ミレニアムの武装親衛隊員になって人形の世界に行ってしまいました 作:東ドイツ空軍航空部隊
「本作戦に参加する指揮官は応答を」
『こちらS04指揮官のヴォウルフだ。無線問題無し』
『S03指揮官のカワギシ・ケンジです。本作戦に参加致します』
「S06指揮官のレリーネよ。これより、AR-15救出任務を決行する。二人には私の部隊と連携して欲しい」
『ヤヴォール。IFF更新良し、現在の戦況を共有する』
『こちらも更新良し。何から始めましょうか』
「ではこちらのデータを見て欲しい。私の偵察部隊が入手した情報だと、鉄血人形は勿論、民間の傭兵連中も居る事が分かった。それに砲台のある塀に地下輸送ホームもある」
『ふむ………守りも硬く増援は呼ばれる可能性は高い……で、今の状況を見たが、黒煙がひどくあがってるな』
「これは友軍からの支援攻撃です。その攻撃で敵戦力の約半分は削れたと思われますが油断はできません」
『簡単には突破は出来ない、ですか………』
「それと、先程鉄血人形が同士撃ちを始めたらしいです」
『どう言うことだ?突然同士撃ち?』
「何故かは分かりませんが絶好の機会でもあります。それに友軍の支援攻撃で地下ホームも破壊され増援は呼ばれない筈です」
『レリーネ指揮官に賛成だ。今が好機かもしれない』
『ですが、今は戦力が足りません。鉄血が混乱状態でも攻略できるかは分かりません』
「それは今から説明するわ」
「………居る。敵二人、殺ります」
M4A1とSOPⅡと鉄血基地内に極秘潜入している。
確かリッパーだったか?申し訳ないが首を掻っ切らせて貰うわ
「グーテンタッグフロイライン方」
「「!?」」ジャキン
背後まで近づきスコップで一気に首を切った。
頭が吹っ飛んでいき、人工血液が自分に散った。
「……上等兵さんってそこら辺の鉄血ボスより酷いことしますよね?」
「むー、やぱり私の出番ないじゃーん」
「SOPⅡ、私達は潜入部隊なのよ?見つからないことが大事なんだから……」
「はーい」
『M4さんの15m下に大量のデータフローを確認しました』
「G36さん、ありがとうございます。入り口を探しましょう」
「……入り口確認」
「確認、突入準備……」
「……突入!」
俺が先頭にドアを蹴破って突入する。幸い誰もいなかっただけ良かったか
「クリア」
「クリア」
「クリア………誰も居なかったのか……チッ」
「何その舌打ち」
SOPⅡがツッコんできた。
もう人間が居ないと喰えんと言う禁断症状みたいなのが出てるね最近………
あ、傭兵って人間じゃん………クウカゼンイン
「それはそうとして、どうやらここがこの基地の司令塔だったみたいね。」
「そうだな………だいぶ使われて無さそうだが」
「えぇ、かなり散らかってて汚いです。」
「M4!!ここにアクセスポートがあるよ!!」
「ありがとうSOPⅡ。これは私がつなぐわ。上等兵さんとSOPⅡ、守りは任せます」
「ヤヴォール」
「任せて!」
「接続完了、ダイブスタート」
「これがパッシブのファイヤーウォールか…可視化すると鉄血のシステムも案外単純なのね」
M4がそう言うと敵が出てきた
「敵さんのお出ましね。この程度の攻性防壁なんてなめられたものね。みんなまとめてゴミ箱送りにしてやるわ」
「ねぇ、上等兵さん」
「どうした?」
「なんで鉄血が同士撃ちを始めたんだろうね?」
「さぁな。まぁ、ハイエンドモデルのハンターとやらも相当焦ってるだろう………駄目だ………アバレタイ………」
「うん………アバレタイ……」
と言っていたらモニターが点いた。M4が帰ってきたようだった
「どうだった?」
「大したことは無かったわ。こんなシステム飾り当然よ」
『M4、システムは停止できた?』
「はい、出来ました」
『分かったわ。二人とも、準備は良い?』
『ヤヴォール。前面部隊展開開始。狙撃犯は残りの敵を排除せよ』
『了解しましたわ指揮官様』
『了解しました!いつでもご命令を!』
味方支援部隊も合流し攻撃し始めていた。Hs293改は隔壁内部の戦力を削ったから少しは楽になるだろうな
『M4、正面の隔壁を解放して』
「了解」
「ミレニアムからの支援攻撃で敵戦力を削いでくれたこの機を逃さないでください!」
「用意…撃て!」
外ではレリーネ指揮官の部隊と2地区の部隊が合流し敵を倒していく。
「前に置いたダミーがやられましたわ!」
『こちら狙撃班、素早い速さで動く敵がいました!恐らくボスです!』
「命令を更新。基地内の全グリフィン人形を攻撃せよ」
ハンターが現れたのと同時に、同士撃ちをしていた鉄血人形がグリフィン人形に攻撃する
「命令を書き換えましたか!」
『ボスに集中砲火出来ますか!?」
「無理です!照準が追いつきません!」
『シャイセ………!』
『第一部隊は包囲突破!M4達を援護し、ボスを叩かせる!』
『出来るのですか!?』
『ケンジ指揮官!もうやるしかない!』
「こっちにも敵が来た……!」
「グレネード投擲!」
SOPⅡがグレランを撃ち、敵が吹き飛ぶが、まだまだ多い
「パンツァーファウスト……ツィレーン……フォイヤ!!」
ようやくパンツァーファウスト改の出番だ!ただ、持てる弾が少ねぇ!!
