ミレニアムの武装親衛隊員になって人形の世界に行ってしまいました 作:東ドイツ空軍航空部隊
M4A1救出作戦から数日が経った
あれからこのS06地区で上手くやってると思っている
「上等兵さんって、戦闘モードになると目が赤くなるんですか?」
不意に隣に居たM4A1に聞かれた。見られているのか、いや見られて当然か。
うーむ……どうやって返そうか……
「何だ?知りたいのか?」
M4A1が言っていた目を赤くし、睨みつけて問いかける。案の定効果はあったみたいで
「な、ナンデモナイデス」
と答えてくれた。それで良い。これを知るのは大熊社長事クルーガー社長だけだからな。
「他のことなら別に構わないよ。自分の過去以外でね」
「じゃあ………上等兵さんは何故そんな旧式武器を?」
「あー、そうだな………うちの組織の大半はこう言うMP40等の武器ばかりだ。その後、敵の民間軍事会社の持つ施設を奪って殺した敵兵から武器を掠め取ったりしてる」
「えぇ………上等兵さんの言う組織ってナチスなんですよね?」
「……よく知ってるな。あぁそうだ。装甲擲弾兵戦闘団『ラスト・バタリオン』、これが俺の所属してる組織だ」
「ラスト・バタリオン………最後の大隊?」
「当たりだ。あまり深くは喋れんがな」
まぁ組織名なら答えても構わないだろう。どーせ後に知ることになるんだからな。吸血鬼化と言う言葉は避けるが
M4の理解力は意外と高い。AR小隊の小隊長を務めてると聞いたが、なれる理由が良く分かる
「そう言えば、M4A1、君と長く話すのは初めてだな」
「そうですね……私が生きてるのも上等兵さんのおかげです」
「とんでもない。たまたま近くを通りかかっただけさ」
「ツンデレですか」
「男のツンデレなんて需要ないだろ」
だーれが男の吸血鬼のツンデレなんているかい!
うちのミレニアム大隊はもうシン・ミレニアムに改名すれば良いさ(某怪獣映画)
そんなM4A1と話している時、ミレニアムが占領した石油コンビナート施設では
大隊指揮官がギガントに搭乗していた武装親衛隊員を視察していた。
「ご苦労様であります!大隊指揮官殿!」
「ご苦労。それで、新しいのが来たと聞いたが、彼等か?」
「はっ!追加兵力60名、銃火器並び、戦車がありました!」
戦車はIV号戦車H型。そこには戦車兵の格好をした兵士がいた。但し、目が異様に赤い辺り吸血鬼なのは間違いないが
「我々はこれより、ミレニアムへ参加いたします。大隊指揮官殿」
「勿論大歓迎だ親愛なる諸君。何か新兵器をも持ってきているのかね?」
「はっ。我がドイツの武器からソ連から掻っ攫ってきた武器もあります。試作止まりのHs293改も数発翼内搭載となっています」
「BV238改よりも少し潤沢か。ま、そんな事は良い。合流できたことは大変喜ばしいことだ。共に歩んで行こうじゃないか。この新しい戦争の世界を」
『ワアァァァァッ!!』
腕や銃を振り上げて喜ぶ者で溢れて行った。
「所で、何か武器はあるか?」
「はっ。どれにするかにもよりますが、色々改造を加えてあります」
箱にはStG44(ZF41照準器&擲弾筒)、Kar98K(ZF41照準器)、MP40-II等があった。
人数分外の武器がちらほらある為、S06地区で戦う一人の隊員に何か武器支援をしようと考えていた
「このStG44とMP40-IIのマガジンを貰っても構わないか?」
「構いません。替えのマガジン等はたくさん残っていますので」
と大隊指揮官は武器やマガジンを貰い受け、輸送する準備を整えた
「それと、戦術人形?とやらを保護しましたが………ここで近い基地はあるのでしょうか?」
「戦術人形………名前はなんて?」
まさか、S06地区で進行中の作戦と関わりがあるのならすぐに送るべきだが
「M4 SOPMOD IIと言う名前だそうです」
「ふむ………その戦術人形も送って行け。命令だ」
「ヤヴォール。今すぐヘリに搭乗させます」
「いいか、これをS06地区で戦う隊員に空挺物資と、グリフィンの作戦に関わる戦術人形を乗せている。決してヘマはするな」
「勿論です。必ずやり切りましょう」
ハインドに載せ、離陸して行った。
「まぁ…ヘマした場合は憲兵隊がMP40で蜂の巣にするだけだがな」
と小声で言った大隊指揮官であった
この世界のドルフロの第四勢力はシン・ミレニアム大隊(味方)