Laughing at the blue sky 作:ロリコン先生
あと、普段より長いです
突然、爆音を立てて隣のトラックが爆発する。
トラックの中から化学部の絶叫が聞こえた。
そして当然、ついでにボクも爆風で吹っ飛ばされた。
「うおおおおおおっ!?」
爆風に煽られながらもアビドスでの経験もあって、何とか受身をとって着地することに成功はした。
とりあえず背中から無様にダイブし頭を打つなんて阿呆な目には会わなくてよかったぜ。さすがに、以前の二の轍を踏むわけにもいかねぇしな。
体に痛みがないことを確認したボクは、立ち上がって突然爆発したトラックへと目を向けた。
爆発によって横転したトラックは火がついており、そこから発生した煙が天高く上がっていく。
突然の爆発。しかしボクはこうなった原因が、ガス爆発なんかじゃないというのは分かりきっていた。なんせ、さっきよく知っている声が聞こえたからだ。
「何しやがるムツキ!」
「くふふ。危なかったね、しゅにんさん怪我してない〜?」
ガードレールの上に今日に立ちながら、手で口元を隠してクスクスと笑うのは、便利屋68のメンバー室長である浅黄ムツキだった。
カバンを後ろ手に抱えながらヘラヘラしている彼女にボクは怒鳴った。
「アホか!死ぬとこだったわ!」
「ごめんねー。そこにしゅにんさんいるの気づかなくってさー。許してね♪」
てへっと舌を出して謝るムツキに若干ムカつきながら、ボクはため息を吐いた。
さっき走ってきた方向から、ユウカが若干肩で息をしながら走ってくる。
体力ねぇなアイツ。インドアだからかね。まぁ、ミレニアムなんてだいたいそうか。
彼女はコチラにたどり着いて膝に手を着く。そして荒い呼吸のまま喋り始めた。
「そ、ソラさん……!ちょ、ちょっと待ってください……はぁ、ふぅ……。……それで、大丈夫ですか?すごい爆発でしたけど」
「身内の犯行だから問題はねぇさ」
「身内の?」
ボクの視線に合わせてユウカもそちらへと振り向いた。
「それで、お前ミレニアムになんでいるんだ?」
「ちょっと用事があってねー。それにここにいるのは私だけじゃないよ、しゅにんさん。ね?」
彼女がそういえば、僕らの目の前に立体映像が現れる。
若干やつれた眼鏡をかけたイケメンの男。そう、シャーレの先生がそこには映し出されていた。
『”やぁ”』
「お」
「せ、せ、先生!?どうしてここに!?」
『”元々はゲーム部のところに行こうと思ってたんだけど……”』
先生が言葉を続けようとするが、それを遮るようにムツキが喋る。
「色々話したいことはあるけど、ほら。あの子達はまだやる気みたいだよ〜?」
「元気だねぇ……」
ムツキの言葉に目を向ければ、トラックの中から白衣を着た生徒たちが這いずり出てくる。
結構数多いな。それぞれ武装してるみたいだし、やる気は十分ってか。
這いずり出てきた生徒の中でも、リーダー格らしき生徒が立ち上がってユウカへビシッと指を指した。
「よ、よくもやってくれたな早瀬ユウカ!」
「や、やったのは私じゃないわよ!」
「さすが冷酷な算術使い。トラックの爆発なんかお手の物か。恐ろしいぜ」
「ソラさんも乗るのやめてください!」
ユウカが恥ずかしそうに叫べば、彼女も二丁のSMGを構えた。
