次の日の朝。
ミカと一緒に指定された場所に向かうために電車に乗り、パレードが行われる街道の最寄りの駅で降りた。
集合場所は駅の直ぐ近場、パレードが行われる街道の脇道、そこから入れるビルの裏通路。
そこに向かっている途中でバン達と合流し一緒に向かい、車で待機していた宇崎さんに暗殺者に関する情報、パレードの開始時間が急遽早まったことを教えてもらった後。
それぞれ解散し急いで捜索していた。
ミカを1人にしてしまうのは嫌だが仕方がない。
『みんな、現状を報告してくれ』
『こちらパレード中央地点のバン見当たりません』
『パレードスタート地点のアミ、こっちにもいないわ』
『パレート終了地点のカズ、こっちもいねえ』
『中継地点のシキ、それらしい奴はいない』
『こっちも、同じく』
まずいな、パレードの開始までもう時間がない。
『ねぇ、みんな。ちょっといい?』
突然バンが聞いてくる。
『どうしたんだ、バン』
『俺たちが敵の立場だったらどこで狙う』
『そうね…………狙撃ポイントになりそうな所は警備が厳しいし警備が無いところとか』
『だよね、だから敵も警備が無いところを狙撃ポイントにするんじゃないかな』
当然の発想だ。
暗殺をするのであれば狙撃しやすくなお逃げやすい所から狙うはず。
「なら、街道に面しているところじゃなくて、さらに奥とか」
『この辺りにはビルが乱立している。そんなことは不可能だ』
『……もしかしたらビルを貫通させるのかも』
ミカが突拍子もないことを言う。
『そんなことは、不可能だと言っているだろう』
『タクヤさん。貫通させるのはガラスだけだったら可能でしょ。目の前にそういうビルがある』
『そんなものが…少し待ってくれ』
電話越しにキーボードを叩く音が聞こえる。
『これは…中央に高い吹き抜けがある。さらにその奥にはビルがありそこからなら狙撃可能だ』
全員そこへ向かってくれ、宇崎さんが言う。俺も急いでそこへ向かい始めた。
だが人が多すぎてまともに前へ進むことができない。
「チッ、バン悪い。人が多すぎてそっちに向かうのに時間がかかる俺抜きで先に行ってくれ」
『わかった』
バンに連絡を入れた後俺もできるだけ人が少ない道を行きながら進んでいくけど遠回りになるためやっぱり時間がかかる。
しばらくしてもう少しで到着するというところで宇崎さんから連絡が来た。
「どうしたんですか」
『こちらにいたLBXはダミーだった、カズにその場からハンターのスコープで探してもらったところヘリポートのあるホリデービルディングに発見した。今バン、アミ、ミカが向かっているが間に合いそうにない一番近いのは君だ急いで向かってくれ』
そこで俺は疑問を言う。
「カズは?一緒に向かってないんですか?」
『カズにはあの場所からハンターで狙撃をしてもらう。高精度照準機能があるハンターなら可能だ』
なるほど、要は間に合わない場合はカズ頼みか。
「了解」
俺は方向を急転換し全力疾走でホリデービルディングに向かう。
すぐにホリデービルディングに着き警備の目をかいくぐり上へ上へ登っていく。
そしてあと少しで屋上のヘリポートへ着くというところで。
謎のLBX20体がシキの前に立ちふさがる。
こんなLBXは見たことがない。見たところブロウラーフレームか、片手に銃と迷彩塗装が施された長方形の大きな盾を持っている。
「行かせはしないってか」
もうパレードは始まっているはず。時間がない。
誰かに見られてたらバレるかもしれないが仕方ないか。
「ヘビーアームズ、発進」
ガンダムヘビーアームズ、こいつは、私が設計したガンダムの一体である。
今回はもしものために製造途中の機体を除いて全ガンダムを持ってきている。
こいつは多人数戦を想定して作られている。この場面ではうってつけだ。
「出し惜しみはしない」
左腕のビームガトリング、胸部のガトリング砲、肩、足のミサイルを敵にロックオン、一斉に掃射する。
相手のLBXは急いで防御態勢をとるが間に合いはしない。
爆風が巻き起こり相手のLBXを大半を破壊した。
それでも残ったLBXがこちらに反撃をしてくるがそれらこちらも負けじと応戦し一機、一機確実に倒していく。
そうしてすべてのLBXを破壊した。
だが少し時間がかかってしまった。
