悪の女幹部にあこがれて   作:MIA

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タイトルで大体内容がわかってしまうロリゆり回。


53 つぼみとこりす、二人きり♡

 家には誰もいなかった。

 

 ……当たり前か。ママは仕事だし、姉たちも授業が終わって帰り支度してるかなってくらいだし。

 

 つまり、私の家に、こりすちゃんと二人きり、ということだ!!

 

 ……本当に危機感が足りないな、こりすちゃん。私が悪い奴だったら、色んな意味で食べられちゃうよ?

 

 私は台所でアイスティーを二人分グラスに入れると、自分の部屋へ向かう。

 

 部屋の中に入ると、こりすちゃんは、珍しそうに私の部屋をキョロキョロ見渡しながら、私のベッドに座っている。

 

 今の私の部屋は、電子機器が色々並んでいる。

 

 性能お高めのデスクトップパソコン。大き目のディスプレイが三つ。スピーカーに電子ピアノ、オーディオインターフェイス、マイク、ギター、etc。

 

 ……ついこの間までは、ゲーミング仕様だったんだけども。

 一度凝り始めると、やたらこだわるのがつぼみちゃんクォリティ。

 

 姉のアゴが外れそうな金額がつぎ込まれているのである!

 

 ……あ、ちなみに、デスク周りがそんな感じなだけで、他のところは、年頃の女の子っぽいのも置いてるよ? フィギュアとかね!

 

「ほい、こりすちゃん、アイスティー。お茶請けは私お手製のクッキーだよ」

 

 こりすちゃん、甘い物あんまり好きじゃないみたいだけども。

 ……まぁ、甘すぎない抹茶と紅茶のクッキーだから大丈夫だろう、たぶん。

 

「……」

 

 ……お? 食べてくれないかも、と思ったけど、おいしそうに食べてくれている。

 

 うーん……かわいい! ちょこちょこ食べるのリスっぽくてかわいい!

 

「……?」

 

 こりすちゃんが私のパソコンを見て、首を傾げている。

 

 あー……まぁ、そうね。

 

 こりすちゃんは、私が作曲とかやってることは知っていても、実際どんな風にやっているかは知らないだろうからね。

 

「DTMって言って、これに打ち込んで作曲とかしてるんだよ。……とは言っても、レコーディングは全然別なところでやってるよ? MVの編集もこれでできるんだよ。……この間の『恋愛迷宮彷徨』のMV良かったでしょ?」

 

 ……こりすちゃんは私がマジアアトラと知っている。つまりは、Atraだということも知っている。

 そもそも、私のMVって、こりすちゃんの……ネロアリスのドールハウス使って撮影しているヤツだしね!!

 

 ……とは言っても、この辺の繋がりは内緒だ。キウィちゃん辺りは気づいているだろうけど。

 

 私をもってしてもネロアリスの魔法の解析は十全ではないので、ごく限られた空間を異界化することはできても、条件付けなどはちょっと難しい。よくもまぁネロアリスはあんな複雑怪奇な魔法を簡単に使いこなすものだと感心する。

 完全に感覚派の天才の世界だから、ある程度理解はできても同じように再現できるか、と言われると、似たようなものはできたとしても、やはり、それ以上に発展させることは難しい。正直、私が使うための最適化すらできていないのが現状で、完全な劣化コピー……いや、本質を理解しないまま、見た目だけを整えただけの模造品と言うべきか? 今の私のできる精一杯でそれくらいだ。

 細かいところを自在に操って良い絵を撮るには、ネロアリスのお手伝いが必須なのだ。何せ、ドールハウスの中であれば、宇宙空間だろうと水の中だろうと再現余裕だし、エフェクトだってかけ放題。編集するまでもなく、色んなことができるんだから、使う以外の選択肢がないよね!

 

 よって、AtraのMVは一切のCGは使用しておりません! 全て魔法によるものです!

 

 こんな小娘のMVが異常に伸びている原因の一つは絶対これのせいである。

 

 ……歌はともかくとして、私ってそんなに売れるビジュアルじゃないと思うし。……それにしては、コアな固定ファンががっちり付いている辺り、喜べばいいのやら、それとも怖がった方がいいのやら。

 

 ……まぁ、夢のおうちのためにも、ファンがたくさんいるのはいいよね! そう思うことにしよう!

