1話短め。
広く浅くネットミーム。
昼下がりの鎮守府。
数多の作戦を乗り越え、多くの勲章を授かった伝説の提督がいるとされる鎮守府の執務室から大きな叫び声が聞こえる。
「ふふふ…セッ…「提督!」セッ○ス!セック○!みんな○ックスし続けろ!!激しく!もっと激し…「やめないか!!」」
「提督、おかしくなっちゃったっぽい?」
「夕立。提督は今書類過多でご乱心中だから…」
大声で卑猥な言葉を連呼している提督をビンタする長門とそれを眺める夕立と時雨。
後はそれを秘書艦用のデスクからニコニコした顔で眺める無言の大淀。
「だいじょうぶだ‥‥ おれは しょうきに もどった!…さて、残り1枚だな。それで時雨と夕立はどんな要件だ?」
「提督…、ごめんね。追加の書類を届けに来たんだ」
「…え?」
「止まない雨はないよ。きっと、多分、メイビー、おそらく」
「ぐす…社会が書類を産むなら……みんな死ぬしかないじゃない!…俺も、社会人も!」
「て、提督ゥゥ!?」
書類が増えたショックにより窓を突き抜けて外に飛んでいく提督。
遠征から帰ってきた艦娘達はそれを眺めながらまたやってるな…くらいにしか思っていない。
この提督、英雄ではあるがド級の変人であることでも有名なのである。
これはそんな提督が指揮を執っている"よこすか鎮守府"(誤字にあらず)で起きる非日常的な生活記録である。
◇
やあ諸君。
提督さんだ。
齢24、名は
工廠にいる奴らは大体友達。
よこすかの変人と言われている男だ。
私は一般家庭に生まれ、紆余曲折をあった後に提督として訓練もロクにさせられず実戦投入された捨て駒であった。
最初は毎晩枕を濡らしながら寝たものだが、今となっては幸運が重なり幾つもの作戦を越えて不敗という素晴らしい記録を残している。
嘲ていた奴らが手のひらを返して褒めてきた時はお笑いだったぜ。
今は海域のほとんどで深海棲艦を狩り尽くしてしまい、やることがほとんどないのでゆったりと艦娘達と日常を送っているところだ。
「ブルーアー○イブ」
「提督さん!?今なんか起動しなかった!?」
「なんだ?俺は今、ブルー○ーカイブで過酷なオ○ニーしようとしただけだが?」
俺はユウカに確定申告を代わりにしてもらう人生を送りたいのじゃ。
今日の書類は捌ききったし、ユウカの太ももに顔を埋める人生を送りたいだけだが?
「アウトレンジで沈められたいわけ?」
「はぁ…、落ち着けよ瑞鶴。これだから五航戦の子は…」
「(無言で艦載機を構える音)」
「は、話せばわかる…!!そ、そうだ…今ならD○siteで購入した音声作品も聴け…(スマホが跡形もなく消し飛ぶ音)…許してください」
ジャンピング土下座で頭を地面に擦り付けて謝るとゴミを見るような目を瑞鶴が向けてきてすこしゾクゾクした心が痛かったが、土下座の甲斐あって許して貰えた。
「それで瑞鶴。何か俺に用事か?」
「あ、忘れてた。明石さんが提督に工廠へ来るように伝えてって言ってて…」
「ほう、明石か。直接来ないのは珍しいな」
「工廠に艤装の整備を頼みに行ったらデスクワークで腰痛が酷すぎて行けないって言ってたよ」
「明石がデスクワーク…なにかの設計図でも書いていたのか。分かった。伝えてくれてありがとう、瑞鶴」
瑞鶴にお礼として間宮券を渡して頭を撫でた後に部屋から出ると瑞鶴は部屋から出て凄まじい勢いで反対方向へ走っていった。
そんなに間宮さんの甘味が楽しみだったのか。
「(…あんなにふざけてるのに不意にする仕草がかっこいいのはずるい…!!!!)」
◇
「うっす、明石。湿布と差し入れだぞ」
工廠に入るとデスクの近くで地面に転がっている明石が居た。
ああ、動けないってガチめに伏してるのね?
