旅させてくれないから家出したわwww 作:ガチャ石は貯めない
最初はピカチュウで時間稼ぎつつ、カイリキーで岩破壊して逃げる算段だった。
ここら辺は本編でも出せると思ったからそのまま出したぜ
──…っ……嘘だろ……!!
うずまき島最深部、滝が流れ続ける最奥にて
ルギアが爆誕した。
俺はすぐさまそこから退避しようとする。
が、ルギアは"そうはさせない"という事なのか、その口から凄まじい風圧を放ち、岩を降らせることで唯一の出入り口を塞いだ。
──……っ!!マジ、かよ……!!これじゃあ……仮に全滅すりゃあ……!!
"ポケモンセンターにすら帰ることが出来ない"
………唯一の方法は、ただ一つ。
──………撃退、するしかねぇ………!!!
ルギアを撃退し、岩を退かして脱出する。それしか方法はないだろう。
そしてこれには、1つの必須条件がある。
"五体満足でかつ、自分が脱出するまでの体力を残しながらルギアを撃退する"
この方法以外、この場から逃げる術はない。
幸い、ルギア自身が襲って来ることは無さそうだ。
………なら。
──……お前らには、まだ早いからな。
俺は簡易ポケモンボックスを使い、オーキド博士の所に連絡し、かつての相棒達のボールを手持ちに加える。
そして、俺は今一度、"エース"のボールを手にする。
──………めちゃくちゃ早い再開だけど、今回は緊急事態だ。全力で行くぞ!!
ボールはゆらゆらと手元で揺れる。どうやら、気合いは十分のようだ。
──見とけよ、お前ら。これが先輩の実力だ!!いくぞピカチュウ!!電磁波!!
「ピッカ!!!」
その電磁波にルギアは回避出来ずに直撃した。
『ギャ──ァァ!!』
だが、ルギアはサイコキネシスでピカチュウを叩きつけようとする。
──ピカチュウ!!10万ボルト!!
ならば、相殺するまで。
「チュウ!!!」
サイコキネシスは10万ボルトとの押し合いが始まる。
だが、伝説は伝説足りうる力を持つ。
ピカチュウではルギアのサイコキネシスを押し込んでダメージを与えることは出来ない。
ピカチュウは上手くサイコキネシスをいなし、
──電光石火!!
「ピカ!!!」
『ギァ!?』
電光石火を確実に当てる。
──………予想よりダメージが少ない…マルチスケイルか………ルギアは自己再生を覚えるはず……短期戦に持ち込むしかない……!!
『ギャアァーース!!』
──ピカチュウ!!ボルテッカー!!!
「ピカ!!ピカピカピカピカ……!!!」
ルギアは口に水のエネルギーを溜める……ハイドロポンプか!!
『グギュゥ…!!!』
──遅い!!ぶち抜け!!
「ピカピカピカピカピカピカピカピカ──」
『ガァァァァーー!!!』
予想よりずっと早い!!!けど、ピカチュウなら間に合う!!
「ピカピッカッ!!!!」
ピカチュウのボルテッカーはルギアのハイドロポンプの下をくぐり抜け、攻撃範囲から逃れた上でルギアに、大ダメージを与えた。
『ぐがぁぁあ!?!』
「ピィ……ッカチュウ!!!」
ピカチュウにはその分反動が来る。だがピカチュウはそれを持ってしてもすぐには倒れない。
そして、ルギアもまた、その実力は計り知れない。
その様子は、とてもダメージが入ったとは思えないほど、ピンピンしている。
──っ……海の神とか言われてるだけあって、ボルテッカーでも全然ダメージを食らってねぇ……一旦交代だ!!ボルトチェンジ!!
「チュウピッカ!!」
『ギャウ!!?』
ボルトチェンジは当たり、ピカチュウはボールに戻る。そして、俺は次のポケモンをだす。
──ラプラス!!次はお前だ!!あられ!!
「くぅあ!……キュウゥーー!!」
あられが降り始める。これにより、天候があられ状態になる。
『ギャアァーーース!!!』
だが、それを許さないためか、ルギアはあまごいを使用した。
──雨乞いなら、ラプラス!かみなり!!
「キュゥアァーー!!」
雨乞いによって現れた雨雲に電気を浴びせることで、ルギアの頭上にかみなりが降り注ぐ。
ルギアは苦しそうな顔をし始めた。
──畳み掛ける!!もう一度かみなりだ!!
