……でも思ってたより、小さい?
原作だとこりすちゃんがデフォルメされていたせいか、
同じ年くらいに見えたんだけどなぁ。
「……さぁて、シオちゃんズはどこかな~♡」
ふんふん、と私は鼻歌を歌いながら、無人の街を、うぞうぞ、と蔦を動かしながら歩く。
この蔦。一応は私の体の一部らしく、触れた感触はあるし、意識すれば、触覚だけじゃなく、味覚も聴覚も嗅覚もある。
切られたりしたら、その瞬間に本体から切り離せば痛くもないし、すごく便利。
色んな機能盛沢山だから、たくさん遊べる。
クリーチャーはこれで一体何をするつもりだったのか……ナニをするつもりだったのかな?
何でもできるらしい『魔力』を変質させた結果のようだが、植物の形状をとったのは、結果のイメージを補完するためだろう。
種に
……あのクリーチャー、意外にロマンチストだったのかもしれない。
私だったら、子種仕込んで孕ませて生ませる、とか考えそう……。
あ、いや、むしろ、今思いついたからそうしようかな?
叶える願いが一つである必要もないわけだしね?
おねえちゃんの子供を孕んだり、おねえちゃんに私の子供を孕ませたりして♡
おねえちゃんを産み直してもいいなぁ……「おねぇ♡ 私がママよ♡」とか夢だなぁ……。
そうやってたくさんのおねえちゃんに囲まれて、ベーゼ様にぐちゃぐちゃに犯されて殺されたらとっても幸せだなぁ♡
「……ふふっ♡」
我ながら何とも酷くて醜い願いだ。そして、こんな願いが心の奥からどんどん溢れてきて、私の世界の全てを黒く塗り潰してしまう。
そんな黒い世界の中で、姉とベーゼ様だけに色がある。
幼い私は世界が怖くて震えていた。
何で、こんな醜い世界に生れ落ちてしまったのかと呪った。
……だが、姉の温かい手が、私の手を引いてくれた。
「だいじょうぶ」とそう言って、世界は何も怖くないと姉が笑ってくれたから、私はこんな醜い世界でも愛せた。
そして、そんな醜い世界で、ベーゼ様は私に光をくれた。
魔法少女という正義の味方に対する悪。
許されざるそんな存在が、しかし、魔法少女に酷いことができる。
甚振られ、苦しんでいる彼女たちは美しく、そんな彼女を容赦なく責めるベーゼ様に心が揺さ振られた。
美しいものを汚してもいいのだと理解し、同時に自らも汚されたいと願った。
……だから、二人は私の特別だ。
……また、この二人とは別の特別もある。
……キウィちゃん。おそらく、世界で唯一、私の心を少しでも理解してくれる人。きっと誰しもが否定する私の価値観を、共感できないまでも受け入れてくれる人。
彼女は私と同じ真っ黒な世界の住人だが、彼女だけは、黒の中にあっても形がわかる。
……そして、私はそんな唯一無二の理解者でさえ、汚してしまいたいと思うクズだ。
「……みぃんな私の栄養にしちゃえばいいけど。キウィちゃん
レオパルトが何やら企んでいるらしいけど。私は一つ一つ障害を除いていくだけだ。
私の
「………………って、ほぁ!?!?!?」
◇◆◇
「……グッフッフ……! 一般人がこんなところに迷い込むなんていけないなぁ~!? そ、そんないけない子は、ど、どうしてくれようか……?」
「……そ、そんな……。わ、私、偶然、居合わせただけで……っ!」
「ヒャア~ッハッハッハッハ~! そんなことは関係ないわぁ! 見られたからには、仕方ない! 誰にも何も言えない体にしてやろう!!」
顔を引き攣らせながら、笑い声を上げているマジアベーゼは、魔力の糸で縛り上げた
「いいよいいよ~、ベーゼちゃん! 悪の総帥っぽさ出てるよ~!」
傍らでは、メガホンを持ったレオパルトがベーゼを煽っている。
「ぐ、グフフフ……!」
頬がひくひくしているが、ベーゼは精一杯いやらしい笑みを浮かべて、
「いやぁ!? や、やめてぇ……!?」
ぽろぽろ、と涙を流す
「……地味な見た目と違って、随分、えっちぃ下着じゃないですか……」
ベーゼの目は、どよん、としていた。
黒くてちょっと透けてるえっちぃヤツだ。
……そう、キウィとデートに行ったとき、万が一のときのために着けていた、うてなの勝負下着である!
つぼみにスカートをめくられたときに、ちらっとキウィが見た以外は、つぼみしか知らないハズのトップシークレットである!
(……どうして私の下着事情を
考え出すと、ただただ怖いので、とりあえず、その事実は頭の中から追い出す。
「……や、やだぁ……やだよぉ……! ……だ、誰か、助けて……!」
これから自分がされることを察しているらしい
「ヒャア~ッハッハッハァ~! 助けなど来ぬわぁ! 自らの不運を嘆くがいい~!」
半ばやけっぱちのベーゼは
(……うわ、ホントに自分の体に触ってるみたいで気持ち悪い……)
触れた
「ぁっ♡ ぃゃぁ……っ♡ ぁん……♡」
胸を下から持ち上げて揉みしだき、十分に堪能したところでその頂を責める。わずかな刺激でその標高は、びんびんに高くなり、それを指で挟むようにしながら、くりくり、と弄る。
「やっ!? あ、あぁぁ~♡ やだぁ……! キウィちゃん! キウィちゃん!!」
涙を流しながら、
……たぶん、同じ状況だったら、自分もキウィの姿が頭を過って、そんな風に言うだろうな、とその再現性に罪悪感が込み上げる。
メガホンを持っているレオパルトも、ぽっ、と頬を紅くして、少し口の端がにやけていた。
「……こちらはどうですか? ……おやおやぁ、とっても熱くなってますねぇ♡」
下着の上から秘部に指を這わせれば、熱さを感じるほどであった。
……だが、これはちょっと脚色が過ぎるのではなかろうか。……いや、でも端から見ると、そんな感じになりそうだと思われているのかもしれない。……複雑である。
ベーゼは
「ひぃあっ♡ あ、ぅん……♡」
「ぁっ!? そこ、らめぇ……♡」
(さすがにそこまで感じませんが!?)
おへその辺りを手で押さえるような形になってはいるが、さすがにそれだけで感じてしまうようにはなっていない……と思う。
特に
……極めてリアルな土人形。
……影に潜って他人を操る能力。
(……レオちゃん、この作戦、何の意味があるのっ!?)
ベーゼは未だ理解できていない。
しかし、レオパルトが「絶対、大丈夫!」と言うからには、何かの根拠があるのだろうが。
マジアベーゼ×うてな
……ベーゼが思うに、これ程需要がない組み合わせも無かろう、と思う。いや、まぁ、レオパルトは、はぁはぁ、と息を荒げてバッチリ撮影中だが。
「ふふふっ……♡ 感じやすいのですねぇ……? さぁて、それでは、本番と行きましょうか………………………………っ!?」
「ぃやぁ……♡ や、やめてぇ………………………………っ!?」
「……あ、私にはどうかお構いなく……どうぞ続けてください♡」