旅させてくれないから家出したわwww   作:ガチャ石は貯めない

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という訳で、早足ですが最後です。幕間なんでね、このくらいでいいじゃろ(適当)


幕間:レジェンズBW(3)

ユウキside

 

──………なぁ、流石によぉ……あのバカ息子を止めるにはヒスイにいる俺のポケモン連れてきた方がいいと思うんだ。

 

『………たしかに、この際だし全員連れてくるか。よし、連れていくからボールにつめこめぇ!!』

 

──おおーー!!!

 

〖朗報〗ユウキ、ヒスイ図鑑を完成させる〖やったぜ〗

 

かつての仲間を再開し、そんでついでに各所に挨拶をして───彼はヒスイに再び別れを告げた。ついでに〖力業〗〖早業〗をピカチュウとリザードンに覚えさせた。

そして、ユウキは早業と力業の両方の教え方を習得した。

 

 

──よし、帰ったらポケモン達全員に教えてやろう。一応スマホロトムでメモしたし、イイよね!

 

『保存もバッチリロト!』

『────なんだろう、現代のバトルだと対応できなくて大体の人達なぎ倒されそうだよね。』

「ピカピカ、ピカチュウ。(※特別翻訳:そもそも、こんなのされたら大体のポケモンは対応できないと思う。)」

 

こうして、ユウキは昔のイッシュ地方に戻ってきた。そして………。

 

 

 

 

 

──────んで?〖"英雄"を導く龍〗すら使って、このザマか?その程度(・・・・)で?

 

「「う…うぅ………」」

 

「くそっ……貴様ァ……!!」

「よくも……我らを…!!」

 

──知らねぇよ。慌てた様子の王様2人が頭抱えてたから、来てみたらドラゴン2体を使って喧嘩してたとはな……拍子抜けも良いとこだ。

 

 

そう言うと、ユウキは彼らに背を向けてその場を去る。

 

 

「ま…まて……!!逃げる気か……!?」

 

──逃げる?ハッ。

 

 

ユウキは、王子の1人の言葉を鼻で笑い、狂気的な笑みを浮かべながら笑う。

 

 

────お前らごとき(・・・)から逃げる必要ないだろ?俺をどうにかしたいなら、もっと自身を鍛えてから来な!

 

 

そう言い、ユウキは自分のポケモンを連れて帰っていく。所詮、ポケモンを奴隷のように扱うことしか知らない時代だ。生粋のバトルジャンキー……それも、ヒスイにて再発した"狂気"があるこの男には、彼らでは勝てない。勝負を挑んでも何一つ出来ない。

 

2人の王子は、生まれて初めての侮辱、屈辱を受けた。その体は、怒りに震えていた。

 

それもそうだ。

2体の伝説のポケモンを使い、あまつさえ自らの手で育成してきたポケモン達を

たった一体のポケモン出全て蹴散らされたのだ。それも、たかが"電気ネズミ"の手によって。

 

2人は拳を固く握る。

 

そして……

 

((必ず、跪かせてやる……っ!!!))

 

地に伏せた2人の王子は、そう思うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現代side

 

彼女たち4人は、未だに壁画について考察していた。ついでに、この塔についても疑問が増えた。

 

「………それにしても、リュウラセンの塔にどうしてこんなものが……?」

 

「そこに関してはなんとも。ですが、仮説は日々考察されていますよ。例えば、〖この時代でも紙は貴重品であったが故に、壁画にして歴史を残そうとした〗とか、〖イッシュ地方における転換期として、この壁画を彫ることで未来にまで受け継がれるようにした〗……など。」

 

「なんとも言えませんね。キュレムやレシラムはどう?あ、ゼクロムにも聞いた方が良いかな?」

 

『ルーワ。』

『ヒュラ。』

 

「………2人とも、『これに関しては分からない』と、言っているね。」

 

「そっか……。そういや、キュレム。もしも彼が過去からこの時代に来たら、そっちについて行くの?」

 

『───────ヒュラ!?ヒュララ!』

 

