真人間には向かないプラン   作:ikos

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沈黙の名前

 

 バートラム旧宇宙港は、強襲艦隊の運用を行う上で欠かせない施設だった。

 艦には当然発電設備が搭載されているが、それだけでは到底賄いきれないほど電力を食うのだ。主力武装のエネルギー弾充填だけで相当量を消費する。当然燃料も必要だ。交戦中でなければ、より効率の高い補給設備を使おうというのは当然の判断だった。

 この作戦の狙いは、拠点を押さえることで惑星封鎖機構側の強襲艦運用を抑制することにある。その先にある各基地への襲撃・鹵獲作戦を見据えたものだ。

 

 命運を分けるこの作戦には、前回と同じく、レイヴンとV.Ⅳラスティが宛てられた。

 自分が割り振られなかったのは多分、つい先日ACを(業務外で)派手に壊したのが原因だ。疲労とストレスで苛ついているスネイルの執務室に居座って散々ごねたのだが、最終的にはブチ切れたスネイルにつまみ出された。そして、その場面をたまたま目撃したラスティが吹き出しそうになって口を押さえて噎せ返り、長身を折って苦しみながら笑いを堪えるという面白おかしい場面が展開された。ヴェスパーの規律とは一体何だったのか。

 

 まだ微妙に笑いが収まらないまま、ラスティが口を開いた。

 

「……原因に、想像は、つくが……。……次の作戦の件だろうか」

「そうだ。レイヴンと組むのが俺じゃない時点でおかしいだろう」

「戦力配備は指揮官の領分だ。第2隊長殿が変更を許さなかった以上、今回は諦めてくれ、V.Ⅰ」

「……近々もう一回刺される予定はないか?」

「ないな」

 

 平然と返してきた。どうやら不安要素はすでに片付けているようだ。

 口を曲げて腕を組み、あからさまに不満を表明すると、V.Ⅳがおかしげにしながらフォローを口にした。

 

「組むと言っても作戦領域は別だ。それに、どちらにしろ顔を見せるつもりなんだろう?」

「ああ」

「直接向かうほうが時間短縮になるさ。スネイルが別の仕事を回さないことを祈ろう」

「回されても速攻で終わらせて行く。……あいつと会話をするなとは言わないが、余計なことは言うなよ、V.Ⅳ」

「どれの話だろう。盛り上がりそうな話題が色々とありすぎてわからないな」

「わかった。一切話すな」

 

 楽しげに喉で笑うさまが、いかにも男前然として腹立たしい。つくづく傭兵をやめても大金を稼げそうな男だ。

 

「……お前、転職するなら結婚詐欺師あたりがいいんじゃないか?」

「変わった転職勧告だ。意外に普通の容姿の人間が多いそうだが、やれる自信はあるな」

「今からご自慢のその顔の手配書を作っておいてやろうか」

「おや、犯罪者の元上司としてインタビューを受けることをお望みかな」

「『あいつならやりかねない』と答えるつもりだ」

 

 実にくだらない無駄話をしているうちに、第2部隊の隊員がやってきて、入りづらそうに足を止めた。

 そういえば、ここはスネイルの執務室の前だった。そろそろ部屋の主が怒鳴り込んできそうだ。

 

「お前もスネイルに用があるんだろう、V.Ⅳ。終わったら模擬戦に付き合え。試したい武器がある」

「シミュレータでなら承ろう。大事な作戦前なのでね」

 

 二重の意味で舌打ちした。

 

 

 

          - / - -

 

 

 

 シミュレータがあまり好きではない理由はいくつかあるが、そこにかかるGが脳に作用する錯覚に過ぎない、という点が一番大きい。ようは違和感があるのだ。

 実際に体に負荷がかかっているわけでもないから、実際の感覚とどうにもズレがあるように思う。ただ、他の人間から同意を得られたことはないので、これは単に強化手術を受けていないせいかもしれない。

 ともあれ、再現度は高い。動作確認程度にはなる。

 パルスシールドランスの試作品は思ったよりも早くできあがってきたが、形態変更の所要時間や出力のブレなどいくつかの要改善点が見られた。レイヴンに渡す前にもう少し調整を加えたい。

 模擬戦を終えたハンガーでそのままレポートを書き上げ、先進開発局宛てに送信する。

 

 ついでに溜まっていた諸々の決裁処理を流れ作業で片付けていたところ、めずらしいものを見つけた。

 新しいブレインシミュレータの開発計画だった。正確には、「MUM-T拡大構想のためのAGI(汎用人工知能)開発のための」ブレインシミュレータ開発、となっている。どうやら難航しているAGIの開発チームをこちらに組み込むことにしたらしい。

 いささか奇妙な話だった。

 計画の内容にも興味があったので、暇つぶしついでにスネイルの執務室へ足を運んだ。

 スネイルはこちらを見るなり、また来たのかとばかりの嫌そうな顔を見せたが、用件を告げると、眉間の皺を多少軽減させた。

 

