ストライク・ザ・ブラット 帝王の継承者 作:Ragunablood
Ⅰ
真夏の街。
その名は絃神島。
夜中であろうと光の絶えないこの街にはとある噂がある。
ある男が語り始める
「第四真祖は不死にして不滅
一切の血族同胞を持たず、
支配を望まず、
ただ厄災の化身たる12の眷属を従え、
人の血を啜り、殺戮し、破壊する。
世界の理から外れた冷酷非情な吸血鬼なのだと。」
それを聞いたもう一人の男が言う
「そんなの、この魔族特区じゃ誰でもしってるわw」
そう高笑いしながら男が言うと
「ならお前はなんか面白い話あんのかよ!」
と怒鳴るそうすともう一人の男は語り始めた
「その血は脈々と引き継がれし世界の帝王の血、
世界の秩序と混沌をすべり、
最後の帝王へと受け継がれし時、
この世を支配しこの世の頂点に君臨するであろう、
その名は、第五真祖、
何者も寄せ付けず、何物であろうと殺すことも
消すこともできず
何物であろうと封じることができぬ、
最強の真祖
世界の理そのものと言われる」
それを聞いた男が言う
「なんだそれ、それじゃいつそいつは世界を
支配するのかわからねぇじゃん
それに、そんな奴いたらこの世はとっくに
終わってんじゃねぇの?」
それを聞いて一緒にいた女が言う
「じつは、もう世界を支配してたりしてw」
そんな話をしてる集団の横を通る人物がいた
眠そうに歩きながら帰宅途中の冬樹であった
冬樹があくびしたとき後ろから悲鳴が聞こえ振り返ると
先ほどの集団の女性が転んでおり
浴衣が少し崩れあらわになるうなじ
転んだことで現れた太もも
その瞬間かれの中に衝動が駆け巡る
「ん!!はぁはぁ」
吸血鬼特有の吸血衝動であった
「はぁ、だる~」
何とか自分の血を飲むことで衝動を抑えた冬樹は
ふともう一人白いパーカーを着た人物を発見する
「おーい」
そうして、白いパーカーを着た人物に話しかける
「こんなとこで何してんの?古城」
それは、クラスメイトにして同じ階に住む絃神島に来て以来よく一緒にいる友人
第四真祖 暁古城であった
「おお、冬樹おれは凪沙のおつかいだおまえは?」
「おれは、夕飯の買い出し」
冬樹は一人暮らしで普段自分で料理をしておりよく愛用するスーパーの帰りであった
「そうか、ついでだしうちに寄ってけよ」
そういう古城の招待に冬樹は
「なら先に食材部屋にしまったら行くわ」
と返答した
帰宅後慣れた手つきで食材を冷蔵庫に詰め
作り置きしていたキュウリの酢の物お持ち古城の家へと向かう
ピンポーン
インターフォンをならすと
「は~い」
と高い女性の声がして扉が開かれる
「冬樹君いらっしゃ~い」
出迎えたのは先ほどの暁古城の妹
暁凪沙であった
「古城君から話は聞いてるよ入って入って」
そういわれ冬樹は暁家に入る
「凪沙ちゃんこれ俺が作ったキュウリの酢の物」
そういって渡すと凪沙ちゃんは嬉しそうにそれをもう
「ありがとう!いつもおいしいものくれて」
と言って凪沙ちゃんはキッチンへ向かう
「おう、来たか冬樹」
リビングに行くと古城が食卓に座っていた
食卓には料理が並んでおりちょうど食事を始める前であった
「よう古城さっきぶり」
そう挨拶するとキッチンから
「冬樹君もすわってて~」
と凪沙に言われるので座る食卓には三人分のお椀があった
「おまたせ~それじゃたべよ~」
と言われ
「「「いただきまーす」」」
食事終了後
「ごちそうさま凪沙ちゃん」
「いいよ、冬樹君とは昔からの仲だからそれにいつも何かくれるし」
と話してるとき先に食べ終わり風呂に入っていた古城が戻ってきた
「そうだぞ冬樹遠慮すんなよ」
という古城だが
「それに凪沙なんて冬樹からもらったものが旨すぎてすぐ食べきっちまって最近なんてちょっと太ったんじゃないか~」
といった瞬間古城の顔にフライパンが飛んだそして
「古城君のばかー!!!!」
という声とともに凪沙は部屋へと消えてゆき今日の夜が終わった
次の日
古城は朝から憂鬱そうな顔をしてともに学校に向かった
ついでに古城も俺も吸血鬼だが俺は古城と違い朝は全然平気だ
今日は古城の追試の付き添いで学校には来てるが見知らぬ女子生徒がいた
太陽の光で火のように赤く見える髪
自分よりも年下のわかる採海学園中等部の制服
そしてその背には大きなギターケース
その時突如もう慣れた衝動が体をめぐる
「はぁはぁ」
そうして、抑え込んだ後先ほどのところを見るともういなかった
数時間後
「おまたせ~冬樹」
追試が終わった古城がやって来る
「おつかれ~」
だがまだ終わりじゃない古城にはあと課題なども残っている
「じゃあサ〇ゼいくか」
この後他の友人たちと集まり古城の課題などの手伝いだ
サ〇ゼにて
「熱い…焼ける。焦げる。灰になる…」
そういいながら机に突っ伏す古城
ここは学校と家の中間くらいにあるサ〇ゼだ
そろそろ夕方になるくらいの時間帯だが年中夏のこの島においてはまだまだ晴れていた
俺たちの席は窓際で古城の苦しんでいる
「あきらめろ古城ここしかなかったんだから」
と笑いながらいう男
名は 矢瀬 基樹(やぜ もとき)
こいつも同じクラスだ
そして
「くそ~何でこんなに追試があるんだよ…」
と古城が愚痴を吐くと
「あんだけ毎日毎日、平然と授業をサボられたらねェ。舐められてるって思うわよね、フツー…おまけに夏休み前のテストも無断欠席だしぃ?」
