東方神主伝   作:ごくでヴぁる

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にじファンから来ました。
とりあえず、前のまま投稿します。


第一章 博麗降誕
プロローグ


森の奥…人間たちは寄り付かないところに、一人の赤ん坊がいた。

この森は妖怪の餌場でもあるのだから、人間の処分所には適した場所だろう。

しかし、赤ん坊というのは珍しかった。

赤ん坊を捨てていく人は限りなく0に近いのだから。

赤ん坊が何らかの病気だったのか…もしくは、赤ん坊が異質だったのか。

おそらくあの赤ん坊は後者の方だろう。

その赤ん坊は、木の幹の方から動こうとしない…しかしその赤ん坊は泣くそぶりをしていなかった。

ただ、ボーと空を見ているように見える。

おそらく赤ん坊も気づいているのだろう、自分は待っていても暴れても…死ぬということが。

その赤ん坊のしている姿は、赤ん坊とは思えないほど大人びていた。

そんな赤ん坊の近くに足音がした。

赤ん坊は気になったのか、自分が包まれた毛布を持ってその方向を見た。

そこか現れたのは、男性が見たら10人中10人が美しいともいえる姿をした女性がいた。

赤ん坊の方は妙な気配を感づいていた。

しかも・・・その女性の方から。

 

「・・あらあら、なかなか変わった子みたいね」

 

その女性がそういうと赤ん坊は女性に抱き上げられた。

赤ん坊の方は少し驚いていたが、暖かさを感じて眠くなったのかあくびをしてすぐに寝てしまった。

 

「…本当に面白そうな子ね。まるで、黒い底に落ちた夢を現実に導いてくれるような…そんな気が。そうね…博麗黒夢、いいかもしれないわね」

 

女性は目の前にスキマと呼ばれる空間を開くと、その赤ん坊を抱き上げたままスキマの中に入っていった。

そう彼女は、幻想郷の…とは言っても最近出来たばかりだが、その幻想郷の創立者である、八雲紫だった。




プロローグです。
次回からは前書きとあとがきは省略します。
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