「コーラルの情報導体性質を利用したブレインシミュレータか。新しい発想だな」

「……ええ。AGI開発の最大の難点は創発的な『意識』の実現です。今回の試みは、その壁を突破するでしょう」

 

 勧められるまでもなくソファに腰を落ち着け、そのまま資料の続きに目を通した。

 並行して会話を続ける。

 

「お前がまた無人ACに興味を持つとはな、スネイル。少しは面白いものができそうなのか?」

「AGIは感情を理解し表現することが可能な汎用人工知能です。戦場における非合理性の深層学習は、判断の精度を飛躍的に向上させるでしょう。従来の戦闘用AIとは比べ物にならないほどに」

「へえ」

 

 気のない声で答えた。あまり興味はそそられない。

 AGIの実現に「意識」、つまり「心」が必要だというのは通説だ。機能主義的意識理論で言うなら、それは何らかの生態的システムが動作することによる機能の発露ということになる。機械でありながら機械を超えた存在。ファクトリーとは逆方向のアプローチだが、スネイルが望んでいるものは同じだろう。

 忠実で高品質かつ複製可能な駒。つまりはそれだ。

 スルスルと資料を流して、目についた情報に手を止めた。

 

「――ああ、なるほど。人間を使うのか」

「ええ。旧世代型強化処置の技術転用です。成人では成功例が出なかったため、ルビコニアンから“雇用”を行いました」

 

 資料が示すのは、乳児からミドルティーンまでの「子ども」だ。乳幼児が含まれている時点でまともな雇用契約であるはずもない。ようは人身売買だろう。

 ふと、何か引っかかりを覚えた。

 何になのかは自分でもよくわからない。困惑に近い心持ちで黙り込んでいると、スネイルが嫌そうに顔をしかめた。

 

「……何です? まさか、人道意識がどうのと言い出すのではないでしょうね」

「いや――」

 

 どうなのだろう、それなのだろうか。

 胸のあたりにうまく飲み込めないものがある。それでも止めるほどまでには至らず、結局、なんだろうなと首を捻りながらも口を閉ざした。

 スネイルが眼鏡を押さえる。

 

「相応の報酬は与えています。ルビコニアンの猿ごときがアーキバスの礎となりうること、光栄に思うべきでしょう」

 

 本気でそう思っているのがこの男の変なところだ。肩をすくめて返した。

 

「そういえば、上層部と揉めているんだろう。このタイミングでこの手の計画を上げるのはリスクが高くないか?」

「当然考慮しています。そのためにMUM-Tの拡大構想として処理しているのですから」

「……なるほどな。内容の()()まで報告する必要はないか」

「ええ。そういうことです」

 

 これはMUM-Tの枠には収まらない。実現すれば、再び無人機の時代が訪れる――スネイルはそう考えているのだろう。

 無人機のつまらなさは最適化された単調さだ。見慣れて飽きる。そこに「感情」が含まれれば、あるいは何かが変わるのだろうか。

 端末を置き、口角を持ち上げてスネイルを見た。

 

「お前の理想通りに事が進めば、人間(おれ)はお払い箱だな」

「その日が実に待ち遠しいですね。少しは胃痛が減りそうだ」

「残念ながらお前の席も安泰じゃない。PCAだってAIが指揮を取っているんだ。お互い失業しないといいな?」

「無用の心配です。貴方と違い、私には他にも能がありますので」

 

 野心を隠しもしないこの男のプランは至極単純だ。コーラルを獲得し、上層部に食い込み、やがてはアーキバスの全権を掌握する。そして望むのが「より完璧なアーキバス」だというのだから、どれだけ会社が好きなのだという話だ。こういうのを「社畜」というのだったか。

 強化人間の手術には、社章を見るたび幸福物質を分泌させるものでもあるのかもしれない。理解できないほどの愛着だ。

 

 アーキバスにとっての軍事部門は、あくまで宇宙開拓競争や他企業との抗争、支配下にある都市や採掘地での治乱などに対応するための()()()()という位置づけだった。動く金額こそ大きいが生産性は低く、本業にはなり得ない。グループで中心となるのは銀行・商事・重工業で、ACやMTは宇宙航空業と共に「重工業」に含まれるが、単価の高さに反して売り上げ収益割合は20パーセント弱。この時代において必要不可欠な部門ではあるものの、発言力は大きくない。

 スネイルはそれを変えたいようだが、具体的にどうするつもりなのかは知らない。――いや、もしかしたら話していたことがあっただろうか。どこかで言っていたかもしれないが、聞き流しすぎて覚えていない。正直、今でも興味はない。

 来ないと分かっている未来の話だ。それを知りながら、軽口を続けた。

 

