これはあれですか?あの、……。
出てこないや。
これは、まだ支部長がペイラー榊では無くヨハネスだった頃のお話である。
時期はリンドウが消息不明になりアリサが復活したある日。
ー極東支部ー
直樹「これで、アリサも復活ですね」
精神状態が最悪だったアリサがしばらくしていたら症状が緩和して僕と練習がてらミッションを行い、今はこうして会話をしている。
アリサ「はい、神薙さんのおかげで支障にならない程度まで回復しました。」
最初、出会った頃は近寄ることも出来なかったけれど僕にだけ部屋に誘ったり配給を分け合う仲になった、流石にメンバーであるコウタにキツイ言葉はあるけど前よりかは優しくはなったらしい。
直樹「もう、ヴァジュラ種に会っても大丈夫?」
アリサ「ええ、まぁ」
少しどよめいた気もしますが、また抱きしめるなど対処を考えましょうと思ったのだった。
ーアリサsideー
あの日、リンドウさんを閉じ込めた時から私は昔の記憶を思い出します、私のせいで両親を殺してしまったと、そして主治医の先生から両親の仇としてリンドウさんをターゲットにさせられ混乱した私はリンドウさんの言う通り空を見上げるように引き金を……。
アリサ「うっ……。」
神薙さんと話してから、私は部屋に戻りました。そして1人になるとさっきみたいに思い出します、でも神薙さんのおかげで症状が和らぎました。でも不思議なのは神薙さんの感情を感じた事です。
アリサ「……。」
また、ミッションに連れて来てもらえますか?
ーアナグラー
僕はミッションを受諾したあと神機保管庫に行くとアリサが待っていた、そこまで待ってくれたのかと神機を手にしていると。
ソーマ「お前ら、もうそこにいるのか」
直樹「ソーマが遅れているからでは?」
僕は正直な事を言い、もっと遅れてきたコウタを励ましながら、ミッションに行くのだった。
ー数時間後ー
ヒバリ『ミッション、終了しました、お疲れ様です』
直樹「お疲れ様です」
あらかたアラガミを片付けたのでキリのいい所で帰投する事にした。
ソーマ「俺はこの後、野暮用がある」
直樹「はい、了解しました」
一度ソーマとは別れて帰投していると、アリサがふと遠くを見ていた。
直樹「どうしたのですか?」
アリサ「いえ、何だか嫌な予感をしていて」
何故、そう思ったのかはわからなかったけれどその予感は後々当たるのであった。
ー3年後ー
直樹「今、思えばあの時に予感していた事は合っていたのかな」
アリサ「嫌な予感ですね、あれは予感していただけで」
アリサが言うにただ予想していただけで本当に当たるとは思っていなかったよう。
直樹「まぁ、でもこの予感だけで用心したかいもありました」
アリサ「用心にしては随分と軽いような」
信じていないなんて言えない。
次は何ヶ月になるかな?