【本編完結】ガンダム種運命 RTA ザフト軍人チャート 作:Damned
デストロイが大暴れするRTA、はっじまっるよー!
前回はシンちゃんとレイが懲罰房送りになりました。ここまではチュートリアルと言っても過言ではなく、組んだチャートをなぞれない場合ナオキです。どれだけ早くともリセット必至の案件となります。
まぁ、仮にそうなった場合実況に切り替えるつもりですが……できれば走り切りたいですね。そしてどうかお願いしますから原作キャラとの血縁エピはやめてくださいしんでしまいます。
さて、レズちゃんがひたすらシミュレーターに
以前お話した通り、シンにはここで撃墜されてもらいます。主人公である彼には大変申し訳無いのですが、彼とアスランの軋轢がほとんど無くなるので、それに伴ったトラブルも皆無になります。
すると、なんということでしょう(劇的ビフォーアフター)。ズタボロになったインパルスを拾ったAAのお陰で、捕虜とはいえシンちゃんは生き延びることが可能です。この際、やるべき事は
・フリーダムに撃墜される
・フリーダムの代わりに暴走ステラのコクピットにビームサーベル直刺しor狙い撃ち。ただし本人の座るシートからは外す(器用さが足りなければ難しい。ただし今回は前者と同様の難易度)。
のどちらかとなります。今回は、キャラクターの位置取りで手早く判断することにしましょう。ステラを止められるならばどちらでもいいので。とにかく生きてくれればハッピーハッピーハッピーです(米津並感)。
もうしばらくすれば艦長から呼び出しを食らうことになりますが、その前にメカニックの誰かを捕まえてフライトユニットの具合を聞くのと、ポインヨを割り振るのをやってしまいましょう。ここで忘れるとステラ救出作戦の失敗につながりますからね。先にステータス画面を覗いておきますね。
おっ、大量のポインヨに加え新しいアクティブのアンロックが可能ですね。
【恐怖の引鉄】
戦闘時/MS・MA限定/消費TP:34
90%の確率で敵全体に命中する【メイン射撃】【サブ射撃】属性攻撃。使用中は移動速度が30%低下する。
はえーすっごい強い(小並感)。採用です。今日から働いてね。元々がクソ速いのにこんなの使っていいんですかね。
テセウスだとメインがライフル、サブがレールガンですので、ビーム属性の攻撃と貫属性の攻撃が同時にばらまけます。これから先はデスティニーに乗るので結構強いです。そっちはビーム属性とビーム・斬属性ですね。
移動速度の低下が伴いますが、敵を纏めて追い払えるという点では最高です。使い所さんを間違えなければいいでしょう。
それでは、残りのポイントはパパパッと振って、オワリッ! 格納庫に行って適当な人を捕まえましょう。
>ん? フライトユニットなら、燃料さえ注げば終わりですよ。何かあったんですか?
>いいえ。自分の機体ですから、気になってしまって。いつも綺麗にしていただいてありがとうございます。
>こっちこそ。いつも前線に立ってるのはあんたらパイロットだ。
終了間際……(なんとか)なりますねぇ! なりますなります! 今回は読み通り、対デストロイまでに修復が可能でした。
前回の戦闘で飛行用のユニットである【タービュランスシフター】を破損させたとは思うのですが、シンちゃんを追いかけられなければOKでした。ベルリンでの戦闘はなかなか過酷ですが、デストロイ破壊というクソデカ経験値の塊を逃す訳にはいきません(一敗)。
その為に、ダメージは最低限に抑える必要があったんですね。
あっ、ブリッジからの呼び出しが来ましたね。とっとと向かうことにしましょう。この時、シンがアスランを煽り散らかす場面は既に終わっています。終わっていなくても、会話をブツ切りにすることで終わらせます。
今回は……やったぜ。終わっているようで、すぐに現状の話になりました。
侵攻してきたユーラシア連中のせいで都市がみっつ滅んでるよ! 全軍非常態勢、はい、ヨロシクゥ! という内容ですね。どう足掻いても先に向かったザフトの部隊は壊滅していますし、戦えるのはシンとレズちゃんだけです。
という訳でイクゾー! デッデッデデデデッ(カーンッ)整備が終わった【タービュランステセウス】に搭乗してベルリンに降り立ちましょう。
シンちゃんがステラと会話するまでは、量産機の撃墜とカオスの相手だけでとどめます。フリーダムの攻撃だけは確実に避けて、攻撃を欲張らないようにしましょう。こっちまで撃墜されちゃ堪りません。
ここいらでチョメチョメやっていると、ネオからデストロイのパイロットがステラだと聞かされたシンちゃんが彼女を説得してくれます。記憶消されても覚えてるなんて純愛だなぁ、それを撃墜したフリーダムなんてほんともう、人間のクズがこの野郎……(すっとぼけ)。
なかなか説得フェイズが来ませんね。焦らす焦らす早くしろよ(矛盾)。フリーダムがそっち行っちゃいますよ、今はフリーダムが一対多であることも手伝い、回避と牽制で落ちずに済んでいますが……ってえっちょ!? なんでこっち来るんですか! アイエエエ!? フリーダムナンデ!?
