遊戯王5D's-The After   作:辛麺焼き

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第7話:遭遇、決闘神官

「任務を果たす前に潰えるとは……! あ、アクエリアス様、お許しを……」

 

誰かに向けて聞こえるはずもない謝罪を口にしながら、謎の男の姿は空気に溶けるように薄れて消えていく。

それを心底不愉快そうな面持ちで見送った鬼柳は、街中を見渡して眉をひそめた。

 

ディスクを使用してのデュエルは、ソリッドビジョンとそれに伴う音響効果でかなり目立つ上にやかましい。

だから、こんな街中、しかも昼に比べれば静かな夜に、それもドラゴンのような文字通りの大物を召喚すれば、目撃者が出ないはずがない。

 

しかし、現実はどうだ? 誰も起き出してこない、誰も現れない。

街は眠ったままだ。

 

「おかしなデュエルは何度か経験があるが、どれもこんな現象は起きなかった。……オレ達の知らないところで、また何かが動き出してるってのか……?」

 

だとすれば由々しき事態だ。

しかも、ダークシグナーの力を使う何者かが現れた今、恐らく誰の想像も超えて現状は悪い。

 

(動くなら早い方がいいんだろうが、この時間だとさすがに皆寝てるか。誰にも連絡がつかねえ……いや、待てよ)

 

心当たりが二人ほどあった。徹夜に定評のある遊星と、サテライト時代に付き合いのあった万能超人。

この場合なら後者がいいだろう。遊星も今は忙しい身だ。

通話機能を起動させる。程なくして相手に繋がり、声が聞こえてくる。

 

『もしもし、遊凪ですが』

「久しぶりだな、涼。オレだ、鬼柳京介だ」

『京介!? そっちから連絡して来るとは珍しいな。こんな時間にどうした?』

「ああ、実は……」

 

ダークシグナーの力を使う謎の人物と遭遇し、戦って倒したことを伝えると、電話の向こうで涼が苦りきった様子で呟くのが聞こえた。

 

『当たってほしくない予想が大当たり、か。ここ最近の不審者騒動ってのはこれか?』

「間違いねえだろうな……ただオレのカンだが、あのデッキには地縛神はなかったはずだ」

『だよな。地縛神の力と残留思念あたりから造り上げた、まあレプリカってところだろう』

「……叩き潰さねえとな」

『だな。……それと京介、ちょっと悪い知らせだ。遊星がライディングデュエル中にクラッシュして入院したらしい』

「は!? クラッシュって、あの遊星が!?」

 

ああ、と通話の向こうで涼が頷く気配があった。

 

『見舞いに行こうと思ったんだが、マスコミが詰めかけてて通れなかった。牛尾さんに相談したら、市長に話を通してくれるってよ。明日出直す』

「そ、そうか……わかった、オレも行く。あいつにも話しとかねえと」

『わかった、じゃあ明日な』

 

通話が切れた後、鬼柳は次々と舞い込む変事に頭痛を覚え始めていた。

 

(遊星がクラッシュだ……? ダークシグナー事件の時に一度やってた覚えはあるが、ありゃ整備不良が原因だって聞いたぞ……。一体何が起きたってんだ)

 

この分では、満足に平穏を味わえるのはまだまだ先の話のようだ。

無意識に空を見上げた。

星が輝いていた夜空は今や、どんよりと厚い雲に覆われている。

 

「……荒れそうだな」

 

 

 

 

 

―――謎のD・ホイーラーの出現、遊星の負傷。その次の日に不審者と遭遇した涼、ダークシグナーと対峙した鬼柳。

それらを経て夜が明け、時刻は昼前。

どんよりと厚い雲に覆われ、こんな時間だというのにライトがほしくなるほど暗い。

 

否応なしに不吉なものを感じさせる空の下、涼は遊星が担ぎ込まれた病院を訪れていた。

目的の病室のある階へエレベーターで向かう。だがそれを降りたところで、また懐かしい顔と出くわした。

 

「涼? 来てたのか」

「おっ、京介じゃねえか。直接会うのは2年ぶりか?」

 

遊星の見舞いに来ていたらしい、かつてのチーム・サティスファクションのリーダー、鬼柳京介。

そして、階段を上がってきた中年の刑事。

 

「って、牛尾さんも? 何事ですか」

「遊星が入院したって聞いてな、一応様子」

 

3人になったところで遊星の病室に向かう。

だが、そこで見たのは、

 

「………この組み合わせだと万が一の時に停止する恐れが……10万回転に0.06度の割合でひずみが出るか……。回転数に上限を設けるか? いや、それだともしリミッターが故障したら対処する前に手遅れになる。安全策は多いに越したことはない、それならば……」

「こんなところでも仕事かよ、遊星!?」

「うわっ!?」

 

