【本編完結】ガンダム種運命 RTA ザフト軍人チャート 作:Damned
家庭版エクバは出ないので初投稿です。
ウィンダムの集団とやりあうRTA、もう始まってる!
前回はつかの間の休暇を楽しみました。メイリンの買い物の量が減っていたのはレズちゃんのせいだったみたいですね。
すでにコンディション・レッドであり、インパルスは発進しています。ここではアスランの指示に従うことになるはずですが、レズちゃんだけは水中専用の装備を準備し、水中にて待機を言い渡されています。アスランではなくグラディス艦長からですが。
水中からの援護は最低限でいいとアスランからは言われていますので、アビスが出て来次第交戦と相成るでしょう。
待機中に、水中専用装備である【ストリームシフター】についての説明をば。まずは写真と武装をご覧ください。
【ストリームシフター】
武装:MMI-GAU25A 20mmCIWS×2
M71-AAK フォールディングレイザー対装甲ナイフ×2
MMI-RS3 試作型装着防盾
MA-BAR69 タイダル フォノンメーザーライフル
MMI-TRP27 パローマ 魚雷発射ライフル
MMI-SON04 水中探知ソナー
このように、グーンを元にした構成と重厚なシールドで動ける固定砲台(爆速矛盾)となっています。シールドの外見がデュナメスライクどっかで見た事がありますが、やっぱりこの形っていいんですかね?
それでは、味方の部隊を助けに行きますが、アビスを落とすのは我慢で。この後の展開が大きく崩れてしまいますので、武装を引っぺがすくらいで収めます。
アビスが巡航形体でグーンを襲っています。俺も仲間に入れてくれよ~(マジキチスマイル)。一機落とされてしまいましたが、あとはどうにかなりそうです。地上の部隊はルナとレイにもなんとかできるでしょうし、食らえ! フォノンメーザーライフルじゃ!
避けられました。空中での敏捷性はさすがにアビスのほうが上ですね……人型をシールドで覆っただけなので当たり前なんですが、あちらほどぱっぱと動くのは難しいです。とはいえ、ビームは水中だと拡散しますし、実弾は装甲で弾くことができます。近接武器に乏しいのが欠点ではありますが、そこまで寄られた時点で逃げが確定していますので問題ないでしょう。
カップルよろしく「おい待てよ~!」「ふふっ! 私を捕まえてごらんなさーい!」といちゃついていれば、ウィンダムが全機撃墜されたファントムペイン連中は撤退していきます。はーつっかえ。やめたら連合?
この際、完全に撤退していくまで
手始めに飛んできた魚雷を撃ち落としていきましょう。爆発で何も見えませんが、この後の行動は確定で連装砲をぶっぱしてきますので、そちらにも同じ対応をします。
そのあとも数発撃ってやれば、アビスはキレて突っ込んでくるか撤退するかのどちらかになります。今回は……逃げましたね。逃げんじゃねーよ! とばかりにフォノンメーザーライフルでケツを掘っておきます。愉快に腰を振って避けられましたが、もう索敵範囲外にいませんので帰投します。
>ミネルバのモビルスーツだな?
おや、通信が飛んできました。ニーゴランゴからですね。そうだゾ(便乗)。俺はレズだ(自己紹介)。
>先程は助かった。礼を言う。
>こちらも責務を果たしただけです。どういたしまして。
これからは、パパパっと帰投して、オワリッ! ずぶ濡れの機体で帰還すると、アスランがシンに大爆発張り手を食らわせているところに出くわしましたね。ここは巻き込まれたくないので、コクピットの中で待機しましょう。
>戦争はヒーローごっこじゃない!
>自分だけで勝手な判断をするな! 力を持つ者なら、その力を自覚しろ!
これって、「ただ闇雲に力を振るうだけの破壊者になるな」という意味での叱責だったらしいですけど……言葉足りなさすぎィ!! 走者は嫌いじゃない台詞ですが言葉足らず具合が父親のパトリック・ザラとよく似ています。こんなところまで似なくていいだろ!