ちょ、ちょっと待って下さい! 待って! 助けて! 待って下さい! お願いします! あああああ!!!!(走者必死の回避運動)
あーこれ無理ぽ。周囲をついでにしばきながらこっちに来る気です。外れの行動が過ぎますねぇやりませんねスギィ!! だったらこっちだってやることやりますよ!
>フリーダムのパイロット。
>…………っ!?
>貴方が最後、相手は私です。散々戦況を混乱させた罪を、その命で贖ってください。
接触回線で煽っておくとなおのこと、こちらが武装を破壊するまではある程度誘導できます。実力も伴っていると狙われる……モテるプレイヤーの宿命ですね。
>貴方の罪は浅慮。武装を破壊するだけ破壊して、それで死人を抑えられると思っている浅はかな思考です。とはいえ、争いを繰り返す人類に比べれば無に等しい軽さですが。
全てが壊れていく。目に見えるもの全てが、逃げ惑う民衆が、飛び回るモビルスーツが、たったひとりの巨人により、蹂躙されていた。
デストロイ──その名に相応しい力によって。
それでも、進撃を止めようとする者はその勇気でもって出撃する。フリーダムのパイロットであるキラ・ヤマト、ムラサメのパイロットたち、そしてシン・アスカとアンヘラ・レズルタート。
同じ目的でありながらも銃口を向ける中、キラはぐっと唇を噛みしめた。
踊るような動作でビームを、実弾を回避する大型の──と言っても、その倍はある別の機体が視界にはあるのだが──モビルスーツ。相当の手練であるらしいそれが、キラの前に立ち塞がっていた。
純白に鋭いシルエット。複数の場所に動翼が搭載されたその機体は、さながら白鳥である。存在するのが美しい自然の中であれば、だが。
爆炎と砂塵が混ざり合う戦場ではあまりに浮いたテセウスの姿は、連合のパイロットにとっても目につくらしい。フリーダム共々集中砲火を浴びているが、大した損傷もなく双方がウィンダムを無力化していた。
アンヘラ/テセウスはコクピットを狙い、キラ/フリーダムは武装と機動力を削ぐという違いさえあれど。
《──フリーダムのパイロット》
唐突に、女性の声が聞こえた。
酷く苛立った、女性の。
その主がテセウスのパイロットであることに気付くのに、そう時間はかからなかった。
《貴方が最後、そして相手は私です。散々戦況を混乱させた罪を、その命で贖ってください》
飛び交うビームの中で、突きつけられた言葉には揺るがない。何度も自分の中で反芻してきたものだ、例え罵られようとも、この戦いを終わらせるべき理由がキラにはある。
しかし、次に彼女の口から出たのは、無意識に目を逸らしていたものだった。
《貴方の罪は浅慮。武装を破壊するだけ破壊して、それで死人を抑えられると思っている浅はかな思考です。とはいえ、争いを繰り返す人類に比べれば無に等しい軽さですが》
周囲の評する『不殺』でも『綺麗事』でもない、『浅慮』。
武装を破壊するだけにとどめて、死人を出さない先送り。
頭のどこかでは分かっていたそれが、声という質量をもって流し込まれ、一瞬、キラの判断は鈍る。そしてまた、予想の斜め上を行く問いかけが降りかかった。
《『蒼き清浄なる世界の為』……とは、何なのでしょうね》
テレビの向こうの出来事であるような雰囲気をしていながら、怒りもはらんだ声だった。
都市を焼き、人を滅ぼし、破壊の限りを尽くす連合軍。その中には、一定数のブルーコスモス支持者も含まれるのであろう。だからこそ、疑問に思っているのだ。ザフトの軍人であるはずの彼女が、地球への被害を考えていることに。
プラントに住む大抵の人間は、地球の出来事に関心がない。ザフトに属する者であれば、尚更だ。
《君は……》
《貴方はここで殺します。今日、この場所で》
放たれたビームをくるりと一回転して回避するテセウスに、嫌な予感がしたキラは急降下する。先程までいた場所を通った対装甲ナイフにそれは正しい選択だと理解した。
あの斜めに移動する回避は、ただ軸をずらし姿勢を保つだけのものではない。その最中に隠れる半身から、不意打ちで武器を振るうためのもの。
それが本来想定された仕様では無いことをアンヘラは知っているが、確実に殺す為ならば手段はいくらあってもいい。卑怯だなんだと罵るのはいつだって弱者だ。そしてフリーダムは、どんな手段を取ってでも撃墜しなければならない一人。