後2、3発程度か………
「上等兵さん、パンツァーファウストは後何発ありますか?
「2、3発…ただ、虎の子ですよ」
「……仕方無いです。強引に突破も考えなければなりませんから……」
すると、俺の嫌な予感レーダーがピンッと反応した。
あーこれは………強行突破が必要だな
「フォイヤー!!」
パンツァーファウスト改を撃ちながら走る。たじろいだリッパーを斬り殺しながら
(間に合ってくれよ………)
基地内部
「鉄血人形の攻撃が激しいです!本当に突破できるのですか!?」
「ペーペーシャ!今は任務に集中してください!」
「みぃつけた……」
「!?ペーペーシャ!危ない!!」
「え!?」
MP40がPPshを庇った……が銃弾は来なかった。
「………捕まえた……ハンター……!」
「な、な、な……わ、私の腕が………!」
武装親衛隊上等兵がハンターの右腕を喰い切っていたのだ。吸血鬼の圧倒的脚力で音も無く接近した
「くっそ!やってくれたな!」
ハンターは残った左腕でしか攻撃ができない状態だった。するとハンターと入れ替わるように走る足音が聞こえた
「このナチの亡霊が!死に晒しやがれ!!」
「撃て撃て!!」
ハンターを守るかのように傭兵達が今持っている銃火器で上等兵に攻撃する
「他の人形は俺の後ろに。絶対に横には出るな」
だがしかし、上等兵は人口とは言え吸血鬼だ。そこらのノーマル銃弾如きでは倒れる筈も無く、片手でStG44を持ち、ぶっ放した
ただの人間なら倒れる筈の銃弾も何発と耐え、逆にこっちが向こうの銃弾で倒れる。
「な、なんなんだ!!なんなんだお前はァァァ!!」ダァン!!
最後の傭兵も叫びながらヘッドショットを食らって死んだ。
「じょ、上等兵さん!?大丈夫なんですか!?」
MP40が心配そうに言って来る。
だが、上等兵の方はさぞかも当たり前のような顔で言った
「あぁ。問題は無い。ハンターはもう右腕を喰い切って戦闘不能に追い込んだ。このまま追い詰めるぞ」
「……基地の人形の約9割消失、尚且つあの人間なのか謎のやつに右腕を喰われて戦闘不能………」
「クソッ!!忌々しいグリフィン共め!!こうなったら脱出以外方法は無いか………」
「隠し通路はたくさんある。逃げるのは容易いはずだ」
「それにしてもあの人間………人間なのか?そいつの事もエージェントに報告しなけれb『ズドォン!!』何!?」
突然起きた爆発により、ハンターは脚をやられた。
「狩られる側になった気分はどう?ハンター」
「お前は!」
「何を驚いているの、人間の指揮がなくても動けるのがAR小隊よ。」
「わからん、何故だ……」
「あんたがグリフィンの部隊から撤退すると分かれば、移動ルートの予想は容易いわ。」
「あとは通信を遮断し爆薬を設置、あとはあんたが来るのを待つだけ。簡単でしょ?」
「とぼけるな、聞きたいのはそんなことじゃない!どうして鉄血の権限を持っている!」
「…ふん、説明するほどもないわ。内部から命令を書き換えて混乱を引き起こしただけよ」
「私が特別なのかもね、ねぇハンター」
「それに、用心深いあんたに隠れてもらっては困るのよ」
「まさかお前…わざと捕まったのか!」
「あんたのセリフよ?本物のハンターは沈黙を選ぶって、ここで永久に沈黙してもらうわ。」
「さようなら、ハンター」
一発の静かな銃弾がハンターを貫いた