ミレニアムの武装親衛隊員になって人形の世界に行ってしまいました 作:東ドイツ空軍航空部隊
上等兵が何の武器を使うか考えていた時、AR小隊もどんな武器を使うか考えていた
全員使っていたMP40-IIやStG44を選ぶのだろうと思っていた。少なくとも………その隣に置いてあるスコップはないだろうと思っていた。
確かに近接武器ではあるが、上等兵が使って良い武器は一つのみ……もしスコップを選ぶのならそれしか持てなくなると言う事だった。
と思っていた時、上等兵が選んだのはーーースコップだった
「え?上等兵さん…それスコップ……」
とM4が言うと上等兵は今更といった顔をしながら言った
「スコップでも戦える。何も問題は無い」
だがその台詞で逆にAR小隊の各々は舐められてると感じていた
まぁ当然だろう。わざわざ銃器を使わずスコップで挑んで来るなんて思わないからだ。
「………後悔しないでくださいよ」
「ハハハッ、それはこっちの台詞だぜ?スコップの可能性は無限大」
何故スコップに拘るのか全くわからないAR-15だが、再び思い知ることになる
超武闘派軍集団『ラストバタリオン』はスコップであろうと十分武器になる事を
「なぁM4。あの上等兵は何故スコップなんかを選んだんだ?」
「さぁ………上等兵さんって、意外と変わってる人……人?なのかも分からないけど……でも近接武器でも戦ってる場面は見た事はありますよM16姉さん」
「上等兵さんや組織の兵士達はこの目で見たけど、あれは凡そ人間では無理な戦闘ね。それを何度も繰り返す。敵の銃弾を躱し、敵を喰い千切る……これに人間としての要素は残ってるのかしら?」
「上等兵さんと戦闘かぁ………うーん面白そう!」
基戦闘訓練所にて実弾演習を開始していたAR小隊と上等兵。
「スコップで戦う兵士なんているのだろうか?いや上等兵さんなら出来そうな気はするけど」
と言った瞬間であった
「その通りだ」
「!?」
AR-15の背後にいつの間にか居た上等兵だった
そして近接戦闘なら圧倒的に上の上等兵はAR-15の懐へ入る
「すまんAR-15ーーー吹き飛べ」
「ゑ?」
そして『軽く』AR-15にスコップで腹をカキーンと一発打った
「キャアアァァ!!」
「AR-15ぉぉぉ!!」
そして吹き飛ばし、木にぶち当たった
「さァ………次はオマエタチダ……!!」
「くっ!AR-15の仇!!」
「SOPⅡ!発砲はまだ」
M4がそう言ったと同時にSOPⅡが銃撃をしたが、なんと上等兵は顔に腕をクロスさせて全ての弾を防いだ
「えぇ!?それ卑怯!!」
SOPⅡがそう言ったと同時にあっという間に距離を詰める上等兵
SOPⅡもナイフに持ち替え近接戦に備える
「フンッ!!」
真正面まで突っ込んで来た上等兵をナイフで刺そうとしたSOPⅡだが、それはフェイントだった。
そして隙が出来たSOPⅡをスコップで打つと見せかけて痛烈な蹴りをお見舞いした
「ぐっーーー!?」
まぁ、戦術人形なら壊れはしないだろうーーー
16Lab製人形はこの程度ぐらい問題ないはずだろ?
「SOPⅡ!?」
「だ、大丈夫………でも、もう行動不能だよ〜……」
AR-15とSOPⅡがダウンした。残るはM4A1とM16A1のみとなった
「……ハハッ、マジかよ……上等兵…こんなに強かったのか?」
「だから言ったでしょM16姉さん……」
両腕から血が出ているにも関わらずスコップ片手に目が赤く光りながらM4とM16を見ている上等兵。
すると不意にマスクを外した
外した際に見えたのは………笑っている顔だった。
「……こりゃ、鉄血ハイエンドモデルを相手してる気分だよ」
そしてM4とM16は上等兵相手に挑んだが、結果は戦闘失敗となった
だがこれで学んだ事があるとするなら
上等兵と、上等兵が属するミレニアムを敵に回してはならないと言う事だった
ドルフロのゲームで吸血鬼化武装親衛隊員を出すなら戦闘能力値は半端無さそう(KONAMI感)
正規軍のヒドラ並にありそう
スコップなんて使わなくても手刀でなんとかなるんじゃね?と今更思っています()