【本編完結】ガンダム種運命 RTA ザフト軍人チャート 作:Damned
投稿しないと、エクバ家庭版出さないって言われたので、投稿します。
ロドニアのラボに行くRTA、はっじまっるよー!
ヴォエ!!(フル嘔吐)。前回は、ハイネに呼び出されてしまいました……。あのさぁ……(呆れ)。もうお礼はいいから、帰ってもらってさ、終わりでいいんじゃない?
滅茶苦茶な大打撃ですが(問題)ないです。今まで短縮できた分が消えただけですし、ここから何とか挽回していきましょう。
冒頭で申し上げた通り、今回は探索任務です。「ここら辺に、連合の息かかったモン、あるらしいっすよ。じゃけん、調査行きましょうね〜」ということで、シンとレイを連れて施設に向かいます。
探索先であるこちらのラボですが、ステラ達が『製造』された場所であり、レイのトラウマスイッチも兼任する重要施設です。いわば連合のエクステンデッドを作る工場という訳ですが、こちらが今回の重要ポイントとなります。
ブロックワードを自分で口にするというとんでもない自爆により、アウルが発狂。その中にステラのものも含まれていたのですが、オクレ兄さんはよりSAN値がピンチなアウルを優先して放置することになります。
ちなみに、アウルが口にした内容がこちらです。
「母さんが……母さんが、死んじゃうじゃないか!」
バカじゃないのこいつ(辛辣)。
本来であれば恐慌状態に陥るはずのステラですが、記憶がうっすらと残っていたらしく、シンとの邂逅イベントにより『守れば死なない』と耐性ができています。そうして、ガイアを駆ってラボにやってくるのです。
このくだりのために、アウルを殺さずにくる必要があったんですね(メガトン構文)。
ここを捕獲すれば、ステラがどういう存在か知られ、本国に送られることになります。どうせシンちゃんが死ぬ前に連合へ返すんですけど。そこからのステラがどうなるかは、本編を見ている方ならご存知だと思います。
>今は静かだそうだが、以前は車両や航空機、モビルスーツなども出入りしていた、かなりの規模の施設ということだ。君達には明朝、そこの調査に行ってもらいたい。
>そんな仕事に俺達を!? ……で、ありますか?
>こら。
>シン、いい加減にしろ。
三人は、どういう集まりなんだっけ? ──アメフト部(大嘘)。アカデミーの同期です。
シンちゃんがまた反抗的な態度を取っていますが、レズちゃんにもたしなめられていますね。てめぇ命令聞くだけでいいんだ上等だろ。そんな仕事とか言うなよ、武装勢力がいたらどうするんですか?
>そういう任務なんだ。しっかりと頼むぞ。
>はい。
>了解しました。
というわけで、明日の朝がこちらです(料理番組並感)。それぞれの乗機で向かいます。こちらの施設はすでに破棄されているので、特に戦闘はないかと思いますが拳銃は持っていきましょう(一敗)。
警戒しながら進みます。そういえば、レイやシンと違ってレズちゃんは二丁拳銃なんですよね……こいつもしかして射撃上手いんか?(無知)
ちょっと先に踏み入ると、過去に使用されていた人間用のポッドが中身ごと残っていたり、データの入ったボックスが残っていたりします。が、こちらの探索は最低限。調査隊がどうせ来ることになりますし、わざわざ吸うだけのデータは一つだけです。
シンちゃんが電気を探してくれますので、ライトを持って二人とは違う場所へ。こちらには【ゆりかご】と呼ばれるエクステンデッドの最適化に関連したデータがあります。
そちらを拾うことで、ステラの生存がほぼ確定となります。拾えなかった場合は二割くらいですね。その場合は自由編まで生きてるかいないかくらいです。
手早くやらなければ入手よりも先に帰ることになるので注意をば。今回は……成功です。パイスーの内側にしまったら、もう少し探索して待ちましょう。ちなみにこの部屋、【ゆりかご】のプロトタイプが置いてあるのですが、あっちに比べて寝心地も悪そうです……。
>レイ! どうしたんだよ、レイっ!
>──っ!
