Muv-Luv Alternative×創世奇譚アエリアル とある確率分岐世界    作:†バレット†

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初めましてバレットです。
この度初のクロスオーバー物のSSを書くことになりました。

アエリアルはオルタに比べてマイナーかもしれませんが、他のSSであまり書かれていない事と、凪ちゃん救済ルートをどうしても書きたかったことでこのクロスオーバーをやることを決めました。

原作ブレイクしてしまい、思いっきりオリジナル展開を駆け抜けてしまうことになるとは思いますがご容赦ください><

舞台はオルタのXM3トライアルが終了し、武ちゃんを送り出した所から始まります。


・原作ブレイク

・凪救済ルート

・勝手な解釈

・諸々の専門知識皆無


以上の事を踏まえてどうぞご閲覧ください。


創生奇譚アエリアルの軽い説明回

まずは知らない人が多いかもしれないので、より楽しんでもらうためにも創生奇譚アエリアルのストーリーを紹介します。

 

2038年、太陽の異常活性化により引き起こされた『惑星高温化現象』、それによって北極や南極の氷が解けてしまった『大融解』その後、半年に及ぶ『大集中豪雨』の影響で地球全土が海の底へと埋没してしまう。

 

唯一生き残ることが出来たのは、地球温暖化による国土海没対策として建造された海上人工都市アクアポリスだけであり、その地に住んでいた者と救助民を合わせて、人類の生き残りはたったの10万人だけとなってしまったのだ。

 

『惑星高温化現象』時に南極や北極等の氷の中で仮死状態で存在していたSPOOK(SPACE PHANTOM of ORGANIC KILLERINSTINCT スペースファントム・オブ・オーガニック・キラーインスティンクト の頭文字を取ったもの、スプークと読む)の卵が孵化、(この際に強力な赤外線が発せられたことで大融解を引き起こしたほとんどの原因を占めているといわれる)そして爆発的に繁殖を繰り返して行き、数少ない人類の天敵となった。

 

スプークとの戦闘を初めて約1年、唐突に変化の兆しが表れた。

 

今まで1回の襲撃で1度の戦闘しか繰り返してこなかったスプークが今回は波状攻撃を仕掛けてきたのだ。戦力が限られ、補給もほぼ見込めない人類側としては苦々しい状況。

だが、それだけでは終わらない、今まで蟲の形をしていた謎の有機機械生命体のスプークが人類との1年間に渡る戦闘を経験値として自らの容姿を蟲型から戦闘機型へと変形させてしまったのだ。

そう、奴らは学習装置を備えた恐るべき人食い蟲だったのである。

 

 

その後、何とかスプークを撃退したASDF(AQUAPOLICE Self Defense Force アクアポリス・セルフ・ディフェンス・フォース)であったが、その約2週間後、巨大海洋生物クラーケンの存在が確認される。

 

このクラーケンは、全長推定10km程にも及び、過去にアクアポリスと同型の海上人工都市を海中に引きずり込んだと経歴があり即座に討滅任務が与えられた。

 

しかし、当初の予定では核兵器による排除であったその作戦が、上層部の意向により第一陣の攻撃は通常兵装、それで効果がなければ核を使用するように通達。

 

その結果、貴重な航空戦力と人員を大量に失ってしまい、後詰の核攻撃もなんとほとんど効果を発揮していなかった。

 

それどころか速度を200knotに増幅させてアクアポリスを目指すクラーケン、そんなクラーケンの目の前に初めて星海凪の搭乗するアエリアルが姿を現しクラーケンを説得、クラーケンは海底へと引き返すのであった。

この時が人類が初めてアエリアルの存在を認識した瞬間である。

 

 

その後、大量の人員を失ったASDFは主人公であるシンが予備搭乗員訓練生として訓練を受けている場所の1位と2位の実力を持っている即応予備少尉である土屋満訓練生と柏木りさ訓練兵を徴収、この時シンの実力は3位であったがこれには理由があった。

 

2位の柏木りさは救助民の出であり、大家族ながらも満足な配給や生活環境が得られていないことをシンは知ってしまっていたから。即応予備少尉ともなれば、今までとは比較にならないほどの楽な暮らしが約束されるのだ。

 

暮らしには軍属の兄がいる為苦労をしていないシン、なによりその優しい心が無意識のうちに自らの力をセーブしてしまっていたのだ(教官には気付かれている)。

 

だが、スプークの襲撃を受け、戦闘に向かった柏木少尉は戦死してしまった、初陣の功を焦るあまり命令無視を犯してしまった土屋満を庇う形で命を落としてしまったのだ。

 

それにより土屋少尉も精神錯乱に陥り強制入院させられてしまう。

 

後日行われた柏木大尉(戦死後2階級特進)の葬儀にシンはあまりのショックに出席することが出来なかった。

 

その夜、シンはふらふらと家を出て柏木大尉の墓標の前まで来ていた、墓標を前にきつくきつく、爪が喰い込み手の平から血が出るまでに強く手を握りしめたシン。今は亡き偉大な父に人間に停滞は許されないとそう深く教え込まれていたから。

 

溢れ出していた涙を気力で抑え込み、決意を新たにしたシン、そんな彼の目に不思議な光が墓地の奥の森から漏れ出すのが見えた、それを柏木大尉の魂だと勘違いしたシンは急いで森の中に駆け込み・・・予想外の人物と出くわした。

 

それはクラスメートである不思議な雰囲気を持つ少女、星海凪だった、そして彼女の背後にはこの前アクアポリス内にスクープが侵入し、シン達の前に現れて助けてくれたロボットの姿が。

 

そして明かされる衝撃の真実、彼女星海凪は約1万年後の未来人からこの世界を救うために送られてきたバイオロイド、このロボット、アエリアルを動かすために必要な生体OSだというのだ。

 

そしてアエリアル(Elemental Dominance Manipulator 精霊戦術支配機)の操縦者、エレメンタルドライバーとしてシンが選ばれ、過酷な戦いへと身を投じていくのであった。

 

 

さまざまな苦難や困難を乗り越え、大勢の戦闘機乗りの命を散らし、尊敬している兄の犠牲もあって、ようやくスター・ノアの起動に成功したシン達。

 

しかし、凪の予想よりも早くスプークの女王が目覚めてしまい、宇宙に離脱する前に接触されてしまうことが判明、最終決戦に乗り出し、精神錯乱から立ち直った土屋満も戦場に立ち、残された柏木大尉の家族を守るために決死の覚悟で大空を飛び回る。

 

人類の奮戦の甲斐があり、何とか最後の人民移送を済ませて浮上を開始したスター・ノアであったが、追っ手を振り切る為に、騙すような形でシンを機体から降ろして凪とアエリアルだけが再び出撃していってしまった。

 

そして発動された『惑星強制力』(プラネットギアス)その発動と共にスプークはスター・ノア追いかけることが出来なくなり、凪とアエリアルはそれを維持するために地球から脱出することが出来ず、スター・ノアの行く先を見送ることしか出来なくなってしまったのだ。

 

そして役目を果たした凪とアエリアルは深い深い光も差さない海の底へとその身を沈めて行き、叶うはずもないシンとの幸せな日々を夢見て長い長い眠りに就くのであった。

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