これからマハムール基地への到着で一区切り、そしてスエズ攻略までは特に何もありません。そちらもシンが攻略の鍵になりますので、アスランの指示に従っていれば撃墜以外は必要ないでしょう。
無事に作戦が成功して、連合の兵士が虐殺されているのがこちらです(三分クッキング並感)。いわゆるインガオホーというやつですが、これが無限ループすると考えるとこの世界、治安悪いなぁ(小並感)。
シンとアスランが街に降りて喝采を浴びていますが、レズちゃんはとっとと帰りましょう。休息を挟んだら、シミュレーターに居着く引きこもり人間になります。必要最低限の行動以外では、ディオキアに到着するまでここにいましょう。
今は大気圏内で一番使用するであろう、タービュランスシフターを使ってのシミュレーションとなります。相手も相応に強い──というか、セカンドステージシリーズを含めた機体ばかりで、結構難しいです。当作品でのシミュレーターは実戦と遜色なく、いわば練習モードと言ってもいいでしょう。使用すればPCのステータスも上がりますし、時間も潰せるのでRTAではよく使うスポットです。
あっ、そうだ(唐突)
開始からここまで、一切アビリティを育てずに来ました(大ガバ)。忘れてることが多すぎんだよね、それ一番言われてるから。
それでは、いったんシミュレーターから離れてポインヨを確認してみましょう。
……いっぱいいっぱいゆうじろう(語彙力の喪失)。
ここまで数えきれないモビルスーツを撃墜してきた甲斐がありましたね。取得するのはパッシブアビリティの【ブースト】【蛮族】をレベル最大まで。
それぞれブースト(移動や攻撃などで使うスタミナ)の最大値が増加するのと、【蛮族】はその物騒な名前にたがわず近接武器でのダメージが上昇し、レベルが上がるとブースト微量回復も追加されます。ちなみに、キャラメイク時に入手しているパッシブはすべて最大の状態ですので、残りのポインヨは欲しいものに振りましょう。
そうですねぇ……今回は紙耐久で一撃死──とは言わなくても、強攻撃数発で沈むのを補強するために【九死一生】をとっておきましょう。こちらは、体力70パーセント以上の場合に一撃死を耐えるというもので、最大まで上げると体力40パーセントと条件が緩くなります。
アクティブも確認していきましょう。……こちらは特に目ぼしいものはありませんね。クビだクビだクビだ! やはり、最初に優秀なアビリティを貰いすぎたんでしょう。だってこれ終盤まで余裕で使えますよ……?(戦慄)
それでは、改めてシミュレーターに戻りましょう。
「ザラ隊長。お疲れさまです」
アスランが休憩室へと向かっていると、ちょうど目的地の方から金髪の少女が歩いてきているのに出会った。
アンヘラ・レズルタート。アーモリー・ワンでは窮地を救われ、アスランが復帰した後の作戦でも目まぐるしい撃墜数を誇る、テセウスのパイロットである。
微笑んだアンヘラに、アスランは言葉にしがたい感情を抱いていた。無論、マイナス方面にではない。
──彼女はシン達と同期だというが、一歩引いたところから彼らを見守っている。アスランもその例外ではないようで、作戦を含め、正解への道筋は示すものの、正解を教えないというスタンスを取られていた。
確かにアンヘラは年上であるが、自分にまでその態度を貫く理由がわからない。従軍経験で言えば、アスランのほうが長いと言えるのに。
故にアスランは、まず別の方向から話を広げていくことにした。
「……アンヘラ。その隊長というのは、やめてくれないか?」
「では、ザラさん。これから昼食ですか?」
どうしよう、といった風にアスランは溜め息をついた。失礼な行動はしていないつもりだが、アンヘラは首を傾げて彼を見遣る。
「……なぜ、君はそう余所余所しい呼び方をするんだ? 突然やってきて、しかも部隊の指揮までされるのが気に食わないからか?」
その言葉で、ようやく気付いた。礼節を欠いているのではなく、自らの発言が排他的に感じられていたのだと。
アンヘラは滑らかな所作で頭を下げ、謝罪する。アスランは慌てて「いいんだ」と返し、「そうでなくて」と続けた。以前同僚とのやり取りを見ていたが、口下手でコミュニケーションを取るのが苦手、という認識は間違っていなかったらしい。
「では、アスランさんと。……苦手なのでしょう? 苗字で呼ばれるのが」
「あ、ああ……」
「分かりますよ。貴方が復隊したのも、ユニウスセブンでのやり取りが原因なのでしょう?」
なぜ分かるのだ、と言いたげな目だが、アンヘラからすれば経験したことのあることだ。今でこそそんなことはないが、地球にいたころは色眼鏡で見る者ばかりで苦労していたのである、彼女も。
「家名を背負うというのは、大変ですものね」
「……君は、」
「それでは、アスランさん。ゆっくり食べていってくださいね」
「アンヘラっ」
呼び止めた声は、少しばかり大きかった。驚いて振り向いた彼女に、アスランは問いかける。
「何でしょう?」
「君は何故、そのようなスタンスでいる? その能力で行けば、すぐにでも隊を指揮することだってできるだろうに……」
「ええ、そうかもしれませんね」
彼女はあっけらかんとそう言った。
「なら、どうして俺に隊長を?」
「そうですねぇ、私って思ってるより、弱いですよ?」
アンヘラの発言は謙遜ではなく、客観的な事実を語っている。少なくともアスランには、そう感じられた。
「ちょっとだけ年上で、ちょっとだけ先を行っているだけの、弱い人間です。戦闘用にコーディネイトされたくせに、これだけの結果しか出せていないんですから……」
「……それは、」
「って、暗い話はやめましょう! ともかく、私は貴方の指揮で戦いたいと思ったから従っているだけです。ヤキンの英雄だとか、フェイスだとか、そんなラベルで見ていないことだけは……信じてくださいね?」
そう言い切ったアンヘラは、足早に去っていく。揺れる金髪のお下げをしばらく見つめていたアスランは、困ったように微笑んだ。そうして、休憩室へと歩き出す。
彼にとって彼女は、過剰に干渉してくるでもなく、強硬な態度でもなく、ただのアスランを見てくれたような気がして──少しだけ、ありがたかったのだ。