「LBX…!?」
「きっと警備用LBXよ!気をつけて……!」
その機体は総理暗殺事件の時にホリデービルディングで戦ったLBX。
それが目の前にいる。
5機はこちらを視認するこちらに向かって攻撃を始めた。
アキレス、クノイチ、アマゾネスが接近し、戦闘を始める。
俺はハンターと一緒に援護に入る。
ドーバーガンをアマゾネスと戦闘している一機にセットし、アマゾネスと敵機との距離が離れた瞬間に放つ。
命中し、破壊した。
アキレス、クノイチも一機ずつ倒したようだ。
残り2機。同じ場所に固まっている。
俺はトールギスのシールドからビームサーベルを引き抜き背部バーニアを吹かせ残りの2機に向かって突進させる。
2機は盾を構えながら銃を撃ってくるがそれを避けながら進み。
そのまま一機をシールドごと溶断し切り伏せ、もう一機は盾ごと貫通させ突き刺した。
その後はダクトを抜けエンジェルスター内部に侵入し、LBXを使って扉のロックを解除した。
「警備用LBXもここまでは追ってこないみたい」
「警備していたLBX、家で襲ってきたLBXと同じ系統だった……」
「総理暗殺事件の時にホリデービルディングで戦ったLBXとも同じだ」
「……てことは」
「ここが、イノベーターの基地!?」
ここがイノベーターの基地。その可能性が出てきた。
そして本当ならここに山野博士がいる可能性がある。
「間違いない、ここに父さんはいるんだ」
「なら早く見つけよう。見つかったら不味いことになる」
俺たちは道なりに進んでいくと扉を見つける。
しかし扉も先程と同様にロックがかかっており、向こうに通じているだろうダクトを発見する。
再びLBXをダクト内部に侵入させ、探索を開始する。
しばらく探索していると、ダクト内部にいた警備用LBXが3機立っていた。
しかしダクト内部にいたのはさっきの警備用LBXではなく、別のLBXだった。
「なんだ、あいつら?」
「見たことのないLBXだ」
どことなく不気味な雰囲気で腕自体が鋭いカギ爪の武器腕になっており背部に二つ何かが付いている。
「来るわよ、気をつけて!」
謎のLBXはこちらを確認すると、両腕のクローを広げなかから何発もの弾を同時に放ってきた。
それに気づいた俺たちは弾を避けてアキレスが攻撃を仕掛けるも、避けられてしまう。
すぐさまハンターのライフル弾がインビットを襲うが姿が消えてしまう。
「どこにいった」
「上だ!」
シキは天井にぶら下がっているインビットを見つけすかさずドーバーガンで撃ち、攻撃するが敵は猿のように天井を腕で移動してこちらに近づいてくる。
他の2機にもクノイチとアマゾネスが攻撃するが避け反撃してくる。
「不味いな…いったん引くぞ」
トールギスとアキレスのシールドで攻撃を防ぎながら全機後退しある程度距離をとる。
だが警備LBXはこちらを追ってこなかった。
「……来ない」
「ああ、来ないな」
「なんにせよ助かったぜ」
「でも、なんで追って来ないのかしら?」
いくら待っても警備LBXが来る気配は無い。隠れながら警備LBXを観察する。
よく見るとLBXは起動停止しているように見える。
それに背部のアレ。
…………もしかして。
「……ねえ、シキ」
「ああ、多分同じこと考えてる」
俺はトールギスのシールドを外し、フリスビーの要領で警備LBXに向けて投げる。
すると警備LBXは再び動き出し、シールドを撃ち落とした。
「やっぱり」
「ああ、おそらく自動制御のLBXだな。」
「ええ!」
「そんなこと可能なの!?」
「できない事はないだろう。ただする奴がいないってだけで」
「けどあそこから動かない」
恐らくだがあそこを持ち場に設定されているんだろう。
そして背部にあるアレは恐らく侵入者を見分けるためのセンサーだな、あそこを壊せば。
「カズ、ハンターで背部にあるセンサーを狙え」
警備LBXのセンサーに向かってハンターのライフルから銃弾が発射される。
銃弾はブレることなくセンサーに着弾し破壊した。
他2機も同様に破壊した。
「これであのLBXはこちらを確認できないはず」
「よし、一気に行こう」
こちらを確認できなくなったLBXはその場から動かず俺たちは簡単に倒すことができた。
そしてダクトから抜け出し、LBXを使って扉のロックを解除した。
そしてそのまま進んでいき地下3階へ降りて奥へ進んでいくとまた扉を見つけた。
だがやっぱりロックがかかっている。
そしてまた近くにダクトがある。
またLBXをを送り込み侵入させる。
だが今回は警備LBXはおらずすぐに出口に着いた。
「誰かいる」
そこには中年のおっさんがいた。
「誰か来るわよ!」
部屋に二人入ってきた。
《霧島さん、ご苦労様です》
《神谷さん!?……いえ神谷会長、それに八神さんまで、どうして?》
