ACの主人公概念を透き通るような世界にぶち込んだだけ 作:フロム好き
導入パートなのでまぁまぁ平和。何気に着いてこさせるのとアリアの立ち振る舞いに苦心した
たぶんメインストーリーを軸に進めてるから続きはするだろうけど…エタらないよう頑張ります
タイトルコールはお先真っ暗五里霧中のイメージで当てはめました
訪問 〜濃霧の霧〜
あれからしばらくして、また別のところから救援依頼がシャーレに届いた
『先生、ミレニアムサイエンススクールのゲーム開発部から依頼が来ています。』
"よし、行こう"
「…内容くらい事前に確認しろ。ええっとなになに……何だこれは」
"ん?なにかおかしなことでも書いてあったのかい?"
「……大丈夫だ。まどろっこしいが…要約すると『財政難と人不足で廃部の危機だから助けて』…という事らしい。今後は事前にブリーフィングは確認しておけ。誤って取り返しのつかないことになるかもしれんのだぞ」
"うっ、ごめんよ…一週間後に出発するけど、アリアも来るかい?"
「ああ、そちら方面は行ったことがないのでな。面識を作っておくのも悪くない。行くまでに今ある仕事を全て終わらせておく。」
最近傭兵としての実績作りと顔を広げるのに熱心になっているアリアにこの話を持ちかけると、まだ仕事が少ないのか余裕があるらしくすぐOKを貰えた。こちらもこの書類の山を全て片付けておこう…
一週間後、私はアリアと一緒に仲良く知らない部屋にいた。
"う、うーん…"
「おぉ、目覚めたかマスター」
「気がついたか!君は実に運がいいな」「急に変な口調で話さない、先生が戸惑ってるから。」
…どうやら、中々退屈しない場所らしい。
"そうか、それで私は…"
「「ほんとにすみません…」」
話を聞くに、どうやら桃髪の少女…モモイが投げたゲーム機が頭にあたり、その衝撃で気を失っていたらしい。駆けつけた二人が気絶した私とそれを介抱していたアリアをみつけ、連れてきたとか
「凹みは無かったから大丈夫だとは思うが、ひとまず冷やしておけ。それで腫れはだいぶ収まる」
「よし、じゃぁ先生達も来た事だし、廃墟に行こう!」
"待って待って待って"
用意してくれた氷嚢を頭にあてつつ、詳しい内容を聞き出す
これまで静かに部活動をしていた所に急に生徒会が襲来してきて、一昨日最後通牒が渡されたらしい。
"その最後通牒っていうのは…"
「それについては、私が説明します。」
「げぇっ、『冷酷な算術使い』のユウカ!」
「げぇとは何よ、しかも人に勝手に二つ名モンスター呼ばわりして…」
「ユウカか」
"やぁ"
「アリアさんに先生も、どうもこんにちは。ここにいるってことは…救援依頼ですか。この子たちは、シャーレまで巻き込むなんて…でも、こんな事をしてもゲーム開発部の廃部は決定事項です」
モモイとユウカの言い争いを聞くに、数ヶ月前に部員を増やすか、部活としての結果を出せという命令が来てから、それらを達成できないまま今になり、今に至る…という事らしい。開発部も何もしなかった訳ではなく、色々と活動こそしていたものの結果に結びつかなかったそうだ
"なるほどね…"
「唯一の結果を残したあの『テイルズ・サガ・クロニクル』も、それは悪評方面での受賞だし…ただ、近いうちに何かしらの結果、例えば何かの大会で受賞するとか、そういった事を成し遂げれば、廃部は撤回する。とはいえ、あなたたちの能力を示したあのクソゲーランキングからして、出せばなんとかなる。とは行かないでしょうけど」
「ぐっ…!」
「……分かった。全部結果で示す。そのための準備も、もう出来てる!」
「そうなのお姉ちゃん?」
「なんでミドリが驚くのさ…コホン、私たちは切り札がある。それで二週間後のミレニアムプライスにテイルズ・サガ・クロニクルの新作を出す、そして受賞する!これなら文句でないでしょ!」
モモイの突飛な言動に驚くアリアを除く一同。それもそうだ。何せミレニアムプライスはミレニアムの部活全てが競う祭典、私も一昨日処理していた書類の中で見て調べたから少しは知っているが、その聞きかじった知識でさえ相当大規模であることは容易に想像出来る。
「……やるのだったら、私はとめない。プライス当日の二週間後まで待つわ。それに…私もちょっと楽しくなってきちゃったしね」
そう言い放ち、最後に私とアリアに挨拶をして去っていくユウカ。
それを見送り、アリアが気だるげに一言放つ
「…終わったか?」
"みたいだね…って、寝てたの!?"
「いや、しかし話には参加していなかった。シャーレの仕事な以上、聞かない方がいいかと思ったし…それに、こういった復興させるとかの戦い以外の分野は前も言ったが専門外なんだ。ユウカにはその旨を来た時にササッと伝えていた」
「ありゃ、アリアちゃん助けてくれないの!?」
「戦う時には力になってやる、それ以外はからっきしだ。私は傭兵だからな…ここには売名とマスターの護衛とミレニアムを知るために来た」
"アリアはちょっと特殊な事情があってね…"
「まぁこれから行く廃墟には危ないところがいっぱいあるし、そこで力になってもらおう!」
"待って、廃墟って何、そしてさっき言ってた『切り札』っていうのは…"
「切り札は、勿論先生のことだよ!」
"えっ、私が?
何やら、新しく来た大人の助力を得られることと、シャーレ奪還の時にみせた能力の高さを頼りに、これから行く廃墟を円滑に探索するために協力してもらうとの事らしい。
そして廃虚とは 、ミレニアム近郊にある元立ち入り禁止区域で、そこのどこかにモモイが探し求めている代物があるとの事だ。
"なるほどね。よし、何時出る?"
「仕事を頼むのなら格安で承ろう」
「おお、今まで見たことない…いや、この仕事には律儀なタイプ、これはユウカに通づるものを感じる…!」
「私はもうこれからすぐにでも出れるよ。あと、アリアちゃんには…例えば基本10000の、敵を撃破する度に加算するっていうのはできる?これで危なくなかったらあれだし…」
「全く問題ない。モモイもこれでいいか?」
「それくらいだったら、まぁ…よし、じゃぁ頼んだよアリアちゃん!」
「ああ、宜しく頼む」
"それじゃぁ出発だ!"
その掛け声とともに、私たちは廃墟へと足を進めた
傭兵に戦うこと以外を求めちゃダメだよね…って書いたら薄情LvMAXの立ち振る舞いをしてしまった。無念
ああ、文才が欲しい…!
レイヴン、助けてくれ!イレギュラー要素(全く知らなかったアビドス二章)だ!
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書け(能力追加、vol.2で違和感発生)
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書け(能力を登場させない)