ベッドの上に体を起こし、備え付けのテーブルの上にポータブルデバイスをおいて新型モーメントの設計データをあれこれ確認している遊星の姿だった。

相変わらずのワーカーホリックに、呆れた様子で牛尾が言う。

 

「遊星、お前な……怪我して入院してんだから、少しは休めよ」

「いや、そういうわけにも行かない。こういう時だからこそ、少しでもプランを進めておかなければ」

「言うと思ったぜ。何もせずに横になってると、気になることがあって落ち着かないんだろ?」

「ああ」

 

即答してどうする、と頭を抱える鬼柳だったが、ひとまず気を取り直して話しかける。

 

「久しぶりだな。遊星、怪我の具合はどうだ」

「鬼柳! いや、怪我そのものは大したことはないんだが、落ちた拍子にあちこちぶつけていたからな。大事を取って明日までは入院と言うことになった」

「落ちたぁ? どういうコトだ」

「実は……」

 

3人に遊星が語った内容は、驚くべきものだった。

開発局から帰宅する途中で目撃した、骸骨の騎士とブルーノらしき人物のライディングデュエル。

デュエルレーンに飛び込んで後を追っている最中に出くわした、ジャック・アトラス。

 

「ブルーノが……それに、ジャックだと!? おい京介、あいつ確か」

「ああ、海外に遠征してるはずだ。そんな状況でわざわざ遊星と戦うために戻ってくるか?」

「今のアイツならそれはないな。真のキングになるまでは」

「どう説明すればいいのか……あのジャックは、フォーチュンカップ以前のような……キングの称号を誇り、周囲を見下していたあの頃のような……いや。あの時よりもっと鋭く、切り付けるような目をしていた」

「過去からやって来たっていうのか……?」

「わからない。……ただ、凄まじく強かった。《シューティング・スター・ドラゴン》まで呼び出したが、歯が立たなかった……明らかに手加減をされて、まだ……」

 

遊星のデッキの最強のモンスターは別にいるが、あれはシグナーの力と仲間の意志を受けて生まれた奇跡のカードだ。

恐らく、通常のデュエルでは二度と呼び出すことは出来ないだろう。

 

「アレを呼び出して歯が立たないとは……どんだけ強かったんだ、そのジャックは」

「あえて言うなら全て……オレの知るジャックは、勝ちに貪欲で、どんな相手も力でねじ伏せ勝利をもぎ取る、そんなデュエリストだった。だが……あのジャックは根本的に違う。勝つのが当然であり、勝利するからこそ自分なのだと確信していた……そんな印象だった」

 

チーム5D'sのジャックが「勝ちに行く」のなら、遊星の戦ったもう一人のジャックは「当然勝つ」。

もっと言えば、未知の結果を掴みに行くのか、決まりきった結果に走っていくのか、その違いだ。

 

「……なあ、遊星」

 

遊星の語る「ジャック・アトラス」の様子に既視感を覚えた鬼柳は、よもやと思いつつ核心をつく問いを投げた。

 

「何だ、鬼柳?」

「そのジャックだが……もしかして、《琰魔竜 レッド・デーモン》ってモンスターを使ってなかったか?」

「!? どうしてお前がそれを……」

 

やっぱりか、と鬼柳は頭痛をこらえるように頭を押さえた。どうやら、ドンピシャのようだ。

 

「実はなぁ……」

 

そうして、例の夢の中にその「ジャック」らしき男が現れたこと、その夢で自分が持っていた《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》が実際に手元にあることを説明し、実際にそのカードを見せると、遊星の表情が驚きのまま固まった。

 

「……まさか……それは本当にただの夢だったのか?」

「間違いなく違うな。オーガ・ドラグーンについては現物がここにある」

「……一体何がどうなっているんだ……? まるで意味がわからない……」

「それに、スピード・ワールドのないライディングデュエルか……」

 

謎が一気に飛び出したが、ひとまず今はわかっている情報を共有せねばならない。

鬼柳が切り出した。

 

「涼には言ったんだが、昨日の深夜にこっちの方でダークシグナーが出た」

「何だと!?」

「ダークシグナーだぁ!?」

 

遊星と牛尾が一気に食いついた。

この二人、とくに遊星にとっては因縁深い存在であるだけに、さもありなん。

 

「ただ、オレが知ってる連中とは微妙に違ったような……拾い物とか言ってたな」

「……ダークシグナーっつったら地縛神だわな。残留思念が動き出したとかそういうアレか?」

「牛尾さん、その件でちょっと気になるコトが」

「んあ?」

 

鬼柳の話を受けて、涼は埠頭で目撃した謎の男女とその会話、そして男の方とのデュエルについて一同に語った。

 

「謎の二人組か。抜け殻に残留思念にマイナスのカード……そいつらが今回の件の黒幕ってワケかよ」

 

その線で当たって見るかね、と手帳にメモを取る牛尾。

 

「何にしても、この街にまた何かが起きてるってのは間違いねえな。俺も出来ることはやるつもりだが、多分最終的には遊星、またお前らの力が必要になると思うぜ」

 

遊星たちとの付き合いもそれなりに長く、また多くの修羅場を潜り抜けたベテランだからこその、それは直感だった。

 

「ああ……」

 

だが、当の遊星には気がかりがあった。

ジャックに敗れる少し前、開発局のラボから帰宅する途中で目撃した、ブルーノらしきD・ホイーラー。

彼はいったいどこへ行ってしまったのか?

