タイトルは某龍の玉の帝王のオマージュです()
「おはよう!今日もいい天気だね!」
「そうだな、おはよう」
「ミライお姉ちゃんにサオリさん、おはようございます」
お、お姉ちゃん…!
「…やっぱり、いい響きですね…!」
「お前、ちょっと気持ち悪いぞ」
「サオリちゃん、相変わらず辛辣ね~」
「は…?」
「冗談だって、あんまり怖い顔で睨まないでよ」
最近一日に一回はサオリに睨まれている。
もはやノルマとして課されている気分だぜ。
「っと、ミサキもおはよう」
「…おはよう」プイッ
まずい、可愛すぎる。
顔をそむけながら挨拶するのは反則だろうがよ…!
「ふふ…今日は待ちに待った座学の日ですね…!」
「相変わらずヒヨリは座学好きだよね~」
「勿論ですよ…!
なんてったってこの日だけはほとんど動かずに済むんですから…!」
アリウスでは週に一回座学の時間が設けられている。
とはいっても習う内容は大体戦術だったり拷問に耐える方法だったりと、おおかた子供が習う内容とは思えないのだが。
ちくしょう、算数とか理科なら知識無双できたんだけどな…
「ま、私も座学は好きなんだけどね」
戦術とかは普通に有用だし、一つでも多く覚えるに越したことはない
「いやー、今日は何を教えてもらえるのか楽しみだな~♪」
~~~
「さて、今日は趣向を変えて、アリウス分校の歴史を教えていきたいと思う」
「……」
前言撤回、滅茶苦茶つまんないわ
~~~
「はぁ…」
何で急に歴史になったんだよ…俺、こういう科目はあんまり好きじゃなかったんだよ…
『歴史なんて習ったところで何の役に立つの?』とかいっちゃうタイプだったんだよ…
聞いてる限り、おそらくトリニティやゲヘナに対するヘイトを助長するのが目的なんだろうな。
まぁ、みんなピンと来てないみたいだが。
そりゃそうだよ、だってみんなあったことないんだもん。
憎悪を植え付けるのも簡単じゃないってこった。
「にしても暇だ…」
こうなったらこっそり寝てやろうか。
バレた瞬間ペナルティだろうが、そっちの方がまだマシかもしれん。
「よし、それじゃあ――」
「――さて、ここからは内戦の話だ。」
「…お?」
なーんか知ってるワードが出てきたぞ?
たしか4章のどっかでミサキが言ってたような…
なんだっけ、ミサキが小さいころに終わったんだっけ…?
「…うん?」
「知っての通り、10年前にマダムの手によって終わった内戦だが、そもそも始まりは――」
…え
「えぇぇぇっ!?」
…あ
「…最上、何のつもりだ?」
「あ、あはは…ちょっと叫びたくなっちゃって…」
「そうか、グラウンド50周」
「いってきます!」ダッ!
「えぇ…ミライお姉ちゃん…?」
「何やってるんだアイツは…」
~~~
さて、走りながら状況を整理しよう。
えぇっと、おねーさんが言うにはアリウス内戦は10年前…俺の生まれる3年ほど前に終わっている。
だが、俺の記憶が正しければ本編ではミサキが幼いころ…つまり現在より少し前くらいに終わっていたはずだ。
つまり何を意味する…?
「…時間がずれてる?」
クソッ、なんで今の今まで忘れてたんだよ…!
この分だとまだ忘れていることがある気もするが、確認のしようがねぇな…
っと、反省はここまでだ。
問題は、なぜズレているかだ。
確か本編で内戦を終結させたのはベアトリーチェだったよな?
何か計画をはや倒しする必要があったのか…?
ダメだ、何にも分からん。
さすがにヒントが少なすぎるな、今からでも教室に戻れないか…?
というかそもそもなんで本編と違うんだよ、確かにいろんな世界線があるのは明言されてた気もするけど、それは先生が来てからじゃないのか…?
先生の選択以外に本編との差異が出る要素なんて、それこそ連保生徒会長とか色彩とかのレベルなんじゃないのか…?
…いや、待てよ?
そうだ、あるじゃないか、本編には全くなかった要素が。
――
ということはまさか…?
「私以外に転生者がいた…ってこと?」
さて、ミライちゃんがついに気づきました。
実のところをいうと、アリウス内戦が終わったタイミングを完全にド忘れしていた作者が急カーブして作った設定なのですが、なんかものすごく広がっちゃいました。どう収集つけるんだこれ()
まぁ先ずは本編時間に突入することだけ考えますかね、あと何話かかるか私にも分かりませんが。
アリウス水着とどちらが早いかな…?
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