「て、提督…助かりました…。いてて…」
「おうよ。して、何の設計図を書いてたんだ?」
「あ、それはですね。艦娘の好感度を一時的に爆上げさせるウイルスに…艦娘からの好感度が見えるメガネに…あと他にも色々と…」
「これはまた使い古された物*1を…」
書かれた設計図を見ようとするとそもそも実物がそれぞれ全て完成状態で置いてあった。
これは近日中になんか問題*2が起きるな。
「あと頼んでおいた1/1スケールのガン○ムってどうなってる?」
「それなら今パーツを製造中ですよ。鉄鋼をものすごく使いましたけど」
「致し方ない消費だな。バレたら大淀に〆られるだろうけど」
湿布を貼って少し良くなったのか起き上がる明石。
服に着いたホコリを払っている。
…あのスリッドに手を突っ込みたいな。
「ここに手を入れたいですか?」
「こ、こいつ…ニュータイプか!?」
「ふっふっふっ、思考を読めるコンタクトレンズをつけてるのですよ」
「くっ…」
「いいんですよぉ?ここに手を入れて、あぁんなことやこぉんなことし・て・も♡ネジはいただきますけどね」
ひらひらとしながら煽る明石。
くっ…このままでは改修用のネジも搾り取られてさらには口搾艦(誤字にあらず)としてけしからん搾り取りもされてしまう…!!
やむを得ない出費としてネジを明石に渡そうとした瞬間に工廠に誰かが入ってくる。
「提督、明石。なんですかこの鋼材の消費量は!!!」
「「げっ…」」
我々、工廠同盟の天敵である大淀だ。
無駄な出費をする度に長時間正座説教させられるという悪夢を見せてくるのでダークライと工廠同盟ではダークライと呼んでいる。
「ダークラ…大淀。落ち着いてくれ。その鋼材の消費は必要経費で…」
「…では、なんのために使っているのでしょうか?」
半ギレの大淀を前に明石と2人で脳内作戦会議を1秒未満で行い、通じ合う。
そして完璧な言い訳を…「あ、ていとく。たのまれてたがん○むはけっこうできてきたよー」…妖精さん!?
「ガ○ダム…?必要なものって言ってましたよね?」
「(よ、妖精さん!?あなた提督限定のボイスチャンネル使えば俺だけに伝えられたよね???)」
妖精さんの方を見るとしてやったりの顔をしている。
こ、こいつ!!?
この前甘味をケチったのを根に持ってやがる!?
「ていとくにせいかをみせるのなんて、がいしゅういっしょくです」
そのままブルーシートで覆われているガンダムをバラしたパーツが圧縮されたものをこちらに見せてくる。
あっ、大淀が沸点に達してメガネが割れた。
「前回言いましたよね。いくら大きな作戦がなくても資材はカツカツですって」
「は、はい…」
「…そういえば書類がいっぱいあるんでした。あなたが適当にやったせいでやり直しになった書類が」
「お、大淀…?」
「今日は執務室からだしませんからね♡」
「ぎゃあああ!?明石!?明石助け!!」
「明石?」
「はいっ、提督!!頑張ってくださいね!!(私の分も)」
「恐怖に屈して裏切ったな明石ィィィイ!!!!!」
「行きますよー、提督。おら、早く立て?」
敬語などどこかに置いてきて完全にプッツン来ている大淀は俺を引きずって執務室まで強制的に連れていく。
中には逃げ出せないように監視役の長門が居て、大淀はニコニコしている。
これ…明日の朝までかかる量だ…。*3
提督 ユウカの太ももに3億年前から恋してる
長門 まとも枠1
夕立・時雨 まだまとも枠
明石 スリットがスケベすぎた
大淀 今作の被害者