「『ファッ!?流石に今の主を見捨てる気はないぞ!』と、言っているね。それはそうと会えるなら会いたいとも思ってるよ。」

 

「任せて。帰ってきたら全力でアンタを見せるから。」

 

『ヒュララ!!』

 

「ふふ……嬉しそうだね。」

「時を超えた友情。実にいいものです。これがどのようにして力を発揮できるのか……研究員としては試してみたいものです。ここではしませんが。」

 

「あはは………あれ?この壁画、まだ奥に続いてませんか?」

 

そうメイが言いながら指を刺された場所には、新たな壁画のような物が見え隠れしていた。

 

「…掘りましょう。」

「掘るしかないね。」

「全力で"いわくだき"ね。」

「よーし!ぶち壊すぞ〜!」

 

 

こうして、格闘ポケモン達による発掘作業が開始された。なお、数分で終わった模様。

 

 

そこに描かれた壁画には、このような内容が描かれていた。(キュレム&レシラム翻訳)

 

────滅んだイッシュ地方の王国は、しかして多くの人々を救うこととなった。

────しかし、キュレムの力は膨大で、人が扱うには早すぎる力だった。故に、"人間"はその力を楔に封じ込めた。

────そして、この壁画の先に封じ込めたのだ。キュレムが、新たな主と共にここに現れることを祈って。

────そして、かつての王国の民は"人間"に感謝の意を込めて、この壁画と塔を建てる事にした。"人間"は、神々しいポケモンと共に王国の民にお礼を言いながら消えてしまったが、彼らは感謝を忘れずに建築したのだ。

 

────かの力を持ちし"英雄"よ。もしも、かの龍の"虚構"を埋めたいと願うなら、この先に行け。さすれば、"真なる楔"を手にしようぞ。

 

 

「───つまり、この"遺伝子の楔"とは違う……本来の"楔"があるって事ですかね……?」

 

「………それは、この先に行けばわかるわ。」

 

そうして、4人は壁画の奥に向かっていく……。

途中、どこからともなく現れたポケモン達を倒していき、どんどんと下に降っていった。

 

 

 

そして、最深部。

 

 

 

そこには、ひとつの祭壇があった。

 

そして、その祭壇には【ひとつの楔】が備えられていた。

 

その楔へと赤と青のエネルギーが螺旋を描きながら吸収されており、まるで新たな主を待つようにそこに鎮座していた。

 

 

「……………キュレム、アレが?」

 

『──』

 

キュレムは、小さく頷いた。しかし、その目にはこれ以上近づいてはならないという顔をしているようにも見えた。

 

「………引き返すわよ。」

 

「おや、それはどうして?」

 

「……あれは、まだ私たちが扱える物じゃないわ。それに、保管なりするにしても、用意が必要でしょ?」

「……たしかに、安易に触れて壊したりしたら……うぅ…!鳥肌立ってきました…!!」

 

「そうだね、その判断は正しい。アクロマくん、ここは引こう。」

 

「……………ええ。非常に残念ではありますが、そうしましょう。」

 

こうして、4人はそのまま最深部から避難した。

 

 

 

─────その楔は、未だに"終末"の力を宿している。

 

 

 

 

 

 

ユウキside

 

 

 

──……うーむ。とりあえずあの王子共を叩き伏せて、王様に頼まれて玉座も破壊して……キュレムのめちゃくちゃな力は封印した。

 

『そして、この時代のポケモン図鑑も完成した。』

 

──………うん。やる事ないな!!帰ろう!!

 

『……だな。では元の時代に続くゲートを開く。……ああ、ポケモンが入ったボールはバッグの中に詰め込んでおけ。あの世界に戻った際に、其方が信頼する研究者の元に転送しておこう。』

 

──気前がいいな。………まっ、いっか!それじゃあ………またな、過去のイッシュ地方!未来でまた行くからな〜!

