ミレニアムの武装親衛隊員になって人形の世界に行ってしまいました 作:東ドイツ空軍航空部隊
ミレニアム大隊 作戦本部
「やぁ、副官。我々はこれより新たな作戦を決行することになった」
「新しい作戦……?」
大隊指揮官はどうやら新しい作戦を考えたようだった。
理由は単純明快
「前のグリフィンとの共同作戦では部下達の不満が一定数出てしまったからね。どうやら部下達は“大規模作戦“をお望みのようだ」
兵士達の不満を一気に片付けるためである。
次の事も考える事が出来るなんて流石大隊指揮官殿だ……!と思っている副官であった
「まず第一として、グリフィンとの合同作戦を中止する」
「え?」
ニヤリと突拍子もない発言で驚いてしまう。
同盟重視しているかと思っていたらこちらからの同盟破棄をするのかと
「勘違いしているなら言うが、わざわざグリフィンと敵対する必要はないってことだ。ただ、グリフィン側で動いている親衛隊員を撤収させて“大規模作戦“に備えるって言うだけだ」
「成る程……」
だが……と大隊指揮官は付け加えた
「もし、対立が必要ならば、必要限りの対立はしようじゃないか」
どうやら、もしグリフィンとの戦闘も考えているようだった。
まぁ、ない事を祈るが……副官はそう思った
「となると、“大規模作戦“の相手となるのは……?」
「それは勿論正規軍、並びに『パラデウス』どもだ。なぁに、ただ単に常設ストーリーに我々が介入するだけだ」
「メタいです。それに、正規軍を相手にするのもそうですがお相手の方が激ヤバ装備持ってるのをお忘れで?」
「………まぁ、列車砲なんぞ線路をぶっ壊せばただの鉄屑なのだよハッハッハッハ」
急に飛行石追い求めた人になってしまったこの大隊指揮官殿……
だがもし奴等と戦う事があった場合は私も出なければならないか
「かつて少佐が率いた戦争は素晴らしいかった。こんな身体になった今はその感覚を味わいたいと思い続けている……!小規模な戦闘なんぞ少佐からすればただのお遊戯に過ぎない……ならどうするべきか?簡単なことだ。その準備を進めることだ。鉄血工造の連中との戦闘を切り替え正規軍……特にパラデウスの連中とは楽しめそうだぞ!」
「奴等と戦火は何処で交えますか」
「それは勿論、ドイツだ。だが、まずはやるべきことがある」
「それは……一体?」
「奴等の溜まり場と言っても過言ではない……ベオグラードだ。そこを強襲する」
ベオグラード………セルビアの大都市で確かゲーム内のストーリーではテロ事件が起きている。
それもパラデウスの仕業なのだが……裏の黒幕はあの女だろう……まぁ皆んななら理解できると思うが
「ですが、セルビア軍と戦う可能性があると思うのですが」
「フッフッフッ……大丈夫だ。少佐がやった時のように我々も同じ事をするだけだ」
Mi-24D(ナチスデカール付き)はロケット弾攻撃で周りの鉄血兵を吹き飛ばしまくり、後に帰還した
AR-15はこの付近の廃墟街にいるのは間違いなかった。
それと、さっきのハインドから手紙を落とされた。
内容は『もしAR-15救出作戦が失敗した場合は作戦地域から離脱し、原隊へ帰還せよ』と書かれていた
「ま、この世界が俺たちみたいなイレギュラーな存在でも原作通りに進むのかなぁ……」
捜索という名目で一人で行動している上等兵。
だが、最後は無線でM4A1等に伝えるつもりだ
結論から言うと、原作通りだった。
AR-15は敵のボス『エリザ』と刺し違える形で自爆した。
だが、おそらく生きては居るだろう。
「はぁ……これは失敗という扱いで良いのかねぇ…?ま、作戦地域離脱して原隊帰還命令とはおそらく何かはあるんだろうな……ま、いっか!」
こうなってしまう運命だ。自分達はそれ以上の死の運命を潜り抜けるか否かの戦いに行くことになるだろうが
「M4A1、応答願う」
『はい……こちらM4です……」
「AR-15捕縛作戦は失敗した。俺はこれより原隊へ帰還する」
『え……!?どういうことですか!?』
「我が軍の指揮官である大隊指揮官からの命令だ。俺は作戦地域から離脱する。通信終了」
『え!?ちょっと!?上等兵さ』
M4A1の驚いた声が聞こえたが関係なかった。
まぁ、俺の勘が正しければだが……
「今の戦場よりさらに楽しい戦場がある………フッ」
自分からでは見えないが、今の俺の両目は赤く光っているだろう
また再び戦場に出ることができる……今度は一人ではなく、皆で。
「皆一緒に地獄に行くっす………なんてな」
俺はまた走った。次の戦争の準備を進めるために
期間空き過ぎですねクォれは……