旅させてくれないから家出したわwww 作:ガチャ石は貯めない
前回のあらすじー
主人公!鈴の塔から落下!!
ユウキは落ちる中、呑気に(あ〜………なんか前にもこんな事あったなー)とか考えていた。
今自分な何が起こっているのかを理解した上でそんな事を考えていた。
──(いや〜やっちまったな〜………なんかさっき声が聞こえた気がするけど………いやほんまになんか聞こえたよな?普通、もう俺地面に顔面から着地してるよ?)
そんな事を呑気に考えているユウキ。でも仕方ないのだ。
なにせ、
そらこんなこと考える時間もある。
(…………名前呼べば助かるか?)
ユウキは何となく、この現象を起こしている元凶の名を呼ぶことにした。
──こい、
その瞬間、ユウキの前にパルキアの腕が現れ、ユウキはその腕に捕まる。
そして、その腕の持ち主は、ユウキを下におろした。
──っと、ありがとうパルキア。
『ぱる』
こんな可愛い鳴き声であるが、
ちゃんと
空間ポケモンと図鑑に表記され、その存在は神話にすら登場する程の格を持つポケモンだ。
そんなのが俺を助けた理由はただ一つ。
──久しぶりだな。元気にしてたか?
『ぱるるぅ』
──そっか、なら心配はないな。
ユウキは少し準備運動をした。
──よし、パルキア!俺を上に!
『ぱるぅぅ!!!』
パルキアのひと鳴きで、俺は鈴の塔の最上階まで飛んでいく。
どっちかと言うとワープに近いが、それはそれ。
今大事なことは、ホウオウをどうにかする事だ。
──っと、悪いルギア!!心配かけたな!
『───主、どうやって……っ!?なぜここにパルキアが!?』
『……あー、あー、……よし、喋れるな。ルギアよ、案ずるな。我はただ友の命を救うために来ただけよ。………友よ。今はあの不死鳥めをどうにかするのだろう?』
──………お前、ヒスイの頃は喋れなかったよな?
『必死に覚えたが?』
──強い。
『さすがパルキア。』
すると、前で爆発が起こる。
煙の中からホウオウが現れて、まるで逃げるように空に飛び立つ。
だが、それを許さないとばかりにリザードンが後ろに回り、かみなりパンチでホウオウを落とす。
──………まずい、リザードンがキレた。
『主が死んだ可能性あるし、そもそも助けようとしたら邪魔されてたしね。仕方ないね。』
『あまりの意地汚さにさすがにドン引きしたぞ、我』
──………まぁ、司令塔を潰そうとするのは普通にありな戦法だから………
『限度がある。』
『さすがにこの場合はダメです。』
──伝ポケたちからダメ出しされてて草
なんでこいつら目の前で血みどろの復讐劇が行なわれてんのに呑気に喋ってんだ?
──さて、そろそろ止めるか。パルキア、空間操ってアイツらをホウオウから引き離して、ルギアにぶつけてくれ。ルギア、好きに戦え。
『了解した。頼むぞパルキア』
『友の頼みだ、喜んで聞くとしよう。………だからはよテンガン山にきてくれ。出来れば、ホウエン行く前に』
──………了解。
パルキアはユウキの言葉に頷き、ルギアとホウオウを同じ空間に隔離した。
ルギアは隔離された後、ホウオウをボコボコにし始めた。
ホウオウは回復が間に合わないほど技を食らっていたのか、体力が消耗していた。
ルギアの攻撃に回避できずにホウオウはボコボコにされる。
可哀想だが、自業自得な所があるのでユウキは一旦ホウオウ達を無視した。
──お前ら。
そう声をかけると、リザードンたちは振り抜く、ホウオウに視線を送っていたユウキのポケモンたちも振り向く。
────そこに居た、自らの主を目にして、動かなくなる。
そして、弾かれたようにリザードン達はユウキに抱きつく。
──おー、よしよし。悪かったな、心配かけたぞ。
『………』
パルキアはその様子を見て、(あ〜………ポケモンたらしなところは変わってないか〜………今度"アイツら"に自慢したろ)とか考えていた。
──………よし、落ち着いたな?