 

 

こうして、未来からやってきたポケモントレーナーは未来へと人知れずに帰っていった。

しかし、彼に関わった人達は彼に感謝を持っていた。持っていたが、お礼が出来ていなかった。

 

故に、空の果てまで貫かんとする塔を建設した。多くの人々が、彼が生きている"未来"まで残っていることを信じて。

 

後に、その塔は"リュウラセンの塔"として知られ、その地下には彼が残した"楔"が鎮座させられていた。

 

過去に生きていた人々は、彼がリュウラセンの塔の下にそんなものがあるとは知らなかったが、元王や元王子達はタダならぬ気配を察知し、地下に壁画とその祭壇へと続く道を整備した。

 

………それが、結果として今回見つかったのだからある意味いい仕事をしたのだろう。

 

 

こうして、彼の過去修正の旅は終わったのだった。イッシュ地方消滅の危機は人知れず去ったのだった。

 

──そういやよ、結局なんでレシゼクがブチ切れてイッシュ地方が滅ぶんだ?いや、王国は滅ぶのは確定してたと思うけど。

 

『………ああ、あの2体が暴れると、割と近めのところに居たキュレムが割り込んで吸収。そして、人類に絶望して世界が滅んだ可能性あるんだよね。お主呼ばなければ。』

 

──────はい????おま、まさか!?

 

『うん。ホントごめん。許して欲しい。』

 

そう!このクソ邪神は、サラッと世界滅ぼすタイプの特異点が発生したのでそれを解決させていました!!マジでぶん殴られた方がいいと思う。

 

──おま!?ざっけんなよテメェ!?何つーモン任せてんだ!?というか、キュレムのオリジンフォルムってそんなの出来るの!?

 

『うん。私も喰らえば普通に死ぬレベルの一撃放てるよ。その一撃で世界が滅んじゃうぐらいには。』

 

──………何処の"人類愛"なんですかねぇ……?

 

『いやはや……世界は怖いものばかりだねぇ……。なぁ?我が分身の主よ。』

 

──はは、そうだな………それじゃ最後に……。

 

 

 

 

───────お前を〇す。(ヒスイ産ヘビーボール(特別製)を構えながら)

 

『!?!?!?!?』デデッ!!

 

 

その後、ユウキは現代に戻る間にアルセウスに豪速球でヘビーボール(重さ20倍)を全弾ヒットさせた。

アルセウスは死ぬほど投げられては逃げようと奮闘したが、顔はボコボコになり、胴体には抉られた箇所が何個もできたが、ユウキはスカッとした!

 

──所詮…邪神は邪神なのだ……。

 

『』チ──────ン

 

 

そして、現代に戻ってきたユウキ。久々の現代のシャバを思いっきり吸い込んでは、安心した。

 

──……よし!ホウエンに行くか〜!

 

『行くロト〜!』

 

ストレスも発散し、ヒスイと過去のイッシュ地方でのポケモンたちをオーキド研究所に転送されたことを確認し、彼は再び歩き出したのだった。




キュレム(オリジンフォルム)

専用技
氷結世界(ファイナルエンド)
"こごえるせかい"から変化したオリジンフォルムの最恐の切り札にして、最凶の一撃。
自身の全エネルギーの殆どを使い、相手のポケモン全てを一撃で葬る。

ゲームで言う性能は【必中+全体攻撃+一撃必殺】。その変わり、自分のHPは1になる。反動とかは特にない。
本来なら反動で動けなくなるが、とあるトレーナーのせいでなくなった。誰やろなぁ…?(すっとぼけ)


キュレムはユウキに脳をこんがり焼かれたけど、今の主がいるので普通に暴れたりはしない。ただ、トウコがユウキにキュレムを渡したりしたら、それはもう暴れ散らかす。嬉しさのあまり暴れだしてセルフオリジンフォルムになるくらいには暴れ散らかす。

ちなみに、オリジンフォルムの見た目はホワイトキュレムがさらに毛深くなった感じ。けど、両手がブラックキュレムの見たくなったりと要所要所でゼクロムの面影を感じれるって感じのイメージ。……まぁ、多分神絵師さんが描いてる人おるやろうし、各々が好きな姿を浮かべててくれると助かる。

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