バカとその後と恋愛模様!   作:八百六十三円の片道切符

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おかしい。


なにかこう操作されているような。


バカとバカどもと人生げーむっ

バカテスト

数学

玉が大量に入っている袋がある。その玉の中には、20こしるしのついた玉がはいっている。よく混ぜて、10こ取り出したところ10こ中1こしるしのついた玉がでてきた。およそ何個入っていると思われるか。

姫路瑞希の答え

およそ200こ

教師のコメント

そうですね。標本調査というものです。

 

土屋康太の答え

玉…,。ぷしゃああああた

 

教師のコメント

さすがですね。答えが血とは、おどろきます。

吉井明久の答え

1こ、2こ、3こ、、、

教師のコメント

成長してください。

 

 

 

秀吉が順当にコマを進めて、

僕と美波のターン。

「じゃあウチが。えーっと10ね。…10っと。男の子が生まれる、だって!」美波が頬をあかくそめる。

前の子供召喚獣のときは、結局なんとか回避できたので、どんな子供かは分からないけど、考えていると恥ずかしくて仕方が無い。

「…美波。なまえは?」

霧島さんなんてことを!

「うーん、、風太なんてどう、、?」真っ赤な顔で、名前を告げる。冗談めいた名前じゃないのが怖い。

にしても、この状況…

「アキも、喜んでよ!」

「誰が生んだんだ!」

 

あ、大変な誤解を生みそうな発言をしてしまった。

「う、うちに決まってる…じゃない。」

「うん。でも美波どうやって育てるぅぅ鳩尾に鈍器を叩きつけられたような激痛がぁぁぁ。やめてよ!美波。」

「あんたが失礼なことを言うからよ!」

「清水さん呼ぶよ?」

「アキ。それだけはやめて?」美波の顔がすっかり本気になる。清水さんがよほど怖いのであろう。

たしかにあの娘は、バーサーカーの娘だし、いつも騒がしいイメージが…。

 

明久side

この状況…雄二は、霧島さんに折檻を受けていて、手を出せない、となると、ムッツリーニ?

奴しかいない。幸いにも次は奴の番。ここは一計案じて、、

 

「次はムッツリーニの番だね。」

 

土屋side

明久に関してはうまく陥れられた。これで敵はいない。

「ボクが投げるよ?」

「…構わない。」もう明久も雄二も潰した。秀吉と姫路は心配ないであろう。

「じゃあボクが…えいっ…えーっと8だね。…、8っとわ、男と女の双子の子供を授かる、だってー。」

くそっ。なぜだっ。

 

「ムッツリーニ君。双子だってー。」

「…そんなものを望んだ覚えはないっ」

「名前どうしよっか?」聞いてないらしい。

「…そんなもの、適当。」

「じゃあ渚と、海でどう?」

「…勝手にしろ。」まったく楽しそうな顔をする。

「…いい名前。」

「いい名前ね。」

「そうですね。」くそっ。どうしてこんなことに。そんなたまたまがありえるか?

 

こ、これは。

 

 

 

 

 

マスが一つずれている?確かさっき止まったマスは…

 

明久side

かかったな。ムッツリーニ!!工藤さんがルーレットを回し終えて、みんながそこに注目しているすきに、マスを一つずらすことによって、ムッツリーニも僕と雄二と同じ目に合わせることができる。我ながら完璧な策だ!

「…ちょっとまっ…」ムッツリーニに反論させるわけにはいかない。

「早く!次は姫路さんだよー!」

うまく行った。

「はいっ。7です。宇宙人に遭遇?50000もらう、です。」な、なんだと!?宇宙人はそんなにお金をくれるのか…。僕もこれから毎日探しに行こうかな…。

(一位になれば、明久くんと遊園地に、、手料理もご馳走して、、)

姫路さんがなにか小言を呟いている。

どうしてだろう?寒気が…。

「雄二。出番だよ。」

 

「おう。」

 

 

 

雄二side

 

今のところ一位は、宇宙人からお金をもらうなんていう、ますを踏んだ姫路。だが、まだまだここからだ。家を買うマスをそろそろ通過する。ルーレットに細工が出来ないなら、、、

 

 

 

「10だ。家を買う。この一番安い家を。」

 

「…雄二がいるならどんな家でも住む。」

「そうか。すまない翔子。お金がなくてな。」本当は違うが。

 

「ワシじゃな。ほれ。9じゃ。とりあえずワシもこの家を買っておくかのう。」

秀吉は、小さな一軒家を選んだか、、。

次は明久だが、、。

 

 

明久side

 

雄二に勝つためには家を買うときに一計略うつ必要がある。借金してでも高い家を買っておくのは、ありかもしれない。けど、これにはなにか裏がある気がする。雄二が率先して一番安い家を買うなんて…。

 

 

 

あ。

 

 

雄二のやつ。家の値段を桁二つ変えやがったのか。それで、こんな値段で一軒家を…

やられた。こうなった以上、僕にも考えが…

「アキ!5がでたわ。家はどうするの?」

 

