【本編完結】ガンダム種運命 RTA ザフト軍人チャート   作:Damned

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昨日を11/31だと思っていたので初投稿です。



#21 何をどうしたらそうなるんですか?

 

 

 

 三隻同盟と合流したRTA、はっじまっるよー!

 前回はシンちゃんと感動の再会を果たしました。フリーダムに乗っていることには驚きましたが、ヘブンズベースでも多分乗ってたのは彼ですね。キラくんがそれを許したのは衝撃ですけど……。

 まさか、向こうから迎えに来てくれるとは思っていませんでした。AAが見えたらそっちに救難信号だそうかな〜来ねぇな〜くらいに考えていたので。機体が壊れていたり、生体反応があると機体から出して連れて行ってくれます。暴れられたら困りますからね。まともな人って分かるまではコクピットには帰れません。

 

>……君が、アンヘラさん?

 

 到着したみたいです。フリーダムのおててに乗せられた状態で連行されたのですが、思ったよりも戸惑われていますね。警戒心六割くらいです。

 

>初めまして。アンヘラ・レズルタートと申します。貴方は?

 

>僕はキラ・ヤマト。……彼から、話は聞いてるよ、アンヘラさん。

 

>アンヘラ!

 

 フリーダムから降りてきたシンちゃんが駆け寄って来ましたね。やっぱ生身がはっきり見える見える……と現実感が違うんでしょうか。ガッと肩を掴んで迫っています。お前怖いよ……精神状態……はおかしいか。メンブレしたり記憶操作されたりしてますし。

 普段なら絶対しなさそうな挙動で顔とか身体とかぺたぺた触った後にフリーズしました。メモリ食ってるなこれ。あっ動き出しました。

 

>……本当に、シンくんなのですか?

 

>俺だよ。あのあと、ステラと一緒にアークエンジェルに回収されて。

 

>彼女もッ……いきて、いるのですか……?

 

 わァ……あ……。

 (レズが)泣いちゃった!!!

 途端に泣き崩れたのをシンちゃんが支えてくれました。デストロイ撃墜後と同じくらい泣いていますが、その時とは違って安堵の涙ですねよかったね。シンちゃんの事を抱きしめて子供みたいに泣いているレズちゃんかわいいな……(人間の屑)。

 さて、一通り落ち着いたら尋問です。キラくんマリューさんシンちゃんのKMSトリオに囲まれています。

 

>どうして、あんなところにいたの?

 

>上官が死亡して、降伏も許されない状態でしたので。

 

>……どういうこと?

 

>マリューさん、ちょっと待って。アンヘラさん。貴方は先日、ヘブンズベースにいましたか?

 

>そうですが、何か?

 

 これ感づかれましたね。俺はブルコスだ(自己紹介)……といいたいところですが開示してもいいことはありません。状況に応じて言うことにしましょう。

 黒いテセウス乗ってたの君? そうだよ(便乗)。じゃあなんでザフトとやりあってたの? えっ、ちょっと言いにくいんですけどそれは……。

 

>脱走しました。消されかけましたので。

 

>あんたもかよっ?

 

>……私も?

 

 おっ、そうだな。アスランもメイリンも脱走してますしなんなら仲良くこ↑こ↓にいるはずです。話を聞いている限りどっちも生きてるし掛けられた嫌疑も同じみたいですね。シンちゃんのデュランダル不信が募る募る……。

 

>連合にいたよね。どうして?

 

>脱走した後、拾われたのです。そこで……。

 

 殺すか殺されるか選べって言われたんですけど(半分嘘)。で、裏切っても問題なくなったからあいつらも殺して逃げてきたんですよね。

 

 ハァ…… 困ったなァ

 帰る家がないなんてェ……

 海賊行為である程度生きられるみたいだから

 戦後のごたごたでプラントかどっかに紛れ込みたいけど

 もう疲れちゃって 全然動けなくてェ……

 

 そしたら拾ってもらえたんですよね。ハッハッハ生きてる! ハッハッハ! 生きてるよ~!

 

>……君が、ダイダロス基地を破壊したと?

 

>はい。ジブリールもろとも。プラントを破壊されては敵いませんので。

 

>じゃあ、聞きたいのだけれど。貴方がシンくんにこれを託したのはどうして?