「ルビコン後は転職活動だな。推薦状くらいは書いてくれるんだろう?」

「お断りです。同業他社に戦力を渡すわけには行きません」

「なら飼い殺しか。退屈だったら出て行くぞ」

「退屈を紛らわせるよう、貴方の使い道はよく考えておきましょう。……ああ、貴方の駄犬を迎え入れれば、首輪代わりにはなりますか」

「お前に口説き落とせるとは思わないがな」

「口説かずともやりようはあります。――いくらでも」

 

 いくらでも、はないんじゃないかと思ったが、面倒になってつつくのをやめた。どうせマッチポンプで恩を売って契約書にサインせざるをえなくさせるだとか、ウォルターの身柄を押さえて脅迫するだとか、そんなところだ。成功するとは思えない。

 

 不意に、執務室の扉がノックを受けた。

 スネイルが表情を改めて入室を許可する。

 現れたのはV.Ⅶ(スウィンバーン)で、見慣れない長身の女を伴っていた。目の下に隈を作ったV.Ⅶが、こちらに気づいてぎょっと身を固くした。

 

「お、お時間をいただき恐縮の至りです、その、お揃いで……」

「そちらは偶然です。話を進めるように」

「……はっ。これが管理名『アプト』です。ご報告通り再教育課程が終了したため、閣下におかれましては、面談を願いたく」

 

 資料がこちらの端末にも送られてくる。予想通り、少し前に捕虜にした惑星封鎖機構の上級尉官だった。

 それにしても背が高い。スネイルに匹敵するほどだ。ごついというほどではないが、骨格がしっかりしている。恵まれた身体能力が裏打ちする操縦技能があってこそ、あんな突飛な言動でも、上尉という地位まで登ることができたのだろう。

 スネイルが無感動に目をやると、新人は力みのない自然な立位姿勢で口を開いた。

 

「コールサイン『アプト』です。第2隊長スネイル閣下、お目通りできて光栄ですぅ」

「……その頭の痛い口調をどうにかしなさい」

「えぇえ? 意味は通じますよねえ?」

 

 どうやら喋り方と性格は矯正できなかったらしい。

 スネイルの目が険を帯びてV.Ⅶに移る。V.Ⅶは慌てたように弁明していたが、要約すると「どうにもならなかった」でしかない。そのやり取りにまったく意識を向けることなく、新人はニコニコと笑っている。

 まあ少なくとも、戦闘中に垂れ流していた卑賤意識や敵対心は消えている。さらに言うなら、脳深部に埋め込まれたデバイスには自壊機能がある。いつでも()()できるということだ。

 加えて、HCからACへの機種転換もかなりの早さで達成したようだ。頭も腕も悪くない。

 諸々を勘案した結果、駒として有用だと判断したのだろう。スネイルが頭痛を堪えるようにこめかみを押さえた。

 

「…………まあいいでしょう。その不快さを打ち消せる程度の働きを見せるように」

「はい! 雑魚掃除がですねぇ、とおーっても好きで得意なので、ぜひ回してくださぁい」

 

 スネイルが眉間の皺を増し、無言でぐりぐりとこめかみを押し込んでいる。これはかなり相性が悪そうだ。

 朗らかと言ってもいい調子の新人に、一声掛けておくことにした。

 

「雑魚ばかり相手にするなよ。実戦経験を積んで、早いところACに慣れろ」

「その声……ああ、貴方でしたか。思ったよりちっちゃいですねえ」

「お前がでかいんだと思うが」

「ふふん、羨ましいでしょう!」

 

 顎を上げ、偉そうに張った胸へ手をやっている。スネイルの目がますます剣呑になり、V.Ⅶが血相を変えて脇を小突いた。

 

「おい……! 口が過ぎるぞ! もう一回再教育を受けたいのか!?」

「うげげ、それはちょっと」

「まあいい、お前とはACでも戦っておきたい。早く慣れろよ。そのうち声をかける」

「わあー、恐縮ですぅ。身に余りますのでぜひお断りさせてくださぁい」

「拒否権があると思うか? 新人」

「私より強い人には興味ないんですよう! やですぅ!」

 

 破裂音に近い音が、部屋の空気を震わせた。

 視線がそちらに集まる。力の限り手を叩き合わせたらしいスネイルが、低い声で言った。

 

「配属は追って通達します。退室を」

 

 ぴりついた空気にV.Ⅶが顔色をますます悪くして、新人を早々に執務室から連れ出した。

 扉が閉まったことを確認してから、スネイルが深々とした息を吐き出す。

 

「なかなか変わり種だな」

「……貴方は気に入ったようですね。興味の先が分散するのは良いことです」

「気に入ったというか、気になる。惑星封鎖機構で一から教育されたパイロットが、ACをどう動かすのか見てみたい」

 

 皮肉を取り合わずに答えたのは意外だったのか、スネイルは片眉を上げ、思案するように視線を落とした。

 

