ミレニアムの武装親衛隊員になって人形の世界に行ってしまいました 作:東ドイツ空軍航空部隊
勝負にならなかった実弾演習から数日が経った。
束の間の休日をどう使おうかと考えている毎日である……たまには外に出るのもありか……?
「そう言えば、カフェがあるって聞いたな。気分転換に行ってみよ」
久々にコーヒーを飲みたい………皆コーヒーはブラック派?それともミルク派?俺はどっちもイケる派だ。
武装は……ま無くていいだろ多分。手刀で行ける手刀で
「いらっしゃいませ」
「席は何処でも良いですか?」
「はい。お好きな席へどうぞ」
栗色の長い髪をした女性にコーヒーを頼んで来るのを待つ
と考えていたらコーヒーが来た
「にしても意外ですね。ウチでコーヒーを頼む人がいるなんて」
「なんで………ウッ!?げほっげほっ!!」
「美味しくないですから」
あ、そう言う事…………
「そう言えば、何処かで聞いた事があると思いましたら例の武装親衛隊員でしたね」
「ブフッ!!」
ついコーヒーを吹き出しそうになった……
何処まで自分たちの名前が轟いてるのかは全く分からないのが現状だが
「し、知ってたんですか………」
「えぇ。武装親衛隊がここら辺で暴れてるって有名になってますよ」
「あ、あはは…………」
と店員が言いつつコーヒーを飲む……吸血鬼って、不便………
血……血じゃないとキツイ………
別に人工血液でも構わないんだ。その代わり人形の血液を貪る羽目になるが
そしてその帰り道についたんだが
(気配を感じる…………つけられてるのか?何故)
つけられてる気配を感じた。だが誰がつけてるのか分からない
鉄血か傭兵のスパイか?それか別組織のスパイか
面倒くさいの一言だ。この天下無敵(笑)の武装親衛隊員の後を付けるとは
そして、フラフラ歩き使われていないであろう建物へと入った
「さて………居るんだろ?出てこい」
と言うと同時に横から襲い掛かってきた!
だが、この不意打ちには何とかギリギリで躱すことが出来た
「おいおい、いきなり殴りか掛かって来るなんて危ないじゃないか」
「フン……」
筋肉質ではあるがスラッとした体型の銀髪女性だった。……何処かで見覚えがあるような無いような
だが、武装親衛隊に喧嘩を売る=死を意味するのだ!!
「ククク………殺してヤルヨォ……!」
「命令……ゴミ掃除……」
そして体術による戦闘が始まった
相手は今は持ってないが恐らくサバイバルナイフ持ち……だがこっちには素手でも手刀という完璧な武器がある!
「一回シニヤガレ!!」
「フンッ!!」
躱された!?と同時に右ストレートが飛んで来た
「グフッ……中々良いパンチをしてやがるなオイコラ………」
「……まだ余裕が残ってるようだな」
「あったりめぇよ……ほら、掛かって来い、アバズレ」
と同時に相手も突っ込んでくる……相手の殺気、目線、心を読め。そうすれば
「フンッ!!……何!?」
「お返しダ!!」
「グハッ!?」
こちらの攻撃はより容易くなる。自分が吸血鬼だと言うことを忘れている事が稀にあるが………
吸血鬼御用達の腹パンは効果抜群のようだったらしかったが、すぐに起き上がった
「……ヘェ………今までの人形と比べたら硬い方ジャン」
「……中度の損傷確認……効率が悪いですね」
「ナァにが効率だ。………んで、お前の名前ナンダ?」
流石に名無しのボンベな訳ないだろう
「AK-15」
「ヘェ………覚えてオクヨ………んで、そのご自慢の銃は何処にあるんだ?ン?あ。もしかして壊れちゃった系?いやードンマイドンマイ」
「殺す」
意外と挑発系には引っかかるタイプの人形なのだろうか?
今度は素手では無く、AK-15はサバイバルナイフに持ち替えていた
「…ヘェ、光物抜くんだァ………じゃあ、こっちも容赦はいらないよネェ!?」
自分の自我なんぞ武器持った相手には関係ねぇ!!武装親衛隊舐めた事、ここで後悔させちゃる
「死ね」
「甘い!!」
AK-15のサバイバルナイフを躱わすと、そのまま右手を思い切りAK-15に突き刺す
「ぐうっ!?は、早い」
そしてそのまま馬乗りになり、AK-15をただひたすらに殴った
「ぐっ、ガッ、かはっ!?」
「オラッ!さっきの威勢は何処行きやがった!?アァン!?」
だが!AK-15もただやられっぱなしって訳でも無かった。
殴ってる一瞬の隙を付き殴り返した。だが、それで倒れるような俺じゃねぇナァ!?
殴ってくるところに合わせAK-15の左手の指を喰い千切ったのだ
「な、何!?」
「プッ!!チッ、やっぱり鉄の味がしやがるカ………ま、関係ないよネェ……?」
そしてそのまま首を絞める。吸血鬼の力は伊達では無く、何かミシミシ音みたいなのも聞こえた
「ぐあぁ………は、離せ………」
「暴れんなよ………殺せねぇじゃん?ナ?シンデ?」
そのまま締め殺す……筈だったのだが
「もう十分だ」
とここで男の声が聞こえた。
そこで見てみるとあら不思議。見た事あるクマ社長ことクルーガー社長だった
「何故ですかクルーガー社長…?」
「手荒なことをしてすまない。だが、実力誇示には丁度よかっただろ?」
「たったその事で危険に晒しますか………怖い人ですね」
AK-15を捨てながらそう言った。
見た感じ機能停止寸前ってか。
「ほら、立てるか?」
「も………うし訳ありませ………ん…………抹消できま………した………」
確実に重傷を負わせた……か。
ハァー………ま、楽しめたしいっか
艦これにまで手を出した男がこいつです()