「マンションでいいかな?お金あんまりないし…」

「マンションすら借金しないと買えないものね。仕方ない!まぁアキと一緒ならどこでも…ごにょごにょ」美波がなにを言っているか分からないがとにかくこれで、一番安く、かつ将来高騰する物件が手に入れられたということだ。つまり、雄二と逆のことをすればいい。あとでマンションの値段の後ろに0を4つほどつけてやれば…。

「ムッツリーニの番だね。」

「回すよ?ほれ。8っと。で、家どうするの?」

「…明久と同じマンションでいい。」

「一軒家が良かったけど、お金の節約にもなるし、いっか!」

土屋side

明久の細工を覆すことができないならそれを利用してしまえばいい。そうすることで明久はこれ以上手を打てまい。

「…姫路。」

「あ、はい。10です。」

「お家はぁ、明久くんと同じマンションにします。」

な、なんだと!?

「み、瑞希!アキは渡さないわよ?」

「近くに家を買うだけですっ!」

 

 

 

明久side

くそ!ムッツリーニの奴め!もしかしたら感づかれたかもしれない。しかも、

計らずも姫路さんが僕と同じマンションに…

現状一位の姫路さんに莫大な利潤をわたすわけには…

 

 

 

 

 

そんなこんなで、腹の探り合いをしながら、相手を蹴落とすことのみをかんがえながら、ゲームは終盤にさしかかっていた。あとは決算だが、決算は、借金を抱えているものだけ。現時点で借金を抱えているのは僕と美波ペア、雄二と霧島さんペア。それも、あのあとことごとく悪いマスを踏みまくって、莫大な借金が…。

 

「雄二。決算だね。」

「…雄二、私頑張る。」

「なら頼む。数字は、4だ。」

「…うん。」雄二に借金を返済させて、貯金なんてさせる訳にはいかない。やることは一つだ。

ルーレットそのものへの細工。4の数字を消してしまえばいいのだ。もう細工は済んでいる。ルーレットが回る。

「5か。くそっ。」よし!僕の勝ちだ!みんなが霧島さんと雄二に注目しているすきに、台紙をすり替えた。あとは、僕が当てればいいだけ!次は秀吉だね。

「秀吉。投げなよ!」秀吉は、僕たちよりも、後ろにいるから手を打たなくても大丈夫だろう。

「うむ。3じゃ。思うように進まぬのう。」ごめんね秀吉。これも雄二を陥れるためなんだ。

 

「アキ。5だからウチらも決算よ。」

「明久も、決算日だぞ。」決算は最大のかけである。数字を選んで、その数字を当てれば、借金の返済に当てれ、なおかつ大量の資産を手に入れられる。

「だね。番号は8番にしようかな。美波、回してくれる?」

美波に回すのはお願いしよう。そして、まだ回収されていないもう一本のピンで…。

「それっ。」ルーレットが回りはじめる。

みんなに緊張感が走る。

ゲームの行方を左右する場面だ。そしてとまりかけたところでピンを打つ。

今だ!よし!正確に打てた。これで一気に…

 

 

 

 

「7ね。惜しかったのになぁ。最悪よ!借金まみれ」と苦笑う美波。

「なぜだ!」思わず声に出る。

「なぜ、って仕方ないでしょ?」美波がいう。

「そうだぞ。明久。たまたま、だ。」

 

雄二side

明久。お前が決算のためにピンを残していたことくらいお見通しだ。ムッツリーニも用意しているだろうが、計画に支障はない。一番にゴールして勝つのは俺だ!借金は一番にゴールすれば返せる。

 

「ムッツリーニ。次だぞ。」

ここでも手を打ってある。ムッツリーニが8以上を出すとゴール。しかし、その一つ手前のますは大幅に金を減らすマスでもある。つまり、狙うは7。

ここは、工藤に手を回して、、

 

土屋side

雄二がなにか細工をしてくることは間違いない。ならば、こちらから仕掛けて、、

「じゃあボクが回そうかなー」

「…構わない。」

「それっ。」ルーレットが回る。今だ!

「…雄二!髪の毛に埃がついてる。」

「な、なんのことだ?」

雄二の埃をとってやる振りをして、見えるか見えないかのすれすれで、ルーレットを手でとめにかかる。これで、億万長者は俺だ…。

「ありゃりゃ。7だったよ。」な、なんだと?まさか明久のやつっ!

 

明久side

 

かかったな、ムッツリーニ。君が回したそのルーレットには、8以上の数字はないんだよ。だからいくらどこで止めても無駄、ということだ。

これで、姫路さんが回して次の雄二にもう一度手を加えれば、

「姫路さん。回してよ。」

姫路さんも少し後ろにいるから手を打たなくても…

「はい。10です!」え?

10?ということは、、

 

 

 

「やりました!ゴールです。」姫路さんは今一番お金をもっていて、さらに一番にゴールした、ということは、、

 

 

 

 

 

「「「……」」」

 

 

 

あぁ、僕たち3人はなにを争っていたんだろう…。

 

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