さらなるかみなり。ルギアに必然的に当たる。
天候が雨の場合、電気タイプの技は必中となる。
ルギアは自ら墓穴をほったのだ。
『グギュゥ……』
だが、ダメージを抑えつつ回復もできる羽休めをルギアは使用する
──羽休めなら、こっちは交代するだけだ!!ラプラス戻れ、行ってこいニドクイン!!
「ギャアウ!!」
『グルアァーーー!!!』
ルギアは再びエネルギーを口元に溜める。ならば、その前にダメージを与えるまで!
──ふいうち!!
ルギアが技を放とうとする瞬間、ニドクインは凄まじいスピードでルギアに近づき、ふいうちを浴びせる。
『ギュアァ!?』
回復した体力も、これで再び減っただろう。同じとは行かなくても、地味にしんどそうな顔をしている。
『ガアァーーーーー!!!』
ルギアのハイドロポンプが、ニドクインを襲った。
ニドクインは、雨でかつ弱点技をモロにくらい、倒れた。
──……ニドクインが一撃かよ。ありがとうニドクイン。ふいうち、決めてくれてありがとう。
ルギアは未だ凄まじい圧を放っているが、最初より確実に弱ってきている。
その証拠に、放たれている圧が少し弱まっていた。
──このまま、攻めていけば行ける!!ピジョット!!ブレイブバード!!
『ピジョットォーー!!』
ピジョットが高出力のエネルギーを纏い、ルギアに一直線で突っ込んでいく。
ルギアはさすがに回避しようとしたが
『……っ!!』バチバチ
ピカチュウが蒔いた電磁波による"麻痺"がルギアの行動を"一瞬"遅らせた。
ドゴォ!!!
『ッガアァ!!』
ピジョットのブレイブバードがルギアのお腹に直撃した。
どうやら、急所に当たったようだ。ここに来て、運が回って来た
──………今なら、行けるか?
トレーナーとは愚かな者。
どれほど危険な状況だとわかっていても
"伝説"を捕獲できるチャンスが目の前にあるのなら、手を伸ばしたくもなるのだ。
この青年も、またそう思ってしまう。
だが
──スゥーーー………フゥ……よし、カイリキー!!後ろの岩を破壊してくれ!!破壊したら即撤退だ!!
ユウキはこの隙をついて脱出する選択を取った。
「リッキ!」
バゴォーン!!
「リキ!!」
──よし!戻れピジョット!カイリキーも!
ユウキはそのままカイリキーが開けた穴から外に出る。
『ギャアァーーース!!!』
ルギアの叫びに近い雄叫びが洞窟内に響く。
そして、俺目掛けてエアロブラストを放ち始める。
高圧力の竜巻が洞窟内部をいとも容易く砕いていく。
俺は必死になりながら外に出てうずまき島からの逃走を計った。
天井がルギアのエアロブラストによって崩壊し始める。
上に、上にと考えながら俺はハシゴを全力で登り、最上階まで来て出口に全力で走り抜いた。
ズサーーーーー!!!
外に出れば
空は荒れ、風は吹き荒び、至る所で竜巻が発生していた。
──………ルギアを、怒らせたのか………?
そらまぁ、自分のテリトリーに入ってきたやつを逃そうとはしないよなぁ……
そう思っていたら、突如として目の前に水の塊が水上に現れた。
そしてそれは破裂し、中からルギアが現れる
『ギャアァーーース!!!』
その雄叫びと羽ばたきにより嵐はさらに酷くなる
"伝説"
その二つ名にふさわしい力で、挑戦者を迎え撃つ。
ユウキはルギアの目を見た。
ルギアは怒っているというより、もっと本気を出せとそう訴えてきている気がした。
──………頼むぜ、相棒。ここからは正真正銘のフルパワーだ!!
俺は、腰にある一つのボールを手にする。
早い、早すぎる再開。
けれど、その程度で揺らぐ程コイツとの絆は緩くない。
── 伝説がなんぼのもんじゃい!!全部一緒に超えていくぞ!!リザードン!!
その手のボールを思いっきり空へ投げた。
「グルゥオォーーーー!!!!」
修行から帰ってきた最高の相棒と共に、"比類なき海の神"に挑む
最後に頼るのは、やっぱり相棒なんだよ。
共に戦ってきた最高の仲間なんだよ。
いつだって、最後の最後に頼るのは、自分が一番信頼できる奴だろ?
たとえ海の神だろうが、そこは変わらないのだ。
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