 

「……そういや、こりすちゃんは報酬分って何か使ってるの? ……お人形? え、プラモまで!? それ、完全にキウィおねえちゃんの影響じゃん……キウィおねえちゃん、作るの下手くそだけどさ……今度、ウチで一緒に作ろうか? エアブラシとかもあるから塗装もできるよ」

 

 ぱぁ、と目を輝かせて、こりすちゃんが、こくこく、と頷く。

 

 まぁ、対価は払っているとは言ってもね、お世話になってるんだから、これくらいはね。それを抜きにしても、こりすちゃんは私の親友だし。

 

 ……そうそう。今日は親友の距離感について、互いに擦り合わせするために来てもらったんだった。

 

「……ところで、こりすちゃん。こりすちゃんにとって、友達ってどこまでで、親友ってどこからなの?」

 

 はてな、と疑問符を浮かべたこりすちゃんに私は近寄って座る。

 

「……例えば、クラスの子とはこんなことできる?」

 

 私がこりすちゃんの手を取ると、私に対してはそんなことないのだろうが、クラスの子、というのを想像してか、微妙に嫌そうな顔をした。

 ふむ。クラスの子は横にいる分には気にしないけど、手を取られたり、触れられたりするのはちょっと嫌……授業とかなら已む無し、って感じかなぁ? 友達よりの知人くらいだろうか。

 

「真珠ちゃん、ネモちゃん……あ、これは全然平気そうだね。はるかちゃん……も大丈夫。田中は……まぁ、許せる。小夜ちゃん、薫子ちゃんは……あ、いまいちなんだ」

 

 ……田中を許せる辺り微妙だが。……そうか、小夜ちゃん、薫子ちゃんは、こりすちゃんと直接の絡みは少ないんだろうしなぁ? まぁ、はるかちゃんは大丈夫だろうとは思ったけど。意外に二人、趣味が合うのか、たまに遊んでることもあるみたいだし。

 

 つまりは、この辺はクラスメイトよりは上で普通の友達の範囲内、ってところかな。そんなにズレてはいない気がする。

 

「……じゃあ、こりすちゃん。私ならどこまで許せる?」

 

 こりすちゃんは、きょとん、とした。

 

 ……許せないことなんてあるのだろうか、という疑問だろうか。

 

 うーん……これってどうなの?

 

「……じゃあ、こりすちゃん、私がこりすちゃんにキスしても、嫌じゃない?」

 

 くす、と笑って、こりすちゃんは目を閉じた。

 

 ……おおぅ……予想外。私がここまで好かれていたことを喜んでいいのだろうか。

 

 でも、これはこりすちゃんの教育のためでもあるのだ。私はやるところまで徹底的にやるぞ。ちゅーくらいなら、まぁ、友達以上くらいだったら、やってやらなくもないしね。

 

「……ん♡」

「……♡」

 

 ちゅ、と触れるだけのキスをすると、こりすちゃんは、恥ずかしそうに、しかし、嬉しそうに微笑んだ。

 

(……破壊力たけぇ)

 

 くそぅ、何て魔性の女なんだ! ……私がシスコンじゃなきゃ惚れるわ!

 

 ……でも、これって完全にアレじゃない?

 

 私の自意識過剰じゃなければ、私が思っている以上に、こりすちゃん、私のこと好き過ぎない? 何かもう姉とキウィちゃんの関係に近いよ? ネモたまほど行き過ぎてもいないけど。

 

 ……舌入れる大人のちゅーでも許されるのか……?

 

 でぃーぷなやつは私も昔に姉を舐めまわしたときに不慮の事故でぬるっとしたことがあるくらいで自分でやるのは初めてだから、ちょっと自信ない。

 

(……でもこれはこりすちゃんのため!!)

