ACの主人公概念を透き通るような世界にぶち込んだだけ   作:フロム好き

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あらすじ
初戦闘!強い!
以上

登場人物が多くなるほどシミュレーションが難しくなる。あと三人称視点調整したけど難しいのなんの。読みづらいのは勘弁してつかあさい

あと一部(記憶喪失…?)ってなる部分があるけど許して


護衛 〜隻眼の群れ〜

あの後、アビドスに帰ってから様々なことを聞いた。生徒が五人しか居ないこと、数十年前からの砂漠化の事、膨大な借金の事……

 

"9億か……"

「うん、利息だけで一月700万以上」

「しかし、先生にこれ以上迷惑をかける訳には…」

"ここのみんなを放っておく訳には行かない、見捨てて戻るなんてことはしないよ。"

 

乗りかかった船だ、ここで降りるなんて無粋な真似はできない。そう言うと皆は驚きつつも迎え入れてくれた。

 

「先生も変わり者だねぇ、こんなことに自分から首を突っ込むなんて。」

"あはは…まぁこれから宜しくね"

 

 

「……ところで」

"ん?どうしたのアリア"

「私達はなぜ連れてこられたんだ?」

"えっ"

「……確かに、アリアちゃんはアビドス生徒じゃないし…」

「ん、一応一緒にいるべきだなって思って連れてきた」

 

そうだ、よくよく考えたら今のアリアはどこの所属でも無い。

 

"ええっと、一応聞くけどこれからどうするつもり?"

「ここの周辺は空き家が多いらしいから…」

"ダメ!"

「…なぜだ?誰のものでも無いのなら」

"ダメったらダメ!"

「……ならば先程破壊した基地周辺の資材で雨風を凌ぐ」

「それってホームレスのすることじゃ」

「実際家なしだからな。」

 

どうやら、想像以上に切羽詰まって居るらしい

 

"ええっと…ひとまずシャーレに来る?空き部屋もある筈だし、シャワー室も…生活する為のものは一通りあるよ?"

「しゃわ……まぁ、マスターが良いのならそれで良いが…幾らだ?」

"え?"

「幾らだと聞いている」

"いや、別にそういうのはいいんだけど"

「こういう所はしっかりとしておかないと後々大変な事になる。何でもいい 、私は何をすればいい」

"ええっと……じゃぁ、これから先私からのお願いを聞いてくれれば"

「……」

 

どうやら彼女の価値観は私の想像以上に冷めているかさっぱりしているらしい。このまま路地裏で野垂れ死にされるのも嫌なので条件は言ったが……?

 

「専属はダメだ。だが、他に依頼が入っていない時ならば優先的に入れる。それでどうだ」

"うん、それでいいよ。"

「交渉成立だな。これから宜しく頼む」

"うん、こちらこそ"

 

なんとかなったようだ。

 


 

次の日、私はアリアと一緒にセリカを尾行していた。アリア曰く

「今日はこの近くでコネを作る。有用性を示さなければ来る仕事も来ない」

……との事らしい。ヘルメット団はまたアビドスを襲ってくるだろうからそれまでは一緒に行動するとの事だ。

 

「だから、なんでついてくるのよ、ストーカーじゃないのよ!私がどこに行こうと先生には関係の無いことでしょ!」

"じゃぁせめて何しに行くのかだけ教えて!"

「それさえ教えればいいのね!?…バイトよ。私は少しでも稼がなきゃいけないの。もういいでしょ、とっとと帰って!」

 

そう言ってセリカは去ってしまった。確かに私の行動は客観的に見て異常だった、いくら気になったとはいえやりすぎだと反省しアビドスへの道を急ぐことにした

 

「ストーカー、か」

"ん、アリアどうしたの?"

「……いいやなんでもない。いこう」

 


 

数時間後、私とアビドス生徒一行はセリカのバイト先に突入していた

 

「いらっしゃいませ!空いてる席にどうぞ!三番テーブル替え玉入りました!いらっしゃいま……って!」

"やぁ"

「あのー☆六人なんですけどー!」

「おつかれ。はいこれ差し入れのエナドリ」

「ごめん、バイト中はそういうの受け取れないから……って違う!どうしてここを……!」

「うへーやっぱりここだと思った」

「ホシノ先輩かっ…ふぅ、広い席に案内します。どうぞこちらへ」

 

ホシノがセリいきつけの店だからここだと思ったという事を話しながら一緒に席に案内された

席に着く時にノノミかシロコかどちらの席に座るかで一悶着あったが、ノノミの隣にアリア、シロコの隣に私が座ることになった。

 