 

 あっ(察し)。お前これ渡したの俺だって吐いたな? さっきから押し黙ったうえでチラチラ見られてたのはこういう理由ですか。

 

>彼にいつか必要になると思ったからです。事実、必要な時が来たのでしょう?

 

>そうね。このデータのおかげでステラさんは生きているわ。でも、どうしてこれを彼にだけ渡したの? ザフトに渡せばもっと多くのエクステンデッドを救えて、ステラさんもこれほど容体が悪化しなかったはず……。

 

>正義の大天使様らしいセリフですね。議長が信じられるわけがないでしょう? エクステンデッドを生きた検体として要求した男です。

 結果論ではありますが、彼女が衰弱したことでシンくんは彼女を返還。こうやって生きていられるんだから。下手に延命しすればどうなるか分かるでしょうに。生きた検体を切り刻むデュランダルより、私の方がよっぽど優しいと思いますけど?

 

 うーんアズにゃん節。AAへの印象が良くないんでしょうけど、捕虜の言動とは思えません。これ連合だったら殺してるでしょ、知らんけど。ザフトでも殺されてそうですが。人の心とかないんか?

 実際デュランダルのやろうとしてることに比べれば優しいのは事実ですよね。最終的にレクイエムで地球焼きますしおすし。

 

>それは。

 

>だいたい、どっちに渡ったって弄ばれて死ぬか戦死するかの地獄なんですから。そんなことよりも、聞きたいことがあるんじゃないですか? 艦長さん。

 

>…………。

 

 黙っちゃいましたね。代わりにシンちゃんが質問してきました。

 

>あんたは、ブルーコスモスなのか。

 

>……ふ。

 

>何笑ってんだよ!

 

>ええ。そうですよ。私はブルーコスモスです。そして、前盟主、ムルタ・アズラエルの妹です。

 

>あんたが! ステラだけじゃない、たくさんの人間をあんな風に……!

 

>生体CPUを作ったのも、オノゴロで貴方の家族を殺したのも私の兄です。それを止めなかったのは私。分かりましたか? 私は卑劣なブルーコスモスの一人で、蒼き清浄なる世界のためなら武力行使も辞さず、劣等感に付け込んで扇動する最低最悪の人間ですよ。それが、アンヘラ・レズルタートの正体だ。

 

 

 

 

 

 

 いったい何がおかしいのか、アンヘラは笑っていた。

「生体CPUを作ったのも、オノゴロで貴方の家族を殺したのも私の兄です。それを止めなかったのは私」

「分かりましたか? 私は卑劣なブルーコスモスの一人で、蒼き清浄なる世界のためなら武力行使も辞さず、劣等感に付け込んで扇動する最低最悪の人間ですよ」

「それがアンヘラ・レズルタートの正体だ」

 

 人とやり取りをするために磨かれた、透き通るようなその声は、シン・アスカの耳朶に容易に滑り込んだ。

 アンヘラはそんなことをするような人間ではない。シンに渡した情報も、そしてそれをデュランダルには渡していないことも、はっきりと示している。それでも、家族の事も持ち出されたシンが理性より衝動が勝るのは当然だった。

 ただ頭が真っ白になって、周囲の音は遠ざかって、胸から広がる熱さだけが彼を支配していた。

 

「シンくん!」

「待ってっシン!」

 

 制止さえ届かず、箍の外れた身体は乱暴にアンヘラを壁に叩き付け、力の限りで首を締め上げていた。

 

「あんたって人はッ……あんたが……あんたが、父さんを、母さんを……マユをッ!!」

 涙で歪んだ視界の中、皮肉に口角を上げた彼女だけが鮮明だった。

「許さないっ……絶対に、殺してやる! あんただけは! 殺してやる、殺してやるッ……ころしてやる……!!」

 

 骨すら握りつぶしてしまうのではないかという力加減でもって首を絞められても、当然のように彼女は受け入れていた。そうだ。こいつだけは絶対に許してはいけない。家族も、それ以外の人間も、あの場所で殺したのはこいつの兄だ。家族の仇だ。このまま殺せば、みんなも少しは空の向こうで楽になれるだろうか?