 

「しかし、そのジャックってホントに何者だったんだ……ライディングデュエルでダメージが実体化するっのては聞いたことあるが、D・ホイールが空中に吹っ飛ぶほどの衝撃ってどういうワケなんだ。ゴーストの時にも似たようなコトはあったけどよ」

「オレ達デュエリストは崖から落ちたくらいじゃ何ともねえが、デュエルとなるとそうも行かねえからな」

 

難しい顔で語る鬼柳。

D・ホイールは車両であり、その重量は推して知るべし。であれば、それを空中に跳ね上げクラッシュさせるほどの威力を、どうやったら発揮できるのか?

 

「あのジャックは、オレのモンスターの攻撃を、何か衝撃波のようなもので防いでいた。フィールがどうとか言っていた気がするが……」

「フィール……フィール、ねぇ」

「京介? どした」

「……いや、夢の話はしたよな? その中でオレとジャックが話してたのが建物の前だったんだが、その建物がバーチャル・ソリッド・フィール・ラボってんだ」

 

思わぬ情報に、遊星と涼は顔を見合わせる。

 

「バーチャル・ソリッド・フィール……『仮想立体触感』ってトコか? だがそんな技術、ネオ童美野シティにあるか?」

「ないはずだ。闇のデュエルでもなかったし……それ以外でダメージの実体化となると、カードの精霊辺りの領分だな」

「精霊ねえ……」

 

牛尾が唐突に渋い顔になる。ダークシグナー事件の時の《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》と、それに付随して蘇るトラウマが頭をよぎったのだ。

 

「それだと、俺たちは門外漢だな」

「その手の物事なら龍可が詳しいだろうが、今から巻き込むわけにも行かない」

「だな。遊星、京介、この事件はどうやらここにいるオレ達だけでどうにかする必要がありそうだ」

 

涼の言うとおり、こんな事を公にすればシティは混乱する。

治安維持の観点はもとより、その混乱に乗じて敵に動かれては厄介なことになる。何せこちらは向こうの目的すらわかっていないのだ。

 

「とりあえず、当面の目的は連中の目的を探ることだな」

「おう。ひとまず俺は戻るが、何かあったら連絡するぜ」

「じゃあ、俺達も行くか」

「そうだな。遊星、お前は」

「ああ。明日までにこのデータをまとめて「「「寝てろよ!?」」」……あ、ああ」

 

 

 

 

「書き換えられたライディングデュエル、蘇ったダークシグナー、デュエリストを襲う謎の不審者にもう一人のジャック、挙句ブルーノまで出てきたか……何が起きてんだ、何から手をつけろってんだ」

「オレに聞かれても困るんだが……」

 

遊星を見舞った涼と鬼柳は、エレベーターの中でそんな会話をかわしていた。

この町にまたも危機が訪れている。そのことは明らかになったが、具体的に何をすべきかがはっきりしていないのが現状だ。

唯一明確な「敵」として認識できているのが、涼が目撃した謎の男女。

 

「連中の口ぶりだと、まだ仲間がいるっぽいんだよな」

「何がしかのチームだか、組織だかが襲ってきてるってわけか。ダークシグナーが絡んでる時点でロクなことじゃないってのは明らかだが、確かにどうしたもんか」

 

腕を組んで思案する鬼柳の姿には、かつてチームサティスファクションを率いていた頃とはまた違う、風格のようなものがあった。

町一つを背負う男というものは、こういう空気を纏うものなのだろうか。

 

「おまけに夢の世界から実際にカードが現れてるって現実がある。見ろよ、これ」

「あ? 何だよこりゃ、見たことねえぞ、こんなインフェルニティ」

 

見たことがないというか、そもそも現状インフェルニティを持っているのが鬼柳一人だったりするのだが。

 

「そのうち流通するだろ。そうじゃなくてだな」

「わーってるわーってる。……何と言うかよ、お前が元々持ってたやつと比べてパワー高くねえか? なんとなくだが」

「まあデッキが強くなる分には歓迎なんだが……それよりも問題はこれだ」

「《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》か。お前の夢に出てきたやつだったか?」

「ああ。夢の中だとジャックと話をしてたんだが、その時にオレが持ってたカードだ。それがこの件とどう関係するのかって聞かれたら、わからねえとしか言い様がないが」

 

