旅させてくれないから家出したわwww   作:ガチャ石は貯めない

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ニビシティからお月見山まで

どうも、初心者トレーナーのユウキです。

 

ジム戦から数日、今はニビ博物館に来ています。ここには特に用はないけど記念に見ておくかなーと思ってたんだけど…

 

「──お願いだ!これをオーキド博士の所に持って行ってくれないか!!」

 

──そうは言われましても…

 

博物館に来ていた研究員にめちゃくちゃ頼み事されてます。正直受けてもいいけどめんどくさいが勝ってまうんよな〜

 

「なぁ頼むよ!!君はトレーナーなんだろう!?〖空を飛ぶ〗でひとっ飛びしてくれたらいいからさぁ!!」

 

──あ、あの俺初心者トレーナーで…

 

「いいから頼まれてくれよォ!」

 

──え、ええ……

 

話し聞かねぇ!!なんだコイツ!!?

どうにかして逃げないと面倒になるな…けどここで逃げてもなぁ…今の時代SNSが盛んだし…絶対撮られてるよなぁ……嫌だな……

 

「ちょっといいか?」

 

───はい?「ん?」

 

声をかけられた先にはこの街のジムリーダーのタケシさんが居た。タケシは少し怒った様子でこっちに近づいてきた。

 

「──君、ここに滞在を許された研究員じゃないだろう?」

 

「なっ!?」

 

──ええ?

 

まさかの不法侵入してた研究員…………って事!?

んなもんわかるかぁ!!てかもしかして通報されてた感じか?

 

「SNSで一人の呟きがあってね。『新人っぽいトレーナーにめちゃくちゃ頼み事してる研究員が居る』と、ご丁寧に写真付きで。そして君の顔はこの博物館に派遣された研究員兼博物館職員じゃない。──何者だ?君は。」

 

「う、グッ…」

 

研究員は分が悪いと感じたからかすぐさま逃げようとしたがタケシさんが背負い投げをして捕獲。そのままジュンサーさんが来るまで縄で縛られ、ジュンサーさんが来たら引き渡された。

 

俺?しばらくは博物館を見て回ってた。……今のパーティは電気、炎、虫飛行、毒ぐらいしか居ない。スピアーを入れるかはともかくそれぐらいしか居ない以上、いわタイプを仲間に引入れるのはいいと思っている。だって頑丈持ちとか普通に強いし。

 

───化石かぁ…何処かの鉱山とかで見つかったりしねぇかな…?

 

「お月見山ならたまに見つかる時があるぞ?」

 

──うわ!?タケシさん居たんですか!?

 

「ああ、君に用があってね。」

 

──はぁ?なんですか?

 

するとタケシさんは持っていたバックから〖キラキラ光った石〗を取り出して渡してきた。……なにこれ?

 

──なんですか?これ。

 

「それはキーストーンの原石だよ。カロス地方のメガシンカを知っているかい?」

 

………マジ?

 

──それって、リザードンとかができるメガシンカですか!?…でもなんで?

 

嫌だってこれめっちゃ高価なモンだろ。見た目もそうだし。これを俺に渡すってなんでだ?カントーだと入手困難だろコレ。何より俺はメガシンカさせるならスピアーになるし、今のところ。

 

「それはね、レッドに頼まれたんだ。今のうちにその原石を渡しておきたかったんだってさ。なんなら、ウチで加工して渡そうか?」

 

──良いんですか!?……あ、金たんねぇ…

 

昨日お月見山に挑む為にめっちゃ買い物したんだよなぁ、虫除けスプレーとかあなぬけのヒモとかモンボとか回復薬とか買い込んだし……

 

「なぁに!お金は取らないよ!」

 

──え!?いいんですか!?

 

「ああ!レッドに元々頼まれてたからな!」

 

──レッドさんスゲェ

 

てかめっちゃ色々してくれるのなんでだ?ホントなんでだ?

気にかけてくれるのは嬉しいけど…こんな高価なもの渡されても…今の俺には使い道はない…あ、挑む時使って来いってことか、納得。

 

──じゃあ、頼んでもいいですか?

 

「おう!もうニビシティを出るのか?出るなら送り先を決めておきたいんだが…」

 

──ならオーキド博士の所にお願いします。そこなら強くなったあとまた寄るはずですから。

 

「……そうか、トキワジムに挑むときに…楽しみだな!時間があればまた俺の所にもよってくれ!君のメガシンカを俺も見てみたいからな!」

 

──はい!

