先生がプロローグの段階で植物状態になった世界線 作:ブルアカにわか先生ですまない
アルのスリット覚悟えぐ!?!?
カヨコのドレス衣装!?!?えちちすぎる!!!!
これは悲報なのですが、作者の語彙力が低すぎることが発覚しました。
この先が不安ですね。
あの日、先生が意識を失ってから一ヶ月が経った。
サンクトゥムタワーの制御権は未だ復旧せず、キヴォトス各地の治安はどんどんと悪くなっていく。
「ナノマシンを介した脳の修復は完璧だった。病院の検査結果では特に異常もなかった。なんで目覚めないんだ?」
この一ヶ月で自分の能力をだいたい把握した俺は、この身体が持つ演算能力を使って先生が目覚める確率を計算してみた。
先生の脳はナノマシンと完全に癒着し99.9%の確率で目覚める、という演算結果が出てきた訳だが……
「目覚めてないもんなぁ……セイアに頼んで先生の夢の中に入ってもらえば何か分かるかな?いや、俺一応シャーレ所属ではあるから今の時期に行くのはちょっと良くないかなぁ」
このまま目覚めなかったらこの世界線は終焉を迎えることになる。
それを防ぐには……
「俺が先生の代わりをする、か」
「ええ、あなたには先生代理をやってもらいます」
「あ、リンちゃん」
「誰がリンちゃんですか……久しぶりですね。NO-I2」
七神リン。
彼女は、連邦生徒会に所属する首席行政官で現在は失踪した連邦生徒会長の代行を担っていて、現連邦生徒会でのトップともいえる人物だ。
サンクトゥムタワーの制御権が無い現状、かなり過酷な労働環境にいるんだろうなぁ。
「先程も言いましたが、あなたには先生代理をやってもらいます。予定通りであれば、あなたは生徒としてシャーレの部長になってもらう予定だったのですが……先生は依然として目覚めませんし、シッテムの箱を起動したあなたなら問題は無いでしょう?」
「まぁ、うん……権限だけなら先生と同じ位ではあるね」
「えぇ、ですからまずはサンクトゥムタワーの制御権を復旧して頂きたいのです」
仕方ない、かな。
死ぬ前の年齢を考えると大人っていう訳じゃないし、責任を負ったことなんて一度もないけど。
でも、やるしかないんだろうな。
この捻れて歪んだ先の終着点を少しでもいい方向へと変えるには、俺が大人になるしかないんだ……
例えそれが虚しいものだとしても、より良い未来を諦める理由にはならないから
「……分かったよ。アロナちゃん、サンクトゥムタワーのアクセス権を修復して」
『分かりました!……サンクトゥムタワーのadmin権限を取得完了。……サンクトゥムタワーの制御権を無事に回収出来ました。今サンクトゥムタワーは、私アロナの統制下にあります。今のキヴォトスは、ノイズさんの支配下にあるも同然です!』
『ノイズさんが承認してくだされば、サンクトゥムタワーの制御権を連邦生徒会に移管できます。でも……大丈夫ですか?連邦生徒会に制御権を渡しても……』
「うん。大丈夫」
『分かりました。これより、サンクトゥムタワーの制御権を連邦生徒会に移管します!』
「……どうかな、リンさん」
「ええ、サンクトゥムタワーの制御権の確保が確認できました。これからは連邦生徒会長がいた頃と同じように、行政管理を進められます」
「なら良かったよ。……はぁ、先生代理か」
さっき覚悟を決めたばかりだけど、これからの事を考えるとほんとに泣きたくなる……
アビドス編、ゲーム開発部編、エデン条約編、etc……
それぞれストーリーとして見る分にはとても面白いし好きではある。
でもなぁ……エデン条約編はなぁ……先生として立つのは辛すぎるよ……
「この場で言うのもなんですが、ご就任おめでとうございます。必要ないかもしれませんが、まずは連邦捜査部シャーレをご紹介します。その後、あなたがシャーレの先生代理となったことを公表します。記者会見の場は既にセッティング済みですのでご安心を」
記者会見の準備が整ってるってそれ最初から拒否権なかった……ってコト?!
……ん?これ俺も行く感じある?
「俺も行かなきゃダメなの……?」
「もちろんです。先生のことは既にSNSなどで情報が出回っていますが、あなたの事を知っているのは連邦生徒会長を除くと、私以外いませんので」
「俺が言うのもなんだけど、そんなやつを急に先生代理にしちゃって大丈夫!?なんか不安だな……」
まぁリンちゃんがいるしなんとかなるか……?
◇
何とかな……った!
リンちゃんが台本用意してくれてて、質疑応答の場ではリンちゃんがだいたい対応してくれて俺はなんもすること無かったね。
俺がアリスと同じ身体……アンドロイドってことは言ってなかった。
まぁ聞かれてないし疑う人も居ないだろうからな。
「それでは、正式にシャーレ所属になったNO-I2……いえ、ノイズ先生にはこちらの書類を処理して貰います。マニュアルはこちらからダウンロードしてください。分からないことがあれば、モモトークでご連絡くださいね。ああ、それと。シャーレでは当番の募集を随時行っています。もしかしたら、手伝いに来てくれる生徒の方がいらっしゃるかもしれませんのでそちらの対応もよろしくお願いしますね」
「は、はいぃ……連邦生徒会長の捜索で忙しいのに、色々ありがとう。リンちゃん」
「誰が……いえ、こちらこそ先生代理になって頂いてありがとうございます。それでは、また」
……ふぅ。
さてと、目の前に広がるこの書類の山。
一ヶ月以上そのままだったからめちゃくちゃ多いね。
どうやったらここまで積み重ねられるの?崩れたりしないの??