難しい顔の鬼柳が言った通り、手がかりらしきものはいくつかあるのだが、それらを繋ぐ糸、つまりは事象の共通項が全く見えてきていない。

こうなると、さらなる手がかりを集めるために敵の出方を伺うのが唯一の手立てになる。

 

「涼、お前結構シティの方で顔広かったよな。その辺で調べられないのか?」

「どうなんだろうな? この手の話となると、亀田先生か、ボマーか、ハラルドか……アカデミア周りだとゆまか? いやダメだな、あいつ自覚ねえし」

「学生巻き込むのはやめとけ、悪いことは言わねえからよ」

「だな。……なんか、こうして話してると昔に戻った気分だな、おい」

「いや、お前そもそも遊星たちと集まってる時には基本いなかったろうが。オレ達よ、初めて5人揃ったのがいつだと思う?」

「あ? 俺が入った時じゃねえの?」

「ロットンとやり合った時だよ! チームサティスファクションが5人全員揃ったのってあの時が最初で最後だぞ。オレが捕まった時はお前、海に流されて行方不明だったじゃねえか」

「マジか!? ……そーいやそれでシティに流れ着いたんだったか。……考えてみりゃ、俺が行った時って必ずジャックかクロウがいなかったような」

 

そんな益体もない話を続けるうちに、

 

「!」

「これは……」

 

二人とも気づいた。

エレベーターが止まらない。階数表示が消えてもなお、止まることなくごんごんと音を立てて降下し続けている。

もちろん、この童美野記念病院にこんな地下空間はない。

 

「噂をすれば影が差す、ってやつか?」

「都市伝説か何かみたいに、異世界に連れていかれるのかもな。京介、この世には満足したか?」

「バカ言え。この程度じゃ満足できねえよ」

「だよな。行くぞ」

 

自然、どうするべきか涼にはわかっていた。

扉を思いきり蹴りつける。金属が振動する鈍い反響音が響き、ガゴンと轟音を伴ってエレベーターが止まった。

続けて、音もなく扉が開いた。

 

その向こうに広がっていたのは、明らかに病院の地下にあるべきではない、石造りの神殿の中のような空間だった。

扉の外に二人が出た次の瞬間、空気の流れが変わったのを感じて振り返ると、エレベーターがない。

 

「こりゃ、誘い込まれたか?」

「らしいな。まあ、ここは向こうから動いてくれたと前向きに考えるか」

 

暗さに目が慣れてきた辺りで、空間の内実が見えてきた。

そこは、いわゆるコロッセオによく似た円形の闘技場……のような場所。周囲には無数の石板が立ち並び、頭上にはネオ童美野シティでは決してみられない美しい月夜の空が広がっていた。

 

「何だ、ここは……」

「それはこちらの台詞だ。貴様ら、どうやってここに入って来た」

 

正面から声。

見ると、そこには筋骨隆々とした、身長2メートルをゆうに超えた巨漢が仁王立ちしていた。

 

「何者だ、お前は?」

「俺は“エクリプス”に属する決闘神官(ディアク・ウム)、キャンサーだ。貴様ら、ここは俺たちの修練場だ。一体どうやって入って来た!?」

 

色々とキーワードらしき言葉が出てきたが、とりあえず涼が応える。

 

「キャンサー、ねえ。俺たちはエレベーターに乗ってたら、ここまで降ろされたんだが」

「何だと!? ばかな、一体どうなっている!? なぜ機械ごときがここに繋がるのだ……いや、理由はどうでもいい」

 

早々に原因の追究を諦めたらしいキャンサーが一歩踏み出し、構えた左腕にはデュエルディスクらしきものが展開される。

本人のガタイに反して、ディスクそのものは普通のもので、相対的に小さく見える。

 

「どんな経緯だろうと、この場に侵入した者は抹殺することになっている。この時代の流儀に乗っ取り、デュエルによって貴様らに裁きを下す!」

「上等だ! 俺が相手になってやる」

「冗談だろ? 命がかかってる状況なんだ、オレも行くぜ」

「二人がかりか。だがあいにく、この修練場は一対一の戦いにしか対応していない。俺の相手は貴様だ、長髪!」

 

キャンサーが指名したのは鬼柳。

不承不承一歩下がった涼の前で、対峙するデュエリストたちを囲むように円形の光のラインが走る。

 

「決着がつくまでここから出ることはできん。行くぞ、覚悟はいいな!」

「もとより一度は死んだ身だ。二度も死ぬつもりはねえ!」

 

「「デュエル!!」」

 

 

 




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