これすっごく難しいやつだ…
「おーい、君、どうしてこの世の終わりみたいな顔になってるの?」
とりあえず、何があったのか聞いてみよう
まぁ多少予想はできるが…
「え、あ…
その、実は…パンを落としてしまいまして…」
「ふむふむ」
「急いで拾おうと思ったら、走ってきた子に踏まれてしまって…」
「あー…
それはまぁ、うん。不幸だったね…」
「うわぁぁん!もうおしまいですー!
この時のために頑張って生きてきたのにー!」
「そんな大げさ…いや、そうでもないのか…?」
残念ながら、ここにはテレビやゲームといった娯楽はまず無い。
せいぜい拾ってきた雑誌程度のものである。
となると必然的に食事の時間が一番楽しい時間になるわけで
「うぅっ、私は一体どうすれば…」
「明日まで我慢するしかないんじゃないか?」
まぁそうなるわな
「無理ですー!
明日の朝には干からびちゃってますー!」
「そんなわけがないだろう…」
とはいえ、流石に可哀想というやつである
仕方があるまい…
「ほら、私のパン、半分食べる?」
「えっ…」
「いいのか?」
「大丈夫。私低燃費だから」
最悪我慢すればいいしな。
こういうときでも光る我慢強さ、意外といい物である。
「ほ、本当ですか…?
返してくれって言っても返しませんよ…?」
「そんなこと言わないって。
ほら、どうぞ」
「あ、ありがとうございます…!」
「あ、でも一つ条件があります」
「え…」
「まさか、タダでもらえるなんて思ってないよね?」
「そ、そんな…」サァッ…
「お前…」ハァ…
おっと、またサオリに呆れられてしまった
今日何回目だ?
「そうですよね…タダより高いものはないといいますし…
きっとどこかに売り飛ばされてしまうんでしょうね…」
「そんなことしないって…」
俺は一体なんだと思われてるんだ
「そうね…じゃあ、私と友達になってもらうわ!」
「え?友達、ですか…?」
「そう、私とあなたはこれから友達。
分かった?
あ、ついでにこの子も友達ね」
「は、はい。そんなことでよければ…」
「お前、私以外にもそんなことを言ってたのか」
「何、もしかして嫉妬?」
「は?」
「じょ、冗談だって…」
結構ガチトーンの「は?」を貰ってしまった。
目が怖いって…
こほん
「ともかく、私の名前は最上ライよ。ミライちゃんって呼んでくれると嬉しいわ。
これからよろしく!」
「はぁ…私は錠前サオリだ。よろしく」
「わ、私の名前は槌永ヒヨリです。
これからよろしくお願いします…」
「よろしくね!ヒヨリ!
じゃあ…」
「「いただきます!」」
「…いただきます」
「…うん!
やっぱりみんなで食べるとよりおいしいね!」
「そうか?
いつもと変わらない気がするが…」
「…」ジトッ…
「なんだその目は」
「いや、まぁこれからかな」
多分そのうちサオリもおいしいと感じるようになるだろう
「あぁ、やっぱりごはんはいいですね…!」パクパク
「そうだね…」
今はヒヨリの幸せそうな顔で満足することにしよう。
ここで衝撃の事実
なんと弊シャーレ、アリスクメンバーがミサキしか来ていない
そのためエミュが甘い部分があるとは思いますがどうかご容赦ください…
みんな早くすり抜けてきて…!
さて、今回も少々短めになってしましました。
次回の投稿はいつになるかな…?
はい、頑張ります()
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