土曜日辺りから急激に伸び始めて、お気に入りが200超え……。
自己満足で書いていたのに、こんなに伸びるとは……びっくり。
今後とも皆様が楽しめるお話を書ければと思います。
あ、本話はそんなにえっちくないよ? たぶん。
おふろの中ではアレな感じだったが、おふろから上がった私たちは比較的いつもどおりだった。
……まぁ、あんな感じだったので、のぼせ気味になっていたところに、ママが帰ってきたので、二人して慌てて我に返った感もあるが。
宿題が残っていたらしい姉は、ママに怒られつつ、半泣きになりながら、パジャマ姿になって、部屋で宿題タイム。
私はというと、ネモちゃんとオンラインでゲームしていた。
「……ふぁ……」
うーん……昨日、夜更かししていたせいか、まだ早いのに結構眠い。
『ごめーん、おねむー』
『おー、わりぃな。さすがに二日連チャンはきついだろ? 早く休んで大きくなれよー』
ネモちゃんは、見た目ちょっととっつき難いのに、意外と面倒見が良い。こりすちゃんも実は真珠ちゃんより、ネモちゃんに懐いているという説もある。まぁ、あの二人、基本セットなので、結果、同じっちゃ同じだけど。
……しかし、やっぱり気になるなぁ。おねぇ、キウィちゃん、こりすちゃん、真珠ちゃん、ネモちゃん。全然共通点ないよね? それが何でこんな十年来の親友みたいな感じになってるのか……結構、謎が多い。
『ありがとー。そろそろ落ちるよー』
『乙ー』
……ネモちゃんなら、教えてくれるかな?
『あ、その前に一個聞いていい?』
『何だー?』
『……今日、おねぇと皆の話してたんだけどさ。何で、友達になったのかなー、って不思議で。おねぇ、前はもっと暗かったし、友達できる雰囲気じゃなかったからさー』
私が打ち込んだチャットに、しばらくネモちゃんは沈黙する。
アバターが苦悩しているようなジェスチャーをしているのは、今のネモちゃんの心境を表すためか。単に沈黙されるより、余計悩んでいるらしいことが伝わってくる。
『……色々あんだよ、色々。まぁ、アイツに思うところはないでもないが、感謝してる部分もある。……だから、一緒にいる。それじゃあダメか?』
……まぁ、友人の妹である私に話せないこともあるだろう。だが、ネモちゃんのこの言葉は本心だとわかる。……『思うところ』と『感謝している部分』がものすごーく気になるけど。
『ううん。ありがとう。私だけじゃなく、おねぇをちゃんと見てくれる人がいてくれて嬉しい』
『……おう』
『変なことを聞いてごめんね。おやすみー』
『おやすみ』
ログアウトしてゲームの電源を落として、ベッドに、ごろん、と横になり考える。
「……色々、かぁ」
話せない何かを無理に聞くことはできない。きっと、秘密のようなものでもあるのだろう。
……私も今日、人に言えないことができちゃったしなぁ……。
「……おねぇの部屋行って寝よ……」
あまり考えすぎても仕方ない。私は自分の部屋を出て、姉の部屋をノックする。
「……おねぇ、いーい?」
『ちょ!? ちょっと待ってね!?』
……あれ? 宿題してたと思ってたのに、何か慌ててる? 休憩でえっちな本でも見てるのかな? どれ見てたんだろう?
私はスマホに収めた姉秘蔵のえっちな本の表紙を眺め直してみる。
(ふーむ……おねぇがキウィちゃんといい感じなことを考えると、おっぱい大きい方が好みとも思えるが、今日の反応を見る限り、ちっぱいでもいけるハズ……。おっきなお胸に縄というのも確かにいいものだが、こっちのちっぱいに縄が食い込んでいる感じもそれはそれでよき。凛々しいお姉さまの苦痛と快楽で歪んだ顔も捨て難いが、やはりあどけない顔が悦楽で蕩けていくのも至高だと思う)
がっちりプレイ内容読み込んだから、今の私ならばっち来いだよ!
「……ご、ごめんね、つぼみ。入っていいよ」
かちゃ、と扉が開く前に私は素知らぬ顔でスマホを後ろ手に隠す。姉は息が上がっているわけでもないが、ちょっと焦っていたような……。何を隠したかったんだろう。詰めの甘い姉のことだから、慌ててえっちな本を隠したのだとしたら、机の引き出しがちゃんと閉まっていないとかありそうなものだが……。部屋の中を見た感じ、姉はどうやら宿題は終えていたらしく、ベッドの辺りに座っていたらしいことがわかる。
……うーん。毎日、掃除している(忍び込んでいる)私から見ても、部屋の中に特に変わった様子はないのだが。
……あ、変な猫?のぬいぐるみみたいのがまた場所動いているな……。最近の姉のお気に入りなのだろうか。
「おねぇ、宿題は?」
「もう終わったよ」
「じゃあ、おねぇももう寝る? 私、今日は疲れちゃった」
ぴょん、と私は姉の布団に飛び乗り、ごろごろ、と一頻り姉のベッドの感触と香りを楽しむ。
「も~……昨日も夜更かししてたでしょ」
「ネモちゃんとちょっとね」
私が結構夜遅くまでゲームに興じていることを知っている姉はちょっと苦笑気味である。
「早く寝ないと大きくなれないんだよ?」
「ちゃんと睡眠時間は確保してるも~ん」
「……授業中寝てるとか言わないよね?」
「(  ̄3 ̄)~♪」
「こ、こら!? つぼみ、私の目を見て答えなさい!」
「ウソウソ、私、おねぇと違って優等生だよ?」
「……うぐぅ!?」
あ、クリティカルヒット!