皆が思い思いの品を注文する。

「先生もアリアちゃんも、好きなもの頼んで良いんですよ?ここのラーメン絶品なんです☆」

"じゃぁ私は醤油の大盛りネギヤサイマシマシ、あとあるなら米一膳"

「おお〜、先生ったら大食いだねぇ」

「アリアちゃんは何にしますか?」

 

それまでぽかんとしながら話を聞いていたアリアが五秒ほど間をおいて一言

 

「……その…すまない、らぁめんとはなんだ?」

「「「「"!?"」」」」

 

瞬間、店内の時が止まった気がした

 

「ほう?これはアリアちゃんの食生活が気になるところだねぇ。」

「いつもは二日に一食虫だったり「「「「"!?"」」」」点滴だったり「「「「"!!??"」」」」あとご馳走でレーション「「「「"!!!???"」」」」…なんでそんな驚くんだ」

 

一体この子はあそこで倒れている間ではどんな境遇で過ごしてきたんだろうか。これからいいものをいっぱい食べさせてあげようと思って顔を上げると…なるほどみんなも同じ気持ちのようだ。

 

"アリアちゃんにこの店1番のおすすめを一杯お願いします!"

 

「あいよ了解!」

 

店主の元気な一声で再び動き出す店内。しばらくして注文の品が届いてきた…一杯だけ妙に多い。

 

「はいお待ち!ホシノ先輩はこれ、先生はこれ…そしてアリアちゃんはこれよ!」

「ウチはやっぱり醤油が一番自信あるからね、それの大盛りにさせてもらったよ!」

"だそうだよ、良かったねアリア"

「…これは……こいつで挟んですすればいいんだな?」

 

そう言ってなれない箸を使って恐る恐る一口口に入れ、しばらくして一言

 

「……おいしい」

"そうか。よかったね"

「おいしい、おいしいよぉ……!」

 

それを最後に泣きながら必死にラーメンをすするアリア。店長が微笑ましくそれを見守っていた

 

懐が寂しくなったことは敢えて触れないでおく

 


 

「ご馳走様でした!」

「早く出てって!仕事の邪魔だから!」

「セリカ、ありがとう。この恩は返す……」

「べ、別に恩返しなんていらないから!ほら、帰った帰った!」

「元気があって何よりだー」

 

その後アビドスまで一緒に帰り、そこで解散した

 


 

 

「お疲れ様でしたー!……ったく、みんなで来るなんて騒がしいったらありゃしない…まぁ、あんなに美味しそうに食べてたのは見てて悪い気はしなかったけどさ」

「先生も先生よ。全く……」

 

勤務時間を終えて家に戻るセリカ。その後をつける複数名の人影がいた

 

「……アイツが例の?」

「はい。アビドス対策委員会の1人です」

「この先のブロックで仕掛ける。合図が出たら一斉攻撃だ」

「了解です」

 

「……」

 


 

「……そういえば、この当たりも閑散としてきたなぁ。ちょっと前まではまだ人がいたのに……っ!」

 

突如前を遮るヘルメット団。治安が悪いと思った矢先の出来事に身構えたセリカ。

 

「……誰よ、あんた達。」

(この前襲ってきたあいつらか、性懲りも無く…)

「黒見セリカ、だな?」

「ええそうよ。ちょうど虫の居所がわるかったところなの、まとめて潰してやるわ……っ!?」

 

突如、背後から銃弾が襲う。死角からの一撃に思わずまともに食らってしまい、思わず襲いかからんとしていた足が止まった

 

(こいつら、最初っから私をねらって)

「捕らえろ」

 

その声から数瞬後、轟音と衝撃がセリカを襲う。身構えていたよりもはるかに大きい攻撃に、耐えれず意識を失った。

 

「……対象意識不明。車に乗せろ、ランデヴーポイントに……」

 

「ミッション内容の確認、対象二名、仮称店長とセリカの護衛。店長の護衛達成。対象セリカ……襲撃中、意識不明。」

「ミッション内容を更新。ターゲットを護衛しつつ、敵対勢力を全て排除する」

 

「……ッ!敵襲です隊長!」

「敵は一名!しかし…っ!」

「たかが一名だ、数で圧倒するぞ!応援も呼べ!」

 


 

「お前、何者だ……」

「……傭兵をしている、江黒アリアだ。なにか戦う際には雇ってくれ。それでは。」

 

「護衛対象を裏路地に移送、ミッション完了。シャーレに帰還する。」




虫……ミールワーム
レーション……V.III
点滴……パックスエコノミカからの妄想


ぶっちゃけACの世界線って汚染や地下やらでまともな食事情じゃないなと思って書いたら思った以上に駄文になりました。悲しい

曇らせたいけどなかなか曇らせまでの道筋が浮かばない

章末までかけたら幕間を書きたい

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