少女たちの笑顔のための未来   作:蒼野春

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対策委員会編第3章の続きが気になりすぎて夜しか眠れない今日この頃
一生セトの攻略が進まねぇ…!


ドキドキ!?夜の秘密の特訓!

「サオリ、準備できた?」

 

「あぁ、いつでも大丈夫だ」

 

現在時刻午後10時ほど。

 

俺とサオリは自主訓練するべく、街灯のともっていない街に出ていた。

 

アリウス自治区の街はとにかく静かだ。ロボ市民とかケモ市民とか、一度も見たことないな。

 

「とりあえずいつも通りのメニューで行こうと思うんだけど、大丈夫?」

 

「内容次第だな」

 

「えっと、まずはランニング10km。次に街中を軽くパルクール。

腕立て伏せと腹筋を100回やって、

最後にシャドーボクシング的なアレで体を動かす、みたいな?

あ、最後のに関しては私とサオリで組手しよっか」

 

「…ちょっと待ってくれ、流石にそれは体力が持たない」

 

あー、まぁそりゃそうか。

 

「そっかー、じゃあランニングは5kmにしとく?」

 

「そうしてくれると助かる…」

 

「それじゃあ早速始めよっか、ちゃんとついてきてねー!」ダッ!

 

「あっお前!

クソッ、最初から飛ばすな…!」ダッ!

 

 

~~~

 

 

「おー、サオリ。お疲れ~」

 

「ハァ、ハァ…

お前、少しはペース落とすとか…待つとかないのか…!?」

 

「えー、それじゃあ私の特訓にならないじゃん」

 

「それはっ、そうだが…っ!」

 

「それじゃあ今日の特訓はここまでする?」

 

「まだ続ける…!」メラメラ

 

「おぉう…」

 

何か燃えてる…

 

サオリって意外と負けず嫌いなのか?

 

「じゃあ10分くらい休んで次に行こうか。

はい、これ水」

 

「助かる…」

 

 

~~~

 

 

「さてと、そろそろ時間だね。」

 

「そうだ、ミライ。一つ聞きたいんだが、パルクールとはなんだ?」

 

「あー…

なんていえばいいかな…」

 

「簡単に言えば、建物をアスレチックに見立てて、登ったり跳んだりする。みたいな?」

 

「…?」

 

「うぅむ…」

 

なかなか言葉にするのが難しいな。

 

くそう、○ィキペディア先生が恋しいぜ

 

「まぁ、多分見た方が早いかな。

よっ、と」バッバッバッ

 

「ほら、サオリも早く登ってきてー」

 

「…待て待て待て。お前は猿か?」

 

「失礼な!これでもぴちぴちの7歳児だよ!」

 

いやまぁ7歳がパルクールとか何言ってんだという感じではあるが。

 

ここらへんはヘイロー補正なんだと思う。

 

…結局このヘイローってなんなんだ?

 

俺のヘイロー、正方形に縦線1本とかいうなんとも言えないものである。

 

もっとかっこいいのが欲しかった…

 

「…少なくとも私はお前みたいに屋根まで跳んでいけないのだが」

 

「ほら、そこらへんは気合でカバーして!」

 

「無茶苦茶だ…」

 

 

~~~

 

 

「なんだかんだ言って結構できてたじゃん」

 

「確かにそうだったが…

お前、飛び降りるのに躊躇がなさすぎないか?」

 

「別に?

あのくらいならちゃんと着地できれば何ともないし」

 

あってもせいぜい5mとかだし、キヴォトス人ならどうってことないのだ。

 

なんだかサオリから化け物を見るような目を向けられているが一旦気にしないでおこう

 

「ほらほら、次は腕立てと腹筋だよ!」

 

「元気だな…」

 

まぁ、慣れてるからな

 

 

~~~

 

「きゅうじゅう、きゅう…

ひゃ…く…!」ドサッ

 

「お疲れ~

はい、水」スッ

 

「ゴクッゴクッ…っぷはぁ。

お前、早すぎないか?」

 

「慣れてるからね!」

 

「そういえば、この特訓はどのくらい続けてるんだ?」

 

「うーん、大体2年くらいかな?」

 

「そりゃこのくらいはできるわけだ…」

 

「いやー、我ながらよく続いてるよね~」

 

やはり忍耐力…!

 

根性は全てを解決する…!

 

「あ、そうだサオリ。

次の組手パートのことなんだけどさ」

 

「なんだ?」

 

「いやー、ただやるだけじゃつまらないからさ。

サオリが私の頭に一発入れられれば終わり、ってことにしない?」

 

「…舐めてるのか?

流石に2年間の差があるとは言え、すぐに終わってしまうぞ?」

 

「だいじょーぶだいじょーぶ。

多分全然当たんないから」

 

「へぇ…?」カチン

 

「そこまで言うならありがたくそうさせてもらおうか」

 

「へいへ~い、どっからでもかかって来な~?」

 

「行くぞっ!」バッ!

 

そう言ってサオリはまっすぐ飛び掛かってくる。

 

やべっ、思ったより速いぞコイツ。

 

「もらった―」

 

だが…

 

「ざーんねん」ガシッ

 

「えっ」

 

「そいやぁっ!」グルンッ!

 

ドサッ!

 

「ぐぅっ!?」

 

「ふー、決まった決まった」

 

今のはなかなかきれいな一本背負いだったのではなかろうか

 

「あれ、もう終わり?」

 

「くっ、まだまだっ!」

 

 

~~~

 

(クソッ、いくら攻撃しても一撃も入らない!)

 

ミライの発言にイラついて仕掛けたはいいものの、パンチも蹴りもことごとく躱されるか流されてしまう。

 

挙句の果てにはつかまれて軽く投げられてしまう。

 

(こいつは未来でも見えているのか…!?)

 

そう思ってしまうほどにはすべての行動が的確過ぎる。

 

「…おっと、それは悪手じゃない?」

 

「しまっ――」ガシッ

 

「記念すべき10回めぇ!」グルンッ!

 

ドサッ!

 

「はぁ、はぁ、クソッ…」

 

「おぉ、受け身上手くなった?」

 

「…それ、馬鹿にしてるのか?」

 

「べっつに~?」

 

クソッ、いちいち腹が立つ…!

 

「っと、そろそろ終わりにしよっか」

 

「なぜだ?まだ頭どころかどこにも攻撃できてないぞ」

 

「流石にそろそろ寝ないと。

多分明日相当きついよ?」

 

「た、確かに…」

 

結局一発も当てられなかった…

 

「どうする?もしきつかったら明日からは――」

 

「明日は、明日は絶対に一発入れてやるからな…!」

 

「…!」

 

「…ふふっ、そんなこと言っちゃって~。

いいよ~?いくらでも転がしてあげるからね~♪」

 

「コイツ…!」

 

そんな会話をしながら、私たちは寝床へと戻っていくのであった

 

 

 

もちろん、次の日の訓練が筋肉痛でままならなかったのは言うまでもないだろう




ミライちゃん、なんかめっちゃ強くなっちゃってる…
私は一体どこで間違えたんだろう…()

にしても前回の投稿から2週間か…
失踪だけはしないように頑張ります…!


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