「訓練課程の参考にするには非効率的ですが……まあ、使い物になるかならないかの判断材料にはなるか……」

「どの部隊に回すんだ?」

「第2部隊以外です。何が意見があるなら聞きましょう」

「V.Ⅷと似ている気がする。ホーキンスに任せたらどうだ?」

「ああ……なるほど、たしかにあの致命的な他者感情への無頓着さ、似ていますね」

 

 スネイルの中でV.Ⅷの評価が微増した気がする。まともに喋るだけましだとでも考えたのだろう。

 利用価値のある人間に対してこの男は鷹揚だ。態度からはとてもそうは受け取られないだろうが、価値があるかないかできっちり対応を切り分けている。価値がないと見做せばすぐに処分を考える一方、価値があると判じれば大体のことを嫌味や皮肉を垂れ流すだけですませる。

 その最たる例が自分であることは重々承知の上で、口を開いた。

 

「ところでスネイル、バートラム旧宇宙港の襲撃作戦なんだが」

「もう一回つまみ出しますよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          - / - -

 

 

 

 

《暗号通信とは穏やかじゃないな、オキーフ。会って話せばいいものを、危急の案件ということだろうか》

 

《ああ。……ラスティ、先に言っておく。これは間違いなく、厄介極まりないたぐいの話になる》

 

《聞こう》

 

《お前らしい躊躇のなさだ。……Rb23「レイヴン」のことは知っているな》

 

《勿論。君も承知の通り、それなりに首席隊長からは頼られているのでね。……そういえば、君は彼女を名前で呼ばないな……理由あってのことだとは思うが、彼女が、なにか?》

 

《改めて調査を行った。Rb23のライセンスはおそらく詐称だ。一度活動が中断した時期がある。その際に入れ替わったのだろう。……当人の足跡はウォルターの猟犬としてのものしか追えなかった。キャリアが浅いことは確かだ。おそらく、一年未満といったところだろう》

 

《一年? まさか。フロイトが執着するわけだな……》

 

《第4世代強化人間にはめずらしく、目立った後遺症を持たない。だが、神経変性疾患を抱え、現在も根治はしていない。性格はMBTIで言うなら内向思考型……そして、随分と()()()()人間だ。傭兵でありながら殺しを忌避し、それを七割方やり遂げる、異常な技量を持ちあわせている》

 

《ああ。私には理解が及ばないが、高尚な趣味をお持ちのようだ。……ところで、長々と調査結果を拝聴したわけだが、彼女のこれらの情報が何に繋がるのだろう》

 

《ルビコンにおいて、彼女には親しい友人ができた》

 

《ますます話が見えないな。それが男性なら、フロイトが拗ねはするだろうが――》

 

《その「友人」は、人類ではない。コーラルが持つ“人格”だ》

 

《……なんだって? ……すまない、オキーフ。面白い冗談だと返したいところなのだが……笑いどころがわからない》

 

《無理に混ぜ返すな、ラスティ。笑いを取ろうとはしていない》

 

《冗談ではないとなると、君の正気を疑わざるをえないな。それはつまり、コーラルが()()()()()()ということか?》

 

《情報導体特性からか、機器を用いずに電磁的介入が可能であるようだ》

 

《……旧世代型の特徴には幻聴や幻覚といったものがあると聞いたが、その可能性は? 精神疾患なら一人二役をやっている可能性もある》

 

《明らかに声紋の異なる音声が記録されている。音声データをどこから作成しているのかは不明だが、ただの精神疾患ならば、あり得ない現象だ》

 

《………》

 

《飲み込みがたい話だとは理解している。そこは保留にして構わない。……問題は、戦場で出会った敵でさえ殺すまいとする、その性質だ。それが友人であればどうするか……想像に(かた)くない》

 

《……コーラルの消費自体を妨害する可能性が? 環境活動家か何かかな》

 

《それよりも大きな危険性がある。……場合によっては、人類の存亡などという馬鹿げたものになるだろう》

 

《……(にわか)には信じがたいな。どうにも、君の正気を疑ってしまう》

 

《無理もない。俺も俺の正気を疑っているところだ。……このタイミングでお前に話した理由はひとつだ、ラスティ。お前の目と勘で、彼女を見定めてもらいたい》

 

《彼女が――人類の敵になりうるか、か。……フロイトは把握しているのだろうか》

 

《万一あいつが抱き込まれた場合には、厄介なことになる。藪をつつく危険は冒せん》

 

《……そうだな。引き受けよう。杞憂であることを願いたいが……君がそう判断した以上、楽観は、すべきでないのだろう》

 

《追ってデータを渡す。無論、対価も支払おう。お前の()()が望むであろうものを》

 

《心強い話だ。君の()()に期待している、オキーフ》

 

 

 

 

 

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