ボーダーEDF隊   作:ジャージ黒

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1 入隊

 

とある日から三門市は戦場と化した。

 

異なる世界から近界民(ネイバー)が出現し町を蹂躙した。

 

ただ市民は絶望する……そこに急遽、正義の味方

 

界境防衛組織『BORDER』が表れ、街は救われた。

 

今もなお、ボーダーは戦い続けている。

 

 

 

さあ皆!ボーダーに入り町を救おう!!

 

月末まで入隊試験受付中!

 

 

朝のニュースの合間に流れるテレビのCM、無駄に凝っているPVからの色んな業界に引っ張りだこな嵐山隊が最後に出てきて人気を助長する。

 

 

「月末までか受けてみるか」

 

ケータイを取り出し電話をかける。

 

 

「どうしたんカケちゃん?……えっ?一緒にボーダー受けてみないかって別にいいけど。一応聞くけど急に何で?モテそうだから後、小遣いが足りない……カケちゃんやそんな不純な動機で受かるもんなの?」

 

 

 

それから何やかんや親からの許可をもらい、入隊試験を受けた。

 

 

基礎体力テスト、基礎学力テスト、面接を行い

割とすんなり合格をもらい仮入隊となった。一緒に受けた親友も仮入隊で受かったらしい

 

仮入隊となったが行く暇が(遊んでた)無かった。親友も同じくである。日が少し経ち、ボーダー本部内の講堂でC級隊員の入隊式が始まった。

 

 

「ボーダー本部長忍田正史だ。(以下省略)~君達と共に戦える日を待っている。私からは以上だ。この先の説明は嵐山隊に一任する」

 

 

嵐山隊長が説明で近接中距離の攻撃手(アタッカー)銃手(ガンナー)と遠距離の狙撃手(スナイパー)に分かれて移動をする。

 

 

「カケちゃん、カケちゃん」

 

「どうした?」

 

「今さらだけど簡単に受かるもんだね」

 

「まぁな学力、体力テストを卒なくこなしたつもりだしな。受かるとは思ってなかったが」

 

「かけちゃんは当然として俺はそんな頭よくないのになーと思って」

 

「俺もそこまで頭が良くないんだがな、っとお喋りしてるいる合間に着いたらいしいぞ」

 

 

「さあ到着だ。ここでの訓練は対ネイバーの戦闘訓練を行ってもらう」

 

 

何か説明が始まったが決められた戦闘スタイルでそれぞれ5分以内に訓練用ネイバーを倒すらしい。

 

 

「じゃあまず君からやってもらおうかな」

 

指名おれだった、悪魔かなこの人?

 

 

「かけちゃんガンバ」

 

 

「おう、いっちょ死んでくるわ~」

 

 

訓練室内に入り真っ正面から間近に見る訓練用ネイバー、案外可愛いツラをしてるなと思いながら突撃銃(アサルトライフル)トリガーを取り出す。

 

 

「じゃあスタートだ」

 

 

まず弱点っぽい口にあるボールみたいな物を撃ちまくるが直ぐに口を閉じられる。

 

 

「そりゃあ、そうだよなっと」

 

踏みつけ攻撃を避け背中に回り込み背中に飛び乗り適当に撃ちまくる。

 

 

「説明通り堅いな。じゃあこれはどうかなっと」

 

 

背中を一気に駆け上がりながらそこから銃を撃ち続ける。頭まで到達したので身体を捻りながら頭から飛び降り、口の中の弱点を撃つ。その後、何とか足から着地して訓練用ネイバーが倒れるのを確認した。時間を確認すると22秒経過していた。

 

 

「初めてでこれは凄いじゃないか!」

 

「どうもっす」

 

嵐山さんに褒められた。

 

 

「次は俺やりまーす」 

 

一際、体のデカい大屋が挙手をする。

 

「次は君だな、では訓練室に入ってくれ」

 

「はい、了解了解っと」

 

「程々にな」

 

訓練がスタートして直ぐに大屋は大剣みたいなトリガーを槍投げみたく構えネイバーの口にぶん投げた。トリガーはネイバーの弱点に刺さりそのまま倒れた。

 

記録は6秒だった。

 

「やると思ったわ」

 

「貫くつもりやったんだけど硬いね、あれ」

 

「訓練用とはいえネイバーだからな」

 

「君も凄いじゃないか!」

 

「ありがとうございます」

 

 

その後、俺と大屋は同期となる他のC級隊員を観覧席から見学中であるが。

 

「こんなもんなのか」

 

「みたいだねぇ」

 

ほとんどが成すすべもなくタイムアップなのだ。頑張って倒してる奴もいるにはいるが4分後半である。

 

「おっ次は女子だぞ女子、美人よりの可愛い子だ」

 

「かけちゃん落ち着いて」

 

戦闘スタート同時に女子は宙を舞い、弱点を撃ち抜いた。

 

記録は9秒。

 

「おー早いなでもってこっちの方、何か睨んでね?」

 

「視線を感じるね」

 

「おっ近づいてきたぞ?」

 

「何だろう」

 

「貴方達ね、仮入隊なのに来なかったっていうのは」

 

「え?あれ自由だったよね、かけちゃん」

 

「強制参加ではなかった筈だな。てか何で知っとるん?」

 

「…偶々聞いたのよ、高い素質があるのに一度も来なかった2人がいるって」

 

「「あぁそれは確実に俺たちですねぇ」」

 

「そんなテキトウな奴らに私は負けないですから」

 

ほうほう、なるへそライバル意識をお持ちで突っかかってくる感じね。でもって左手の甲にあるポイントが1950P。あらやだ、高い。

 

「俺の名前は江戸川 駆(えどがわ かける)、こっちのデカいのは土島 大屋(どじま だいや)。いきなり口喧嘩を吹っかけてくるとはいい度胸してるじゃないの?見た感じまだ中学生1、2年ってとこだから13、4歳か…礼儀がなってないぜ礼儀がよ。ついでに言っておくが俺らは15歳中学生3年生の年上です。なのでできれば連絡先を交換して下さい!」

 

「………」

 

「唖然としてるよ…かけちゃんや、なのでで連絡先は交換してくれないよそれはまあでも名前は教えて欲しいかな?」

 

「……木虎、木虎 藍(きとら あい)です。記録ではそちらの土島大屋さんに負けましたが直ぐにB級隊員に上がりますのでそれでは大屋さんと江戸川……っさん」 

 

 

そのまま背を向き、逃げるようにかなり離れた観覧席の方に行った。

 

「嫌われたなありゃあ」

 

「それはそうよ」

 

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