最近、姉は補習が多いからな……ママも結構カンカンだ。
……そう言えば、姉はそんなに要領が良い方ではないけど、むっつりなのは置いとくとしても、真面目だけが取り柄みたいなもんだったのに。これも最近変わったことの一つか? まぁ、私としては、姉が楽しそうにしているので割かしどうでもいいが、キウィちゃんたちとの交友関係にいちゃもんつけられるようだとちょっと面白くはないな……。
かと言って、キウィちゃん、頭はいいけど、教え方下手くそだからなー? 次点だと、ネモちゃん辺りか? ゲームばっかりやってるクセに……。
「……おねぇ、えっちなこともいいけど、勉強しようね?」
「……うぅ……つぼみは私のことを一体何だと思ってるの……?」
「むっつりどすけべなおねえちゃん♡」
「はうぅ……っ!」
姉は半泣きになりながら、ベッドに入ってきて、丸くなった。
「いいじゃない、すけべも極めれば個性だよ!」
まぁ、ちょっとそれはどうなんだ、と思わなくもないが。
「……えっちなおねえちゃんでごめんねぇ……!」
ぐす、ぐす、と割と本気の泣き声がする。私は慌てて姉を抱き締める。
「大丈夫だよ、おねぇ……私はおねぇがえっちでも大好きだから♡」
よしよし、と背中を摩る。……うーん、これだとどっちが姉だかわからんな!
だが、ちょっと落ち込んで甘えてくる姉もかわいいので、それはそれでよしとする。
「つ、つぼみぃ……♡」
ぎゅう、と姉も私を抱き締め返してくる。
……ところで、姉を落ち込ませたのは私なのに、姉が何だか感動しているのは、結構悪質なマッチポンプじゃないだろうか。まぁ、私は役得だからいいけども。
「えっへへ♡ おねぇ♡」
あ~♡ おねえちゃん、すきすき~♡
抱き締めあうとすっごくいい匂いがする。ちょっと高めの体温も気持ちいい。
……そして、おねえちゃんの無防備な白い首筋が見える。
「……はぷ♡」
「ひぃぁぁぁぁ!? な、なになに!?」
私はおねえちゃんの首筋に口を寄せると、軽く歯を立てるようにしながら甘噛みする。
そして、噛んだ痕を丁寧に舐め上げていく。
「……ぇろっ♡ ちゅっ……ん~っ、あむっ♡ おねぇ、もうちょっとキスマークつけてもいいでしょ? ん、ちゅっ……♡」
「……ぁ、だめ……♡ つ、つぼみぃ……それ以上はぁ……♡」
気持ちよさそうな声を上げてはいるが、これ以上は本当にダメらしい。私の腕を、ぎゅっ、と掴んで、ぷるぷる、と震えている。
「……残念。でも、おふろでも、ベッドでも私に悪戯されたでしょ? ウソじゃないから、明日、学校で堂々としてればいいよ……ちゅ♡」
私はおねえちゃんの耳元でそう囁きながら、最後に、頬にキスをする。
「……はぁ♡ ……はぁ♡ つ、つぼみったら、もうっ……!」
頬を上気させている姉は本当に色っぽいなぁ♡
「……あ、おねぇ、おねぇ」
「なぁにぃ……?」
とろん、とした声の姉。油断しているこのときはチャンス!
「……いぇい!」
パシャ!
……ふふふ。これで明らかに事後の姉と、やりきった顔でピースサインの私の証拠写真が、完・成☆
「ちょ……っ!?」
あわわ、と慌てふためく姉。
こんな写真流出したら、とんでもないことに、とか考えてるんだろうけども。
「キウィちゃんに、えぃ!」
「ええええぇぇぇぇっ!?」
姉は青い顔をしているが、私にとっては単なる報告だ。
キウィちゃんはちょっとくらい嫉妬するかもしれないが、どうせ、明日、首筋のキスマークの説明するときに、私に悪戯された、って言うんだから、すぐバレるし? 変に隠すより、報連相でしょうよ。
『私もおねぇにキスマーク付けたった』
[くぁwせdrftgyふじこlp]
『おねぇなら今私の横で寝てるよ』
『それはそれとして、キウィちゃん、後のことも考えてね?』
[めんご♡]
『とりあえず、おねぇはウソつけないから、私に悪戯されたっていう体でよろ』
[おk]
[でも、明日、ほっぺたうにょ~んの刑に処すから]
……まぁ、キウィちゃんがいくら姉を大好きだからと言って、妹の私に本気で嫉妬するほど、嫉妬深いわけではない………………………………な、ないよね?
「あばばばばばっ!?」
「大丈夫だよ、おねぇ。キウィちゃん、別に怒ってはいないから」
たぶん、今頃、自分のうかつさを反省しているんじゃないかな? 自分だけならともかく、大好きな姉への配慮が足りなかったことは理解しているはずだ。
「怒るにしても、それはおねぇじゃなく、私に対してだろうし? おねぇは気にしなくてもいいよ……それより、ほら寝よ♡」
えへ、と私は姉の方に体寄せていく。はぁぁ、と深いため息をついた後、姉は、くす、と笑みを浮かべて、私の手をとり、そして、ゆっくりと握った。
「それじゃ、つぼみ、電気消すから……おやすみ」
「うん……おやすみ、おねぇ……」
姉の体温と姉の香りを感じながら寝るのは実に至福でした。