ポケモンたちは頷く。
──よし!……さーて、ホウオウは?………わーお
ホウオウは閉ざされた空間で、ルギアにボコボコにされていた。
ルギアが"影分身"しながら"げんしのちから"と"どくどく"をぶち込んでハメ倒していた。
"神秘の守り"とかやらせる前に"げんしのちから"でステアップしつつ邪魔をして、"どくどく"をぶち込んだのだろう。ホウオウは回復が間に合わないのかどんどん疲弊していく。
ホウオウの攻撃は増え続ける影分身によって回避され、ホウオウは"影分身"を含んだルギア達の"げんしのちから"でめちゃくちゃボコボコにされていた。
………多分、ファイヤーが数体分は倒れてるレベルの火力でぶん殴られている。
──流石に止めるか。ルギアー!そろそろいいぞ〜!
ルギアは俺の声に気づき、ホウオウの首根っこを掴んで近づいてきた。
パルキアは攻撃が終わったタイミングで隔離していた空間を解除している。
──………悪いなホウオウ。とりあえず、ボールに入っててくれ。
そう言いながら、俺はホウオウをモンスターボールに入れる。
ホウオウは大人しく入り、俺の手の中で三回揺れ、ゲットされた。
──……………ホウオウ、ゲットだぜ。………なんて言える空気じゃねぇよ。
『…………我、昔にこの展開見た事あるのだが?』
──ヒスイの頃のアレコレを言わないでくれ。確かにディアルガにやったけど。
『………さて、我はこれで帰るとしよう。これ以上いたらギラティナに───』
すると、水たまりから黒い影が現れ、パルキアを引きずり込んだ。
そして、パルキアは抵抗できずにそのまま連れていかれてしまった。
──………ギラティナに連れていかれたな。お気の毒に
『…………確か、世界の裏側と呼ばれる場所にいる、守護者であったか?……我らが主は様々なポケモンと知り合いのようだな。』
──………あいつの場合、知り合いってより"友達"の方がしっくりするな。パルキアもそうだし。
『……そうか。では、帰るとしよう。エンジュシティに帰り、主は怒られる為に』
──………今回は俺なんも悪いことしてないぞ……!?
その後、エンジュシティに帰った俺は、マツバさんとゴールドさん。そしてゴールドさんのライバルであるシルバーさんにめちゃくちゃ心配された。
どうやら、今回の一件は中継されていたようだ。
………結構風吹いて雨降ってたと思うんだけどなぁ……?
まぁ、そこはメディアの人たちが何とかしたようだ。やるなぁ…(関心)
そして、レッドさんが飛んできた。
リーフさんを連れて。
──マズイ。やらかした。
そう、俺は鈴の塔から足を滑らせて落っこちたのだ。
パルキアに助けて貰ったが、本来なら死んでもおかしくは無いのだ。一応スマホロトムは構えてたけど。それでもやばい事をしたのは否定できない。
そして、やばい事をした俺は、リーフさんを旅の仲間として加えなければならない。
「さーて、まずは言い訳を聞かせてもらいましょうか?」
──………終わった、何もかもが……
とりあえず、言い訳せずに話そう。もう遅いけど。
────────
─────
──
その後、数日後にはチョウジタウンに向かうための道が開通した。
そして、俺の隣には──
「…………。」
カバンを背負い、行く準備万端なレッドさんと
「そろそろ出発ね〜。腕が鳴るわよー!」
肩をブンブン回しているリーフさんの2人が居た。
グリーンさんはジムがあるので付き添いができないが、今回の出来事でリーフさんとレッドさんをそばに置いとく方がいいと判断したようだ。
ちなみに、オーキド博士から連絡が来て、めちゃくちゃ怒られた。
もちろん、最初はただの観光で、最初からホウオウと戦う気はなかったとマツバさんの立証の元話したが、それはそれ。
『その事は信じるがのぅ?ユウキくんは色々と危険な目に逢いやすいようじゃし、レッド達には傍についてもらうぞ?』
って言われました。どうしてこうなった(n敗)
──………食費、大丈夫かなぁ……?
「心配ないわよ。一応言うけど、レッドは兎も角私はちゃんと働いてるし!」
「…………。」
「そう、だからお金の心配はないわ!安心して旅をしなさい、危なくなったら私たちが助けるから!」
「…………!」
「レッドも、できる限り助けるって。私たち兄妹にまっかせっなさ〜い!」
──………うっす。
…………俺の一人旅は、終わりを告げて、新たな旅が始まった。(不本意)
なんだろう……いつの間にか仲間が増えたよ()
感想、お待ちしております!
誤字脱字があれば、ご報告よろしくお願いいたします。