「とりあえず始めないと……だな」
とりあえず、マニュアルをメインストレージにダウンロードして……
俺のスペックさえあればこの量の書類でも、すぐに捌けるんだぜ!!
……書類の処理を始めてから1時間が経った。
「こ、これは……うわ〜ん!マニュアルにない書類形式だ〜!」
『ノイズ先生!どうやらお客さんが来たみたいですよ?』
「え?だ、誰だろう……」
俺がシャーレに就任したことや、俺の情報を公表してからまだそんなに時間は経っていないはず……
あ、書類は全体の1割も捌けなかったよ!おかしいな、結構頑張ったんだけどね……ほんとになんで??
「失礼します。ノイズ先生はいらっしゃいますか?」
「ちょっと待ってくださいね。よいしょ……」
オフィスの入口で待っていたのは……
太ももだ!太ももがいる!
「あなたがノイズ先生ですか?」
「はい、俺がノイズです。本日はどのようなご要件で?」
「私はミレニアムサイエンススクールの早瀬ユウカです。以前行ったシャーレ奪還作戦時の弾丸の経費についてなのですが……」
「ああ、はいはい。連邦生徒会に請求してからそちらに振り込みますね。ええと、請求書を作ればいいんだっけ……」
「一応、ミレニアムで使っている請求書のひな型を持ってきたのですが使いますか?」
「あ、ありがとうございます!」
「いえ、私も手伝いますので一緒に片付けていきましょう」
太も……ユウカに教えて貰いながら請求書を作って、連邦生徒会に提出をした。
さすがセミナーの会計なだけあって、すぐに請求書を作ることが出来た。
「ありがとうございました、早瀬さん。良かったらコーヒーでも飲みますか?」
「はい、いただきます。……それと、私のことはユウカと呼んでもらって大丈夫ですよ?敬語もなくて大丈夫ですから」
「おっけー。はい、こっちがユウカのコーヒーだよ」
「ありがとうございます。……あの」
「ん?」
ユウカの顔がなんか歪んでる?コーヒー不味かったんかな?まぁ泥水みたいな味するし仕方ないよね……
俺はコーヒー飲めないからココアだよ。甘いものこそ正義なのだよ……!
じゃあコーヒーを勧めるな?
ほ、ほら。ユウカってコーヒー飲んでそうだし……ね?
「その。先生のこと、申し訳ありませんでした」
「あ、ああ。そっちね?」
「そっち?」
先生の事だったか〜!ということは沈痛な面持ち?ってやつか!
「ううん、なんでもない。先生のことなら気にしないで大丈夫だよ。まだ目覚めてはないけど、心拍数は正常の範囲内だし脳の損傷は修復したからね」
「ですが……」
「マジ気にしなくて平気だよ?目覚めないのはユウカのせいじゃないからさ。こうなってしまった原因を作ったのはそもそも連邦生徒会長が失踪したことで治安が悪くなったからだし」
「ふふ、それはちょっと飛躍しすぎじゃないですか?」
「そう?まぁ、ほんとに気にしなくて大丈夫だからさ」
「……分かりました。ありがとうございます、ノイズ先生」
「うん。それじゃ、俺は書類の山を片付けるからゆっくりしててね」
「あ、私手伝います!」
ユウカは先生の事、ずっと気にしてたんだろうね。
俺には人を慰めるなんていう器用なこと出来ないからなぁ。
気にしなくて大丈夫としか言ってないけど、これで合ってたのかな……
こんな時、先生だったらどうするんだろうな……
◇
ユウカside
連邦生徒会の記者会見が終わって暫くしてから、ノアが先日行ったシャーレ奪還作戦時の弾丸の経費がまだ支払われてないことに気づいて、私がシャーレの場所を知っているからということで私がシャーレへと向かうことに。
オフィスで出迎えてくれたノイズ先生は、記者会見の配信で見た時よりも小さくて、とてもかわいらしい子だった。
でも、ノイズ先生はそんなかわいらしい見た目に反して大人な人だったと思う。
一人称が少し気になりはしたけど言葉遣いやこちらに対する配慮を感じたし、私を慰めてくれた時には私が責任を感じないようにしてくれていたし……
あ、でも私が抱えてた先生に対する負い目を連邦生徒会長に転嫁するのは少し子供っぽかったかも?
……そんなノイズ先生だけど、彼女は自分が大人であるべきだと無理をして大人を演じているような雰囲気もあった……なんとなくだけど、そんな気がする。
少しだけしかお話をしていないけれど、記者会見では彼女は元々シャーレの部長となる予定だったと言っていた。
つまり、彼女も生徒だった……ということ。
少し、不安になる。
まだ生徒である予定だった彼女が、大人としての責務に耐えられなくなって壊れてしまったら……って。
だから、そんなことが起きないように私が彼女を支えてあげようと思った。
そのための一歩として、まずはシャーレの当番に応募をしてみた。
これで少しでも彼女の負担が減れば……
「条件はクリアされました。私たちは今日この瞬間を絆と定義し、証明することになるでしょう。……よろしくお願いしますね、ノイズ先生」
あと2ヶ月もしないうちにブルアカのアニメが始まりますね。
作者はブルアカミリしらのお母さんと一緒に見る予定です。