「……どちらにせよここで全員捕まえます!先生、指示をお願いします!」
『”任せて。ムツキもお願いできるかな”』
「おっけー!しゅにんさんは〜?」
トリックオアトリックという名前が着けられている赤い銃身のマシンガンを構えたムツキは、好戦的な表情に一瞬変わったあと、ボクの方へと顔を向けた。
「当然、全員ここでシメるに決まってんだろ」
そう言って、ボクはニヤリと笑う。
そして肩から下げていた銃を構えた。
今回持ってきたのはP90。PDWとも呼ばれる個人防衛火器だ。
こいつの特徴はなんと言っても50発装填のマガジンであり、その継戦能力は他のSMGの追従を許さない。まぁ、ドラムマガジンとか着けるんなら話は別だが。
そしてマガジンは今つけてる分を含めて五本。計250発。この戦闘をこなすくらいなら訳ねぇさ。
『”それじゃあ、みんないくよ!”』
先生の言葉を皮切りに、化学部対ボクらの戦闘が始まった。
◇
『”ムツキ、14時の方向に爆弾を投げて”』
「おっけー!」
グルりと身体を回転させムツキは身の丈近いカバンを投擲する。
それは地面に触れると同時に爆発し周囲を爆炎で包んだ。
当然ボクは巻き込まれない位置に移動しているで問題無し。
「”ユウカ、この隙に前に出て。前線を上げるよ。ソラさんは出来るだけ射撃を散らばらして敵の注意を逸らして”」
「わかりました!」
「あいよ」
P90の弾幕力なら確かにその選択はベストだ。
ボクはトリガーを引いて、出来る限り一人にではなく、複数に対し弾が当たるように撃つ。
そうすれば科学部連中は意識がボクへと逸れる。その瞬間を狙って先生から指示が飛び、ムツキの爆弾やユウカのフルオート射撃が叩き込まれる。
ボクはまた射線を変えるために姿勢を低くして走り、遮蔽物に転がり込んだ。
なるほどど笑った。
確かにこれは戦いやすい。
普段の戦闘では一秒一秒、常に頭を回して相手の行動と自分の行動をどうするのかを考えながら戦わなければならない。
ボクはタイマンが得意だが、それは相手とボクが一体一で考えることが非常に少ないシンプルな戦いができるからだ。
逆にこうした集団戦は、それこそ便利屋メンバーとじゃない限りは極力避けている。
合わせるのは疲れるからな。
だが、これがどうしたことか。
言葉にしなくても、して欲しいことが飛んでくる。
これは非常に負担が減る。
指揮官の存在は偉大というのは当然だが、こうもリアルタイムで的確に指示をとばせるレベルの指揮官が何人いる?
そういない。
そんなボクを余所に、科学部はヒートアップしたのか顔を真っ赤にして大きく怒鳴り散らす。
「おのれ算術使いめ!我らの恨み、ここで晴らさでおくべきか!」
ビシッと科学部のリーダ格らしき生徒がユウカへと人差し指を突き付ける。
「あんな変なものミレニアムプライスで表彰出来るわけないでしょ!?」
「我らの芸術たる爆発とそれに付随する浪漫が理解出来ない頭の硬い女は、我らに負けて虚しく算盤でも弾いてればいいのだ!」
「算盤の何が悪いのよ!」
「そこじゃねぇだろ」
しかしなんだか読めてきたぞ。今回の一件、さては科学部がミレニアムプライスに出品した渾身(彼女ら的には)が受賞できなかったか何かの腹いせで起きてるんじゃねぇのか?
