S−Forceの新人隊員奮闘記   作:マナドゥム大好き

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続きです。

今回は少し短めです。次回から、新章開幕という感じになると思います。

それではどうぞ!


新たな任務

「来人君!」

 

S−Forceの基地、ブリッジヘッドへと帰ってきた俺に小夜丸が心配そうに声を掛けてくる。

 

「小夜丸先輩。遊木来人、ただいま帰還しました」

 

「無事で良かったです…身体は大丈夫ですか?地縛神の一撃を受けたと聞きましたが…」

 

「あぁ…確かに、なかなか効きましたけど、この通り平気です!」

 

腕を回して平気だと小夜丸にアピールする。

 

「本当に大丈夫ですか?無理してませんか?何か異常があればいつでも言ってくださいね!」

 

そう言いながら、小夜丸がこちらを心配そうに見る。

 

「…はい。異常があれば、すぐに小夜丸先輩に話しますね!」

 

「はい!約束ですよ?」

 

「はい、約束します」

 

俺の言葉に小夜丸が笑みを浮かべる。

 

そんな会話を小夜丸としていると、メッセージが届いた。

 

「あれ?メッセージ?」

 

「私にも届いてますね」

 

そうして、メッセージを確認すると、ジャスティファイ総司令から、自分の元へ来るようにとのお達しだった。

 

「ジャスティファイ総司令からのお達しか…任務から帰ってきて早々何なんだ?」

 

「私も同じ内容ですね…ともかく、一緒に行ってみましょうか」

 

「そうですね。とりあえず、行ってみますか」

 

そうして、俺達はジャスティファイの元へと向かうのだった。

 

________

 

______

 

____

 

「失礼します。…それで、任務を完了したばかりの僕になんの用ですか?ジャスティファイ総司令」

 

「来人君、お疲れなのはわかりますが、そんなふうに不貞腐れてちゃ、めっ!ですよ」

 

小夜丸が腰に手を当てながら俺をめっ!と叱る。

 

正直、小夜丸が可愛いすぎるので、あまり怒られているような感じがしない。…まぁ、確かに失礼だとは思うし、気を付けよう。

 

「いや、構わん。私としても帰って来たばかりの来人隊員を呼びたててしまってすまないと思っている。…まずは来人隊員、今回の任務、ご苦労だった。君の活躍により、歴史は正しい方向に修正された。…まぁ、転生者を放置する判断は甘いと言わざるを得ないが」

 

「まぁ、そうかもしれませんけど…でも、その転生者も被害者ですから。結果的に反省したなら、逮捕する理由もないですよ」

 

「…そうだな。結果的に歴史は正しい方向へと修正された。今回は転生者のことは捨て置いても良さそうだ。…さて、本題に入ろう。ここにお前達を呼んだのは他でもない…新たな任務だ」

 

そう言いながら、ジャスティファイはこちらを見て、言葉を続ける。

 

「いくつものデータを盗んでいる運び屋について知っているな?」

 

「はい。I:Pマスカレーナさんですよね?」

 

「マスカレーナ…」

 

ここでI:Pマスカレーナの名前が出てくるとは…ということは次の任務はサイバース関連か?

 

「そうだ。小夜丸隊員、マスカレーナを君の執行対象とする」

 

「それが私の任務ですか…」

 

「執行…随分と物騒な物言いですね。何かやばい情報でも盗まれましたか?」

 

「…来人隊員、君には関係のないことだ」

 

俺の言葉にジャスティファイ総司令はぴしゃりと言い放つ。

 

ふーん…これは図星か?まぁ、深追いはやめておこう。

 

「…そうですね…すみません。ちなみに、僕を呼んだ理由はなんですか?マスカレーナの件で呼んだなら、僕を呼ぶ理由はないですし」

 

「あぁ。それについても今から説明する。来人隊員、君にはイビルツインという怪盗を追ってもらいたい」

 

「イビルツイン…一応知ってますけど、それとマスカレーナにどんな関係が?」

 

「I:Pマスカレーナがイビルツインに情報を流しているという情報があった。これの真偽を確かめてほしい」

 

「なるほど…つまり、小夜丸先輩と俺が捜査をする対象達には繋がりがあるかもしれない…だから、小夜丸先輩と協力して捜査にあたれということですか?」

 

「そういうことだ。理解が早くて助かるよ」

 

「来人君と一緒に任務…!嬉しいです!頑張りましょう!来人君!」

 

「そうですね!俺も任務の時は1人ですから、小夜丸先輩と一緒に任務できるのは新鮮な気分です」

 

「どうやらこの任務を受けてもらえるようだな。任務は一週間後だ、それまで準備を怠るな。以上だ」

 

ジャスティファイ総司令の言葉を聞いた後、俺と小夜丸はその場を後にした。

 

////////////////

 

「さて、一週間後か…小夜丸と一緒なのは嬉しいけど。なんかきな臭いな」

 

ジャスティファイとの話が終わり、自室で1人そう呟く。

 

今回の任務の執行対象はマスカレーナだ。

 

マスカレーナはジャスティファイの言う通り、いろんなデータを盗んでいるという運び屋ではある。

 

もちろん、執行という意味は単純にとりおこなう、実行するという意味ではあるのだが、執行という言葉は強い言葉の印象を受ける。

 

それに、俺の言葉に対して、あのジャスティファイの反応…どうにも気に掛かる。

 

「…まぁ、今は考えてもしょうがないか」

 

とりあえず、俺はイビルツインの捜査に集中するとしよう。

 

そうだ。マスカレーナもイビルツインもいるならリンクモンスターも使えるよな。

 

俺のマナドゥムデッキがさらに全力を出せそうだ。

 

それにしても、俺達が行くのはどこなんだろう?時代的には遊戯王VRAINSの世界になるんだろうか。

 

それとも精霊界とかか?…まぁ、なんであれ命がけのデュエルにはならなそうで安心だ。

 

もちろん、油断は禁物だが。

 

「よし、とりあえずデッキ編成でもするか!」

 

そうして、俺はデッキ編成を始め、その日を終えるのだった。

 




ジャスティファイの口調はわからなかったので、完全に私のイメージになります。マスターデュエルのS−Forceのソロモードでも、小夜丸しか喋っていなかったので、わからずじまいで…なんかそういうのがあると良いんですけど。

それでは、今回はここまで!ここまでの拝読ありがとうございます。
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