第六宇宙、不遇じゃね?   作:恋狸

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第2話

 重力室やっば。

 厳密には室内ではないんだけども。

 

 修行効率が桁違いなんだが???

 そりゃ戦闘力二万時代の悟空がギニュー特戦隊に圧勝できたのも納得だわ。思えば重力っつー概念が出てきてからインフレが加速したような気がする。

 精神と時の部屋も重力とか酸素とか云々だし。

 重力で体が鍛えられるってどんな概念なんだよ。一回説明して欲しいところではあるけど、漫画の世界で物理法則を持ち出しても無駄極まりないよな。

 

「たった5年で超サイヤ人3に到達した件」

 

 魔人ブウやれちゃうよ。

 俺も立派なインフレ加速の波に乗れたようで満足ですわ。

 まあ、力の大会まで後6年くらいしか無いことを考えれば悠長なことも言ってられないんだが。

 

「ここから先は……うーむ、超サイヤ人ゴッドになるか、超サイヤ人4を目指すか」

 

 多分描かれ方的に超サイヤ人4と超サイヤ人ブルーで大体同じくらいの戦闘力だと思うんよ。

 超サイヤ人ブルーが、謂わば超の神としての進化系だとすれば、超サイヤ人4はサイヤ人としての正統進化だ。どちらとしても甲乙つけがたい。

 だが、やはり神の気を纏うことによる恩恵はかなりデカいし、この先辿り着けるかどうかは不明だが、身勝手の極意などを会得するためには、やはり超サイヤ人ブルーになるのが手っ取り早い。

 

「よし、そうとなれば急ぐか」

 

 

☆☆☆☆☆☆☆

 

「なあ、母さん、父さん。ちょっと協力して欲しいことがあるんだけど」

「いつもバカみたいに……いや、実際修行バカのお前さんからの頼み事とは珍しいねぇ」

「修行狂いのお前からの頼みか……。実験台になれとかは勘弁だぞ」

 

 俺のこと何だと思ってんだよ。

 や、確かに平和な惑星サダラでこんな変なことばっかやってんのは珍しいけど。

 

「善の心を持つ人を3人連れてきて欲しいんだよ」

「善の心? 良い奴ってことか? それならお隣さんのソイさんのお宅で良いんじゃないかい?」

 

 ……そういえば、基本的に良い奴だったな、サダラのサイヤ人。カリフラとかの属するグループは……まあ、小悪党って感じだし、探せば幾らでも悪党のサイヤ人はいるんだが、全体的に性格が良い時点でサダラの民度を表してる。

 

 

☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 ──ハイ、無事にゴッドになることに成功しました。

 ダイジェスト形式すぎて、やってること完全にRTAですよコレ。いつも基本的にクズ運だけど、才能マンのキャベが走者のお陰で一直線にいってますね、ありがたい。

 

「ゴッド強ぇぇ!!」

 

 ……さて、まずはゴッドをモノにしないとな。

 最初の正規手段を踏んだゴッドはあくまで期限付きだ。この感覚をモノにしないと、神の位階には立ち入ることができない。

 

 ここから先はまた地味な修行に戻ることになる。

 時間はあるし、力の大会までに新たな変身形態を身に着けたいものだぜ。

 まあ、多分無理だけど。

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆

 

 ……行けたわ。

 

 

 

 

 

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