ボクは敵の激しい射撃で一時遮蔽物に身を隠すべくボクの隣に来たユウカへ声をかける。
「相変わらずてめぇらは身内のいざこざいちいちが激しいんだよ!」
「私に当たらないでください!というか、私だって困ってるんですから!」
「そもそもお前が受賞させてやればいい話だったんじゃねぇのか」
「そんな権限私にはありません。というか受賞の前にあんなもの選考にすら行きませんから!」
遮蔽物から思わず身を乗り出しそうになったユウカは直ぐにしゃがんだ後、ボクへと詰めてくる。
「いや、そいつは知らねぇよ……。だいたいどんな代物だったんだ?」
「……です」
「あ?」
「爆発すると服だけ吹き飛ばす爆弾です!!」
ユウカが何故か恥ずかしそうに叫んだ。
「……く、くだらねぇ……」
思わず口から漏れた言葉はこんなドッカンドッカン爆発音が鳴り止まない戦場だというのに何故か科学部のアホどもの耳にはちゃんと届いたようだ。
「なんだと貴様!なにがくだらないだ!貴様のチリチリ頭の方がくだらない!爆発にでもあったのか!?」
「そうだよ主任さん!くだらなくはないよ!」
「チリチリの何が悪いんだよああ!?こいつは自前だぜ!ってなんでお前も乗ってるんだムツキ!」
「てへ♪」
可愛らしく舌を出して、拳で頭をコツンとポージングをするムツキに青筋を立てつつボクは科学部へと目をやった。
「だいたい受賞しなかったくらいで……」
「違う!」
力強いその叫びに、ボクは続けようとした言葉を中断させて彼女らの言葉に耳を傾けることにした。
「あ?」
「ヤツらは我々の作品を鼻で笑い嘲笑ったのだぞ。許されるものか。こんなのない、死ねだと!?」
「そうはいってないわよ!?」
「じゃあなんて言ったんだよ」
「えぇと……こんなの、ナシねだったと思います」
「馬鹿だねぇ……」
ボクは鼻で笑った。
「言葉って難しいね先生……」
「”そうだね……。ユウカ次は気をつけようね”」
「……あれ?なんで私が悪いことになってるのかしら……」
首を傾げるユウカに先生はこう続ける。
「”じゃあ、理由がわかった事だしそろそろやめにしない?”」
「断る!我々の目標が達成されるその時まで徹底抗戦だ!」
「”うーん。困ったな”」
やる気満々と言った化学部の面々に、ボクは高らかに笑った。そっちがその気なら仕方がねぇよな!ボクは先生と違って暴れるのも好きな大人なんだぜ。
きっとムツキも同じだろう。アイツはどっちかっていう爆発してるのを見るのが好きな方だが。
「やる気があるのは良いじゃねぇか!だったら、ムツキィ!あれやるぞ!」
「はーい!いっくよー!」
ムツキが大量の爆弾を放り投げる。
ボクはそれに向かって射撃を放つことで、空中で爆弾を炸裂させた。
「んなっ!?」
「きゃあああ!?」
爆風と炸裂した破片が空中から地上へと飛び散る。しかもムツキに使ってもらったのは破片が多い特製の爆弾だ。
これがムツキがいる時によくやる連携だ。
エアバーストなんて言われて、実際にボクがいたところでもやっているやつはいた。
ちなみに、これを生身の人間にやると普通に死ぬ。気をつけような。
範囲も広いもんで味方も巻き込まれる。ちょうど今のユウカみてぇにな。
「くっふふふ!みんな弾けちゃったね!」
一切の愉悦を隠さず、ムツキもニンマリと笑う。
「さぁ、先生。そろそろチェックメイトと行こうぜ」
「”出来れば今のはあまりやらないで欲しいけどね……”」
「ソ〜ラ〜さ〜ん〜!後で覚えていてくださいね!」
「覚えてたらな!」
そうして、銃声と共に再びの戦いのゴングが鳴った。
◇
「く、くそ〜……きゅう……」
科学部のリーダーがそう言い残し目を回しながらバタリと倒れる。
先生の指揮の甲斐もあって、あのあと制圧は容易だった。
元々連携になれているボクとムツキ。先生が見てるということで明らかにやる気が違うユウカ。そこにまるで戦場の全てを見通してるかのような先生の指揮も加われば、いくら数が多くても烏合の衆でしかない化学部は敵じゃなかった。
