ホシノを無事救出し、向かった場所から戻ると、便利屋はまだ居た
「あんた達、まだ居たの?」
「カイザー達、傷一つ付いてないのに倒れてる」
「もしかして、これあんた達が?」
すると、アルは少し目を逸らしながら…
「…え、ええそうよ!」
「社長…それでいいの?」
「う、うるさい…先生が言ってたからいいの!」
「というか…少し動けないから手を貸してくれないかしら」
「動けなくてつまんなぁ〜い」
「仕方ないわね」
そう言い、皆が手を貸したり、カイザーロボットを片付けたりしている
「あの理事とやらは早く目覚めた様だな」
「あれ?変わってる」
皆が手伝ってる中、ホシノの横に雷電が話しかける
「…そういえば、次会った時に戦うなんて言ってなかったっけ?」
「…気が変わった」
「ホントかなぁ?」
「…ホシノよ」
「何?」
「よく頑張ったものだ。そんな事をする性格では無いものを」
「う〜ん…おじさんにはこうするしか無かったからねぇ」
「ははっ、生物の寿命は短い。お主がおじさんと言うのなら、儂はお爺さんか」
「…雷電って、何歳?」
「さあな、もう覚えてない。せいぜい数千歳などだろう」
「…多分、違うと思う」
「そうか?」
「…雷電は、そんなに生きてて辛くなかったの?」
「それは辛かったさ。幾つもの友を作ろうとも、戦場で死ぬ者も居れば、短い人生の癖に儂に想いなどを託そうとするものもいた。その度に苦しみ、その後はゆっくりと記憶が消えていくだけ…まあ、そんな中で生きてきた訳だ」
「雷電も…大変だねぇ」
「お主程では無い。何があったかは知らぬが、あからさまにその人生で知らなくて良いものを知っている。儂よりお主の方が断然苦労しているだろう」
「…………」
「お主には仲間がいる。共に生きれる仲間が。儂はとても羨ましいぞ?」
「…そうなのかなぁ」
その時、遠くから声がした
「ちょっと!ホシノ先輩も先生も、余裕あるなら手伝ってよ!」
「…お呼ばれの様だな」
「…そうだねぇ」
「なら、儂もそろそろ退散するとしよう」
変えよとした時、ホシノに止められた
「ねえ、雷電」
「なんだ?」
「…さっき言われた通り、私はやっぱり幸せなのかもしれないね」
「…かもしれないではなく、幸せなのだ。死ぬ時が惜しくなるほど、今の時を楽しんでおけ」
「うん、ありがとう」
「ああ、それじゃあな」
「……ん?景色が変わった?」
「先生、セリカちゃんに呼ばれてるよ〜早く手伝いに行かないと怒られちゃうよ〜」
「?あ、ああ」
「それじゃ、行こっか」
そう言い、俺達も皆の手伝いをしにいった。なんか寝てた様な気がするが…気のせいか?
と、言う感じで、ホシノを無事救出出来た次の日
対策委員会は公認となり、これで酷い扱いを受けたりもしず、助けを要請出来るようになった
あの時便利屋にぶっ飛ばされた柴関ラーメンは屋台という形で復活し、大将もまだまだ現役みたいで、セリカも無事アルバイトを続けている
借金の件に関しても、九億は変わらないが、利子などはほぼ無くなっているらしい
そしてカイザー理事はあの後行方をくらましたとか。まあざまぁって感じだな
ただ問題も多い、アビドス自治区は未だカイザーの物だ。宝物とかも未だに知らないし、アビドス自体人も居ない
「それから、あの黒服という人について」
「黒服?誰だそれ」
「あれ?先生は会ってないんですか?」
「うん、知らない」
「なるほど…まあ、これは後回しでも大丈夫だそうです」
こんな感じで、問題はありつつもやる事は出来た
対策委員会もまだまだやるべき事もあるが、別に今すぐ解決するべき事では無い
「平和で良かった」
「それでは、引き続きよろしくお願いしますね。先生」
「よろしく、先生」
「はい、お願いします☆」
「頼むわよ、先生」
「よろしくねぇ〜先生」
「ああ、よろしく」
こうして、俺達は平和な日常を取り戻す事が出来た
後の事は、俺とシャーレが解決するとしようか
ここで一旦区切ります。またどこかで帰ってくるかも