現場に急行すると、過呼吸を起こしているレイとそれを心配するシンがいます。過呼吸だというのをシンはおそらく理解しておらず、体調が急変したと思っているのでしょうね。このイベントでは結構な時間を取られてしまうので、有害物質のせいかもしれないと言ってレイを外まで運びましょう。細めの体型ですしかわいい顔のせいで非力に見えるシンちゃんですが、彼一人を担ぐくらいはできますのでとっとと行きます。
>なぁ、レイは……、
>わかりません。ですが、肉体的なものでもそうでなくても、ここを出るのが先決です。
先導しながらミネルバに通信を飛ばせば完了です。すぐに浮上してきますので、あとは他の部隊に任せることになり、異変があったレイを含めて仲良くメディカルチェックと相成ります。
レズちゃん、異常なし! シンちゃん、異常なし! 結局、レイがどうしてあの状態になったかはわかりませんでしたね(すっとぼけ)。少なくとも、レイのルーツを知らない人間には、過呼吸なのは分かってもその原因を取り去ることはできないんですよね。というかできるなら議長がやってそうですが。
軍医さんのボヤキを聞きながら、今回はここまで。
ご覧いただき、ありがとうございました。
どこにあるかは、分からない。ここに来たのは、兄についていった一度だけなのだから。
うっすらとある記憶を頼りに前に進む。扉が半開きになっていたり、荒れている建物の中だが、ライトのおかげでぶつかることはない。つかつかと進んでいくと、やがてガラス張りになったエリアに入る。
──ここだ。
手始めに、武骨なベッドと機械がある部屋に踏み入った。物は試しと機械を起動しつつ周囲を漁ると、小さなディスクの収まったケースが見えた。重要な情報源だ。もしかするとウィルスの類が仕込まれているかもしれないが、持ち帰らないことには分からない。それから、メモリースティックが引き出しの中にある。
アンヘラは両方をパイロットスーツの緩衝材部分にしまい、ブルースクリーンを示しているディスプレイに嘆息する。
そういえば、と照明のスイッチを探そうとしたその時、シンの声が聞こえる。ここまで届く声量ということは、何かあったのか。
部屋を飛び出し、慌てて戻った先では、レイが蹲っていた。明らかに異常な様子で、肩で息する彼を見て、アンヘラはシンに指示を飛ばす。有毒な物質があろうがなかろうが、ここを出なければどうしようもあるまい。
幸いにも、入り口からほど近い場所である。ミネルバに通信を飛ばしつつ、モビルスーツの足元まで戻ったアンヘラはレイを見遣る。息はまだ荒く、疲れ切っているようでその四肢は力なく揺れていた。硬い装甲ではあるが、ないよりはマシだろうと機体の足元にシンを誘導し寄りかからせる。
「大丈夫です、落ち着いてください、レイくん。私の声が聞こえますか」
呼吸を落ち着けようとして、彼は浅く息を吸っている。典型的な過換気症候群だ。レイもシンも知識としては知っているはずだが、自分がなった時に己の力だけで抑制するのは難しい。息が苦しいからと余計に息を吸って、浅い呼吸で苦しくなって、また息を吸う。その繰り返しの思考の中で落ち着くことができるのなら、過呼吸になどならないはずだ。
ゆっくり息を吐き出すように誘導しながら、シンに小さく「水を」とお願いする。すぐさま理解した彼は、インパルスのコクピットに戻っていった。
「貴方に酷いことをしたり、言ったりする人間はここにはいません。……焦らないで。少しずつ、ゆっくり息を吸って、吐いて……」
それを数分繰り返し、やがて、レイの目がアンヘラを捉えるようになる。アンヘラ、とすっかりがさついてしまった声で呼ばれて、彼女は微笑んだ。
「はい、そうですよ。……落ち着きましたか?」
「ああ……すまない、もう、大丈夫だ。問題ない」
「お気になさらないでください。あのような場所ですものね……こんな状態になっても、仕方ありません。ミネルバには連絡してありますので、お医者様に見てもらいましょう」
彼女の言葉に、レイは首を振った。ただの過呼吸であり、何があった訳でもないのだ。そんなことで軍医の世話になる必要はない。
それに、これは自分自身の問題だ。未だ過去に折り合いをつけられていない、自分の。
レイの返事に対し、アンヘラの態度はしかし強硬であった。
「いいえ、ダメですよ。念のため、レイくんは見てもらわなければなりません。そして、シンくんと私もです。有害物質は感じられなかったとはいえ、なかったと断言はできないでしょう?」
アンヘラの回答はごもっともだ。たとえレイ自身が原因を理解していたとしても、彼女に説明することはできないし、過呼吸が誘発されたのにガスなどが関わっている可能性だって否定できない。
「……すまない。そうしよう」
再度の謝罪と共に、レイはそう頷いた。──これ以上の追求から逃れるために。