【本編完結】ガンダム種運命 RTA ザフト軍人チャート 作:Damned
許して! 何でも許して!!
「でもまぁ、それもしょうがないっちゃあしょうがないか? 不可抗力だろ?」
ユニウスセブンが軌道を変え、地球に向かっている──それを聞かされ、破砕するしかないという結論に達した中で上がったのは、そんな声だった。メカニックのヨウラン・ケントである。
普段から「コクピットで生活してる」「モビルスーツが恋人」などと言われるアンヘラでも、会議や報告には出なければいけない。今回もその例である。建設的な意見も出る中で、軽く発された言葉に、アンヘラは眉を顰める。
アンヘラ・レズルタートは、シン達の中でも最年長の士官である。だからこそ、自分を律し、彼らの成長の邪魔をしないよう振舞ってきた。それが、自分の目的を伸ばすことになっても。それに、彼らはアカデミーを卒業したばかり。若気の至りと評してもいい発言だろう。
しかし。
「変なゴタゴタも綺麗に無くなって、案外楽かも」
その言葉だけは、どうして言えるのだろうと思った。
「俺たちプラントには──」
「言っていいことといけないこともわからないのですか、貴方は!!」
平手こそ堪えたものの、思わず掴んでしまった腕。みしみしと音が聞こえそうなほどの強さに、ヨウランは呻き声を上げる。
「しょうがないですって……? ゴタゴタもなくなって、案外楽ですって? よくもそんなことを言えますね。それでもプラントに住まう人間ですか? これがどういうことなのか……どれほどの人間が死ぬのかも理解して、そのうえで、発した言葉ですか?」
「ア、アンヘラ……」
「血のバレンタインを忘れたのですか? あれで一体どれだけの人間が死んだのか、分かっているのであればいいのです。それと同じ痛みを与えられ、だから地球の人間も滅べと。それで本当に、楽になったなどと言えるのですかっ。殺したから殺されて、殺されたからまた殺し返して、それがやっと終わったのではありませんか? デュランダル議長の施政の下で……!!」
「やめろよアンヘラ!」
「ですが」
「それに、どうせ地球の連中なんて信じられないだろ! あんたにはそれがわからないのか!? 俺の家族は、アスハに殺されたんだ……国を信じて、理想を信じて、それで俺の家族は死んだんだ! それを月で育ったあんたなんかに……!」
その言葉で勢いを削がれて、気付く。痛みに呻いているヨウランの姿に。自分が何をしているか、彼の瞳に映る自分が見える。
思わずと言った風に手を離したアンヘラから、ヨウランは距離を取る。
「……すみませんでした。強い言葉で畳みかけてしまった事、また腕を掴んでしまった事を、謝罪いたします」
震える声で、アンヘラはそう発した。感情を抑制できない人間はゴミである。普段そう、彼女は自らを律している。しかし、感情のまま突っ走った自身を恥じていること、そして仲間が軽々しく言葉を発したこと。その二つが合わさって、アンヘラは年甲斐にもなく泣きそうだった。
空気を悪くしたのは自分である。手に持っていた空のボトルを捨て、休憩室を去った。
その先にいたのは、形容しがたい表情をしたオーブの代表と、その護衛。
「……こんにちは、アスハ代表。ディノさん。どうかされましたか?」
彼女らを前にして、涙は自然と引っ込んでしまった。やや赤みがある目元はともかく、態度も声も普段通り──のはずだ。
「……あんなことを言う人間だとは、私は思っていなかった。きっと、お前がいなければ、私は彼らに食って掛かっていただろう」
「見苦しい姿をお見せしました、代表」
「いいや、そんな事はない。そして、お前のように考える人間がいるのが嬉しかったんだ。ありがとう、アンヘラ」
「私は、私の考えに従ったでですよ……? でも、どういたしまして」
困ったように微笑むアンヘラに、カガリも笑んで返す。互いの置かれた状況はどうであれ、同じ考えの者がいたのだと。
カガリにはそれが、嬉しかった。
ちょっと予想外のことが起きましたね……まさか、レズちゃんがここで口を出すとは思いませんでした。カガリのこれは基本回避不可能なので、レズちゃんも彼女に悪感情を抱くことになると思っていたのですが。
多少シン達との関係は悪くなると思いますが、これからも付き合っていく以上調整は余裕です。むしろ、アスカガの好感度を上げられたと思うことにします。
タイムは……さほど問題ありませんね。むしろ短縮できています。やったー!(盟主並感)
どうせ出撃ですし、このままテセウスのコクピットに引きこもってしまいましょう。ほらいくどー。
