この素晴らしき葬送のフリーレンに三度目の旅を!   作:ホーンベアーmk-lll

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はい!ちょっとモチベ上げるために別の作品を掛け持ちすることにしました!どうぞ楽しんで下さい!それでは本編をご覧下さい!


このエルフの魔法使いに新たな旅を!

それは1000年前の出来事、かつてこの地全てを支配しようと企んでいた魔王が存在した。魔王を打倒すべく数多の勇者が彼に挑んだが、誰もが討ち果たせずに散っていった。

……しかしとある4人組のパーティーが魔王軍を倒していき、遂には人類の悲願であった魔王討伐を成し遂げたのだ。

その4人組は勇者一行として人々から祝福を受けたのだ。

……………

…………

………

……

 

とある森の奥深く、そんな人が寄り付かないような場所に一人の少女が佇んでいた。白色の髪のツインテールにエメラルド色の目、そして手には杖を持っていた。そんな彼女の周りにはキャベツ等の野菜の大軍が転がっていた。

 

「……うん、これ位の量があれば一週間は持つね、後は保存の魔法を掛けてっと」

 

その杖を野菜達に振りかざすと全ての野菜達が浮いたのだ。そう、彼女は魔法使いである。

 

「しかし、最初空を飛んでるキャベツを見た時は驚いたな。どんな事したら野菜が生き物になるんだろ。」

 

そんな疑問を言葉にしながら彼女は小屋に入り、野菜達を奥の倉庫らしき場所に置いた。

 

「さて、後はトラップの魔法に動物とかが引っかかってくれてればありがたいけど………っ!?」

 

その瞬間、先程からずっと無表情だった彼女が驚愕したような顔で小屋から飛び出し、ある一点の方向をみつめた。

 

「何だこの魔力……ゼーリエ並の大きさ…いや、量ならそれ以上かも。何にしても、こんな魔力の感じ初めてだ」

 

そんな魔力を感じた方向を暫く見ていた彼女だが、何か思いついた様に小屋に戻りタンスから服を取り出し、着替え始めた。

 

「あの魔力、何かハイターとかザインとか僧侶が発していたオーラに似てる…それを魔力に当てはめると、それこそ女神とかしか思い浮かばないな、何にせよ興味が湧いた。確認しに行こう。800年もこんな森に居て退屈してたしね。」

 

そうして彼女は野菜を空間の様な物に閉じ込め、茶色のバックを持ち、小屋を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……随分手荒な歓迎だね」

 

彼女が小屋を出てから数時間後、森を抜けるとそこには禍々しい魔力を放つ者と、それを従える様に彼女と向かい合っている男が居た。

 

「我が名は魔王軍遊撃部隊第一部隊長ラーシェン!魔王様の命により、貴様を始末にしきた!」

 

「……魔王軍?……まさか私が森に引きこもってる間に新しい魔王が誕生してたのか?」

 

彼女がそう思考している内にラーシェンは愛剣を抜き、彼女に向ける。

 

「投降しろ!そうすれば命だけは助けて『ゾルドラーク』………や…る?」

 

彼女に対して話しかけていたラーシェンだったが、その途中にて何かが彼の心臓を貫き、穴を開けたのだ。その方角には杖を向けている彼女が居た。

 

「な、何……が」

 

その言葉を残してラーシェンは何が起きたのか分からずに死亡した。

それと同時に彼の部下の魔物達が一斉に彼女に襲い掛かる。

 

「ハァ……この数は流石に面倒だな…フェルンやシュタルク、ザインがいればなぁ……」

 

そう文句をたれながらも彼女は何と空を飛び、杖を魔物達に向けた。

 

…………

………

……

所変わって魔王城最上階魔王の間、そこには新たな魔王となった男と、その直属の部下が緊急会議を行っていた。議題は先程彼女が感じた者と同じ膨大な魔力の出現に関してである。

その事について話して居ると、ある部下が魔王に対し気になることを質問した。

 

「あの魔王様、一つだけ気になることがあります。何故遊撃部隊の一番隊を王都ではなくあの辺境な森に?」

 

「……それはだな、あのエルフが居るからだ、我が感じたのだ。エルフも感じれない訳がない。」

 

「エルフ?……魔王様、一体誰の」

 

部下が言おうとした瞬間にドアが開かれ、相当焦っている部下が魔王の間に入ってきた。

 

「ほ、報告!先程森に向かわれましたラーシェン様及びラーシェン様率いる一番隊……全滅しました!」

 

その報告を聞いた魔王以外の部下は動揺した。

 

「ば、バカな!全滅だと!?あり得ん!あのラーシェンだぞ魔王軍幹部同様多くのニホンジンとやらを葬ってきた魔王軍遊撃部隊一番隊のラーシェンが…負けたと!?」

 

その中の一人の部下が叫ぶ、それ以外の部下も信じられないような顔をしていた。

そんな中冷静を保っていた魔王が報告をしに来た配下に質問を行った。

 

「…そうか、して、一番隊を全滅させたエルフは、今何処に向かっている?」

 

「ハッ!ラーシェン様等を撃破した目標ですが、現在魔王様が感知したと言われたアクセルの街方面へと向かっております!」

 

その報告を聞いた魔王は座っていた席に深く座り込みため息を吐いた。

 

「……これは我の判断ミスだな、やはりもっと速くに対処すべきだったか……それこそ幹部と我で総攻撃すれば…」

 

その魔王の言葉にその場に居た全ての部下が驚愕した。魔王軍幹部は言わば魔王軍の最大戦力である。その幹部と魔王様含めての総攻撃を行わ無ければいけない相手?…部下達はそれ程までに、そのエルフが危険なのかと思った。…だが、一人だけ、世界の歴史を調べていた一人の部下がエルフの事で思い出す。まさかと思い、恐る恐る魔王に質問する。

 

「…あの、魔王様…そのエルフとは…まさか先代魔王様を打ち破った……」

 

そう質問をすると、魔王が部下の質問をこう答えた。

 

「…そう、お前の考えている通りだ。」

 

その言葉で部下の顔が真っ青となり、尻もちをついてしまう、更に呼吸も荒くなっていた。その様子を見た別の部下が質問を行う。

 

「おい!そのエルフとは何者だ!?」

 

その質問に呼吸を落ち着かせて部下はこう答えた。

 

「…約1000年前、先代の魔王様が勇者一行によって討伐されました。その勇者一行の魔法使いは、エルフでした。」

 

「…おい、まさか……そんな…」

 

「そんなまさかです。……エルフの正体は先代魔王様を討伐した勇者一行の魔法使い、そして人類史上最も我等を殲滅した魔法使い。…その名はフリーレン

……【葬送】のフリーレン」

 

 




取り敢えず世界線としてはフリーレン達が旅をしてから1000年後、このすばの世界になったって事です。その間にフリーレンは森に引き籠もっていたので何が何だか勝手が違う所からスタートです。

誤字報告お待ちしてます
感想評価どんとこい
では次回にてお会いしましょう!
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