 しかし、苦しげな声を上げたのはアンヘラではなかった。

 

「が……ッ!?」

 引きつるような呼吸の上、全身に走る衝撃。重力のあるこの区間では勢いをもろに食らい、床へと転がった。

 マリューがシンを掴んで放り投げ、距離を取らせたのだとシンは認識できなかった。ただ呼吸を荒げて、天井を仰ぐことしかできない。

 

「はあっ……はっ……」

「シン。ちょっと外に出よう」

 

 ──なんて、なんて無様なのだろう! 仇は討てず、かといって理性的に糾弾することもできず、ただ、薄暗くなった視界の中、シンはその言葉のまま、引きずられるようにして外へ出ることしかできなかった。

 通路のなかで、シンは泣いていた。怒りも悔しさも憎しみも安堵も感謝もぐちゃぐちゃになった感情の坩堝で、止まることを知らない大粒の涙を、ひたすらに溢していた。

 

「ぁ……ああぁ……あああああッ!!」

 キラの胸にすがって、シンは慟哭する。しかし、どれほど泣こうと仇を取ろうと、彼女の事をただの『アンヘラ・レズルタート』として見ることは、もうできそうになかった。

 彼女とはよき戦友でいたかった。同僚として互いに背を預け、戦争を終わらせたかった。それなのに。

 

 

 

「どうして、あんな言い方をしたの?」

 二人きりになった独房で、マリューは尋ねた。生理的な涙を流しながら、彼女は声を発する。先ほど受けた狼藉のせいか、掠れた声だった。

 

「……私の使い道は終わったでしょう? これで彼の過去は、憎しみに昇華されますよ」

 

 その為だけとは、到底思えない。

 言葉を失ったマリューは、ただ、静かに息を吐いたのみだった。

 

 

 

 

 

 

 アズにゃんの妹と公言したRTA、続きます。

 呼吸困難でちょっとHPが削れていますが、それ以外は特に後遺症もないみたいですね。すっごい虚ろな表情でレズちゃんは転がってるし魔乳浣腸はドン引きしてるしで大変なことになってますね。

 あんな優しい子を暴力振るうくらい煽って怒らせてなんてレズちゃんも人の心ないですね。意図的にやったことなので問題ありませんが、これで今まで稼いできたシンちゃんからの好感度は地に落ちています。家族の仇でブルコスな挙句それを悪びれもしない。人間のクズだってはっきりわかんだね。

 

 それじゃあ、さっきと同様悪役ムーブをしてマリューさんを追い出します。ちっちゃい頃からブルコスですし、二十でザフトに潜入したよ。思想がナイフみたいに尖ってますし、話してみんなを傷つけて来ました。シンちゃん見ました? あんな風にな、あんな風にな、酷いことをしてきたんじゃ。

 ムルタ・アズラエルの妹がコーディネイターなのはおかしい? おっ、そうだな。ワイに言われても困るで。親に言ってクレメンス。

 

>……分かったわ。酷いようにはしないけれど、さっきのような言動は謹んで。

 

 おう、考えてやるよ(やらないとは言ってない)。やり過ぎたら本当に投獄されてしまうので、これ以上するつもりはないんですけど。シンちゃんだけでなくて他の人にもヘイトを向けられたら、最終決戦に出られずデュランダルを殺し損ねる可能性があります(一敗)。

 じゃけん、マリューさんの好感度上げていきましょうね〜。じゃあ、まず世界情勢を教えてくれるかな?

 (ダイダロス基地はもう連合のものじゃ)ないです。もう制圧されてるの、じゃあ? そうです。あっ(察し)ふーん。ほぼ本編通りですね。ミネルバは来ているかわかんないらしいです。

 

>……それから、聞きたいのですが。

 

>ええ。答えられるものなら。

 

>ラクス・クラインはどうしていらっしゃるのですか?

 

 へええっ!? ラ、ラクスですか!? みたいな顔をしていますが、ネタは上がってんだよ。あんな俗物がラクス・クラインな訳ないだろ、それいちばん言われてるから。

 頭を抱えたマリューさんがしばらく黙った後に答えました。ちゃんと元気らしいです。カガリの声明発表の時別のことしてたからね、しょうがないね。

 なんで偽物かわかったかって? あのレオタード、とても似合っていますよ。男に抱かれるには最高の衣装です。

 

>……そう。

 

>まさか、オーブに隠れていたとは想像できませんでしたが。とはいえ、あれだけの影響力を悪用されていれば、情けないことに変わりありません。偽物だから悪で本物だから正義、なんてこと、私は思いませんよ。

 

>私からもまた、聞いていいかしら?

