旅させてくれないから家出したわwww 作:ガチャ石は貯めない
「プライベートジェットが使えて助かった〜…な、ユウキ!」
──お?意見か?
「なんでだよ。」
やぁ、一般トレーナーだ。
今はシンユウが持ってるプライベートジェットで空の旅してます。目的地は懐かしのシンオウ地方です。
それにしても……まさか、俺の親友がプライベートジェット持ってるぐらいの金持ちとは知らなかったなぁ……。
「……それで?シンオウ地方では何するんだ?」
──正直、ヒスイ地方のポケモンは、ほぼシンオウ地方のポケモンと変わらないからなぁ……シンオウ図鑑自体はほぼほぼ埋まってるんだよね。
「……だよな。でも、伝説とかは?」
──悲しいけど、置いてきた。連れてくる理由もないし、連れてきたらタイムパラドックスとか、色々と起こりそうだし。
「………正しい判断だな。…で?ルギア達には挨拶したか?1年間もほっぽり出してたわけだし。」
──はは!くっっっっそ怒られたが??なんなら今回は着いて来たからな??
そう、俺たちはホウエン図鑑埋めとレベル上げを終えた後、1度オーキド博士に連絡を入れたのだ。マスボとか貰えたし、流石にね?
でも、オーキド博士は連絡が繋がらず……出たのは謹慎中のレジェンドたちだった。
そして、開口一番に放った言葉は……
『ユウキ!頼む!ルギアとホウオウを連れていけ!!』
──ファッ!?
─────どうやら、俺が1年間も過去の世界に行ったことをアルセウスが俺のポケモンたちに教えていたようで……ルギアとホウオウがブチ切れた。
1年間も世界各国を空と海を監視して見張ってたのに、過去に行ってたとか言われたらそら切れる……との事。主思いのいいポケモン達である。
なお、再開したら開幕めっちゃ怒られたけど。でも愛ある怒りなので甘んじて受けました。
『────という訳だ主よ。これからずっと、我らの誰かは手持ちに入れてくれないか?』
『──断る!!!!!!!!』
『折れてくれ主…!!』
なお、どさくさに紛れて強制的に編成されようとしてたので全力で抵抗します。……昔のリーフさんを思い出したな。
「ユウキ、リーフさんから電話来てるぞ?」
──いいかい、シンユウ。こういう時は出たら死ぬんだよ。
『うるせーロト。繋げてやったロト。』
──何やって『ユウキ!!!今どこ!?ホウエンに着いたのに居ないんだけど!?』
耳キーーんしたわ……。
──すんません。今シンオウ地方に向かってます。というか、謹慎中でしょうが!?
『何言ってるのよ!?そんなのもう終わったわよ!!今から向かうから逃げないでよ!?』
──そんなにバンバン地方を渡れる訳ないだろ!?
『バカね!こっちはリーグ殿堂者よ!リーグにいえば行けるわ!!』
──発想がバケモン!!!
「諦めろ。どうせあの人たちは来る。それに、丁度いいだろ。」
──………何が??
俺は、シンユウの態度が気になった。まるで、狙い通りと言わんばかりにいい笑顔で言った。
「お前は、これから世界中のトレーナーと戦う事になるんだからな…!!」
──は????
シンオウ地方。
かつて、俺が家出した家がある地方であり、シンユウが初めて殿堂入りした場所だ。
俺がアルセウスに出会ったのも、この地方だったな。おいコラオリジナルお前マジで巫山戯んなよ。
『いきなり悪態つくのやめよ??』
(──黙れこのクソ邪神。)
『ヒィン……』
(可愛くない。-999999999点)
『オーバーキルにも程があるだろぉ!?』
………そして、今はジェットから降りて荷物を取り、空港内で伸びをしている所だ。『無視!?』とても楽だけど座りっぱなしはやっぱ辛いね。
んで、そこに近づいてくる"2人"の女性。俺はこの人達を知っている……!
「久しぶりね、ユウキくん!」
「見つけたわよ、ユウキ!!」
──うへぇ……。
「www」
リーグが用意したプライベートジェットでカッ飛んできたリーフ達レジェンドと、シンオウ地方チャンピオン兼歴史の研究者でもあるシロナさんが、俺の前に現れたのだった。
「うげ〜」
「……うげ〜」
「ミィ……」
「──────」
なお、おそらく男レジェンド2人と殿堂入り2人は連行されてきた模様。可哀想過ぎる……。
その後、軽く挨拶をして今は空港の外である。どうやら、ヒカリさんはポケモンコンテストの方で有名な人らしい。普通に強そうな人だったから殿堂入り者かと思ってました。すみません。
──とりあえず、シロナさん達がなんも変わってなさそうで良かった?です。
「あら、そういうあなたは色々と変わったようね?」
──まぁ、はい。
「変わったと言うには、あまりに経験値が違いすぎると思う。」
「そうね。本当にその通りよ。」
「あの人、そんなに凄いんですか?」
「うん。ヒスイ地方と過去のイッシュ地方に行って世界を最低2回は救ってると思うぞアイツ。」
「「「「え。」」」」
「………あと、1年前だけどアローラポケモンリーグのチャンピオン相手にほぼ引き分けに近い敗北してるよ、彼。」
「え、それって……サトシと……!?」
「………あなた、本当に何してるのよ???」
──過去に行ったのは大概アルセウスのせいなので。とりあえずやりの柱に行っていいですか?アルセウス呼び出してぶん殴るんで。
そういいつつ、俺は"ヒスイ産ヘビーボール(アルセウス用)"を構える。
『やめよ???その構えてるボールをおろそ??それただの鈍器だよね??知ってるやつより重いよね!?』
──お前をボコす。
『!?』デデッ!