 

 私はそう自分に言い訳をして、にぃ、と笑みを浮かべる。

 

「……こりすちゃん、ちょっとだけ口開けてみて?」

 

 再び目を閉じたこりすちゃんが、くぱぁ、とお口を開く。

 

 てら、と口の中の唾液が光を反射する。

 

(……えちぃ……)

 

 同年代と比べてもこりすちゃんの容姿は幼い方だ(私も人のことは言えないが)。

 

 しかし、何とも艶っぽいと言うか、何と言うか……。

 

 ふとした仕草がとても大人っぽく見えて、酷く魅力的に映るときがある。

 

 ……その妖しい魅力は私の悪戯心を擽るには十分だった。

 

「……嫌だったら言ってね……?」

 

 ……私は唇が触れ合うほどの近さでそう呟くと、こりすちゃんの返事を待たずに、自分の舌をその小さい口にねじ込んだ。

 

「……ぁむ……ちゅっ♡ ……ぇろっ♡」

「……!? ……っ!? ……っ♡」

 

 びくん、とこりすちゃんの体が大きく震える。しかし、その驚きもわずかの時間、少し戸惑ったような感じをしながらも、こりすちゃんは自らの舌を私の舌に絡めてくる。

 

 ちゅ……ぢゅ……ちゅる……。

 

 互いに貪るようにして唇を合わせ、絡み合う舌がいやらしく水音をたてる。

 

(……あ、これ、思った以上にヤバい……♡)

 

 ……端的に言って、めっちゃ気持ちいい!

 

 これまであんまり意識したことなかったけど、口って性感帯なんだなぁ、と実感する。

 

 にゅる、と絡み合う舌の感触から届く甘い痺れ。

 ちゅる、と啜った唾液の味は、ほんのり甘い。

 んっ、んっ、と互いの呼吸だけを聞き、二人だけの時間を意識する。

 

 じん、と下腹部が熱くなるような感覚と、もっと下の方がじんわりと湿ってきているような感覚。

 

 ちゅぽ、と舌を引き抜いてこりすちゃんの顔を覗き込むと、ぽぅっ、とした表情で、私を潤んだ瞳が続きを求めるように濡れている。

 

 ……ごくり、と自分の唾と口の中に残っていたこりすちゃんの唾を飲み込んで、わずかの雫も逃さないように、唾液で濡れた唇を、ぺろ、と舐める。

 

「…………こりすちゃん、ベッドに横になって……」

「……? ……♡」

 

 頬を染めながら、きょとん、という顔をしたこりすちゃんだが、何やら悟ったのか、嬉しそうに……あるいは幸せそうに、ぽすん、とベッドに横になった。

 

 ……自分でやらせといてなんだが、これって最後までイっちゃう流れじゃない?

 

 両手を私の方に伸ばして、濡れた瞳で物欲しそうな視線で私に送ってくるこりすちゃんは、果たしてその意味を理解しているのか……。

 

 据え膳喰わぬは……というけれども、私から見ると、今のこりすちゃんの様子はまさに据え膳である。

 

 嫌がらず、むしろ、この先ってなぁに? と言わんばかりに、こちらを誘うようなその目は、正直反則だ。

 

 私の中で、ちろり、とこの無垢な少女を滅茶苦茶にしてみたいという想いが鎌首をもたげる。

 

(……ま、これも親友同士の性教育みたいなもんだしね♡)

 

 私もベッドの上でこりすちゃんの上に乗りかかるようにしながら、手を伸ばしてこりすちゃんの片手を取り、絡めるように繋ぐと、ちゅ、ちゅ、と再び触れるだけのキスをする。空いている右手は、そっとこりすちゃんの服をたくし上げ、その中に手を伸ばしていく。

 

「……んっ♡」

 

 こりすちゃんは私が手を伸ばした先にあったぽっちに指を触れるさせると、恥ずかしそうに声を上げ、それに気を良くした私は、再びこりすちゃんに口づけると、指でそのぽっちを優しく撫でる。それはやがて、硬くなり。それを摘まむようにすると、痛いのかそれとも快感があるのか、口付けに苦しそうに、んー、んー、と少しだけ抵抗する。

 くすっ、と笑いながら、少しだけ口を離すと、唾液で濡れた口の周りが、てらてらと日の光を反射する。先ほどよりも顔を紅くしているこりすちゃんの耳元で「……イヤ? もう止める?」と問うと、ふるふる、と首を振り、繋いだ手を、ぎゅ、と握り返してきた。……つまりは、続行ということ。

 私はこりすちゃん自身に導かれるように、右手を胸から徐々に下げていき、おへそをなぞり……そして、スカートの下から手を入れる。

 指越しに秘所を覆う布には一本の線と、そして、そこに僅かな湿り気を感じる。

 

 あ、悦んでるだな、と思いながら、私はその指をその先へと進めていく……。

 




……原作考えれば許される範囲内だと思うけど。
そろそろR18の壁が何処にあるのかわかんなくなってきたな……。
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