 

この後キーストーンの原石を持ってタケシさんは戻って行った。……受け取る時はもっと強くなってないとな。ヒトカゲの育成どうしようかね〜?両刀でもいい、特殊でもいい。なんならメガシンカ前提で物理でもいいかもしれない。……ピカチュウと一緒にアローラ地方でZ技使ってもいいかもしれないな!ガラルだと…あ、バタフリーがキョダイマックス持ってるジャーン。……先でかなり強化されるの確定かコレ?まぁいいや。

 

──さ、明日はニビシティをでてお月見山に行くぞー!

 

 

 

 

 

次の日…

 

 

 

お月見山近くのポケモンセンターで今一休みしてます。ついでに言うと道行くトレーナーとバトルしてダメージを受けた手持ちを回復中です。……後、目の前に一人の少女がいます。ハッキリ言います。怖いです。めっちゃ怖いです。……カツアゲとかされねぇよな…。

 

「ねぇ、アナタがレッドが気にかけてるトレーナー?」

 

──……………………たぶん?

 

「たぶんって何よ、そうなんでしょ?レッド本人が言ってたし。」

 

──ええ....(困惑)

 

なんかレッドさんと知り合いみたいです。……誰ですかねこの人。怖いんですけど。

 

──あの…

 

「?何よ。」

 

──ど、どちら様ですか?

 

「……あ、自己紹介してなかったわ。私はリーフ。あの子の双子の妹よ。」

 

──レッドさんの双子の妹さん…妹さん!?

 

「ええ、驚いた?これでも結構有名人なんだけどなぁ?」

 

いや知らねぇよ!?ほんとかどうかも分かんないけどそんな情報知ってるわけねぇだろ!?こちとらポケモン持ってない時期をポケモンの知識とかを詰め込むのに明け暮れてたんだぞ!?……何とか学校にいる為には成績良くないとカバー出来なかったから……思い出して吐きそうになりそうだ。思い出すのやめよ。

 

「……顔色悪いわね。大丈夫?」

 

──あ、はい。大丈夫です。昔のこと思い出すついでにトラウマも思い出して吐きそうになっただけなんで…

 

「──そういえば、グリーンが言ってたわね。色々あったんだってね?」

 

──はい。人に話せることでも無いので言いませんけど…

 

さすがにこの歳になるまでポケモン持ってなかったとか言えねぇよ言いたくねぇよ。

 

「ごめん、事情は知ってるのよね。……まぁだからといってなんだって話しだけど。」

 

──あ、そうですか。

 

し、知られてたー!!!?レッドさん!?グリーンさん!?……いや口止めしてねぇや。これは戦犯ですわ。

 

「とりあえず、しばらく旅に同行していい?」

 

──はい?

 

なんて?

 

嫌なんて?度に同行?嫌なんですけど?旅に女の子連れてるとか嫌や!色々気を使いたくないのに!!絶対お断りぃーです。

 

──嫌です。お断りします。

 

「……なんでよ?言っとくけどアンタより強いわよ?私」

 

──それでも嫌です。確かにそれは理解してますけど、旅は一人でしたい派でして。有難いお誘いですけどお断りします。

 

「……なら仕方ないか…でもいいの?私、結構スタイル」

 

──すみません、初対面の人をそういう目では見ないようにしてるのでないです。

 

「─────────」

 

あ、絶句してる。……どうやらポケモンの回復が終わったみたいだしさっさと受け取って逃げよ。

 

 

こうして絶句してるリーフさんを置いてお月見山に入った俺。悪いけど、女の子と一緒の旅はお断りだ。だって、女の子の日とか来たら対処分かんないからね、仕方ないね。

 

それにたとえ男であっても一人旅がいいからって理由で逃げます。そら1人より2人になるのはわかるけど無理して一緒に旅する必要ないからね。嫌な時は嫌だと言えないと、やってけないぜ!

 

 

 

 

 

 

 

「──ごめんレッド。一緒に旅する事は出来なかったわ。……え?別にいい?なんなら今の進捗知れたらそれで良かった?……そ、ならいいけど。お兄ちゃんはそろそろ渡すタマゴ決めたの?───そう。まだなのね。あの子の手持ちポケモンはピカチュウヒトカゲバタフリースピアーよ、しかももう30近いレベルになってるわ。送るなら早めにしておきなさい。…………………全く、お兄ちゃんは気に入ったからってアソコまで気にかけることある?……ま、仕方ないか。あの子の目、キラキラしてたし。──ダメだ、欲しくなった。絶対逃がさないからね、ユウキくん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お月見山にて…

 

ブルっ!

 

───うう、もしかして風邪ひいたか?俺。

 

「カゲェ?」

 

──大丈夫だよ、ヒトカゲ。…よし!勝つぞ!

 

「カゲェ!!」




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