うぇーい、チンタラやってんじゃねぇぞー!(最高にハイ)あくしろよ(冷静)。
空いた時間ですので説明させていただきますと、このユニウスセブン落下事件──のちにブレイク・ザ・ワールドと呼ばれる一件ですが、こちらはザラ派のザフト脱走兵によるコロニー落としで、少し大変なことが起きています(ときあめ並感)。このテロリストが……。
これにより、世界遺産やら主要都市やらが崩壊したり、地図から消えたりするのですが……今回も、被害は最小限にしつつ皆殺しにしましょう。
本編と同じく、ジュール隊が先行しているようです。ユニウスセブンを動かした
さて、これからテロリスト一味を抹殺するまでの作業は地味なものになりますので、その間にこのゲームのスキルシステムについて説明させていただきます。
スキルは大まかに、【戦闘向けコーディネイト】や【MS適正】といった常時発動のパッシブと【黎明の流星】のようなアクティブの二つに分かれており、それぞれのスキルにポイントを割り振っていくことでスキルを増やしたり、効果が上がったりします。スキルポイントを得る方法は、任務の完了と敵機の撃墜、訓練の三つで、このために全員にトドメを刺す必要があるんですね。
もちろんアシスト(一発でもダメージを与えておく)でもポイントは入るのですが、トドメを刺した時に比べて少ないです。具体的には70パーセントくらいになります。キリトさんよろしくラストアタックは積極的に狙っていきましょう。運が良ければ、新しいアビリティが解放されることもあります。
また、当ゲームでは仲間の戦闘時スキルも自由にカスタマイズできるため、以前より申し上げていたように『ルナマリア・ホークに近接ブンブン丸になってもらう』ような運用や、『射撃精度の上昇したルナマリア・ホーク』と言った運用も可能です。まぁ彼女の場合は、選択外スキルのせいで射撃能力はあまり向上しませんが。
選択外スキルについてはまた今度。他の機体がカバーに来ますので、ここからが腕の見せ所さんです。
手始めにイザークたちからタゲを掻っ攫ってダンスしていたのですが、援護に来たのは──唯一のネームドであるサトーです。ここでサトーを引くのは外れの部類です。なんたって連中で一番の手練れですからね。撃破までに時間がかかりますし、たとえ殺せてもアスランがザフトに行くフラグがへし折れるので……。
その結果として乱入してきたシン・サンバカとの戦闘も起きてしまい、撃墜数が稼げない事態が発生するというわけです。カーッ、ペッ!(血反吐)
ただ、もたもたしているとアスランが助けに来てくれることもあります。今回は……いけましたね。先程の会話イベントが効いているのでしょうか。
>アンヘラ!
>アス──アレックスさん!?
>ここは俺が引き受ける! 君は他の仲間を。
>……恩に着ます。
ヨシ! それでは、他のジンハイマニューバを
オラッお前はポイントになるんだよ!! 画面を見ていただければ分かるので言うのを忘れていたのですが、今回も【リアクタント】での出撃です。飛行ができないこと、重力下ではドラグーンが使用できないこともあり、ひとまずは最後の出番となるでしょう。最終決戦で使うかも怪しいですが。
リフレクト・インコムからなるビームシールドがいい感じに仕事をしてくれていますね。スマートガンでバシバシ頭部を抜いてからのコクピットをブスリ♂。このコンボで手早く沈んでくれます。三人に勝てるわけないだろ(建前)余裕の勝利でした(本音)。
>総員に告ぐ。本艦はモビルスーツ収容後、大気圏に突入しつつ艦主砲による破片破砕作業を行う。
>……何ですって?
>各員マニュアルを参照。迅速なる行動を期待する。
>了解。これより帰投します。
この後にサトーとやりあったり、シンとアスランが見つからなかったりするのですが、今回はここま──
>インパルスとザクがまだ帰投していないの。アンヘラ、捜索を頼めるかしら。
>わかりました。 【アビエルト】をお願いしても?
>ええ、許可します。
……と言いたいところですが、快諾しましょう。そもそも、上官命令を拒否することはできませんし、余計な時間を食います。
ちょっと脱いで、ワーッと
【アビエルトシフター】
武装:MMI-GAU25A 20mmCIWS×2
M71-AAK フォールディングレイザー対装甲ナイフ×2
A-M943 ピングィーノ ビームサーベル×2
MMI-RD10 試作型空力防盾
MA-BAR70 アナーデ ビームカービン
エクレプシス ネットランチャー
パーヴォ バインドネット
ヴァンダ 強襲用ブースター
……これでどうやって行けと?