それにエアバーストも決まった事が完全に決着となったようで、その後は結局直ぐに戦闘は終わった。
『”みんなお疲れ様”』
「はい。先生もお疲れ様です」
パンパンっと服に着いた砂埃を手で払い落としながらユウカは先生にそう返す。その後、どこから持ってきたのか、縄でグルグルと化学部の連中を巻き始める。
ムツキはというと、彼女の身長の半分くらいはあるであろうカバン(時折独りでに動いたりして若干気持ちが悪いやつ)を後ろ手に持ちながら、いつも通りなんでか楽しそうに笑ってこちらへと寄ってきた。
「しゅにんさん怪我はないー?」
「ユウカがガンガン前出てくれたからな。すげぇ楽させてもらったぜ」
「それはよかった。しゅにんさん怪我するとアルちゃん泣いちゃうからさー。前も大変だったんだよ?」
「ぴーぴー泣いてるのが容易に想像できるぜ……」
アルが心配であたふたしている姿が想像にかたくない。アイツ、格好付けではあるが、根は心配性で真面目だからな。
しかしやっぱ迷惑かけちまったらしい。
とはいえあれも一二ヶ月前くらいの話で、まるで随分と遠い話のような懐かしさをボクは感じていた。
それはさておき。
「んで、さっきは教えて貰えなかったが、なんでお前こんなとこにいるんだよ?」
「ちょっ〜とミレニアムに用事があったんだよね」
「用事?なんの?」
「ふっふっふ……じゃーん!」
そう言って彼女は鞄から何やら機械で出来た丸い物体を取り出す。
幾何学的な模様が入った丸型のそれは、やたらメカメカしいその見た目からミレニアム製と察することが出来るが、その物体自体が何なのかボクには検討がつきそうになかった。
「なんだ?この丸っこいの」
「え〜?ば・く・だ・ん♡」
「あぁ……?……そういやお前そんな趣味だったな」
言われて思い出したが、ムツキの趣味は爆弾収集だったな。
きょうびキヴォトスくらいでしか聞かないような趣味だが、こいつの戦闘方法を考えれば頷ける趣味でもあった。物騒なことには変わりはねぇが、ここでは案外当たり前の趣味なのかねぇ……。
ちなみにボクの趣味は寝ることと食うことだ。欲求に素直で健全でいいだろ。まぁ、もう一つの大人な欲求は不足してるけどな。ここにはほとんどガキしかいねぇのがな。あとは動物とロボ。さすがに、そんな趣味はねぇぜ。
ボクに新しい爆弾を見せびらかしてご満悦なのかムツキはまたクスクスと笑いながら、爆弾を鞄にしまった。
「まぁ、お前がミレニアムにいた理由はわかったけどよ。先生とはなんで一緒にいたんだ?」
「先生とは、ほんとにたまたま。その辺で顔を合わせて喋ってたら〜なんか面白そうな爆発音が聞こえてきて、着いてきちゃった♪」
「なるほどね」
ムツキの言葉に頷いた後、ボクはとりあえず今後のことを考えようとする。
しかし、コツコツと革靴の小気味の良い足音が聞こえてその思考は中断させられた。音のする方向を向けば、ユウカがいた場所から、彼女と話し終えたであろう先生がやってきた。
いつの間にかこっちにやって来ていたらしい。戦闘が終わって安全になったからだろうな。
彼はボクたちの方へとよってくると、相変わらずのやつれた顔を緩めて、人の良さそうな笑みを浮かべながら手を挙げた。
「”ムツキにソラさん。二人ともお疲れ様”」
「先生もおつかれさま〜」
「おつかれさん。中々いい指揮だったぜ」
どうやら彼はボクらを労いに来たらしい。
先生と話し終えた、ユウカは縄でぐるぐる巻きにされた化学部に説教でもしているのか、向こうで腕を組んで仁王立ちしているのが見えた。
あっちはユウカに任せとけばいいだろう。
やってきた先生の元へムツキがゆっくりと、ニマニマ笑いながら近寄った。
「先生〜?今日のムツキちゃんはどうだったかな〜?」
「”すごい頼りになったよ”」
「くっふふふ。そっか〜」
ムツキは先生に褒められご満悦なようで、その嬉しそうな笑みを隠すことなくニマニマと笑っていた。