 

>はい。

 

>……貴方は、何が目的なの?

 

 (目的はもう)ないです。ジブリールのカスの後は過激派のブルコス殺して終わりですかね。アズにゃんの妹名乗って台頭してもいいんですけど真偽不明だからね、しょうがないね。

 

>教えてくれてありがとう。アンヘラさんは、穏健派なの?

 

 そうだよ(便乗)。ホンマもんの意味で蒼き清浄なる世界のために戦ってます。俺おめぇみてえな、環境に配慮しないブルコスは嫌ぇなんだよ。聞いてるか? ジブリール。あっ、死人は喋りませんでしたね。

 えっ、アッズもおんなじことしてるでしょって? そうだよ……。

 でもあいつと違って小物じゃないから許してください! なんでも許してください!

 

>……今のあなたは、破壊工作などをするつもりがないと判断しました。居住区画なら、移動しても大丈夫よ。部屋はすぐに用意できないけれど……。

 

>いいえ。寛大な対応をいただき、ありがたい限りです。

 

 という訳で食事に連れていかれます。しばらく独房で寝ることになるみたいですが、部屋の状態はコンディションに影響しないのでベッドがあるなら大丈夫です。

 

>──っ、貴方。

 

 あっ、ムウさんと鉢合わせました。アズにゃんの妹ですし、顔は見たことがあるみたいですね。ムウだとお前! ネオだルルォン!? って言われたのでロアノーク大佐って呼んどきます。

 

>嬢ちゃんも連合の軍人かい? 随分内情に詳しいみたいだが。

 

>いいえ。ザフトの人間ですよ。

 

 もう話すことないからとっとと食事を……って、人集まりすぎじゃないですかね。何でこんなことになってるんです?

 

>アンヘラさん!

 

>アンヘラ!

 

 何だこの美少女!? ……髪を下ろしたメイリンです。アスランとメイリンがここに居ることに困惑してます。何しやがる! どこ触ってんでぃ(江戸っ子)。

 このまま感動の再会……と言いたいところですがレズちゃんは死ぬほど冷淡です。自分の正義の名のもとにあっちをフラフラ、こっちをフラフラ。何を四天王? あーでも今は詰めねぇよ。よかったなレズが感情で動かなくてよォ!!

 

 まずは何でここに居るのとかデュランダルがどうとか。あっ、ミーアについてはもういいです。知ってるんで。

 アスランのお陰で情報が増えましたね。今アークエンジェルはオーブの正規軍として組み込まれていて、これから月に向かうみたいです。マリューさんに制されなかったことを考えても、聞いて問題ない情報なんですね。

 

 ご飯をモシャモシャ食べたら自由時間です。好感度稼ぎの為にそこら辺にいたキラくんとお話しましょう。

 

>……貴方がフリーダムのパイロットだったのですね。ベルリンでは、酷い言い方をしました。

 

>はい。でも、気にしないでください。……あれは、事実ですから。

 

 ここで「そんなことないよ」とか「戦争などという世界にはそぐわないね」みたいな選択肢を選ぶと後に響きます。「事実でも言っていいことと悪いことがある」とお茶を濁しておきま──

 

>待ってください! キラさんがフリーダムのパイロットって、どういうことだよアンヘラ!

 

>どういうって……彼がフリーダムの搭乗者という意味ですが。

 

>いや、だから。キラさんはメカニックで、フリーダムのパイロットは他にいるんだろ!? なんでそんなに勘違いを……。

 

 えっ何だよそれ!? キラさんキラさんって何だよぉ! どんな勘違いしてんだあんたぁ〜ん? 勘違いしてんのシンちゃんだろぉ〜!? おぉん!? あぁん!? んん〜!?

 

>シン。

 

>はい?

 

>僕がフリーダムのパイロットだよ、シン。

 

 驚きのあまりどでかい声が飛び出たシンちゃんを背景に、今回はここまで。

 ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

 

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