とりあえず、
『ヒィっ……本当に怖いんだけど……!?』
「…………ねぇ、スマホロトムから聞こえるこの声って…??」
──ああ、アルセウス(本体)です。俺の抹殺対象です。俺を過去に拉致ったのもこいつです。
『紹介の仕方もう少し穏便にしようよ!?10割本当なんだけどさ!?』
──とりあえず、邪神様は楽しみにしてろよ〜。お前ぶっ殺すからなぁ〜(気さく)
『ふはは!!神を殺せるとでも!?』
──うん。とりあえず唐辛子塗りたくっとくね。
『あ、精神的に??精神的に殺すつもり??でも当たらなければどうということはない───「──さて、あとはルギアと3神に手伝ってもらうか。」あ、それは待って??普通に死ねるから、ねぇ待って!?無視しないで!?おねがいだからぁぁぁぁぁぁ!!!!』
あ〜楽しみ〜。今からこいつぶん殴れるなんて!とりあえず5回ぐらいは殺さないとなぁァァ!!!えーと、とりあえず唐辛子……はインパクトに欠けるな。その50倍はあるやつ塗っとくか。そもそもアルセウス用のはほぼボールとしては使えないから───。
『あかんこれ死ぬわ。残機減っちゃう。多分5個くらい。』
そういうアルセウス(本体)は、スマホロトム越しではあるが、哀愁が漂っていた。
そんな様子に、シロナさんは震えながら指を指し、ユウキの変わりようをシンユウに聞いた。
「……………ねぇ、シンユウくん。彼、本当に何があったの???」
「神に見初められた奴が、見初めてきた奴が本格的に死なないと知ってるから本気でストレス発散するって感じかと。」
「……ええ....(困惑)」
「「「「可哀想……」」」」
「………。」
よし、準備完了!
──それじゃ、俺はテンガン山行くんで!!あ、これヒスイ産のボールとポケモン図鑑の写本です。とりあえず渡しときますね!んじゃ、パルキアーー!!俺をテンガン山まで連れてってくれ〜!
『──────任せよ!』
こうして、ユウキはパルキアに乗ってテンガン山に向かうのだった……。
シロナに色々と爆弾を渡しながら。
「え、いやちょ…なにこれ───────────!?」
「あ、シロナさんが固まった。」
「すごい……シロナさんがここまでフリーズする事あるんだ……。」
「ひでぇな……歴史研究者であるシロナさんに、マジモンの爆弾投げやがった。」
「当時の図鑑の写本と使用されてたボールとか……いくらお金を積んでも買えないものをあーもサラッと渡されたら軽く死ねるわね。」
「…………怖。」
「レッドさんが怖がる所業をサラッとやるとは……俺の親友、恐ろしい子ッ!!」
この後しばらく、シロナさんは動くことが出来なかった。ヒカリたちはとりあえず、ボールと図鑑を回収し、シロナさんを抱えて近くのホテルにぶち込んでおくことにしたのだった。(同伴:ガブリアス)
シンユウ達は、それについて行くことになった。
そして、ユウキはテンガン山にて………
──くらいやがれ超必殺飛鳥文化アタックゥゥゥゥーーー!!!
『グゥゥオオオォォォォォォォォーーー!?!?!?』
アルセウス用のヘビーボール(当たると普通に死ぬレベルの劇薬塗りまくってる)をぶん投げてアルセウスをシバキ回していた。
『……我ら、居るか?』
『────主、ああ見えて普通に我らと殴り会えるからな……最悪停めれるようにしておこう。うん。』
『だな。』
なお、この光景はしばらく続いた模様………
──うははははは!!!今までの憂さ晴らしぃぃぃ!オラァァァァーー!!!
『Door!?ブルァァ!?ア゙ア゙ア゙ァイッタイメガーー!?!?ゴハァッ!?横っ腹はやめっィだァァァ!?ちょ、抉れた!?今絶対抉れ、ぐるぅぁぁあ!?!?ちょ、助けああああア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッ!!!』
ユウキ「A.テンガン山登って、邪神を粉☆砕しに行く。」
可哀想とはちっとも思わないユウキくんによる(理由しかない)暴力がアルセウスを襲う──!!☆
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