と古城に対して事実を突きつける女
名は 藍羽 浅葱(あいば あさぎ)
「そうだぞ、古城全部自業自得だ」
そう言われさらにうなだれる古城を無視して
ピンポーン
「は~い」
と呼ばれる店員に
「ショコラケーキ二つお願いします」
と注文する
「くそ~人の金だとおまって~」
とうなだれる古城に対し
「なら、手伝った課題全部真っ白にしよっかw」
と脅すおれ
それに対し
「あんまり古城をあまやかすなよ~」
という矢瀬
その時
「もうこんな時間かあたしバイトあるから帰るね」
という浅葱に乗じて
「なら俺も帰るは」
という矢瀬
「おうまたな~」
といい帰っていく
そうしてうなだれている古城に
「とっととやれ!」
と一発かます俺
「いって!」
それと同時に
「おまたせいたしました~」
とケーキを運んできた店員に感謝を言いながら受けとり一つを古城に渡す
「いいのか?」
と聞いてくる古城に
「勉強には当分が必要だろ」
と言いケーキを食べる
その後何とか課題をほぼ終わらせ帰宅するが
古城の懐が寒そうなので歩いた帰ることにしたついでに
今回の会計の一部は建て替えといた
そして二人で話して帰っている時
背後に違和感を覚え古城にきずかれないように確認する俺
そこには、採海学園中等部の制服を着てギターケースを背負う黒髪の女子生徒の姿があった
その時
「なぁ冬樹」
と話しかけてくる古城
多分こいつもきずいたんだろう
そして、二人でゲーセンに入り確認する
そうすると女子生徒は入り口で困惑したように立っていた
「古城あれ少しかわいそうじゃないか?」
というと
「そうだな」
と帰ってきたので出ることにして店をでた時
黒髪の女子中学とぶつかりそうになり転ぶ
気が付くと手になにか柔らかい感触がした何かと思い目を開けると女子中学生を押し倒し胸をつかんでいた
「・・・・」
「・・・・」
静寂が流れるその時
あわてて離れて謝罪するもちろん土下座である
吸血衝動と罪悪感と冷たい目線で俺は死にそうであった
古城は固まっていた冷たい目線に耐え切れず
そうしてその少女から返答が来る前に古城を連れ逃げようとしたとき
「第四真祖!!」
と聞こえ止まるそうすると次は古城が逃げはじめる
先ほどの少女が言った第四真祖そこに引っ掛かりつつ逃げる
そうして大きなショッピングモールを出たとき後ろから追ってきた少女が二人の男とぶつかる
ドン!!
「て~な、どこに目付てんだよ!」
という男性に対し謝罪をして俺たちを追おうとしたとき
少女の手が捕まれる
「おいおいその程度で許されると思ってんのか~?」
と先ほどの男たちだ
手をよく見ると登録魔族であった
それをみて二人で助けに行こうとしたとき
「体で謝罪してくれよ~」
ともう一人の男がスカートを
めくったそこにはぴんくと白の下着があった
「若雷っ!」
その瞬間ひとりのおとこがふきとんだ
その方向を見ると壁にめり込んでいた
そして振り返るともう一人の男が眷獣を召喚していた
「灼蹄(シャクテイ)!その女をやっちまえ!」
もう一人は吸血鬼であったのだ
やばいと思い走ろうとしたとき
「雪霞狼(せっかろう)!」
といいながらギターケースから銀色の槍を取り出した少女
ん?槍?
と疑問に思っていると槍と眷獣がぶつかり合い
眷獣が消え去ったそしてとどめを刺そうとする少女に二人でとめに入ることにした
「おい、そこの中学生止まれ」
というとこちらを見て
我に返ったのか
慌てて槍を隠した
そのすきに古城は男たちを逃がした
「す、すまねぇ。助かったよ」
「たくっ、これに懲りたらナンパすんなよ。」
「あ、ああ」
そういって男たちは逃げた
「どうして邪魔をしたんです?」
「どうしても何も、過剰防衛だろうに」
「…公共の場での魔族か、しかも市街地で眷獣を使うなんて明白な聖域条約違反です。殺されても文句を言えなかったはずですが」
あくまで自分には非は無いとおっしゃるかこの娘は。
「それを言うなら、あいつらに手を先に出したのはお前の方だろう?」
と言いながら古城がやってきた
「それは…」
少女は自分が悪かったとわかったのか槍をしまい始めた
これで一見落着かと思った次の瞬間
「待ってください、そこの人私の胸もにましたよね」
ときずかれたしまったが
「はぁ」
となんか許してくれた
そうして車から降りる少女その時
先ほども見えた下着がくっきりめに移った
そうして少女ににらまれる
「俺たちはなんも悪くねぇぞ」
と慌てていうと
「そうですね!」
と言ってかえって行く
その時足元に目が行くとそこに女性ものの財布が落ちており
拾うと古城が
「それさっきの奴のじゃねぇか?」
と言ってくるので中身を確認する
中には学生証とお金があった
名は 姫柊雪菜(ひめらぎ ゆきな)
採海学園 中等部 3年
誕生日1月7日 14歳
そのとき財布から女性特有の甘い匂いがし
その時先ほどの光景と手の感触を思い出してしまい
吸血衝動に駆られる
「ぐ!!」
何とか抑えると古城が
「おい、だいじょうぶか?」
と気にかけてくる
「ああ大丈夫だそろそろ逃げよう」
というと古城もきずいたのか急いて走って帰る
色々頭に浮かんだことを書いていたら長くなってしまいました
それでも最後まで読んでいただきありがとうございます