ヘビーアームズをしまい屋上へ行こうとすると宇崎さんから連絡がはいった。
『シキ、カズが狙撃でライフルの破壊に成功したそうだ。だがまだ安心できない。屋上へ急いでくれ』
成功したのか……よかった
「シキ!」
ちょうどバン達もここまでこれたようだ。
俺たちはそのまま屋上へと行く。
そこには一機のLBXがいた。いかにも暗殺者って感じの見た目だ。
こちらを見ながら壊れたライフルを捨てふところから新たなライフルを取り出した。
「ライフルをもう一丁持ってるわ!また狙撃する気よ!」
「させるか!アキレス!」
「クノイチ!」
「トールギス、出撃」
「行って、アマゾネス」
クノイチとアマゾネスが相手のLBXに両サイドから挟み込むように突っ込んでいく。
相手はライフルを構えるが俺がドーバーガンで狙い撃ち破壊する。
そこにクノイチとアマゾネスが両サイドから攻撃しダメージを与える。
さらにそこにアキレスが突っ込んでいき。
「うおおおおおお!」
槍を突き刺すLBXの動きが止まる。
「やったか?」
「バンそれ駄目なやつ」
俺がそういった瞬間LBXが火花を散らしながら動き出し銃を取り出し構える。狙いはーーーー
「ッ!ミカ!」
とっさにミカに覆いかぶさるように頭を守る様にして倒れこむ。
次の瞬間、上を銃弾の音が通り過ぎて行った。
倒れた状態のまま片手でトールギスを操作しビームサーベルを取り出し背部のバーニアを吹かせて急接近し一刀両断する。
敵のLBXはそのまま爆発し今度こそ完璧に破壊した。
「ミカ、急にごめん大丈夫だったか?」
ミカを抱き起しながら言う。
「う、うん大丈夫」
少し顔が赤い気がする。気のせいか?そう思っていると宇崎さんから連絡が入った。
『よくやった、みんな!』
『急いでその場から撤収するんだ。騒ぎに気付いた警察が押し寄せてくるぞ!』
俺たちは急いでその場から撤収した。
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俺たちは撤収した後ブルーキャッツに集まった。
「よくやってくれた!カズ、見事だったぞ」
「あぁ、ハンターのおかげさ」
「ホントによくやったよ。お前らは正真正銘、この国を救ったヒーローだ!」
俺らは総理の暗殺を阻止に成功し、国を救った。
そんな実感が湧かない。
「信じられないよな、俺たちが総理の暗殺を阻止したなんて」
「ホント、凄すぎてママに話しても信じてもらえないだろうな〜」
「でも俺…アサシンと戦ってる時、怖くなった……相手は暗殺用のLBXだったんだ、下手すりゃ俺たちも……」
そうだ、相手は殺し屋、もしあの時バトルに負けてしまえば、死んでいたのかもしれない。
今回は運がよかったのだ。
「……そうだよね」
「バトルに夢中になってる間は実感がわかなかったけど、今思い出すとちょっと怖いかも。」
「うん……」
実際ミカも俺がとっさに押し倒さなかったら死んでいた……
「……宇崎さん、答えてください!なんで俺たちがこんなことを?それに、なんで俺たちだったんだ?」
バンがそう言うと宇崎さんは、考え込むようにして顔を俯く。
そして何かを決心したかのように、宇崎さんはとある真相を俺たちに語った。
「バン、君に伝えておくべきことがある。飛行機事故で亡くなった君のお父さんのことについてだ」
「え?なんで、父さんのことを?」
「実は、君のお父さんは……生きている」
「「「「「えっ!?」」」」」
ミカがガンダムを使うならどれがいい?(これからの物語に影響があるかもしれない)
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ガンダムデスサイサズ
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ガンダムヘビーアームズ
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ガンダムサンドロック
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シェンロンガンダム
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アマゾネスのままでいい