ミレニアムの武装親衛隊員になって人形の世界に行ってしまいました   作:東ドイツ空軍航空部隊

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第二十一話

 

 

 

 

グリフィンとミレニアムが簡易的な同盟を組んで何日か経った

S06地区にナチス兵によると’’大隊指揮官殿’’が来るらしい。

 

 

「大隊指揮官ねぇ………どんな人なんだろうか……」

 

 

にしても、あのナチス兵の戦闘力は人形よりも高いものだった。民生人形は遥かに超えてる。軍用人形は分からないが

一回、戦闘実験という名目でウチの部隊と交戦させてみたが、ボロ負けだった。圧倒的身体能力で翻弄されて行った。全員が鉄血のハイエンドモデル並だった

 

 

「ラストバタリオンって言ってたわね………もしかしてあう言う人達ばっかりなのかしら……」

 

 

女性指揮官はある意味頭が痛くなっていった。

 

 

 

 

 

 

「さぁ、行こうじゃないか。これからずっと仲良くする為の親善活動へ」

 

 

大隊指揮官殿はハインドに乗る。護衛は居ない。何せヘリが一機しか無いのだから

案外堂々としているのだろうがな…………

 

 

「大隊指揮官殿に敬礼!!」

 

 

全員腕を斜めに伸ばすハイルをした。

 

 

「熱心な見送りご苦労。我々はこの世界をさらに深く知れる機会がやって来た。諸君等は引き続き、自らの職務をせよ」

 

 

『ハイル!!』

 

 

とヘリに搭乗して離陸して行った。

その間、他の兵士達は大隊指揮官殿のタマを狙ってくる愚かな敵を迎撃する為の準備をしていった

 

 

 

 

 

 

 

 

「来ましたか。ご主人様、ヘリが来ました。例の………」

 

 

「あの装備だから第二次大戦のものしか持ってないと思ってたけど、ヘリまで持ってるのね………」

 

 

女性指揮官は着陸するヘリを見る。

 

 

「(にしてもヘリの尾翼…………ハーケンクロイツまで描いてるのね…………赤いペンキ………いや、もしかしたら血なのかも?)」

 

 

降り立つヘリにナチスの象徴であるハーケンクロイツを見て怪訝そうな顔をした。まぁ誰から見てもハーケンクロイツなんて見たら良い思いなんてするはずもないだろうが

特にナチスの被害に遭って来た人たちは特に

 

 

だが、ヘリの前にいるあの三人の武装親衛隊員は、警戒モードに移行していたのか目が赤かった。

敵対する者は誰であろうと殺す。その覚悟の目である

 

 

そして、ヘリのドアが開き、出て来たのは

 

 

「いやはや、任務ご苦労。諸君等の任務は大成功だ。この仕事が終わり次第ゆっくり休み給え」

 

 

『ハイル!!』

 

 

と例の大隊指揮官殿とやらだった。メガネをかけて不敵な笑みを浮かべている。何も失うものなど怖くない。そういう表情だった。

 

 

「どうも、フロイライン方。私はミレニアム『ラストバタリオン』大隊指揮官であります」

 

 

「私はS06地区指揮官のレリーネです」

 

 

簡単な自己紹介を済ませた。

にしてもあの大隊指揮官の名前は何だろうと思っていたレリーネ指揮官。

 

 

「あの、名前は…………?」

 

 

「名前………済まない。思い出せないものでね。我々の部隊員殆どが名無しだ」

 

 

「え」

 

 

と不意に出てしまった声。どうやってコミュニケーション等取ってるのだろうか?

 

 

「さぁ、今日は話し合いと同盟締結云々と言う話を聞いたのだが、ここで話すのかい?」

 

 

「!こ、こちらに…………」

 

 

レリーネ指揮官は大隊指揮官の言葉の圧を受けたらしい(圧は入れてないつもりだが)

 

 

そして、談話室にでも行っただろうから残りの武装親衛隊員各自S06の人形と共に厳戒態勢に入った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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