ダンボール戦機白き翼   作:izuki

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初めて書いて投稿していた話を見直して新しく投稿したものになります。
出来上がり次第、順に投稿していきます。


本編
第一話 始まり


 幼い頃から機械いじりが好きだった。

 きっかけは、父さんがそれ関係の仕事をしていて幼かった俺はそれに興味を持って聞いたのが始まりだったと思う。

 最初は興味本位だったけどそれが楽しくなってきて俺からどんどん聞いて教えてもらった、父さんもそれが嬉しかったのかいろんなことを教えてくれた。

 基礎的なことから専門的なことさらにはプログラミングまでいろんなことを教えてくれた。母さんは「まだ幼い子に何教えてるの」と言っていたけどその顔は微笑ましくこちらを見ていたのを覚えている。

 けどそんな日々は長くは、続かなかった。

 

……………………………………………………………

 

『決まったーー!第二回LBX世界大会アルテミス優勝者は謎のLBXプレイヤーゼロ!この世界大会という舞台を勝ち残った彼に皆様盛大な拍手をこの勝者に送ろうではありませんかー!!!』

 

 会場が歓声と拍手で賑やかになる。

 藍色のコートを着てフードを目深く被ったその姿、観衆からは顔は分かりづらかったがそれでもその口元で笑っているのがわかった。

 優勝した俺がこの世界大会アルテミスで優勝することができた。夢みたいだ俺がこの世界大会アルテミスで優勝なんて。とても嬉しい一から自分で作り上げたこの機体で優勝できたことが。

この

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       ウイングガンダムで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……………………………………………………………

 

 目覚ましの音で目が覚めた。あのときの夢を見ていた気がする。昨日は夜更かししていたためまだ少し眠いがここで起きないとこのまま二度寝してしまいそうな感じがする。

 とりあえず部屋のカーテンを開ける。朝日がとても眩しいこればかりは、慣れないなと思いついつも通りのルーティンをする。

 顔を洗ってそのあと朝飯を用意(めんどくさいため焼いた食パンにバターを塗ったものとヨーグルト)して食べる。その後は着替えてバッグを用意して玄関で靴を履いてドアに手をかける。

 

「行ってきます」

 

 誰もいないけれどこれだけは家を出る時必ず言っている。家を出るとミカがいた。

 彼女は三影ミカ。

 青みがかかった黒髪のツインテールと青と黒が基調のフードコートを着こなし、口数が少なく口を開けば割と辛口という、とっつきようがない同級生であり近所に住んでいる幼馴染だ。

 

「おはようミカ」

「うんおはよう。じゃ行こっか」

 

 そう言って歩き出すミカとは幼稚園からの付き合いで小学校からこうやって一緒に登校している。ちなみに同じクラスである。

 

「朝ちゃんと食べてきた?」

「あーーまぁ、 うん」

 

 ミカの問いに、少し間を置いて返答する。

 

「嘘、どうせまた食パンとヨーグルトだけでしょ」

「うっ」

「ちゃんと食べないとダメだよ」

 

 と言ってくるミカに笑って誤魔化すこんなたわいない心配して、一緒に登校してくれる幼馴染がいてくれるそれだけで嬉しい。

 けどここ最近なんか距離が近いような気がする。気のせいかな?まぁ良いか。

 そのまま学校に登校する下駄箱で靴を履き替え教室に入ったところで声をかけられた。

 

「シキ!」

 

 クラスメイトであり友人の山野バンよくキタジマ模型店でLBXバトルをしている。

 

「どうした?」

「明日キタジマでアミやカズとバトルするんだけどシキとミカも来ないか?」

「良いよ暇だしミカは?」

「行く」

「じゃあ明日キタジマに集合な!」

「ああわかった」 

 

 その後しばらくしてチャイムが鳴り朝のホームルームが始まった。

 

~~~~~~~~~

 

 授業が終わり皆それぞれが帰り始める。

 一方俺は、図書委員の為に、学校に留まる。

 放課後でも残る生徒は残るし、放課後に本を返しにくる生徒もいる為、時間ギリギリまで図書室にいることはよくある。

 ミカも同じ図書委員なので、一緒にカウンターに座って本を読んでいる。

 仕事自体はもうほぼ終わらせてある。

 ミカは、基本的に口数が少なくたまに単語だけで会話することもある。

 けど俺は、付き合いが長いのもあってどんな時が不機嫌だったりとか、どんな時がご機嫌だったりと把握できてしまう。それに俺は、ミカといるほうが居心地がいいのでこうやって二人会話もせずにカウンターで本を読んでいるだけでもいい。

 こうして改めて考えると俺は、結構ミカに依存しているのかもしれない。

 

「どうしたの?」

「んっ、いやなんでもない」

「そう」

 

 どうやら少し顔に出ていたらしい。気を付けないと。

 記録をつけて、来週の図書室の当番に名札を変える。

 最後に忘れ物がないかミカと見て回り、何もないことを確認して図書室を戸締まりし、職員室に鍵を返しにいく。

 

「鍵返してくるから先行ってて」

「ん」

 

 一人で職員室に鍵を返した後、下駄箱で待っているミカと合流する。

 

「お待たせ行こうか」

「ん」

 

 ミカと一緒に学校を後にする。

 

~~~~~~~~~

 

 ミカを家に送った後、家に帰ってくる。

 

「ただいま」

 

 暗い玄関に声が虚しく響き渡る。この家にはシキ1人しか居ない。幼い頃トキオブリッジ崩壊事故で両親を失ったのだ。

 一応叔父さんに引き取られているが一緒には住んでいない。

 叔父さんは、こちらのことを気にかけてくれてはいるが。

 よほどのことがない限り会うこともない。

 そして、お金に関しては叔父さんが仕送りをしてくれてはいるが、両親が残した遺産はシキ1人なら少し贅沢をしてもって暮らせる額のためあまり苦労してはいない。

 

 「さて、さっさと風呂入ってご飯食べよ」

 

 そのあとは、部屋で明日のために一応機体の整備しておこう。

 あと設計途中の機体の続きもしよう。

ミカがガンダムを使うならどれがいい?(これからの物語に影響があるかもしれない)

  • ガンダムデスサイサズ
  • ガンダムヘビーアームズ
  • ガンダムサンドロック
  • シェンロンガンダム
  • アマゾネスのままでいい
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