何度も見た超人的な機体操作に敬意を抱きながらも、アンヘラは回避を主体とした挙動で食らいついていた。
《くそ──》
《シンくん! 何をしているのです!?》
飛び交う光の中で、インパルスが動きを止めたのが見えた。紫色のウィンダムに体当たりをされたままの彼が、震えた声で呟く。
《ステラ、が》
その言葉で全てを理解する。あの巨大なモビルスーツに乗っているのがあの少女であると。戦いから遠い、平和な世界など許されないと。
先程の宣言を翻して、アンヘラはフリーダムを振り切った。
《ごめんなさい、シンくん。貴方はそこで待っていてください》
《アンヘラ……》
《何もしなくていいですから。ただ、死なずにそこにいてくれればいいですから》
私のことは、恨んでください。
震えながらも、覚悟を宿した声だった。そしてシンも理解する。自分に彼女を止めることが出来ないと判断されているのを。事実、それは正しい。シンの必死の呼びかけにもかかわらず、恐慌状態のステラは己の脅威となる全てを滅ぼさんとビームを乱射している。
《待ってくれ、あと少しだけっ》
《その少しで出る被害に、どう言い訳をするのですか? 自分の好きな子が死ぬのは嫌だから、お前たちは見捨てる。死んでくれ、と?》
あまりに鋭い言葉だった。戦災孤児であるシンには、その言葉はナイフよりも深く突き刺さった。
《だから、私が彼女を殺します。貴方にその罪を背負わせる訳にはいきません》
十を超える銃口が一斉にビームを嗾けた。その全てをすり抜けながら迫ったなか、紫色のウィンダムがテセウスに割り込んでくる。
「貴方がネオとやらですか。口先だけの一般兵が、よくも彼と約束をしてくれましたね」
吐き捨てながらも、幾度となくぶつかるウィンダムとテセウス。回避を念頭に置かねばついていけないフリーダムとは違い、ウィンダムとは対等に戦えている自信があった。
故に油断は出来ない。たった一つのミスが命取りになり、生じた隙は致命傷を差し込むチャンスとなる。
良心の呵責があったのか、それともデストロイを撃墜させない為か。なぜシンに彼女のことを教えたのか、と考えているうちに腹の奥が熱くなってくる。
《記憶を消されて、薬漬けにされて、道具として扱われて》
《何っ──》
《そんなもの、コーディネイターよりもおぞましいと思いませんか?》
隙が見えた。アンヘラの言葉が生み出した僅かな動揺に、ウィンダムの背後へと回り込む。
持ち替えたビームサーベルで一閃。飛行ユニットを損傷したところに、躊躇無くコクピットへと対装甲ナイフを投擲し、アンヘラは落ちていくウィンダムを一瞥した。
《可哀想なネオさん。貴方は彼女とは会えませんね》
行き着く先は地獄である。同じ罪を背負った者同士だからこそ、アンヘラは断言することができた。
爆煙の中に消えていくウィンダムの
シンがステラに呼びかけているのは、ずっと耳に届いている。大丈夫だ、ステラ、君は死なない。繰り返されるそれは、ついに彼女を落ち着かせたらしい。破壊の限りを繰り返した黒い巨人は、ついに膝をついて。
戦場を、沈黙が支配した。
《ステラ──》
《駄目ッ!!》
しかし。
機体のエネルギーが充填されていくのを、見た。咄嗟に放ったサーベルでの突きは、アンヘラの機体操作をもってしても精度を発揮出来ず。
インパルスのコクピットブロックごと、デストロイの胸部を貫いた。
行き場の無くなったエネルギーがその内部で爆発し、そこから複数の誘爆が起きる。ごく近くにいたインパルスを、シンを巻き込んで。
その被害を減らさんとキラはテセウスを蹴り飛ばす。ふらふらと頼りない挙動で落ちていったテセウスだが、衝撃で我に返ったのか地面へと着地した。
《あ──ッ、》
喉が引き攣るのを感じた。周辺被害を止めるために、彼ごとデストロイを破壊した、その光景が、アンヘラの目に映る。巨人が倒れ、土煙の中に消えていくのが見える。
《わた、し……私、はっ……》
多数の人間のために、同期を犠牲にした。そしてこれ以上の進軍を防いだ。
インパルスへと通信を飛ばす。飛ばす。飛ばす。何度も声を掛け、微かにもない希望に縋る。それが、無駄なことだと分かっていながら。
『No signal』と示した画面に、力無く拳をぶつける。
《わたしが、ころした……シンくんを、わたしが……!》
──そうだ、