ボーダーEDF隊   作:ジャージ黒

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4 隊室にて

 

 

「さてB級になった⋯⋯この後どうすれば良いんだ?」

 

「誰かに報告すれば良いんじゃないかな?」

 

「嵐山隊に言うか」(唯一関わりがある部隊)

 

「それは違うんじゃないかな?」

 

C級ランク戦で4000Pになりやる事をやった二人はそのまま帰り、次の日学校の昼休みにてその後の相談をしていた。

 

「後、一人は隊に確実に居るとしてオペレーターっていうサポート役も居るんだがそれを自分達で探せって訳ではないよな?」

 

「自動で割り振られそうな感じ?」

 

「なのかねぇ?」

 

 

「お前らもうB級に上がったのかよ?」

 

「はえーな俺達は2週間位かかったのに」

 

 

近くで昼飯を食べていたボーダー隊員が話しかけてきた。

 

 

「半年位先輩のコアラ先輩と奥寺先輩やんけ」

 

クラスメイトである小荒井登と奥寺常幸だった。

 

「なぁにが先輩だよ!」

 

軽く首を絞めながら駆の頭をグリグリしてくる小荒井。

 

「思ってない事言うもんじゃないよかけちゃん」

 

「⋯で駆と大屋は昨日B級に上がったばかりなんだろう?」

 

「そうなんだよ時間帯も遅かったからそのまま帰ったんだよ」

 

「じゃあ本部に行ったらボーダー職員に話して担当の人がいる筈だから部屋とオペレーターが自動的に斡旋されるからっていのを嵐山隊が説明会の時に話してる筈だが?」

 

「言ってたか?」

 

「さあ?」

 

「そうなの?東さんにお願いし倒したから俺も初聞きだわ」 

 

「お前らなぁ〜」

 

「すまんなお詫びと言って何だが、我がジュースを奢ってやろう。お汁粉でいいか?」

 

「かけちゃん、俺はメロンソーダね」

 

「奢りなら選ばせろ」

 

「はぁ本当に分かったのか?」

 

 

苦労人気質の奥寺で合った。

 

 

 

 

場所は移りボーダー本部にて。

 

 

 

「簡単に隊室を割り当てられたね」

 

「これなら昨日の内に出来たな」

 

ボーダー職員に『はいはいこれに名前書いてねぇ〜隊長は君で良いのかな?じゃあ江戸川隊だね。オペレーターはどの子が良いってあるかな?ない?じゃあ適当にこっちで見繕うよ』

 

 

とまあトントン拍子で部屋を割り振られオペレーターも今から来るので部屋で待機している。

ある程度の家具は揃っており、好きな用にカスタマイズは出来るスペースはあるようで他の隊員とかはコタツやらゲームを持ち込んでるらしく結構自由らしい。

 

「さて、そろそろかな」

 

「ん?」

 

ウィーン

 

 

「失礼します!江戸川隊に派遣されました乙部心南です。宜しくお願いします」

 

 

礼をして入ってきたのはレディーススーツを着たポニーテールの活発そうな女の子おそらく同学年と思われる。

 

「うん、始めまして自己紹介をしようか。俺は土島大屋、三門市立第二中学校の三年の15歳だよ」

 

「俺は江戸川駆でダイヤと同じ学校の15歳だ、隊長に何かなった」

 

「私は六頴館中学校三年の乙部心南です」

 

「ほぇ六頴館って事は頭良い所かぁ」

 

「いえいえそんな頭良くないですよ」

 

「えっとね、俺達は今日隊を組んだばっかりだから任務とかはないからゆったりすると良いよ」

 

大屋は心南を安心させようと話しかけたが。

 

「いえB級に上がったばかりだからこそやる事はやりましょう!B級に上がったのでトリガー構成とか攻撃スタイル、あとこの隊室でも仮想空間にて訓練が出来るのでやりましょう!江戸川隊長はC級ではどの用に戦っていたのですか?」

 

「元気だねえ、そうそう同い年たから別に隊長って呼ばなくていいよ」

 

「コホン、では改めて駆さんはどの用なスタイルでやっていくのでしょうか?」

 

「俺は銃系を主にやろうかと。ほいダイヤにパス」

 

「俺はレイガストを使うくらいしか考えてないかな?」

 

「成程、銃手(ガンナー)近接手(アタッカー)ですね。次はトリガー構成を」

 

「あっちょっと待って心南ちゃん」

 

そこで待ったを掛けたのは隊長の江戸川駆。

 

「何でしょうか?」

 

「まあ、トリガー構成を考えるのは良いんだけど先に言わないと混乱する事があるからさ」

 

「そうだね」

 

首を傾げ数秒程考えた心南は思い当たる事象が思い当たった。

 

副作用(サイドエフェクト)ですか?」

 

「俺もダイヤもそれは無い。心南ちゃん仮想空間に俺とダイヤを飛ばしてくれる?」

 

「分かりました。すぐに用意します」

 

心南は隊室のパソコンを操作して二人を仮想空間訓練室に移動された。

 

「あー心南ちゃんこの空間に何か壊せるデカい物って出せる?車とか」

 

『少しお待ち下さい』

 

一分も掛からないで普通車が出てきた。

 

「ダイヤ殴れ」

 

「了解」

 

土島大屋は武道の心得が無いので前に江戸川駆に貸してもらった漫画に登場する一人を真似て全体重を拳に乗せたパンチを車体にぶつけた。

通常トリオン体は身体能力が多少上がりはするが超人に成程では無い。だが

 

 

 

       ドゴォォンン!!

 

 

 

大屋に殴られた瞬間、車が吹っ飛んだ。

 

 

「うおスゲ」

 

「トリオン体って凄いね。手が痛く無いや」

 

『⋯⋯なっ何ですかコレは!?』

 

駆は大屋に視線を飛ばすと拳を見つめてぼけっとしていたので代わりに話し始めた。

 

「ダイヤはガキの頃にな第一次侵攻の被害者の一人何だがコイツは逃げるときに倒れた電柱に運悪く頭をぶつけて意識不明の重体で何とか目を覚ましたら脳に障害が出たんだが体を異常に筋肉達磨にする『超人体質』ってやつになった。以上!」

 

「解説ありがとう」

 

「お前の生い立ちだぞ。己で喋らんかい」

 

ピシッと頑丈な胸板にツッコミを入れた。

 

『びっくりして言葉が出てきません』

 

「そりゃあそうだよな」

 

「一旦、休憩だね」

 

 

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