れてよく分からなかった顔の全貌がようやく明らかになった。先程までは雰囲気でしか表情が読めなかったが、今度はありのままの姿で優しく微笑むように笑いながらシドは口を開いた。
「とりあえず、だ。約束通り三分耐えたし改めて、レイト。僕の右腕になってくれる?」
最初に提案した時と同じように、シドは右手を出して自分に乗るよう進めて来た。
認めよう。コイツの力は本物で、陰かはまだ分からないが、相当の実力者だ。人生を賭けて努力を重ねた俺以上の実力者だ。だと言うのにシドは未だ夢の途中だと言う。だからそれがどんな結末を迎えるのか、どんな道を歩むのかがとてつもなく興味が沸いた。
ちょうど今自分は夢の続きが紡げないでいる。迷子になってしまってこそいるが一応夢は叶えられてはいる。だからこそ、彼の近くで道を模索するのも悪くは無さそうだ。
夢の先に何があるかは分からないが、今くらいはシドの夢を手伝ってもバチは当たらないだろう。そう考えた俺は差し出された手に自分の腕を伸ばして─────
「あ?何言ってんだ。戦闘開始から5秒も経ってなかったし、わざと外したけど実質一撃喰らってんだからお前の負けだろ?」
思いっきり振り払った。
「は???負け惜しみにしてはちょっと幼稚すぎるんじゃない??」
「ほざけよ時間の数え方やり直せバカが」
「はーーー??もう怒ったよし続きをやろうか今度は制限時間無しで!!」
「ああ良いぜ上等だよ続けて二つ目の黒星撃ち込んでやるよ!!」
「ンだと誤魔化すなよ何がわざと外してやっただこの下手くそ!!知ってる??銃は臆病者が使う武器なんだぞ??」
「文明に着いて来れない負け犬の遠吠えか??なんだったら合わせて弓で戦ってやってもいいんだぞこの野郎!!」
バカは死んでも治らないとはよく言うが、どうやらその言葉に偽りは無いらしい。それと同時に少し安心した。嘗ては夢を叶えられず中途半端に大人になってしまった自分の中に、転生こそしているが自分にはまだ、たわいない少年の部分が残っていることに。
夢は手伝ってやる。だがそれとこれとは話は別だ。初めての強敵との初陣を黒に染めてたまるかってんだ。
こうして俺とシドは日が昇るまで熾烈な戦いを繰り広げ続けた。最終的に俺は右腕にはなりはしなかったが、この世界では初めての…前世含めて人生初めての友達ができた。
筆が乗ったので連日の更新になりましたが、さすがに毎日更新はできないので次は未定です。早くて来週か、割と気分屋なので一ヶ月後とかかもしれないですが、気楽にお待ちください。