《会長はやめてください、霧島さん。強化ダンボールの開発者として私は貴方を尊敬しているのですから》
「強化ダンボールを!?」
「あのオッサンが作ったって!?」
「どうして、そんな人がここに……」
たしか強化段ボールを作ったのはアスカ工業の社長、霧島 平治だったはず。
しかしアスカ工業はタイニーオービット社に吸収され霧島 平治は社長じゃなくなったはず。
《辛い気持ちは分かりますよ。優秀の技術者であった貴方が開発したもの、開発の場……全て奪われたのですから》
《神谷会長…》
《思い出しますなぁ…貴方が強化ダンボールを開発するまで、LBXは危険な玩具だったことを……あの頃は、毎日、子供たちが怪我をしたニュースで持ちきりでしたね。あれでは、LBXが販売中止になるのも時間の問題だった……》
それは8年前に遡る。2042年、当時タイニーオービットの研究者だったバンの親父さんがLBXを開発し、日本で発売された。
しかし3年後、LBXの事故が多発、LBXが危険視されたため販売中止となった。
《だが、貴方が強化ダンボールという舞台を生み出したおかげでLBXは安全な玩具として蘇ったのです》
《ですが、強化ダンボールはもう私のものではありません》
《そう…許せないのは、貴方から強化ダンボールの権利を奪った宇崎悠介。タイニーオービット社のLBXは出荷数が過去最高のようですね。貴方が開発した強化ダンボール、全てはそのおかげだというのに……》
聞いている限りタイニーオービット社に強化ダンボールの権利をすべて買収された後倒産し霧島平治は神谷重工に拾われたという感じかな。
《……ところで、八神君》
《はい》
《山野博士は、今もエンジェルスターの最深部に?》
《えぇ》
やっぱりここに山野博士、バンの父さんがやはりここがイノベーター、いや神谷とイノベーターにつながりがあることが確定したな。
……だけど今ここでその話を出す意味が分からない。
《では霧島さん、貴方にお願いしたいことがあります。貴方にとっても、悪くない話だと思いますよ。アスカ工業再建のためにも…ね》
《……どういう意味ですか?》
《そうですね……場所を変えましょう、こちらへ………》
3人が去った後俺たちはLBXを使って内側からのロックを解除して中に入った。
「ねぇバン!これって……」
「おい!兵器だぜ?こりゃ…」
「神谷重工が兵器開発をしてるって噂は本当だったんだ!」
「ホント最悪だな」
「うん、最悪」
中ではガラス越しに自動で兵器が組み立てられていくのが見えた。
こんなの見てると気分が悪くなる。
「バン!お父さんのところへ行きましょ!」
「さっさとオヤジさん救出して、こんな施設とはおさらばしようぜ!」
「あぁ!」
俺たちは入ってきた扉とは別の扉から出て最深部を目指す。
奥へと進むエレベーターを発見しさらに下へ向かいさらに奥へ進むとどんどん広くなっていく。
さらに大きな入り口の殆どがシャッターで閉じられている中、ひとつだけ子供ならしゃがめば通れる高さでシャッターが半開きになっていた。
そのシャッターをくぐり中へ入る周りを見るにどうやら倉庫のようだ。
「ここにバンの親父さんが居るのか?」
「いや、違う倉庫だなここ」
そういった瞬間降り切っていなかったシャッターが閉まると同時に、このエリアの照明が一気に点灯し奥からエンジン音のようなものが聞こえだした。
「何か来る!」
「カズ、それ開きそう?」
「ダメだぁ! 上がりもしねぇ‼︎」
カズが閉じたシャッターをこじ開けようとするが、持ち上がらない。
当たり前だ。
奥から大きなエンジン駆動音が鳴り響く。
その音はどんどん大きくなり、こちらの方に近づいて来ることが分かる。
その直後、格納庫の隔壁を力ずくで突き破る大型の重機らしきマシンが姿を現した。
「なんだこりゃ!」
「逃げるんだ!」
「こっちに来るぞ!」
ここから逃げ出そうとするがシャッターは上がらない。
「こうなったらやるしかない!」
ミカがガンダムを使うならどれがいい?(これからの物語に影響があるかもしれない)
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ガンダムデスサイサズ
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ガンダムヘビーアームズ
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ガンダムサンドロック
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シェンロンガンダム
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アマゾネスのままでいい