うちの社員も着実に先生に絆されて行ってるようで喜ばしい限りだ。先生はキヴォトスでガキ相手にハーレムでも築くつもりなのかね。
「んで、先生の方も気になってたんだが。どうしてこっちに?ユウカから連絡が来たって訳じゃないんだろ?」
「”うん。たまたまムツキとあって少し喋ってたんだけど、爆発音が聞こえてきたから”」
「わざわざおいでなすったわけか。……さすがだねぇ」
「”生徒が困ってたらいけないからね”」
先生は当然のように、朗らかに、微笑み佇むその姿にはさすがのボクも感服する。正しく良い大人といったその立ち姿。
アルやらユウカがお熱なのもうなずけるってもんだ。
「”私としてはソラさんがここにいる方が驚きかも”」
「そうか?」
「”昔いたって聞いてたけど、今もいるとは聞いてなかったから”」
「それこそ、ボクもたまたまさ。たまたまバイクのメンテに来て、たまたまユウカに捕まった。んでたまたまここで戦ってるってわけだ」
「”なるほど”」
彼は頷いた。
そして腕時計が目に入ったのかおもむろに服の袖を捲れば、小さく「”あっ”」と声を出した。
「”ごめん、そろそろ行かないと”」
「え〜?もう行っちゃうの〜?」
「”ごめんね。元々予定があったから”」
「ムツキ、あんま引き留めるんじゃねぇよ。先生は引く手数多で、他方からモテモテなのさ」
「そっか〜。じゃあしょうがない。でもせんせ〜?あんまり浮気してると……アルちゃんが泣いちゃうよ?」
「それもピーピー赤ん坊みてぇにな」
ムツキのからかいに先生は朗らかに笑って「”気をつけるよ”」と言ったあとユウカへと言付けを頼み、そのまま走っていった。
「もしかして結構時間過ぎてた感じ?」
「じゃねぇのか?」
「それは悪いことしちゃったかも」
「違うね。可愛いムツキちゃんと入れて先生も嬉しかったはずだぜ」
「も〜♡しゅにんさんムツキちゃんを喜ばせるの上手いんだからっ」
ゴスっと音を立てて背中をどつかれる。
ムツキみたいな低身長のガキのどつきでもきヴォトスの生徒だからか、普通に痛いのなんの。
加減ってやつを知らないのか、生まれながらにしてゴリラなのか。
ボクは後者に全額ベッドするぜ。
「さて……。ムツキ、そろそろズラかるぜ」
「アレっ、ユウカちゃん、だっけ。あの子に先生からの言葉伝えなくていいの?」
可愛らしく首をこてんと傾げるムツキに、ボクはヘラりと笑った。
「いいんだよ。それよか早くここからトンズラしたい」
「ふぅん。でも相棒って大事にしてるバイクは?」
「信頼出来るマイスターに任せてる。そら、さっさと行くぜ」
「はーい!」
ユウカがまだ化学部に夢中になっている隙にボクはムツキと共にこのミレニアムの街を駆け抜けて行った。
「そういや、買ったとかっていう爆弾ってどんなやつなんだ?」
「え〜?そんなに知りたい〜?」
「いや別に」
「しゅにんさんつめたーい!」
あとから聞けば、服だけを吹き飛ばす爆弾らしい。これを使う気はないとのことだが、面白そうだから買ったと彼女は言っていた。
全く。どういう巡り合わせだよ。
ボクはハンバーガーを片手にそっと、ため息を吐いた。
◇
ちなみに、あれからミレニアムでは冷酷な算術使いたるセミナーの会計が、より鬼になったとかなってないとか。
大変だなぁと他人事のように呟くソラであった。
vol.2 ミレニアムランナーズ
終了
次回予告
「ブラックマーケット?ハルカと?」
「は、はい!」
「んでお探しの品はどちらで?」
「こちらです!これがペロロ様です!」
「ほーん」
「可愛いでしょ───」
「ブッサイクな鳥だねぇ……」
「───え?」
「え?」
「すみませんすみませんすみませんすみません!死んで下さあああああい!」
次回 vol.3
「ブラックマーケットで捕まえて」
近日投稿。
※補足
一応パヴァーヌ編の一章最終回後に当たる話です。
ミレニアムプライス周りの描写は少ないので色々盛り込んでみましたが、なんか矛盾点とかありそうだなぁと、思っている所ぞん。